「SNKオールスター」(2019)で、なにかアイテムを獲得するたびに表示されるメッセージ。嬉しいことは間違いないが、
なにか背中からおばあちゃんに見守られながらゲームをしているようで、複雑な心境にもなってしまう。お祖母ちゃん、こんな大人になってごめんなさい。
ただし、
先にやり始めたのは「THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH Online」(2016)であり、実はこちらの方が語彙がわずかに豊富である。お祖母ちゃん、ごめんなさい。
「SNKオールスター」(2019)で、なにかアイテムを獲得するたびに表示されるメッセージ。嬉しいことは間違いないが、
なにか背中からおばあちゃんに見守られながらゲームをしているようで、複雑な心境にもなってしまう。お祖母ちゃん、こんな大人になってごめんなさい。
ただし、
先にやり始めたのは「THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH Online」(2016)であり、実はこちらの方が語彙がわずかに豊富である。お祖母ちゃん、ごめんなさい。
ユリが「CAPCOM vs.SNK」シリーズで競演した「ストリートファイター」シリーズの人気キャラクター、エドモンド本田のこと。
ユリが、巨体の割りにこちらの攻撃が当たらぬほど低いエドモンド本田の構えをさして、こう命名した。実に的を得た表現であるはあるが、実際に男性に使うとあらぬ意味にとられてしまうかもしれないので気をつけよう。
……というか、冷静に考えれば考えるほど、めちゃめちゃ酷いあだ名のように思えて仕方ない。
ちなみにこのエドモンド本田氏は、スト2企画段階では「E.鈴木」という名前だった(「E」がなんの略かは不明)。
「マガキ」。「遥けし彼の地より出づる者」の一人で、「KOF11」のボスキャラクター。一族の悲願であるオロチ覚醒の野望を無界から受け継ぎ、同胞の紫苑とともに暗躍する。
一見には長身で白髪に白スーツ、(ゲーム中のデモでは)白皙の肌に口紅をつけているかのような真紅の厚い唇が特徴の人間の青年だが、「遥けし彼の地より出づる者」はオロチと同じく「地球意思の尖兵」であり、西洋版のオロチ八傑衆とでもいうべき存在で、人間ではない。
オロチの覚醒のために「KOF」を開催したのは確かなようだが、その目的を調査していた研究者か紫苑によって殺害されており、明確な目的は不明なまま(紫苑曰く「かなり核心に近いところまで迫っていた」)。
同胞の無界とは正反対で、傲慢で冷徹かつ邪悪な自信家であり、対戦相手に対しては徹頭徹尾見下した態度を貫き通し、役に立たないと思えば同胞でもなんの躊躇もなく抹殺する性格。コンビを組む紫苑のことも信頼はしていないらしく、直接「裏切るなよ」と釘を刺している。
身長206cm、体重97kg。
趣味は株取引、
大切なものは勝利の栄光。
好物はプロシュート・クルード(豚のもも肉を熟成させてつくる生ハム)。
嫌いなものは愚か者。
これ以外のプロフィールは不明。
先に送り込んだ紫苑がKOF優勝者に目的を漏らしそうになると、それを認めずワープホールを使って紫苑を吸い込み抹殺をはかる。
そして優勝者の前に姿を現し、自らの目的のために正体を現すが、その姿は全身に青いラインの入ったピンク色の肌に真っ青な腕と手、一種の爬虫類のようなギョロリとひんむかれた目と言う、人間にあらざる化け物であった。
次元や空間を自在に操る「操空拳」を駆使し、飛び道具を中心とした奇怪な技の数々でKOF優勝者を苦しめる。この闘いでは敗れたが、自身は全く意に介した様子もなく、闘いのエネルギーをもってしても反応がないオロチをどうするかそちらの方を思案しながらワープホールで逃走を図るものの、抹殺したはずの紫苑が異空間から投擲した槍がワープホールを抜け禍忌の肉体を貫通。
確実に抹殺したはずの紫苑が生きていた驚きか、まさか裏切られるとは思っていなかった傲慢か、その槍傷から青い血を一気に噴出しながら形容しがたい表情で昏倒、そのまま死亡した。
この敵身内同士の生死のやりとりに、KOFの優勝者は事情が分からず、多くの者を茫然とさせた。
その遺体はハイデルン傭兵部隊によって回収され(ホントになんでもやるな、この部隊)、分析しようとしたところ「遥けし彼の地より出づる者」の一員であるシュルームとリメロによって奪い返された。
「KOF11」のラスボスにして、ボスステージを格闘ゲームからシューティングゲームに変えた大馬鹿野郎である。
その特徴的な体色もなかなかのインパクトながら、なによりプレイヤーを驚かせたのがそのフリーダム極まりない戦闘方法だろう。
歩くスピードは速くなく、むしろゆったりとしているが、その弱点を補ってあまりあるのが主戦法である飛び道具の物量作戦。それも自分の正面からのみ出てくるならまだしも、ワープホールを自由に使って画面中を飛び道具だらけにするというあまりの弾幕仕様に、お前はCAVEからの刺客か!と一部のとプレイヤーを泣かせた。
しかもその弾幕の中、ワープ移動技や画面全体攻撃も駆使してくるため、初見だとほぼ瞬殺される(ただ、隙がなくもないので、倒せないことはない)。
口もだいぶ悪く、(一部、嫌味を言わないキャラもいるが)ほとんどの相手を口汚く罵るため、プレイヤーからは相当嫌われたようであるが、それもそのはずで、この禍忌は「わざと嫌われるようにキモくデザイン」されたキャラクターであり、その目論見通り、KOFで最も嫌われているボスの一人になったのはおそらく間違いない。
アメリカの「Game Spot」は「禍忌」を「途方もなく強すぎる」と、その強さと声優の演技を批判し、(これだけド派手な体色でも)「外見が印象的ではない」と指摘した。「GamesRadar+」もこれに同調し、「禍忌」を「典型的なKOFの地獄の最終ボス」と評した。「uVeJuegos.com」は、人工知能が2003年のKOF(KOF2003)で使用されたものよりも向上していると指摘しながらも、「禍忌」は戦闘中に大量のダメージを与えるため不公平な動きをしていると述べた。
担当声優はスパイシー八木氏。
2秒で失格(ゲーパロ4コマグランプリ/新声社)
「ゲーパロ4コマグランプリ」(新声社)のK×-6氏の4コマ漫画「許されない場合」に登場した、サザエさんカットの43歳女性。
いきなりリョウの背後から、左手で「Go to hell」、右手で「f○ck you」をしながら「あんたバカぁ?」と挑戦的な表情で忍び寄ったが、リョウの右裏拳一発で顔面の形が変わるほどのダメージを受けて「予選落ち」。
単にリョウに挑戦したかったのか、ユリ・サカザキの後釜を狙って龍虎チーム入りをもくろんでいたのか、その真意はまったくもって不明。
相手を侮辱するために自分の中指を立てる行為は、おそらく世界最古の侮辱ジェスチャーであり、起源は古代ギリシアまで遡ることができる(古代ローマでは「生意気な指(digitus impudicus)」と呼ばれていた)。
アメリカでは、公権力(特に警察)に対して、抵抗の意味で中指を立てるのは憲法で保障された市民の権利であり、この行為を法律で取り締まることはできない、という見解が存在する。
なお、日本語手話では中指を立てて上に向けると「兄」(下に向けると「弟」)、指文字では「せ」を表現するので、海外の反応を気にする話者もいるようだ。なお「ポプテピピック」
親指を立てて下に向ける「サムズダウン」も、起源を古代ローマ時代にまで求めることができ、剣闘士の決闘で勝負がついたときに「敗者を殺せ!」という意味で観客たちが用いたそうである。また、現在でも侮辱の意味の他、一部の欧州やアジア地域ではわいせつな行為を示すジェスチャーとなっている。
K×-6氏のペンネームは、「ケイペケむっつ」と読む。
中国製RPG「SNK All Star Brawl」の登場人物。主人公ではないが、氏名はプレイヤーが決めることができ、プレイヤー目線で大会を体験していく。銀髪をサイドテールにまとめており、兄と思われる男性が一人いる。
趣味はスポーツ観戦とゲーム全般で、特に格闘ゲームを好む。また格闘家たちと一緒に写真を撮ることも好きなようだ。
「第四回格闘メジャーリーグ」では草薙京たちのマネージャーを担当。自称「カリスマ・マネージャー」というだけあって情報の収集・解析に優れており、それに基づいて京たちに忠告することもある。「秘宝」についても知識を持っている。
「スマートブレスレット」という未来ガジェットを装備しており、格闘家たちがバトルの際に放つエネルギーを集めることができる。そのエネルギーが最高までたまると、マネージャーでありながらバトルに参戦し、トンデモ全体攻撃で味方を支援する(「イザナギ」と「イザナミ」という二種類の技を持つ。専用のアニメデモ付き)。
実は彼女を京たちのチームにマネージャーとして派遣したのはルガールなのだが、彼女はルガールの裏の顔については知らなかったようである。また、京からもルガールからもあまり大した人物ではないと思われており、ルガールの「本物の秘書」であるマチュアとバイスの存在は知らされていなかった。しかし、ルガールの裏の顔が露になり、その蛮行を知って以降も京たちを裏切ることなく、彼らのマネージメントを勤め上げた。
最強AIノアからは初対面で「少年」だと認識された。胸か? 胸なのか?
