格闘ゲームに初めてガードキャンセルが発生したのは「ワールドヒーローズ」(1992/ADK)のデスマッチモードだが、これは調整ミスによって偶然生じたもので、システムとして正式に取り入れたのは「シュマイザーロボ」(1993/HOT・B)が初である。
似たようなシステムに「KOF MAXIMUM IMPACT」の「さばき」がある。こちらは相手の攻撃を横にそらしてそのまま反撃に移るのだが、その反撃を「さばく」ことも可能なため、さばき→さばき→さばきと、延々と攻撃をさばきあう光景も時々見られた。
本人がプレイアブルキャラクターとして登場するのは「龍虎の拳 外伝」のみだが、ロバートの側にいることが多いせいか、ロバートの登場するゲームのストーリーや背景にカメオ出演していることが多い。
「KOF for GIRLS」では名前のみ登場。イタリアのアルバート・ガルシアの側にいるようだが、「KOF」を開催したナギによって財団ごと洗脳されてしまっているようで、ロバートの監視をしているらしい描写が見える。
また、OVA「ストリートファイターZERO THE ANIMATION」では、まだリュウと出会う前の物語が描かれており、このときは「アメリカに行ってホットドッグの大食いでギネスブックに載りたい」という、ほのぼのとした夢を千歳ケイに語っている。
(ちなみにこのアニメ、色んな意味でグロくて強烈である。妙に日本語がたどたどしいリュウ(CV.ケイン・コスギ)とか、カエル顔でひたすら怖いローズとか、なぜかやたらと強いオリキャラの少年とか……)
2017年10月に世界中で行われた「ストリートファイター」シリーズのキャラクター人気投票では、堂々の1位を獲得した(2位は「スト3」のまこと、3位は「スト4」のハン・ジュリ。なぜか4位に「スト3」のQがランクイン)
なお管理人の記憶が確かならば、一タイトル中に名義の異なる複数の「Mr.KARATE」が同時に出演したのは「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」のみである(「Mr.KARATE」と「本気になったMr.KARATE」)。
実際のキャラクターでは「Mr.KARATE」「本気になったMr.KARATE」「二代目Mr.KARATE」と三人いるので、チームが組めないことはない(ただし前者二人はどちらもタクマである)。
ところでカードゲーム「SNK vs CAPCOM VERSUS TCG」の「Mr.KARATE」の固有能力が「行方不明」というのはどうなのだろうか。
ゲームにおける時系列上の初登場は「龍虎の拳2」(26歳)で、気力が減っても性能が殆ど変わらない烈風拳と隙が全く無いスライディングの連打でプレイヤーを地獄の底に叩き落した。「デッドリーレイブ」は本作が初登場となり、のちに「餓狼伝説」シリーズに逆輸入され、「KOF」でも登場。
「SNKオールスター」では出生のエピソードは後者(シュトロハイム家出身説)が採用されているが、異母弟が生まれたのが一年後になっている。そして母の死後、マフィアの教父(キリスト教で特に信仰の篤い著述家・作家のことだが、普通は2〜8世紀ごろの人物のことを言う)に連れられてサウスタウンに渡った。なお、権力を手に入れた後の彼の本拠地は「ジスタワー」とされている。
なお、史上初めて「KOF」を開催した張本人であり(龍虎の拳2、1979年)、自分が主催者ではなくても(選手としての参加であっても)自分の傘下にある企業やグループがスポンサーとして「KOF」運営に関わっているなど(小説「KOF'96 - Rumbling on the City」(嬉野秋彦著))、「KOF」を通じて表・裏社会に影響を齎し続けている。
「KOF2000」では選手としての出場はかなわなかったが、なんの因果か宿敵テリーのアナザーストライカーとして登場。邪影拳や投げを披露している。
正式な時系列における作品では息子のロックと共演することはなかったが、オールスターゲームである「CAPCOM vs SNK 2」や「ネオジオバトルコロシアム」「KOF MAXIMUM IMPACT」シリーズなどでは共演をはたしており、ロックから憎悪とも言える感情を向けられている。
スマホアプリ「君はヒーロー」で「龍虎の拳」コラボで登場した際には、ストーリー上で「龍虎」ギースと「餓狼」ギースの夢の掛け合いが存在する。
