(直筆サイン)
パチスロ「KOF3」より。
「サイコソルジャー」攻略本より。「歌いながら戦う」という設定はこの頃からあった。
「KOF'94」(真行寺たつや)
やるときはやる!(「KOF'94外伝/(鷹岬諒))
「拳皇命運」ではオリジナル衣装も多い。
あさみや・あてな。「サイコパワー」と称する超能力と中国拳法(※1)を駆使する日本出身の女子高校生、格闘家、アイドル。格闘技大会「キング・オブ・ファイターズ」の常連。
遥か昔、帝王ダンテを倒し、世界を救ったビクトリー王国の王女アテナ姫を祖先に持つ。テレキネシスやテレポートといった超能力はこのアテナ姫から隔世遺伝で受け継いだものであり、自分以外の家族は超能力を持っていない。
時期は不明だが中国にわたり、拳法家(酔拳)・鎮元斎に師事して八極拳を中心に中国拳法を修得。その間、同門の兄弟弟子である椎拳崇と共に、「光の戦士」として異種生物「屍愚魔」と戦闘を繰り広げ、その駆逐に成功している。
※1
英語版SNKwikiによれば、アテナの使用する中国拳法について「心意六合八法拳」の流れをくむ「詠春拳」であると推測しているが、少なくとも日本のゲーム版では基本的に「八極拳」で統一されている。
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「屍愚魔」との戦いで「歌」を用いて超能力を制御することを覚え、「歌の世界」に興味を持ち始める。
ルガール・バーンシュタインが開催した「キング・オブ・ファイターズ」に参戦し、悪と戦い続ける傍ら、アイドルとしても活動を開始。「KOF」の主催者が神楽ちづるになり、商業ベースの世界大会となって以降、これに参加することでアイドルとしても飛躍的に知名度が増し、売れっ子への道を邁進している。
明るく正義感があり努力家。若干天然ボケの一面があるが(後述)、礼儀正しく、他人を呼び捨てにすることは滅多にない。
責任感が強く、「KOFクロニクル」2019年12月のイベントでは「高校生として勉強も、サイコソルジャーとして悪と戦うことも、アイドルとしてみんなを元気づけることも、すべてを頑張りたいと思っている自分は、中途半端でワガママではないのか」という悩みをついユリに吐露しており、「そのすべてを含めてファンはアテナを応援している」というユリの一言で元気づけられている。
悪と戦い続けた経験からか、「悪」を真っ向から否定する強い信念の持ち主。また、いい加減な言動や浮ついた態度をとる相手は好きになれないのか、「KOF14」ではアンヘルに珍しく苦言を呈している。
ただ自信家というわけでもなく、「頂上決戦最強ファイターズ」では、自分と同じ力を操るベガの存在に不安を感じたり、いつも前向きで元気な春日野さくらを見て「羨ましい」と呟いたりしている。
(真行寺たつや版「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94」では、やや小悪魔的な性格になっている)
相棒ともいえる椎拳崇とは友達以上、恋人未満の微妙な関係が続いている。拳崇はたびたびアテナへの好意を公言しており、本人に直接告白したこともあるが、アテナ自身は格闘家とアイドルの二足の生活を楽しんでおり、「頼りがいのある友人」とその返事を有耶無耶にしている。
しかし、全く気にならないわけでもないようで、超能力を失った拳崇のために願をかけて思い切って髪を切ってみたり、拳崇が他の女性に興味を持った時は、嫉妬交じりに二階堂紅丸にデートに連れて行くよう迫ったこともある。
また、アテナが呼び捨てで呼ぶ唯一の相手が拳崇でもある(※2)。