口調は丁寧だが意外と押しが強く、草薙京や二階堂紅丸が相手でも委縮することはなく、大門にも必要であれば厳しい言葉で説得する。だが、ときどき余計な一言や本音がポロっと出てしまう。
「KOF」が「マビノギ英雄伝」とコラボした時に用意されたアバター四人組のこと。ライブの客入りが悪く資金不足からしぶしぶコスプレモデルを引き受けたインディーズバンドにしか見えないことから。
左から夜髪伊織(24・Dr)、
ユリが初登場時から、ずっと大切にしているもの。母親ロネット・サカザキの形見。
もともと、ロネットが身につけていたものか、ユリにプレゼントしようととっておいていたものかは不明。
(「Days of Memories」シリーズでは、「ママからもらったパールのイヤリング」になっているので、生前にプレゼントされた可能性が高い)
だが、新作が出るたびに変更が入るプロフィールの中で、「身長:168cm」と共に全く変更が無い事項の一つで、ユリにとってたいへん思い入れのある品であることは間違いない。
ネオポケの「SNK GALS FIGHTERS」では、ユリの象徴アイテムとして登場。「防御力アップ」というアイテム効果には、色々と考えさせられる。
また「SNKサバイバルシティ」(2023)では、Mr.BIGによるユリ誘拐事件の際にも身につけていたが(「龍虎の拳1」のとき)、監禁されていた環境下でイヤリングのことが気になって仕方がなかったことが明かされている。
マリ・ナガサキ氏
「龍虎の拳」のコミカライズ作品『龍虎の拳』(ゴッセージ・著、1994年)に登場した、ユリ似の謎の人物。空手道場を営む格闘家リョウ・ナガサキの妹で、おそらくサウスタウンに存在するセーラー服の学校に通っている(※1)。
兄とロバートのことを愛しており、恋にあこがれる優しい少女。
ロバート・ガルシアの誕生日に彼へのプレゼントとケーキを用意して二人の帰宅を待っていたところを、巨大組織MASKの刺客リーパイロンの手によって毒猿の谷に誘拐されるが、様々なドラマの末、リョウ・ナガサキとロバートによって
身長168cm、スリーサイズB82-W56-H80、血液型A型(すべて推定)。
まず漫画の最初のページで、彼女の兄が「リョウ・ナガサキ」と紹介され、その後、彼女が登場した時にロバートが「マリちゃん!」と呼ぶことからそのフルネームが判明した。言うまでもなく本作の原作タイトル「龍虎の拳」には「マリ・ナガサキ」なる人物は登場しないため、この漫画のオリジナルヒロインであろう。
……単なる誤植だと信じたいのだが、謎の人名以外にも謎の組織、謎の必殺技が続々と登場する作品なので、素で間違えた可能性もある。
(マリ氏の兄リョウも、「サカザキ」「ナガサキ」の両方の苗字が複数回呼ばれるので、「MASK」はこの兄妹のことを詳細に調査していなかったと思われる。
または、マリ氏にはリョウ・サカザキ、リョウ・ナガサキという二人の兄がおり、二人が別々にMASKを追いかけていた可能性もある)
マリは誘拐されてからジョン・クローリーによって拉致・拘束されており、多くの時間睡眠薬で眠らされていた。最後はマリの誘拐を指示した「MASK」の首領である天狗面の男を、苦戦の末にリョウ・ナガサキとロバートが倒すのだが、二人はこの男を倒せたことに、マリの存在を忘れて抱き合って大喜びするという失態を犯した。
全てが終わったことに安心したのか、自分が忘れられてしまって悲しみの限界に達したのか、マリは木の棒に括りつけられたまま、諦めの境地とも思える笑顔で涙した。
2013年のパチスロ「龍虎の拳」にヒロインとして登場した女性。悲しみを湛えた瞳とブラウンの長い髪が印象的。
詳細は不明だが、サカザキ家の家族写真にロバートともに写ったり、ウェディングドレスを着こなしたりするなど、サカザキ家とかなり親密な交際があることが分かる。リョウとは結婚を視野に入れた交際があったのかもしれない。
すべて推定だが、身長168cm、体重57kg、3サイズ86(E)-59-85。
このパチスロ版は、ギース・ハワードによって誘拐された(と思われる)マリアをリョウとロバートが救出にむかう、という「龍虎の拳1」のセルフリメイクのような内容になっている(ギースの悪人面がとにかく強烈)。時期的に「龍虎外伝」の後日談ともいわれているが、それにしては「龍虎2」の後に日本に渡ったはずのギースの行動に矛盾が出てくる。
ただ、この「パチスロ龍虎の拳」はストーリーが超がつくほど熱く、
燃え盛るギースタワーの最上階、ギースの猛攻の前に崩れ落ちるリョウ! → ユリの涙で大復活! → ロバートとのW覇王翔吼拳で大逆転! → リョウ「これが極限流だ!」 → 崩れ落ちるタワーの中をさまようマリア、それを苦悶の表情でさがすリョウ → リョウの下駄の鼻緒が切れる! → ギースタワー大爆発 → タワーの前で取り乱すタクマ、それを抑えながら涙ぐむロバートとユリ → そして……!