自らの利益のためには手段を選ばない、という性格は携帯ゲーム機のタイトルやソーシャルゲームでより強調されており、「ストリートファイター」シリーズのベガと手を組んだり、「KOF'98UMOL」の「ギルティギア」コラボストーリーではオロチ一族やネスツと連携している様子もあった。
同じく「KOFオールスター」では、なんと女体化して登場。赤袴に白晒し、まさに悪女の華である。なおオールバックの髪型は気に入っているらしく、女性化しても変えるつもりはない。
恋愛シミュレーション「DAYS OF MEMORIES」では学校の校長として独裁的な手腕を発揮しており、例えコメディといえど手を抜くことなく仕事を全うしている。
90年代のネオジオ人気を受けて「餓狼伝説」シリーズがメディアミックスとなった時も、漫画やアニメで基本的のボスクラスで登場する。「餓狼」が漫画化した際には名作も多かったが、イロモノ漫画も多く出回り、ギースもズボンだけ破れないワイラーになったり、ロボに改造されて不気味な敬語を喋ったり、AKIRA風のまったく別人にされてしまったりと、散々な目に逢うこともあった。
ギースの設定に関しては後付けエピソードが豊富すぎて、すべて詰め込むと大変なことになってしまうが、シリーズ最初の小説作品「バトルファイターズ餓狼伝説」(山田隆司/小学館/1993)からMONDO.恵による漫画「餓狼伝説2」 「餓狼伝説SPECIAL」(新声社/1994〜1996)と続く流れが、「餓狼伝説正史」の一次資料として最も正確だという(情報提供:ナリ @ 動画作成中@garouspecial様。ありがとうございます!)。
これにさらに天獅子悦也の漫画「ギース・ハワード外伝」「ギース・ハワード外伝シリーズ/闇のギース」(いずれも新声社)があればギースのことはほとんどわかる。同作者の「龍虎の拳」シリーズ(4冊/いずれも新声社)も併せて読めば完璧である。
漫画「餓狼伝説 戦慄の魔王街」(石川賢/講談社)では、香港・魔王街の黄金宮にこもり、全ての武闘家の祖にして最強の存在である武帝王を復活させ、その力で世界征服を企んでいたが、武帝王と同じ力を持つテリーと仲間たちによって阻止された。
「KOF14」の漫画化作品「KOF A NEW BEGINNING」(あずま京太郎/講談社)では、空(高高度の空間)に入った次元の亀裂の向こう側に秘められた膨大な「力(死者の力)」とそれを取り込む「バース」の存在に目をつけ、バースを倒してその力を自らに取り込み大暴れする。
「KOF'98 ULTIMATE MATCH Online」(2016)に登場したアンヘルが所有する宿命の一つで、アンへル、麻宮アテナ、ユリ・サカザキ、不知火舞を同時に持つと攻撃力が20%上昇する。
意外な組み合わせで意外な名称の宿命だが、この四人の間にいつ、何があって記憶に残ったのは不明。記憶に残る強烈な体験をしたことがある者同士の組合せだろうか。
ノリが良い時は絶好調で物事が進みそうだが、性格の不一致が明るみに出ると二度とかみ合いそうにないメンバーである。そうなった時、アテナの胃が悲鳴を上げそう。
公式な記念日としては、イタリア議会が2000年7月20日、1945年にソ連軍によってアウシュビッツ強制収容所が解放された1月27日を「記憶の日(Giorno della Memoria)」と認定している。
また2024年4月18日には台湾行政院(内閣)が、1949年に当時の国民党政府が戒厳令を発令、市民の思想や言論を弾圧する「白色テロ」が横行する元となった5月19日を「白色テロ記憶の日(白色恐怖記憶日)」と定めた。
なお、ユリの誕生日である12月7日は、古いアメリカ人にとってはある意味「記憶の日」である。1941年のこの日、日本軍が真珠湾のアメリカ太平洋艦隊を突如空襲したことがきっかけで日米が開戦、太平洋戦争の発端となった。
「THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR」で確認されている(いた?)バグ。
このゲームでは、特定のキャラに特定のストライカーをセットするとその関係性でキャラクターがパワーアップする「ファイターリンク(通称「絆バフ」)というシステムがあるのだが、そのデータの設定ミスで人間関係がめちゃくちゃになっていた状態の事。
「ロバートの片思いの相手がリョウだった」など笑撃的なものも含めて、これまで隠されていた人間関係が明らかになった。