そんな二人の関係は世代も世界も超えたもので、古代文明が滅びた異世界では、恋人同士として、また四賢者の一員「アシーネ」として、共に世界を救う手助けをすることになる(「ゴッドスレイヤー」)。
なお、アテナは「生来の超能力者」、拳崇は「厳しい修行で超能力を身に着けた」とされており、同じサイコパワーの使い手でも微妙に立場が異なる(「サイコソルジャー」)。
※2
「SNKオールスター」では認識的には両想いであるらしいが、拳崇からあまりにも唐突でパンチの効いた公開告白をされて、涙ながらに逃走している。
ただ、「君はヒーロー」では「友達以上恋人未満だがお互いに特別な存在」と解説されている。
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スペイン語版Wikipedia「椎拳崇」では、鎮元斎が孤児だった椎拳崇を引き取ってアジアじゅうを旅していた時、日本で乱闘に巻き込まれ、アテナがサイコパワーで相手を撃退し、これが縁で鎮に弟子入りした、という記述がある。
超能力者らしく、数々の飛び道具やヒーリング、無敵移動技など特殊効果の技を使いこなす。特に牽制の基本であるサイコボールアタックが強い場合が多く、持ち前のダッシュスピードを駆使した機動力が得意。
ただ、攻撃判定は強いものの本人のリーチ・火力は低く、ジャンプが遅く高いので、立ち回りは意外に苦労する。対空技もゲージに依存する場合が多い。
「KOF」における、連続コマンド&ボタン連続押しによる超必殺技の第一人者で、数々のパレードと見まがうような賑やかな連続技は一見の価値ありだが、入力の難易度は高い(「KOFアリーナ」では、衣装変化はないものの、「サイキック9EX」「サイキックメロディ13EX」という二種類の乱舞技を使用する)。
「KOF14」以降の最大奥義では、基本的に地上で相手に何らかの攻撃を仕掛け、空中から特大のサイコボールを当てる場合が多い。
「KOF」では基本的に拳崇、鎮とともに中国から出場することが多いが、まりんや四条雛子と女子高生チームを組んだり(KOF2003)、不知火舞、ユリ・サカザキと「スーパーヒロインチ―ム」を結成したりと(KOF15)交友関係は広い。またユリ、藤堂香澄と「新ヒロインチーム」を結成したこともある(KOF R-2)。
また「KOFオールスター」ではエンターテイナーつながりでミアンとも親交があるが、「世界平和のために」という絆バフでゼロ(クローン)とも関係を持っているのが判明している。このあたりの真意はアテナしか分からない。
「KOF15」ではなりゆきで参加・優勝してしまったが、本来は不知火舞、ユリ・サカザキをパートナーにアイドルグループを結成して世界ツアーを行うのが目的だった。ただ、これからのアイドルの時代のコンセプトとして「フィジカルカワイイ」を打ち出し、舞には火の輪くぐり、ユリには紐なしバンジーからの空中1000枚瓦割りという、最早人間業を超越したパフォーマンスを提案、ユリと舞は一度は断ったものの、そのアテナのファンを思う曇りなき瞳の前に敗北、結局はチャレンジしたようである。
また、この大会で南米のアーティスト・イスラと親友になっている。
「MAXIMUM IMPACT 2」や「KOF14」など、3D作品でスカート衣装のときは、食らう技によってその中が見えることがある。
「MI2」では可愛いものが多いショーツだが、「KOF14」では紺地に左右の腰の部分に二本の白い縦ラインが入っているブルマーである。「KOF14」では「ブルマー好き」という設定があるようで、予備を何枚か持っている模様(情報提供:アイハラマキ@Makky_CYS様)。「KOFALLSTAR」企画でYoutuberをした際(後述)には、日常生活でも愛用していることをうっかり暴露している。