この一連の流れが、フルアニメで見ることが出来る。
意外に賑やかなリョウの女性関係に巨大すぎる一石を投じる存在であり、キングや藤堂香澄が今後どのような行動に出るのか、ファンは目が離せない。
パチスロでのアニメを見る限り声優もキャスティングされているようだが、残念ながら誰かは不明。
ただ、一言マリアについて私見を述べさせていただくと、
すまん。どう見ても
(註:以下は管理人の妄想(二次創作小説のためにつくった勝手な設定)です)
本名マリア・サラトガ。オーストラリア出身。身長170cm、体重63kg。3サイズ94(G)-62-92。血液型B。
それ以外のことは、小説にて。
キング、藤堂香澄、沙藤麻琴、リョウ子・サカザキ、リョウ・サカザキ
2023年のアーケードの格闘ゲーム「アクセルシティ2」で登場した女性ファイター。「天覇猛虎流空手」の使い手。
アクセル版マリアは日本人とイギリス人とのハーフであり、己が道を究めるためにアクセルファイトでひたすら戦い続ける。闘いの中で運命のライバルキャラと出会い、片思いしてくれている相手もいる充実した格闘人生ながら、悩みは尽きない。若干天然な一面があり、ガオウからの好意には気づいていないらしい。
身長160cm、体重48kg、3サイズ95-56-90。
大方の人が一見して思うであろうが、どう見てもリョウ・サカザキの女体化であり、イメージ的にも共通点が非常に多いことから、公式も明確に意識していると思われる。アーケードでの登場は2023年だが、実は「2」の前作であるPC同人版の「1」(2007年)から既に登場している歴史あるキャラクター。
バストは推定Iカップ。
持ち前の機動力と、投げナイフをはじめ鉤爪、くない、スタンガンから巨大ハンマーまで、様々な暗器を駆使して戦う女子高生ファイター。「KOF2003」で突如として麻宮アテナ、四条雛子の前に現れ、強引にチームを結成する。
「女子高生チーム」からの出場となっているが、その素性には謎が多く、「まりん」という名前も本名かどうかわからない。何処かの組織に所属しているようではあるが、その組織についても詳細は未だ明らかになっていない。
なお、名前の綴りは「Marin」ではなく「Malin」である。
飄々とした言動で周囲を煙に巻くことも多いが、自分の暗器を「卑怯」と言ったユリに対して敵愾心をむき出しにしたり、幼さを感じさせる場面もある。だが飛び入りしたアテナのコンサートで、ステージ上で堂々としていたところをみると、肝は座っているようだ。
「KOF11」では「アンチ極限流チーム」から出場。絶妙のタイミングで藤堂香澄の前に姿を現し、チームに入り込んだ。チームメイトの如月影二と藤堂香澄が打倒リョウ・サカザキに燃えていたのに対し、一人打倒ユリを目指す。
恐らく、ユリ・サカザキ個人に対して敵愾心を持った、初めての人物である(※1)。
謎の多い存在だが、プロフィールからはわずかに育ちの良さが伺える。
日本、大阪府出身。2月4日生まれ。年齢は不明だが、2003年に高校に通っていることから1984〜1986年の生まれではないかと思われる。
身長156cm、体重45kg。3サイズ83-60-84。血液型O。
好きなものはサンラータン、スープカレー、辛いもの、すっぱいもの。趣味はクラリネット、琴、新作おもちゃのチェック。大切なものはオーダーメイドのハンマー。得意スポーツはバドミントンと水泳。
実はかなり長いロングヘアをバンダナの中に入れている。
ジャージっぽいシャツとミニスカートという軽装で戦うが、かなり激しい戦闘スタイルのわりに、ミニスカートがめくれることはない。まさに鉄壁。ある意味、かなり高度な戦闘技術の持ち主。
唯一、「KOF11」で超必殺技の「カゲロウ」で相手を真上に蹴り上げたときにスカートの中身が見えるが、これが黒い影なのか、黒のショートスパッツなのかは議論がわかれるところである。
「2003」で初登場したときは、空中で複数回方向が変えられる突進技と設置系のトラップ技「オニグモ」を用いたトリッキーな攻めを得意とし、逃げに特化したかく乱戦法も強い。「2003」からの新システム「マルチシフト」の恩恵を、恐らく最も受けたキャラクターで、オニグモを絡めた複数キャラによる連続技は脅威の一言。
性能そのものは「手数が更に増えた女チョイ・ボンゲ」といったところで、そのスピードについていけなければまともに扱うことも難しいという一見さんお断りの上級者向けに思えたのは、私の腕前が二流だからですか?
「KOF11」では設置できるオニグモが一つになり、さらに三角跳びの削除によって「逃げ」による強さはややなりを潜めたが、「ドクサソリ」の強化によって火力はむしろ安定したといえる。
だが、なにせ極限流のストーリーに絡まされたために、すっかりコメディキャラになってしまった。せっかくのKOFオリジナルキャラクターなのに、もったいないことである。いい加減、極限流もろともサルベージしてくれないだろうか。
個人的にまりんは「遥けし彼の地より来たりし者」の一員ではないかと思っているのだが、アッシュ編が完結してしまった現在、その真実が明らかになる可能性は低い。
なお、四条雛子からは初顔合わせとなった「2003」のストーリー以来、苗字が「ま」、名前が「りん」だと思われており、まりん自身が出場していない「KOF15」では、雛子のストーリー中(回想)で「魔さん」(苗字が「魔」)というあんまりな呼ばれ方(憶えられ方)で登場している(ほかのかつてのチームメイトはきちんと名前で憶えられている)。ある意味、雛子の天然な性格の最大の被害者かも知れない。
担当声優は猪砂和世氏。
「KOF2003」で採用された、試合中に自由に他のメンバーと交代できるシステム。「2003」では試合は3対3の勝ち抜き式ではなく、1本勝負で交代しながら相手を全員倒したら勝利となる。
交代できるタイミングはわりと自由で、連続技の途中で通常技をキャンセルして交代→飛び込んできた味方が連続技を継続して相手に攻撃など、器用なことも可能。
ただし一度交代すると、一定時間は(数秒間経過しないと)交代できない。また状況によっては交代だけでパワーゲージを消費する。
待機メンバー二人の内どちらを呼び出すかはボタンの同時押しで決めるため、従来はボタンの同時押しで出ていた「ふっ飛ばし攻撃」がこの「2003」のみ削除されている。またパワーゲージは1チーム全員で共有。
色々と面白いシステムなのだが、チーム全員が体力満タンでないとパーフェクト勝利にならない。またパワーゲージが三本たまった状態で試合が始まるのに、全体的に攻撃力が低すぎることもあって、一試合が従来のKOFよりもかなり長い。
なお、続編の「KOF11」でも採用されているが、交代する際にキャラクターが出す攻撃が選べるようになったり、タイムカウントがやや長くなったり、ジャッジメントインジケーターの実装など、細々と改良されている。
今(年)から年ほど前に、群馬県高崎市のゲームセンター「モンテカルロ」(2007年に閉店?)で使用されていたらしい対戦用語。以下、ゲーメスト1994年4月号から引用すると、
満漢全席とは、中華料理のフルコースのこと。つまり「しつこい」という意味。あまりにもしつこく乱入してくる人々こう呼ぶ。
……らしい。
前者と後者を「つまり」でつないでいいのかどうかの判断は人によるだろうが、気持ちは理解できる。自分が勝つまで、と、あまりにもしつこく乱入されると、確かにいい気分ではないだろう。
なお使用例は「満漢(全席)プレイ」「満漢全席ブラジリアン(ブラジル人)」などがある。
KOFオールスターの特殊イベント「経験値クエスト - 極限道場 -」に登場するボスキャラクター(EASY(E)、NORMAL(N)、HRAD(H)、EXPERT(EX))。白の胴着を着ている他の門下生とは異なり、黒の胴着に身を包んだ巨漢。
ユリよりも頭二つほど大きいので、(ユリが八頭身として)身長はおよそ200〜210cm。名前がリングネームでなければ日系人、リングネームなら日本人であろう。
難易度ごとにE29人、N49人、H59人、EX69人の門下生を倒すと満を持して出陣し、プレイヤーキャラクターと対戦する。低くても極限流指導員の地位にあるか、あるいは極限流と交流のある他流派の実力者であると思われる。
('95のストーリーなど、極限流とは無関係のステージでも登場するので、後者の可能性が高い)
悪に走ったガイルのような特徴的な髪型の
もしかして、アレン・スナイダー系統の人?
シネマサプライが97年11月にプレイステーションで発売した格闘ゲーム「ザ・マスターズ・ファイター」に登場するキャラクター。
通常技やプロフィールなど、ユリ・サカザキと奇跡的なほど数々の一致点を持つことで一部で有名な、フランス警察の特殊部隊隊員。
●年齢:18歳(11/22生まれ。)●身長:168cm●体重:47kg●3サイズ:80-58-86
●血液型:AB●国籍:フランス●得意スポーツ:ローラーブレード
●好物:新鮮な牛乳●嫌いなもの:恋人ジャンを殺した男●趣味:ガーデニング、カラオケ
●大事なもの:ジャンからもらったペンダント●格闘スタイル:特殊部隊で覚えた格闘術
CV:小池亜希子
この「マスターズファイター」(蔑称は「ザマス」)は、とにかくどこかで見たようなキャラクター、どこかで見たようなモーションの技が異様に多く、11人の登場キャラのうち、半数は見ただけで元ネタがわかり、残りは使ってみると元ネタがわかるという凄いゲームである。
で、このミシェール氏だが、通常技がほとんど「龍虎の拳2」のユリ・サカザキのトレース。「よくもまあここまで」と感心するほどのパクリ具合である。なお、衣装は「ファイナルファイト・タフ」のルシアから持ってきているらしい。また必殺技に使う電撃のエフェクトも「ワールドヒーローズ」で使用されたものをそのままパクってしまったようだ。
「龍虎」からはリョウ、ギース、ジャックもほぼそのまま出場している。
……というか、
ショートヘアなのか、ロングヘアなのか、そこからブレブレかよ! あと、乳首を立たすな!