また、ファイターリンクとは違うシステムだが、「ユリ・サカザキと親密度を上げていたら、なぜかセットで暴走庵の親密度まで上がった」という妙な人間関係も浮彫りになっている。
ただでさえ深刻なバグだらけの本作の中では清涼剤のような存在である。
真行寺たつや「THE KING OF FIGHTERS'94」に登場した人物で、東京で行なわれたイギリスチーム(キング、不知火舞、ユリ・サカザキ)vs.日本チーム(草薙京、二階堂紅丸、大門五郎)戦のレフェリーを務めた警官。不知火舞とKOFの大ファンを公言する、傍若無人のお調子者。一人称は「オレ」「本官」。
登場18コマ、台詞の数は27。
この試合は、車で移動中のイギリスチームを日本チームが襲撃する形で突如、開始された。市街がパニックになる中、二名の警官が出動……したのはいいが、この中の一人が木戸だったのが幸か不幸か、「デモンストレーション試合」と勘違いした木戸が自らレフェリーを買って出て試合開始となった。
(実際には、草薙京が恋人ユキをルガール一味によって誘拐・監禁されており、脅迫されてやむなく女性格闘家チームを襲撃した)
不知火舞のファンを公言しているがジャッジは公正に行なっており、手心を加えることはしなかったが、舞の「日本いち〜!」が見られると、興奮のあまりのけぞっていたり、キングの脱衣KOを見て鼻血を吹いたりしている。
後輩を一人連れているが、尊敬はされていないようで、木戸が大蛇薙の余波(炎)で燃やされると「やった!死んでる!!」と歓喜されている(その後、その後輩を蹴り倒して舞への想いを絶叫している)。
なお試合は、大将戦(舞vs.京)まですすみ、熱戦の末に舞の「超必殺忍蜂」を京がカウンターの「裏百八式・大蛇薙」で切って落とし、日本チームの勝利で終わった。その後、漫画開始当初からメインで登場していたチームが途中で乱入されて敗戦→チーム解散(日本で敗戦した後、キングがイギリスに帰国した)、というショッキングな展開を迎える。
「KOF'98 ULTIMATE MATCH Online」で「ユリ・サカザキ XIV ver」が装備している武器。初期装備「帯」からパワーアップ。
通常、空手の帯は空手着を締めるのと同時に、帯の色で持ち主の段位・級位を表す役目があるが、何故かこの帯は成長すると攻撃力がアップする。
ユリは武器としてこれを装備しているということは、つまり試合中窮地に陥った際に下記のような使用を想定しているのだろうか。あまりお勧めできる戦法ではないが……。
「KOF2001」より、ユリの所属する龍虎の拳チームのテーマ曲だが、作品によっては兄のリョウが「極限ファイトー!」と叫ぶことがある。
また「餓狼 MARK OF THE WOLVES」の極限流空手家マルコ・ロドリゲスが勝利ポーズで道着を筋肉で弾き飛ばしながら「極限ファイトォー!」と叫ぶ。
作品は不明だがユリにも「極限ファイトー!」という没ボイスが存在する。
漫画「龍虎の拳」(ゴッセージ)によれば、極限流空手はタクマ以前に興っていた組織であり、タクマがそれを発展させて「陽の極限流空手」を、タクマの兄弟弟子である男が「陰の極限流(のちのMASK)」を興したという設定があるが、他の作品でこの設定を取り上げたものはない。
(「KOF MAXIMUM IMPACT Regulation"A"」のリョウ・サカザキ対溝口誠の対戦前デモでは、リョウが「極限流は親父が興した流派」と断言している)
開祖であるタクマを第一世代とするならば、その使い手は第二世代であるリョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、ユリ・サカザキ、そして第三世代のマルコ・ロドリゲス、村上大地、海堂狂也、沙藤真琴らへと受け継がれていくことになる。
「餓狼 MARK OF THE WOLVES」のドリームキャスト版のオマケ要素「ギャラリー」で見ることができる「極限流」のポスターによると、海外での名称は「KYOKUGENRYU KARATE ORAGANIZATION」。
現在では特に極限流の方から一方的に他流派に喧嘩を売ることはないようだが、やはり他の流派から見れば脅威でしかないのか、「KOF'98UM WEBedition」では山崎竜二率いるギャング軍団に、「拳皇命運」では謎の忍者軍団に襲撃され、「SNKオールスター」ではなんと藤堂香澄がギース・ハワードの私設部隊を引き連れて道場に乱入した。