1969年3月14日生まれ。「サイコソルジャー」時、16歳(「KOF'94」では17歳。「'95」以降は18歳/)。日本出身。家族についてはあまり言及されない(後述)。
身長163cm、体重50kg(49kg)。3サイズはB83-W57-H82。血液型B。
趣味はホームページ作り、通販(※3)、星占い(※4)。好物はいちご大福、さくら大福、もみじ饅頭、チュロス、きな粉を牛乳で溶いたもの。大切なものは、ピーターラビットのティーセットとファンからの手紙。
嫌いなものはバッタ(本人曰く「とても怖い」)。
得意な科目は音楽と体育で、その他の科目は「頑張っている」とのこと。好きなスポーツはラクロス。
中国の山奥で修行しているせいか、興味はあるもののゲームセンターのプリクラなどの使い方はよく分かっていない(ドラマCD「KOF'97」)。
※3
通販のカタログを読むだけで楽しめるほどの通販好きであり、特にインターネット通販を多用しているという記述のある資料もある。
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※4
2018年の「君はヒーロー」では、カムイの声を聴くことが出来るナコルルを相方に的中率の高い占い師コンビとして有名になり、さらに人気動画配信者となる野望を持っていたが、時間的な余裕がなかったようだ。
また、アテナの星占いは彼女の超能力が影響を与えている可能性があり、アテナはある程度の未来予知が可能である、としている資料もある(英語版FANDOM VS Battles Wiki)。
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中国語版での名前表記は「麻宮雅典娜」。
「最強ファイターズ」では、春日野さくらと組むと「女子高生チーム」になるが、草薙京と組むと「留年チーム」になるなど、その誕生日と年齢をネタにされる機会が多い(※5)。
※5
「3月14日生まれ」の「18歳」だと、すでに高校を卒業していることになるので、「女子高生」を名乗ったり、セーラー服を着て戦うのはおかしいことになる。
「KOF13」では試合前のデモで草薙京が「セーラー服はプロモーションなんだろ?」とツッコミを入れているが、それに対してアテナは「こ、これ以上いったらホントに怒りますよ!」と、珍しく逆ギレしている。
また英語版SNKwikiでは、わざわざ「high school student(formerly)」((元)高校生)と表記されている。
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「KOF2000」のドラマCDでは、ぎっしりと詰まったアイドルの仕事をキャンセルしても「KOF」出場を優先しているため、この時点では格闘家としての活動に重きを置いていたようだ。
アイドル生活を楽しんでいるようだが、時代の変化もあってか2016年(KOF14)にはCDが売れておらず、流行のおまけ商法で「サイコボールを優しく当ててもらえる券」などをつけてみる(※6)など、かなり迷走している(そして、やっぱり売れてない)。ただしライブは好調のようで、「PREMIUM LIVE PHOENIX ARROW」にはかなりのファンが集まっている。
中国製RPG「KOF WORLD」の登場人物・星野薫は同じ事務所に所属しているアイドル仲間であり、彼女の解説ではアテナは「不老不死の女神」とされている。
※6
つまり、ファンもアテナが超能力者であることは認識しているということだろうか?