必殺技はスライディング、ニークラッシュ(膝蹴りで突進)、プラズマミシェールアタック(足に電撃をまとって斜めに飛び上がる)、プラズマミシェールクラッシュ(足に電撃をまとって空中から鋭角に急降下)、ライトニングシリーズ(主に飛び道具の必殺技&超必殺技)。
なお、このミシェール氏のエンディングでは、彼女がラスボスT-660を倒した次の瞬間に同僚の警官たちが突入してくる。
驚くミシェールに「我々も特殊部隊ですよ! これぐらい、すぐわかりますよ!!」「もう大丈夫です。あとは我々にまかせてください!」などと言ってくれるが、ならミシェールが一人で立ち向かう前に突入せえや!と思ってしまう。
(エンディングが意外に名曲なので、また余計に腹が立つ)
操作性が異常に悪く、簡易入力や先行入力といったユーザーライクなシステムももちろんなし、飛び道具がすべて中段技の極悪仕様であり、また連続技などがあるわけでもないので、まともに楽しめるゲームではない。
グラフィックがスーパーファミコンより酷く、ミシェール氏の勝利ポーズも顔面が完全に崩壊している。
←目が真ん中によったタラコ唇?
女性のみ参加できる格闘大会「クィーン・オブ・ファイターズ」の主催者。正体不明の謎の存在。
背中に三日月の刺繍のある紫のセーラー服に、同色のロングスカート、顔の下半分を隠すマスクという、ド肝を抜く衣装で登場。彼女(彼)を見た誰もが、その正体より先に、自分の正気を疑った。
よく見ると爪にはマニキュアを塗っており、正体隠しのためのオシャレには本人は真面目にまじめに取り組んでいるようだ。
1975年3月25日生まれ(推定。)。身長182cm、体重76kg(推定)。血液型O型(推定)。担当声優は安井邦ひ子(推定)。
KOF関連の女性キャラクター(扱い)にしては珍しく3サイズが不明。全女性キャラクター中、最大クラスのトップバスト(というか大胸筋)を持つが、「貧乳」のためおそらくノーブラ。
大切なものは現在は「無し」。得意スポーツは「全部」(推定)とのことなので、力と同様に器用さに恵まれていることも疑いないが……。
なお、習得している格闘技やその言動の節々に、「キング・オブ・ファイターズ」の常連、八神庵との共通点を(本人としか思えないほど大量に)うかがうこともできるが、詳細は不明。
その特徴的なマスクは、「大切な友人から奪……もらったもの」と語っている(「君はヒーロー」)。
ちなみに「戦うセーラー服」という点では、麻宮アテナや春日野さくらと同じ立場であり、さらに「ノーブラ」という超強力な武器と「ボスキャラ」という超強力な要素を備えながら、「萌え要素」はまったく皆無。ある意味、偉業といってもいいだろう。
個人的には「アルカナハート」シリーズへの出演を希望してやまない。デフォルトで装備しているのは当然、「オロチのアルカナ」マチュアとバイス。
その正体が八神庵と仮定するならば、少なくともこれまでは、八神自身のプロフィールに女装嗜好が登場したことは無い(※1)。
だが2008年頃、テレビ番組などでイケメン学生や芸人の女装企画が瞬間風速的に流行したことがあり、その流行の100万年先を行っていたと思えなくもない。
2013年、「ロストサーガ」にゲスト出演した際には、なんと正式に女体化して参戦。リアル庵子先輩が実現してしまった。
すでにサービスが終了しているためどのような設定のゲームかはよく分からないのだが、どうも登場する全キャラクターに女性面と男性面が存在するらしく、同じくSNKからゲスト出演した不知火舞、覇王丸、ガルフォードなども本来の姿とは別に男体化、女体化した別アバターが用意されている。
「君はヒーロー」にコラボ出演した際には、シェルミーとレオナを使って草薙京の恋人・ユキを誘拐し、草薙京との1対1の対決にもちこもうとした。
2018年の「SNKヒロインズ」にDLCキャラクターとして参戦した際には、男性ボイス(演:星野貴紀)と女性ボイス(演:堀井千砂)の2種類が実装された。初登場となった「SNKギャルズファイターズ」にはボイスが実装されていないため、実質的に「ミスX」を初めて演じたのがこの二氏という事になる。
ただし「SNKヒロインズ」のミスXの勝利デモを見る限りどうもご立派なバストをお持ちのようなので、女体化されている可能性が高い女性である可能性が高い。
2023年10月には「KOF'98UMOL」に参戦したが、こちらでもさらしでは隠し切れないほどの巨乳であり、「女性格闘家」と明言されている。
となると、「SNKヒロインズ」で男性ボイスが実装されたのはやはりおかしいことであり、その正体はますます闇の中である。
なおまったくの偶然ながら、星野貴紀氏は八神庵の声も担当している。
その正体が八神庵と仮定するならば、本人が能動的、自主的に女装しているのかどうかは確認しようが無いが、
「きて……みろりん!?」
「いつまでこんなカッコウをしてればいいんだ!」
など、なかばヤケクソとも思えるコメントの数々から、何者かから強制されている可能性が高い。
なお、八神自身は正体について詮索はされたくないが、かといってスルーされるのも色々と辛いらしく「追求はされたくないが少しだけ構ってほしい」というややこしい心理状態にあるようだ。
2018年から2019年にかけて、八神は女体化させられたり、東急ハンズで店員をやらせたり、異世界に飛ばされたりと、はなりハードな一年になったはずである。
なお、その正体が八神庵と仮定するならば、いわゆる「三種の神器」(草薙京、八神庵、神楽ちづる)の中で格闘大会を主催したことが無いのは草薙京のみであるが、八神がこのことで草薙を誹謗することはないと思われる。
「SNKヒロインズ」の衣装の一つで「I ♥ KYO」などとプリントされたTシャツを着せられたことなど、夢の中の出来事とはいえ本人にとっては黒歴史中の黒歴史だろうし。
(実は八神庵は、現実世界では「クィーン・オブ・ファイターズ」を開催した(させられた)が、異世界転移した「誰ガ為のアルケミスト」のバベル大陸でも「キング・オブ・ファイターズ」を開催した(させられた)経験がある)
ミス・ジュールズ(想像図)
「THE KING OF FIGHTERS 12」のロバートのストーリーに登場。ファーストネーム不明の、ロバートの女性秘書。
ケンブリッジ大学出身の才媛で、ロバートを補佐する能力は高いと思われる。また、財閥の事実上の現当主であるロバートに対して玉の輿を狙いながら、自分ではそれを口にせず、ロバートのほうから求婚させようと画策しているなど、かなり強かな女性。
(ただし、ロバートからは「露骨過ぎて参る」と見透かされ、鬱陶しがられているようだ)
体力と腕力以外の能力では、十分にユリの対抗馬になり得たと思われるが、なにぶんにも、あらゆる意味でハードすぎるロバートのプライベートにはついていくことができなかった。ロバートの朝のジョギングに同行したところ、彼の誘拐未遂事件に巻き込まれてショックを受け、無念ながら人事部に異動願いを提出することになった。
本人には痛恨ごとであったろうが、ロバートのボディガードであるカーマン・コールには、「(ロバートの襲撃事件では)ロバートにとっての唯一の朗報」とまで言われている。
(註:以下は管理人の妄想(二次創作小説のためにつくった勝手な設定)です)
本名オーガスタ・ジュールズ。1月20日生まれ。身長171cm、体重54kg。3サイズ92-63-90。血液型AB型。
ロバートの個人秘書から異動願いを出した後、人事部の紹介で、ガルシア・グループからサウスタウンのサカザキ道場に出向する。
そこで、当初はクールに事務職をこなしていたものの、ロバートの次の玉の輿(?)の相手として、リョウに目をつけ、徐々にサカザキ家のプライベートに(というか、リョウとユリの間に)介入をはじめる。
ユリを「リョウを手に入れるための障害」とみなし、姑の嫁いびりのような言葉責めでユリをリョウから引き剥がそうとするが、ストレスをためこむユリを心配した不知火舞が、この様子をリョウに忠告。そのリョウの手によってガルシア・グループに送り返された。
……ちょっと悪役にしすぎたようで本人には申し訳ない。ちなみに1月20日は「玉の輿の日」。
「キング・オブ・ファイターズ'94」
(真行寺たつや著)
漫画「キング・オブ・ファイターズ'94」(真行寺たつや/KADOKAWA)の登場人物。前年に草薙京と二階堂紅丸が優勝を争った全日本異種格闘技選手権大会の1994年度優勝者。通称「謎の格闘家キラー」。
圧倒的な強さで大会を制し(後述)、イタリアの新聞にも「東洋の格闘技大国“日本”の格闘王」「神秘の必殺技・忍術」と絶賛されており、その世界では名の知れた存在の模様。KOFの招待状も届いているようだ。
その風貌や、「龍虎の拳2」の如月影二のキャッチコピー「謎の極限流キラー」を思わせる通称、「蟷螂破砕撃」という技名、国内に敵がいないから海外の極限流を狙うという言動、漫画のストーリー原案者が当時「龍虎2」にはまっていた事実などから、影二がゲスト出演したのかと思いきや、
誰だお前は。
Who are you ?
