「THE KING OF FIGHTERS for GIRLS」の登場人物で、作中でKOFを開催した。
薄いブラウンの髪を長く伸ばし、和風の衣服を着用している男性。いつも笑顔を絶やさず、優雅な物腰と言動をした落ち着きのある物腰で、自分の気に入ったものには底なしの優しさを持つが、目的のためならば手段を選ばない非情さも持ち合わせており、自らを「神」と称する。
だが、自ら荒事を起こすことは好きではなく、基本的に洗脳や説得という清濁混合の裏工作を得意とする。
トレーニングモード等では空中に浮いており、また後述の「気の澱み」を自在にあやつって人心を惑わせることができるという、かなり特殊な能力の持ち主で、主人公である三峯ゆかりのことを「ヒメ」と呼んで執着している。
自らの腹心であるヨミ、「気の澱み」によって洗脳したビリー・カーン、金で雇った山崎竜二(非攻略キャラクター)の三人でチームを組ませて大会に潜入させ、さらには洗脳を用いて市民同士に猜疑心を植え付けたり暴徒化させたりと、自らを神とする「神世界」を実現し、現在の世界を「上書き」することに邁進した。
ことあるごとにゆかりを狙い、その行く先々に現れる。時には直接ゆかりを優しく説得、矢吹真吾に寝返るように説得させたり、八神庵の暴走を誘導したりと、様々な手段を講じて「泉」の浄化にまわる一行を妨害した。
また改造人間のK'は、「ネスツ(組織)の気配を感知する」という電波としか思えない能力を与えられている(パチスロ「KOF Chapter of NESTS」)。
組織の長であるイグニスが50代にして神を自称する宇宙レベルのメンヘラ空想家のため、幹部のゼロ(オリジナル)は苦労していると思われるが、イグニスの父も自分の名前(本名かどうかは不明)を秘密結社の名前にするなど、この親にしてこの子ありか、という気がしないでもない。
「THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR」(2018)の登場人物。大きな黄色のリボンをつけた蒼い瞳の少女。一人称は「ボク」。
「色気より食い気」を地でいく明るい性格の女の子で、ストーリー当初(「KOF'94」)から記憶を失った主人公(オリジナルキャラクター)の側でずっと彼を支え、励まし続け、大会に出場している他のチームの格闘家たちとも主人公ともども良好な関係を築いていく。
身長158cm、体重46kg、血液型AB。
自分の性格については「どうせなら楽しいことの方が好き」「君といるといつも新しいことが起きるから楽しい」と語っているが、NPC扱いなのに攻撃能力があるなど、怪しいところも多い。また、大会の道々で主人公とノアが異常なほど暴漢に襲われるのは、実はノアに原因があった。
中国製RPG「SNK All Star Brawl」の劇中で開催される格闘技の祭典「第四回格闘メジャーリーグ」のテレビ中継の司会を担当する女性。ややテンションが高いが落ち着いてもおり、なぜか解説席にルガールやゲーニッツがいて、司会進行が困難な反応が返ってきても、出来る限り素早く機転を利かせて番組を円滑に進めることができる。
現場リポーターのアナベルとも顔なじみのようだ。
氏名、設定、舞台装置共に上記[2]の人工知能「ノア」に極めて近いが、詳細は不明。
「SNK Fight! 最強への道」と「SNK All Star Brawl」両作の状況を見ると、同じゲームで「SNK Fight! 最強への道」が日本語版、「SNK All Star Brawl」が中国語版であり、実質的に[2]と[3]は同じ存在と思って良いと思われる。
(「SNKオールスター」のように、ほぼ同じ内容ながら配信した国によってタイトルや制作会社が異なる前例もある)