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プレイステーションのADV「ザ・キング・オブ・ファイターズ京」では「十種神宝」の一つ「足玉(※7)」を司る存在とされており、その漫画版では拳崇やユキ、京といっしょに遊園地やプールでおおはしゃぎしたり、八神庵の悲しみに触れて涙したりと、感受性の高さも垣間見せた。
怒ると静かに激怒するタイプであるらしく、漫画「KOF A NEW BEGINNING」(あずま京太郎)ではネスツの工作員がシルヴィ・ポーラ・ポーラを侮辱した上に洗脳して無理に戦わせた際に、無言で特大のサイコボールを放った。
「SNKヒロインズ」ではちょっと古い言い回しをしてしまったため、空気読めないククリ&ナコルルのコンビから「三流アイドル」「私はアテナさんが何流でも応援します」と言われ、半ギレの状態でククリに制裁を加えた。
(このタイトルではアレンジボイスを変更することで性格が激変するキャラクターが何人かいるが、アテナはボイスを変更しても性格がほとんど変化しない)
※7
神話の時代から伝わる神器、玉。天璽瑞宝十種の一つで、上向きが特徴の三つの玉の総称。すべての願いをかなえることができるとも、五体満足の身体を与えるともいわれる。
通常は(本作では)リョウ・サカザキが司る八束の剣とセットで使用するらしく、左手に玉を載せて右手で剣を振るうそうである。つまりケンスウの思いはますます届かなくなり
秋田県大仙市の唐松神社に十種神宝である沖津鏡、辺津鏡、生玉とともに足玉とされるものが所蔵されているようだが、いずれも真贋は不明。大阪市平野区の式内楯原神社にも十種神宝とされるものが祀られている。
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プレイステーションのADV「ATHENA - Awakening from the Ordinary Life -」では、高校生の時に超能力に目覚める過程が描かれている。世界をほぼ手中に収めている世界的企業WADの運営する学校に在籍しており、WADからは第一級重要人物として目をつけられていた。最初はひょんなことから自分の能力を自覚し狼狽する日々を送るが、WADから様々な形で(軍事力まで用いて)狙われ、人類の存亡をかけた戦いに身を投じていく。
また1998年には上記のゲームと原作を同じくするテレビ東京系列でTVドラマ「アテナ」が製作された(ゲームの発売よりドラマ放映が先)。このドラマではストーリーが大幅に改変され、アテナはWADによって「人の子宮から生まれた人為的に作られた超能力者」であり(本人はそのことを知らない)失敗作だとみなされていたが、試験管ベイビーであるWADの超能力者シュウに興味を持たれたことから、様々なトラブルに巻き込まれていく。父・麻宮太郎(演・楠見尚己)、母・麻宮今日子(演・しみず霧子)が登場するが、血はつながっていない。
2019年5月時点では中国のみで配信されているゲーム「拳皇命運」では「中国出身で中国と日本のハーフ。孤児。中国拳法のマスター鎮元斎の元に養子に出され、歌とオンラインショッピングを好む幸せな女の子に成長する。武道の腕は成長しているが、友人が少ないので日々退屈している」という、かなり大胆な設定が加えられている。
(ただし、「友人が少ない」のは内気な性格で作れなかったのか、環境的に友人になるような同世代の人物がいなかったのかは不明)
2016年以降、中国で乱造されている「KOF」関連のゲームアプリの中には、「鳳凰の力を持つ」「中国出身、日本育ち」という設定を取りいれているものも多い。
芸能界引退後の仕事として、4コマギャグ漫画「えすえぬ家の人々」(IKa/エンターブレイン)で、アクション界の小さな大女優「ねおぢお」さん(本名:えむぶいえすこ)のマネージャー・兼・ツッコミとして辣腕を振るう姿が描かれている(登場名は「あて菜」)。
こちらでは少し疲れているのか、基本的に口調も性格も男っぽくなっているが、大きな秘密を抱えるねおぢおさんに、時に的確なツッコミを入れ、時には大切に守りながら事務所を切り盛りしている。
なお、この漫画では引退後も基本的にセーラー服で過ごしているが、これにも爆弾クラスの重要な伏線がある。また、他の作品ではあまり見せることのない本気の号泣姿も三回見せている。
「アテナ」開発資料より。