この直後、空港で草薙京からイチャモンをつけられ、「…誰だ お前は…」とつぶやくのだが、お前こそ誰だ。破産してやさぐれたクラウザーか?
「草薙京」の名前に明らかにビビッた表情(ときめいているようにも見える)を見せた挙句に、いきなりの「裏百八式・大蛇薙」で一撃KOさせられるという「ヘルバウッ……な!」なみの光速退場を余儀なくされ、しかもKOFの招待状を京に燃やされてしまった。
なお、大会の決勝戦では残り時間2分でようやく決着がついている(圧倒的?)。これはミスターニンジャがわざと引き伸ばしたのか、対戦相手の山田道場の選手に苦戦したのかは不明。相手は「不知火のじいさんにも稽古をつけてもらうんだった」とつぶやいているが、不知火半蔵は1994年以前の「餓狼伝説2」(1992)の時点ですでに故人のはずであり、要するになにもかもめちゃくちゃである。不知火半蔵が亡くなったのは「餓狼伝説2」(1992)と「餓狼伝説3」(1995)の間のことだそうで、一応筋は通っているが、死期の近づくご老人に稽古を強制するのはどうよ、とは思う。
担当声優は鳬おしのり氏(推測)。
(参考資料:「ALL ABOUT SNK対戦格闘ゲーム1991-2000」(電波新聞社))
ギルドボスチャレンジ「巨神の侵略シーズン」のイベントボスであり、常に下半身が大地に埋まった状態で登場する巨神。
全身ほぼ黒に近い紫で、六つの目が付いたマスクの他、ところどころ錆色のアーマーを装備している。マスクの下の素顔は一ツ目のようだ。
ギルドガーディアンを三人(95京、95庵、96ちづる)の中から選んでチャレンジ開始。そのあまりの巨体のため、こちらの攻撃はほぼすべて当たるが、同時に巨神の攻撃は熾烈を極め、またHPも異様に高く常にスーパーアーマー状態である。
「〜無効化」を無効化してきたり、こちらのバフを無効化してきたり、こちらの超必殺技暗転中でも平気で攻撃してきたりと、細かいながらかなり厄介な仕様を持っている。
攻撃方法は、
・左腕で薙ぎ払いパンチ。
・マスクの六つの目からビーム乱射。
・地面を殴って地震の衝撃波を発生させる。
・仮面をとり胸をそらしてから光の柱を作り出す。
・ときどき「必滅者ごときが!」と口にする。
・約1分20秒、50秒、20秒の時、気絶(場合によっては即死)攻撃が飛んでくる。
etcetc……。
その圧倒的なHPもあり、一度のチャレンジで倒すのはほぼ不可能ではないかと思われる。
「THE KING OF FIGHTERS for GIRLS」の主人公の女性(名前は変更可能)。もとはOLだが、物語の開始時に職業と住居を失って大門五郎の道場の住み込みとして働き始め、ナギの主催したKOFに関わっていくことになる。
KOF関連作品の主人公としては極めて常識的な人物で、「重要な変事を周囲の人間に相談できない」というADVの主人公特有の欠点はあるもののそれほど極端でもなく、誰に対しても丁寧に対応し、周囲からも好意と信頼を得ている。
またロバートから「ノブレス・オブリージュ」(力ある者の義務)の精神を教わり、常にそうありたいと心掛けている。
本職の小料理屋にアドバイスできるほど料理が得意。また初めて遊んだ格闘ゲームのコツをすぐに身につけて連勝するなど、本来はゲームも得意な性質のようだ。
しかし、演技は得意ではない。
KOFに関する知識はまったくなく、大門、京、紅丸、テリー、アンディ、ジョー、リョウ、ロバート、包と、大会を通して知己となることで、主催者のナギの持っている野心を危険視するようになった。
大門の道場にある「祭られた泉」を通して自分がナギから「ヒメ」と呼ばれ求められていることを知るが、それを拒絶。またビリー・カーンの洗脳を解いたことで自分に「よどんだ「気」を浄化し、ナギの力を解除する」、ひいては「世界を救う」という限定的な超能力を持っていることを自覚し、上記のメンバーたちと東京→伊勢→近江と、ナギの妨害を排除しながら「泉」を浄化していった。
しかし、重なるナギの説得に抗いきれない自分に迷い、また「浄化」を重ねるたびに体力を消耗していき、それを心配しやむなくナギ側についた真吾によってナギに引き渡されてしまいそうになったこともある(真吾の改心とK'およびマキシマの乱入によって事なきを得た)。
その正体は日本創世神話の二柱の神の一柱、「イザナミ(伊弉冉/伊邪那美/伊耶那美/伊弉弥)」の転生した姿であり、ナギ曰く「転生が上手くいかなかった」とのこと。また「浄化」に見えたの力も実際には浄化ではなく、「穢れ」を自分の中に取り込むことだった。
格闘家たちと旅を続けながら、穢れをため続けることによって直面する「死」と向き合い、自分の気持ちを確認。近江では危機に晒されながらもナギの誘惑を振りほどき、「人間」として生き続ける覚悟を示した。
暴走したナギが一人で国産みの儀式を始めると、最終決戦の直前で「イザナミ」の記憶と向き合いナギの深い悲しみの根源を知り、草薙京から釘を刺されるものの、最後までナギを救う手立てを考え続けた。
最後はナギの悲しみを受け止めたうえで命の危険も顧みず狂神と化したナギの「真の浄化」を行い、彼を救うこととなる。
この騒動のあとは「格闘家」という存在そのものに興味を持つようになり、大門の道場で草薙京たちのマネージャーを続けたようであるが、最後まで自分が「イザナミ」の転生であることを自覚した描写はなかった。
読んで字の如くであり、ミニスカートに加工された和服を着用した女性の使用人のこと。ここでは横スクロールアクション「拳皇命運」(日本未配信)のストーリーモードで登場する、サカザキ家に常駐するメイドたち。
この特徴的な仕事着は、タクマの趣味か、リョウの趣味か、ユリの趣味かは不明。KOFでは全員に可能性があるのでサカザキ家は奥深い。一番可能性がありそうなのはユリだが。
極限流かどうかは不明だが格闘技の基本は修得しているようで、お盆を振り回して家から脱走するユリを留めようとするが、ユリは平気で極限流の奥義を叩き込んで切り抜ける。
こういう和服(着物)をミニに加工する文化がいつから始まったのか少し調べてみたのだが、詳細なところは分からなかった。やはり創作系のキャラクターからの輸入か、コスプレ等の文化が発祥なのだろうか。
個人的な発想だが、これは着物そのものではなく、その上から着る「羽織」から着想を得たのではないだろうか。羽織は大正時代から戦前までは長羽織が好まれたが、戦後の昭和30年代以降は膝上の短いものが好まれ、平成以降はまた長い羽織が好まれているようだ(明治以前は女性の羽織は幕府が禁止していた)。
その昭和中期以降の短羽織を着物無しで素肌に直接着用するとこういう風になるのではないか……と、少し思ったのだが。
なお、極限流空手に直接の関係はないが、テムジンの故郷であるモンゴルでは、女子学生は小学校1年から高校3年まで、エプロンつきのメイド服にズボンを合わせている制服にしている学校が多い(ズボンは私服でOKのもよう)。
ところで、ユリがメイドや弟子たちに「
過去に色々あったサカザキ家だが、こうしてリョウ&ユリが幸せそうに暮らしている場面を見ることができると、嬉しくて仕方がない。
「龍虎の拳2 4コマ決定版」(新声社)の読者投稿ページに投稿されたやまだみつるの漫画「奥義」に登場。
極限流の究極奥義「鼻から虎煌拳」をタクマがリョウに伝授しているのを見たユリが対抗して編み出そうとした技。
(情報提供:小濱太介様)
漫画「ドラゴンボール」の孫悟空が足から「かめはめ波」を出したことがあるように、極限流の一流の使い手がその気になれば鼻や耳(の内部の粘膜)から「気」を放出できそうで、あながち完全なフィクションとも言いづらいのが微妙なところではある。