だが、5年の時を経た2005年以降、「Days of memories 〜僕と彼女の熱い夏〜」「同 〜彼と私の熱い夏〜」にて、ついに日本支部が稼動していることが確認されている(少なくとも、2004年以前には運営を始めているようだ)。
2000年のショックに負けることなく、夢を完遂させたタクマ・サカザキの精神力には感嘆させられる。道場の住所は、大阪府吹田市江坂町と思われる。
(ただし、劇中の舞台となる「ESAKA」は架空の都市なので、そもそも「Days of memories」のエピソード自体が、「CAPCOM vs.SNK」での道場崩壊という現実から逃避したタクマ・サカザキの夢か妄想から派生した仮想現実、という可能性もまったく無いわけではない)
「餓狼 MARK OF THE WOLVES」にて登場。マルコ・ロドリゲスが責任者を務めているようだ。
「餓狼 MARK OF THE WOLVES」の年代から考慮すると、極限流空手の海外支部としては1994年のメキシコ、1995年のクイズシティーに継いで三番目に設立されたと思われる。
(「餓狼MOW」の舞台が2005年で、ブラジル支部で修行を積んだマルコ・ロドリゲスがこの年、40歳。
マルコが何年の修行で奥義を得たかは不明だが、恐らく2000年以降に再度竣工された日本支部よりは、ブラジル支部は古いはずである)
恋愛ADV「KOF for GILRS」で、リョウ・サカザキが七枷社の誕生日プレゼントとして彼に渡したらしいアイテム。
詳細は不明だが、どうやら師範代であるリョウ直々に、厳しい極限流空手の修行を見てくれるらしい。「クーポン」とあるので、おそらく一回きりの使い捨てと思われる。
「KOF for GILRS」では、登場人物の誕生日やクリスマス、ホワイトデーなど、各所で男性キャラクターたちがフレンドリーにお互いの感想を吐露してくれるのだが、その中も例外的に、七枷社はほぼ全員に警戒されており、誕生日では神器・ネスツ関係者だけでなく、最も親密であろうクリスですらお祝いのコメントをくれない(クリスからは「なんで今更……」と呆れられる)。
その中で、リョウチームのリョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア、包の三人だけが、正直に誕生日として祝ってくれる(リョウは少し警戒しているが)。
「THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH Online」で、「飛燕-ユリ・サカザキ」が装備している「武器」。
天狗の面はもはやサカザキ家を象徴するアイテムと言ってもよく、父・タクマが「Mr.KARATE」を、また兄・リョウが「二代目Mr.KARATE」をそれぞれ名乗るときに天狗の面を身につける(リョウはかぶらないこともある)。
「飛燕-ユリ・サカザキ」も側頭部に天狗面を装着しているが、このユリは父や兄とは違い、武器として戦闘に使用するようである。天狗の面でどのように相手を攻撃するかは定かではないが、単純に鈍器として面で殴打したり、突起状の鼻の部分を相手の鼻孔や眼窩に突きこんだり、ヒゲを数本抜き相手の耳の穴に忍び込ませて三半規管に絡ませ破壊したり、燕翼の際に尻に装備して相手に鼻部分を突きさしたり、目からビームを発射して爆殺したり、自分で装着して究極生物に進化する、といったごく一般的な手段が考えられる。
ユリが「SNKヒロインズ」に出場した際に実装された衣装の一つだが、ほぼメインファッションとして扱われている。また「君はヒーロー」が「SNKヒロインズ」とコラボした際にユリのメインファッションになった。
特殊衣装と言えばすっかりユリ=法被となってしまった印象はあるが、起源はそんなに古くなく、「KOF MAXIMUM IMPACT」(以下「MI」)のアナザーモデルで父親タクマ・サカザキをイメージさせる天狗面+法被が実装されたのが最初ではないかと思われる。
この「MI」のアナザーモデルに関しては(管理人の心の中で)かなり賛否があり、(全キャラクター)設定画などでものすごくダサい候補が並ぶ中、どれも一番ダサい衣裳が採用されてしまった感じがする。
「餓狼伝説」シリーズでは、「餓狼伝説 - WILD AMBITION -」の時点で大会の最多優勝回数経験者はビリー・カーン、次いでライデンとなっている。
中国製RPG「SNK All Star Brawl」では、英語字幕では「King Of Fighters」となっているが、日本語ボイスによる吹替えではなぜか「第四回格闘メジャーリーグ」という大会名になっている(この大会は他のゲーム版とは若干ルールが異なる)。