もはやSNKを代表するキャラクターとして、良くも悪くも様々な作品でヒロインを演じるアテナである。2000年代の「SNKギャルズアイランド」シリーズで、ほぼ皆勤の中心ヒロインとして起用され始めてから外部への露出も目立って増え始めた。「アナザーエデン」「モバイルレジェンド」「放置少女」「パズル&ドラゴンズ」など、「KOF」が他社作品とコラボする際には高確率で登場する。
シリーズ開始当初、「KOF」本編ではユリとあまり繋がりはなかったが、徐々に面識を深めていき、携帯機のゲームやソーシャルゲームでチームを組んだり、共にイベントの主役になってから本家「KOF15」でついにチーム結成。
上の解説は、「アテナ」「サイコソルジャー」「KOF」「ゴッドスレイヤー」の設定を無理やり繋ぎ合わせたものであり、公式の解説とは無関係である。ちなみに「紅丸にデートに連れて行くよう迫った」というのは「KOF96」のドラマCDから(ただし、翌年の「KOF'97」ドラマCDでも違う理由で紅丸をデートに誘っている)。
拳崇からは、「サイコソルジャー」のときは「アテナはん」、「KOF」以降は「アテナ」と呼ばれている。
個人的には「カプエス」でベガと競演した折には、「サイコパワー」つながりでもっといじられてもいい気がしたのだが、少々残念である。
SNKのファミコン用ソフト「ゲバラ」のゲームデータの中に、実はアテナのものと思われるメッセージが隠されており、「ダディ ダダダ ダディ アテナ いきまーーす マリちゃんむずかしくて わかんなーい がんばりまーーーーーすターーーーーイム ガール!!ファイト ! ファイト ! ホホホホホホホホホ」……やはり、少し疲れているのだろうか。
「THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR」の配信記念企画として、2018年8月から12月までバーチャルYoutuberとして活動、計17本の動画をアップした。元気に挨拶をしたり、アイドルへの活動を熱く語ったりしたが、KOFキャラでアイドルをプロデュースした時にはいきなりルガールと鎮元斎を引き当てて素に戻って困惑したり、女子高生なのにJK語検定で大苦戦したり、自分の前世をもみじ饅頭だと断言したり、自分ともみじ饅頭の相性占いが最悪で大ショックを受けたりと、アドリブ部分でかなりの天然ぶりを発揮。実は非常に英語に堪能なこと(※8)や微妙に八重歯キャラであることも発覚、1万人のチャンネル登録者を獲得した。
※8
アテナの「中の人」である池澤春菜氏はギリシャ生まれでフランス語に堪能、お父さん(池澤夏樹氏)は芥川賞作家で詩人で翻訳家、お祖父さん(福永武彦氏)は小説家でフランス文学者、お祖母さん(原篠あき子氏)もフランス語に堪能な詩人であるなど、バリバリの国際人一家である。
なお、お母さん(池澤ショーエンバウム直美氏)もキャリアカウンセラーでギリシャ料理研究家、曾祖伯父さん(秋吉利雄氏)にいたっては海軍少将で天文学者と、実はすごい一族なのである。
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その「KOFオールスター」で「スペシャルシグネチャー・アテナ」として参戦したときには、「パンダならよかったのに…」「ラ、ライバル!?」「厄介な平和主義者」「KOFASアンケートのライバル」など、数々の興味深い絆バフを所有していた。
2019年にKOFが「荒野行動」とコラボした際には、「性格は明朗快活で、強い正義感を持つ彼女は必ず、今大会で最も注目を浴びる存在の一人になる!」と紹介されながら、超能力の代わりにマシンガンやクロスボウを乱射して敵を射殺して回り、確かに注目を浴びる存在にはなった。
2020年に「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」とコラボした際には、お得意のビキニ姿を披露したが、このタイトルの特性として過去最大級の巨乳となっている(※9)。また、ルガールのコスプレも披露している。
「KOF」シリーズ当初は毎年声変わりをすることが話題だったが、「KOF'98」以降、池澤春菜氏に声が固定されたことで、それまでの性格に「マイペース」という雰囲気が加わったような気がする。「KOF」が迷走した21世紀初頭は、衣装でも髪型でも言動でも様々な物議を醸した。
「KOF2002」の「ぐるぐるゲッチュ!」や「ピーチ!」、「KOF2003」の「フリフリのアイドル衣装でのしゃがみ強キック」、「KOF MI」での一部のスタイリッシュアートなどは、一部のファンの度肝を抜いたが、年齢的にはこれくらいはっちゃけてもまったく不思議ではない。