なお、本当に体内の粘膜から「気」を放出できるなら、極限流の関係者は外部からの要因による一部の病気感染を「気」によって防げることになる。粘膜感染が原因となる病気は治療が困難な難病も多く、もしかすると極限流が今後の医学の発展に貢献する未来があるのかもしれない。
医学会からコンタクトを受けた場合、奥義の流出の可能性もあるが、リョウならば快く応じそうだ。格闘技界だけではなく、医学界においても極限流の今後の活躍は見逃せない。
総ての病気が根絶された世界は人間の精神を正常なままでいさせるか、という哲学的な命題が無いわけでもないが、実際に病に苦しむ人が世界に多いのも事実である。少しでも彼らの笑顔の時間が増えるような未来に極限流が貢献する。リョウの人柄を考えるならば、それがもっとも大きな冥利になるのではないだろうか。
「KOF'96」で可能。前ダッシュのモーションのまま真後ろにダッシュすること。
レバーを素早く()と入れると、マイケル・ジャクソンのムーンウォークもびっくりのスピードで滑らかに真後ろに走っていくため、「ムーンダッシュ」と呼ばれるようになったらしい。
ゲームでやられるとかなり滑稽に見えるが、バックステップと同じスピードでより移動距離が長く、素早く後退→相手の技をすかして反撃など、充分に実戦に組み込めるテクニックである。
もちろん「前方に走るのと完全に同じ動作で(前を向いたまま)後方に走る」という動作は、人体の仕組みを考えると恐らく不可能な動作であり、実際に目の前で見せられるとかなり不気味だろう。思いっきり笑顔で「ハハハハハハ」とか大笑いしながらやると、警察だか消防だか救急だかに通報される可能性が高い。
もし再現するなら、「摩擦の少ない床の上を前方から猛烈な風を受け、後方に流されながら前に走る」など大掛かりな仕掛けを用いないと不可能ではないかと思われる。
そのため「KOF'96」は猛烈な台風の中で試合が行われた可能性がある。
なお、かなり限定的だが「KOF NEOWAVE」でも可能。MAX2モードを選択してダッシュで相手のジャンプをくぐった直後にAB同時押しでムーンダッシュする。
SNKとつながりがあるサウジアラビアの政治家。第七代国王サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウドを父に持つ王族の一人。「ムハンマド・ビン・サルマーン」とも表記。
1985年8月31日生まれで、2023年現在、王太子・兼・首相・兼・経済開発票義会議長を務める。
SNKとの最初のつながりは2018年、ムハンマド王太子の設立した「ミスク財団(Misk Foundation)」の子会社である「マンガプロダクション」が、SNSを通じて新キャラクター「ナジュド」のアイデアを募り、「KOF14」にDLCで登場させたことによる。
2020年11月26日、彼の名を冠した「ムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドゥル・アジズ・アル・サウド財団」が100%の株を保有している「ELECTRONIC GAMING DEVELOPMENT COMPANY(EGDC)」が8億1300万サウジリアル(225億9100万円)をSNKに投資して韓国証券取引所における33.3%の株を取得すると発表された。今後さらに17.7%を加え51%まで増資する(※1)。
2022年2月15日付けで韓国金融監督院に提出された株式譲渡契約によると、EGDCのSNK株式保有率が96.18%に達したことが明らかになった。
そして2022年5月18日をもって韓国取引所KOSDAQ市場において、SNK社KDRが上場廃止となった。
今後、SNKは大阪、東京、北京の各拠点の社員を拡充し、2022年から10年をかけて最低3本のAAAタイトルを開発、売上目標を1400億円とし、トップ10パブリッシャ入りを目指す(予定)。なお2022-23年度のゲーム業界売上高ランキング10位のMIXIの売上高が1043億円である。参考に、カプコン(11位)の売上高が981億円、スクウェア・エニックス(5位)が3432億円、任天堂(2位)が1兆6016億円。1位はソニーグループの3兆5385億円。
なお、王太子はSNK以外にも、任天堂、スクウェア・エニックス、カプコン、アクティビジョン・ブリザード、エレクトロニック・アーツといったゲーム企業の株も保有している。
恋愛シミュレーション「Days of Memories」、およびその後日談である「町を駆ける背中」の主人公。
「ファミコン通信」1993年7月2日号で「(当時の)格闘ゲーム完全分析」という特集が組まれた際に「格闘ゲームがヒットするための必要条件」として挙げられた10項目の条件のこと。詳細は省くが、
「KOFオールスター」に、キングが「スペシャルシグネチャー」の肩書で参戦したときに持っているコア。
効果は、「暗黒状態の敵に与えるアクティブスキルのダメージが60%アップ。攻撃命中時(ガードされた場合を含む)、30%の確率で対象に攻撃力の300%追加ダメージを与える(クールタイム13秒)。アクティブスキル命中時、30%の確率で対象が所持しているシールド効果を解除(クールタイム15秒)」と、そこそこ強力なものである。
キングは「KOF」で、リョウに頼まれる形で(というか、サカザキ家のごたごたに巻き込まれる形で)何度か「極限流チーム」から参加しているが、「KOF15」でもリョウの頼みをどうしても断ることができずチーム入り。舞からすっかり「彼氏」扱いされている。
(ただし「KOF11」では、タクマの検査入院とロバートの仕事の都合(という、キングとリョウを組ませるためのタクマの陰謀)でメンバーがユリ以外揃わず、大会参加を諦めかけたリョウに自ら手を上げて龍虎チーム入りを決めている)
昔のギラギラしていたころ(多数の仲間を引き連れててジャックと衝突していた十代の頃)のキングなら、このコアを見るや怒り心頭で投げ棄てたであろうが、最近のキングなら軽く愚痴りながらも受け入れそうな気がする。「SSキング」ではリョウのことが気になるあまり、彼との絆バフが「愛情関係」と直球な想いを持っていることがうかがわれる。キングの青春に幸あれ。
「ハイスクールコレクション」
韓国出身の女性ファイター。かのキム・カッファンの弟子であり、ヒーロー特撮番組が好きな自分の趣味をも昇華した、独特のテコンドーを駆使して戦う。
KOF2001大会は、ジョン・フーンの負傷を受け、その代理として師キムと同じチームで出場したが、2002大会はユリたちと「女性格闘家チーム」から出場。同門の兄弟弟子に、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ、キム・ドンファン、キム・ジェイフン、チェ・リム、アリス・クライスラーらがいるが、その弟子達の中で、おそらくもっとも師のファイトスタイルと異なる戦い方をする。
チェ・リムの真面目な性格や師にそっくりな戦い方と比べれば、メイは性格も奔放であり、恐らく相当の天才肌ではないかと思われるが、正義感の強さは間違いなく師匠のキム譲りである。キムに弟子入りしたのも、テコンドーの腕前よりも「正義の味方」という一面に惹かれたのではないかと思われる。
本名は【
身長164cm、体重47kg。1984年5月24日生まれ。「KOF2001」時、17歳(以降の作品では年齢表記無し)。血液型B。
趣味はビデオ鑑賞(主に特撮ヒーロー系)。大切なものはある人にもらった赤いマフラーとグローブ。好きな食べ物は鳥の唐揚げと冷麺。嫌いなものは師匠と同じく「悪」。
「スタンダードモード」と「ヒーローモード」という二つの構えを駆使して戦うテクニカルキャラクター。