「SNKヒロインズ TAG TEAM FRENZY」に登場する劇団。全員が漆黒の衣装と頭部を覆うフードをかぶった集団で、結成年、専用劇場の有無、構成員数等、すべて不明。主催者はククリ、構成員も全員ククリだと推測されている。
「SNKヒロインズ」では、主催者(ラスボス)ククリの心象風景(妄想ワールド)が崩壊する瞬間、ククリの絶望的な心象を表現するのに集合し、1990年代ミュージックPV風のサイケデリックな世界観を見事に表現している。
主催者のククリが砂を操る異能で非常に運動能力の高い格闘家(能力者)であり、彼に賛同・参集したククリたちも相当な運動能力の持ち主であろうと推測される実力派の集団だが、知名度は無きに等しく、大手の劇団のような法人の形態はとっていないと思われる。
上記の通り、劇団の規模は不明だが、「SNKヒロインズ」のデモでは40人程度の出演が確認できる。
ソーシャルゲーム「SNKオールスター」にあるミニゲームの一つで、「スーパーマリオブラザーズ」よろしく、ユリをタッチ(ためる)→離すことでジャンプの距離を調整しながら空中のアイテムを捕獲する。
ジャンプ一回につき金貨2000 or ダイヤ10個 or 格闘家の欠片1個のどれかを獲得することができる。
ためる時間に応じてジャンプ距離が伸びるのだが、一瞬しかタップしないと目の前に着地、最大までためるとバーを一枚飛び越してさらに向こうのバーに着地する(タメ時間によるジャンプ距離は、SEによってある程度推測できる)。
しかし、バーのどこに着地するかによって次の飛距離を調整する必要があり、左右に動いているバーも多いので難易度はかなり高め。
バーへの着地に失敗すると、当然画面外の地面に落下していくのだが、ユリは特になんのリアクションもとらず、無表情のまま落下していく。なにか最初からこうなることを覚悟していたかのような、一種の「諦めの境地」を感じることができる。
無料プレーは一日に二回までで、以降はダイヤを使って途中からリスタートすることができる。
限定製造!
宿命・KOF'98UMOL
「KOF'98 ULTIMATE MATCH Online」に「飛燕-ユリ・サカザキ」として出演した際に持っている「宿命」の一つ。極限流天狗仮面を覚醒して、スキル「覇王翔吼拳」が「MAX.覇王翔吼拳」に変化する。
ユリは極限焼肉には相当な愛着を持っているらしく、それについて熱く語るほか、対戦相手に宣伝も忘れず、修業の時間を削ってまで厨房に入ったりして兄に一喝されていたりする。ユリがそこまで焼肉好きなのかどうかは不明だが、幼いころに側にいなかった父と、憧れのロバートと「みんなでなにかを一緒にする」という行為が楽しいのかもしれない。
そのユリが「覇王翔吼拳」を「限定製造」するのだから、覇王翔吼拳になにかしら焼肉要素が付与されるのかもしれない。直撃した相手がそのまま焼肉になってしまうなどしたら、試合も極限流空手も一瞬で終了してしまいそうな気がする。
左が日本、右が海外の「龍虎の拳2」のインストカード。わかりにくいが「虎煌拳」が「BREATH OF THE TIGER」になっている。
「SNKオールスター」(2019)。虎煌拳については見事に一文字も触れられていない。
「龍虎の拳2」の北米版のインストカードでは、リョウとタクマの虎煌拳は「KOOH-KEN(BREATH OF THE TIGER)」となっているが、ユリは「KOOH-KEN」であり注釈はついていないので、SNK側ではリョウ・タクマとユリの虎煌拳は別物と認識していたのかもしれない。
(ロバートの「龍撃拳」は「RYUGEKI-KEN(DRAGON-BLOW)」になっている。また後述のSSユリの虎煌拳は海外版では「Ko'ouken」となっている)
また海外版のKOFではほとんどの場合「TIGER FLAME PUNCH」となっている。
「KOF MAXIMUM UMPACT 2」の北米版の技表では「Tiger Flash Blast」と見事なまでに直訳だが、ボイスは「コオウケン!」と言っている。
SFC版「餓狼伝説スペシャル」(タカラ/1994)には、隠しキャラとして登場したリョウを裏技で使用すると、リョウの攻撃を敵CPUが「攻撃と認識しない」というわりと致命的なバグがあり、遠距離から虎煌拳を連発していればノーガードで食らいまくってくれる。