高い攻撃力と派生可能な必殺技、そして凶悪なバグを武器にごりごりと押していける超攻撃キャラで、特に「ピョン吉モード」と呼ばれるバグ(※1)は一時期は各地の大会で「メイ禁止令」が出されたほどの猛威を振るった。
「KOF2001」開発当時、スポンサーであった韓国企業イオリスの要望で製作されたキャラクター……なのはいいのだが、「韓国版の麻宮アテナ」「アイドル的ビジュアルファイター」という注文を受けて、「仮面ライダー」と「ど根性ガエル」を組み合わせようと思いつくセンスは、あまりにも特異すぎ、恐らく一般人には理解不能。
(「仮面ライダー」と「ど根性ガエル」が元ネタに使われたのは、この両者が当時韓国で人気があったかららしいが、なんの工夫もなく安直にそれらをくっつけようとする感性も一般人には(特に「クリエイター」を名のる人には)理解不能だろう)
そういった妙な出生のためか、スポンサーの肝煎りキャラクターにも関わらず日本でも韓国でも人気は上がらず、特に母国では人気ランキング圏外という屈辱を味わった。
その憂さ晴らしというわけでもないだろうが、「KOF'98 ULTIMATE MATCH Online」(韓国版のみ)に出た際には、コンビネーション中の技の中に謎の超回復機能が備わっており、瀕死の状況からでも攻撃が二回敵に当たれば自分のHPがほぼ全回復する。
「SNKオールスター」日本語版では、公式サイトに紹介がありながら、本人がゲームに登場することはなかった。
ちなみに、名前はイオリスの担当者から拝借したもの。
たぶん関係ないが、中国には陸上競技の長距離に「李珍珠」という、内モンゴル自治区出身の同姓同名の選手が実在する。こちらの李珍珠氏は「3000メートル障害」という過酷なトラック競技の選手で、2007年に行われた国内大会で9分32秒35という、とんでもない記録をたたき出した実力派アスリート。
また、1997〜1999年にマガジンで連載されたド派手料理漫画「中華一番!(真・中華一番!)」(小川悦司)に、「メイリィ」というキャラがいる。
担当声優は、
その名の表す通り、目が死んでいる不知火舞のこと。2020年1月に韓国で発表された新作MMORPGのイメージ画像がカオス極まりないことになっており、その中でも特に不知火舞の表情が印象深いことから。
Neoul EntertainmentがSNKインタラクティブと「SNKヒロインズ」に関するIPライセンスを結んで2021年上半期に発表するMMORPG。
SNKがNeoUl Entertainmentに20億ウォン(約1億8700万円)を出資して同社の株式を取得したのは事実のようである。NeoUl Entertainmentの代表作は「ファイブキングダム - 偽りの王国 -」「セレスM」(いずれもサービス終了)。
ただ2023年9月現在、Neoul Entertainmentはまともな公式サイトが存在せず(日本から接続できないだけかもしれないが)、本作も本社も現状がどうなっているのか不明の状態である。密かに開発が進んでいるのか、企画が頓挫したのかは当事者のみぞ知る。
なおSNKは、2018年にも韓国のゲーム企業ネプチューンに30億ウォン(約2億7000万円)を投資している。
「スカートとはめくるために存在するのだ、いいね?」「アッハイ」
相手を飛び越えるような角度で攻撃を当て、相手を逆ガード状態にすること。ジャンプキックなどのお尻部分を相手の後頭部に落とす感覚で出すと狙いやすい。
代表的なめくり攻撃。ガード方向が逆になり、着地後に自分と相手の位置も逆方向になる。さらに、こちらが着地したときに通常時よりも密着状態になることが多く、特殊な連続技が入ったりする。
(相手とこちらの位置が逆になるので、相手のガード方向が逆になる代わりに、こちらのコマンド入力方向も逆になる)
「ストリートファイター2X」などでは、めくり攻撃が完璧な間合いで決まると「一瞬、お互いが背中を向け合った」状態になり、通常技が一発多く入る。そのため、「めくり垂直ジャンプ強キック → めくり大ゴス → 近距離立ち強キック → 強・昇竜拳」や「めくりジャンプ弱キック → めくり立ち弱パンチ → めくりソニック → しゃがみ弱パンチ → サマーソルトキック」などの特殊な連続技が入る。
例えば、
攻撃判定がこのように設定されたジャンプキックだと、前方の相手には攻撃できるが、相手を飛び越えてしまうともうキックは当たらない。
しかし、
このように後ろ側の脚にも攻撃判定があれば、例え相手を飛び越えても、至近距離なら相手の後頭部か背中に後ろ側の脚の判定が当たる(かもしれない)わけである。
(なお、ここでは判定の大きさをかなり誇張してある。実際の判定がこうだと、ゲーム中でも最強クラスのジャンプキックになると思われる)
アーケードゲーム攻略誌「ゲーメスト」のライターの友人が「ストリートファイター2」をプレイ中に発見し、「まるで背中の皮めくりだ!」と言いながらプレイしたことにちなんで、ゲーメスト誌上で「めくり」と書かれたことで一気に浸透した。
実はアーケード版「ストリートファイター2」の開発中にはすでのこのテクニックは開発陣に発見されており、発売前のカプコン社内では「ケツ蹴り」と呼ばれていた。
また、ジャンプ攻撃とは少し違うが、相手の起き上がりに背中側から攻撃を重ねると逆ガードになるタイトルもあり、これらも「めくり」と呼ばれる。例えば「龍虎の拳2」のジョン・クローリーの必殺技「フライングアタック」でダウンしたあとはすべて「めくりガード(ガード方向がキャラの向きと逆)」になるため、ガード方向の知識のない相手に猛威を振るった。
「KOF'94」のユリの飛燕鳳凰脚は、ヒット後に相手のダウン後の押し合い判定が消失するため、裏に回って(重ね)めくり攻撃が可能だった。
後に故意に攻撃判定を後ろに延ばして「めくり」を狙いやすいジャンプ攻撃が登場したり、まれにだが「龍虎の拳」のようにゲーム特有のシステムとしてキャラクター全員が専用の「めくり攻撃」(空中での振り向き攻撃)を持っている場合もある。
後にKOFで登場したユリの「ゆり降り」やロバートの「後ろ蹴り」などは、その再現ともいえる。
個人的にだが、「ストリートファイター2」のザンギエフのフライングボディアタックや、「スーパーストリートファイター2X」のケンのジャンプ中キック、「CAPCOM vs.SNK」のバイスのジャンプ弱キックなどが、非常に使いやすい「めくり技」の代表として記憶に残っている。
また「ストリートファイターZERO」のソドムのジャンプ弱Kのように、「左側(キャラが右向き)」からならめくれるが、「右側(キャラが左向き)」からだとめくれない、という特殊な例もある。
ユリ・サカザキの新超必殺技。メタルスラッグを呼び出し、相手を轢きつぶす。全7HIT。
刻田門大のコミック「オレオマ」内「ボニチは二軍でも三冠王」より。
(情報提供:小濱太介様)
なお漫画タイトルの「ボニチ(ジェームス・ボニチ)」とは1997〜98年にプロ野球のオリックス・ブルーウェーブ(当時。現オリックス・バファローズ)に所属した選手のことで、上記のタイトルどおり二軍では三冠王を獲得したものの、一軍では変化球に全く対応できず、2年間で通算12試合、18打数0安打の10三振と活躍できないまま98年シーズン途中で解雇された。
Wikipediaによると、2019年現在はMLBタンパベイ・レイズのマイナーリーグのスカウトの傍ら、マイアミの「Total Sports Complex」の野球部門でコーチを担当している。
■James Bonnici Twitter → James Bonnici
ユリの超必殺技「芯! ちょうアッパー」の正式名称だが、極限流一門でこの技を使うのはユリ一人のため、タクマではなくユリが自分で命名したものと思われる。
格闘ゲームのコマンド表には基本的に「芯! ちょうアッパー」の名前で掲載されており、「滅鬼斬空牙」の技名で載っているのは「KOF'98UM」「頂上決戦最強ファイターズ」のみ。
(「頂上決戦最強ファイターズ」では、初期状態では使用できず、6800バーサスで購入する必要がある)
またソーシャルゲーム「KOFクロニクル」の「ユリ・サカザキ(PS)」が「滅鬼斬空牙(芯! ちょうアッパー)」という名前で使用する(その際、虎煌拳を打ち出す瞬間のようなカットインが入る)。
2019年9月にコラボした「放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち -」では、アクティブスキルとしてこの技名で登場。敵6人に500ダメージ確定、敵が「流血」状態なら倍の1000ダメージ確定、という効果があった。
小説「KOF2000 STRIKERS STRIKE BACK」(嬉野秋彦/エンターブレイン)では、なんとリョウが「滅鬼斬空牙」でユリをKOする場面がある。ユリの強気な鼻っ柱を折るだけの予定が、結局ロバートを実験台に「滅鬼斬空牙」を「極限虎咆」にバージョンアップさせてしまった。
「芯! ちょうアッパー」は動作も技名も「真・昇龍拳」が元ネタだが、「滅鬼斬空牙」の名称は「ストリートファイター」最強のボス・豪鬼の「滅殺豪昇龍」が元ネタ。
「KOF'98 ULTIMATE MATCH Online」(2016)に登場したレオナ コラボVerが所有する宿命の一つで、レオナ コラボVer、ユリ・サカザキ、クーラ・ダイアモンド、桃子を同時に持つと攻撃力が25%上昇する。
このレオナは「SNKヒロインズ TAG-TEAM-FRENZY」とのコラボで、ネコミミ+ビキニ+肉球グローブという衝撃のスタイルで参戦しており、本人はもちろん真顔。持っているスキルも「ネコの力」と響きは可愛いものの、色々と攻撃的な効果(デバフ付与付き)を持っており、安易な「萌え」に堕落する者を教練する準備は万端である。
本人は仕事でやっているものの、ユリやクーラ、桃子に「萌え」について色々尋ねながら真面目に「萌え萌え」しようとしているものと思われる。
2020年1月に「KOFオールスター」に期間限定で開催されたイベントで、画面下のバーを往復するカーソルを、1分間でタイミングよく押すリズムゲーム。ユリが全力で杵を振り下ろして餅をつき、成績に応じてイベントアイテム「正月もち」が(けっこう凄い数)入手できる。このもちは「お正月ギフトセット」という福袋アイテムの製作に使用する。
同ゲームに登場するオリジナルの「不思議の国・ユリ」が、お尻をふりふりさせながら登場するシーンも見ものだが、なによりそのBGMがなんとサカザキ親子によるラップ調になっており、かなりのインパクト。一聴の価値あり。SNK本社ウェブサイトで連載されていた「かたてまマンガ なりゆきクエスト」で、ククリによって謎の迷宮屋敷に誘拐されたユリ・サカザキと不知火舞が屋敷の中を探索中、出会った謎の行商人が売っていた防具。
「キワどい水着」が2万ゴールド、「もっとキワどい水着」が2万5000ゴールド。さらに「この場で着替えると1万ゴールド(に値下げ)」「いや、タダでもエエぞ〜」と、大幅な値下げ交渉にも応じてくれる良心的な行商人だが、ユリと舞の反応は
これである。
(この「ゴールド」という通貨がどこのものか不明なので、単純にすべて金(ゴールド)でできているとして1ゴールド=1オンスという基準で計算すると、2024年2月現在のレートで、「キワどい水着」が約1億9400万円、「もっとキワどい水着」が約2億4300万円である)
なお、こういう衣装のキワどさの基準は世界や作品によってまちまちで、「視覚的には過激なハイレグビキニにしか見えないが、イオンフィールドで全身を覆っているので物理的に露出度はゼロ」というコペルニクス的な言い訳で押し通したヒロインがいると思えば、「ちょっと気を抜けばこんな衣装を用意されてしまう」というヒロイン達や、むしろ「敵の血を効率よく浴びる為にこういう衣装でいなきゃいけない」ヒロインなど、世界にあまねく価値観の多様さに我々は驚愕するほかはない。
ただ、2020年代に入ってからもゲームのみならず性表現への規制は厳しくなりつつあり、一部中華版ゲームアプリの不知火舞が少し厚着になったほか、2023年9月には「ドラゴンクエストモンスターズ3」のマーニャ(上の商人の持っている水着のような過激な衣装の踊り子キャラ)が、ブラと下半身の前垂れの下に布が追加され肌の露出が減るという事態に陥り、SNSでは総スカンを食らった。
現在、世界はポリコレの炎に包まれ各ジャンルが混乱しているが、このまま行き過ぎた表現規制の支配するエンターテインメントは実に魅力のない(極論に走りがちな頭の悪い人だけが満足する)くだらない世界だろうな、と思うこの頃である。
イーロン・マスクも「ポリコレはウイルスであり文明の脅威だ。共産主義を再ブランド化したようなものだ」と評している。
アクションRPG「KOFオールスター」に、「メリークリスマス・ユリ」として出場したときに所持している「コア」。Lv.3まで上げると「アクティブスキルで敵を攻撃するたびに攻撃力が5秒間3%アップする(最大5回まで重複可能だが、攻撃されると解除される)」という効果がある。
クリスマスのユリなのだから、それはそれは賑やかで盛り上がるのだろう。友人たちとクリスマスパーティーで盛り上がるのか、キングのバーでロバートと二人しっとりと盛り上がるのか、リョウを連れ出してカラオケで盛り上がるのか、父の手伝いで極限焼肉で客と盛り上がるのか、それは不明だが、とにかく賑やかなクリスマスを過ごしていそうである。
実はアメリカでは(というかキリスト教では)クリスマスは国を挙げての一大イベントであり、クリスマスの準備を行う「
なお、キングの祖国フランスはカトリックの多い国のため、クリスマスは「ノエル」と呼ばれており、24日は家族と一緒に夕食(※2)をとったり、一緒に過ごすのが主流であるようで、24日の夜になるとクリスマスのミサに参加することも多いそうである。
イリュージョン、カラオケ、クリスマスの少女、極限焼肉、キング、タクマ・サカザキ、友達、リョウ・サカザキ、ロバート・ガルシア
アクションRPG「KOFオールスター」(2019)に「GUILTY GEAR Xrd REV 2」からのゲストキャラクター「スペシャルシグネチャー・ディズィー」が登場した際に、「不思議の国・ユリ」に対して所有している絆バフ。
「火傷」で与えるダメージが15%アップ、1秒ごとに最大値の1%のパワーゲージを獲得、敵に与えるダメージ5%アップ、とやや攻撃よりの効果がある。
ギア(生命体に特殊な細胞を植え付けた生体兵器)と人間のハーフであるディズィーは、人間ではありえない異常な速度で成長し、人間の世界では疎まれ、「悪魔の棲む地」と呼ばれる森で静かに暮らし始める。その森の動物たちと心通わせていたようだが、その中にウサギもいたのだろう、随分と大きなウサギ(のコスプレをしたユリ)とも、静かに接している。
低い姿勢から大きく踏み込み、両手を「ドラゴンボール」の必殺技「かめはめ波」のように構えて相手の足元を突く。
「KOF'96」の没技で、グラフィックまで用意されたものの実際にはゲームには登場しなかった。特殊技か必殺技かは不明。
「スーパーストリートファイター2」や「ストリートファイター4」シリーズに登場するフェイロンのしゃがみ強パンチ「龍吼掌」がそっくりの技であり、モデルになったかと思われる。
(ただし、フェイロンは右腕が上になり右足を曲げているので、一概に模倣とは言えないかもしれないが)
フェイロンのしゃがみ強パンチ。