「NEO WAVE」や「マキシマムインパクト」で、ようやく沈静化したかに思えたが、「KOF12」ではムチムチの足+真ピンクの髪という姿で登場。「プロフィールの体重を訂正しろ」などとファンから抗議メールが届くほどの衝撃を与えた(※10、※11)。
※10
「12」のご意見コーナーでこの意見を取り上げた開発者も凄いが。
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※11
ただし、この傾向があるのは本伝「KOF」の格闘ゲームのみで、ソーシャルゲームや携帯機のタイトルでそこまで「壊れる」ことは珍しい。
(洗脳されてはっちゃけ気味になることもあったが、そういう場合はたいてい、他のキャラクターも洗脳されている)
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「KOF'94」の発売後の「AOU」では、アテナのコスプレイヤーがいたことにKOF開発スタッフが大喜びし、スタッフ何人かと一緒に記念撮影したが、それがばれて後に上司から大目玉を食らったそうである。
また海外版の「アテナ」「サイコソルジャー」では、アテナ姫ともども、日本国内版とは別人のような雄姿を誇っている(※12)。
※12
左が海外版の初代・アテナ姫、右が海外版・麻宮アテナ。
なお、アテナ姫の活躍に関しては、アーケード版・ファミリーコンピュータ版「アテナ」(海外ではAmstrad CPC版・コモドール64版・ZX Spectrum版もあり)の後、2006年前後のガラケー時代に、携帯電話向けゲームとして続編の「アテナ・フルスロットル」「アテナ・フルスロットル - ウィニング魔女学園騒動記 -」の二本が製作されている。
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担当声優は、
- るしゃな氏(サイコソルジャー)
- 福井玲子氏(「KOF'94」「KOF'94 RE-BOUT」)
- 長崎萠氏(現・平良千春氏)(「KOF'95」)
- 弓雅枝氏(「NEO-GEO CD SPECIAL」)
- さとう珠緒氏(「KOF'96」)
- 栗栖ゆきな氏(「KOF'97」)
- 池澤春菜氏(「KOF'98」以降の主なタイトル)
- 馮友薇氏(Feng Youwei)(「SNK新拍立得」)
- ミワ・ガードナー氏(Miwa Gardner)(イギリス版「KOF12」)
- ロビン・グリフ氏(Robin Gryphe)(北米版「KOF MAXIMUM IMPACT 1」)
- リリィ・コング氏(Lily Kong)(北米版「KOF MAXIMUM IMPACT 2」)
- 石橋けい氏(テレビドラマ「ATHENA - Awakening from the Ordinary Life -」アテナ役)
- 張安h氏(Zhang Anqi)(アニメ「THE KING OF FIGHTERS DESTINY(中国語版)」)。
世界初の歌うBGMでありアテナの代名詞でもある「サイコソルジャーのテーマ(※13)」は、「KOF'94」以降も「KOF'96」「KOF'97」とアレンジされながら連綿と歌われ続け、2019年11月にテリー・ボガードが「大乱闘スマッシュブラザーズSP」にDLC参戦を果たした際にも再録アレンジで採用、しかも日本語版と英語版が収録されるほどの力の入れようだった(ボーカルは小寺可南子氏、アレンジは古代祐三氏が担当。なお、初代サイコソルジャーにも英語バージョンが存在する)。
その他のボーカル曲に、「傷だらけのBlue Moon」「MY LOVE - 勇気を出して -」「恋を待ちきれない」「PRESENT-HOLIDAY」「Open your eyes」など。
※13
最初にサイコソルジャーのテーマを歌った清水香織氏は、同名の人が後に管理人の個人的大ヒットアニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」(2007年)における最強の敵・如月千早役での強烈な演技が強く印象に残った。同一人物か?と思っていたが、千早役のほうの清水さんは、どうやら「サイコソルジャー」の頃は4歳であり、まったく別人でした。申し訳ありませんでした。
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KOFガール、
イスラ、
エクスリーム瓦割り、
春日野さくら、
「かわいければ弱くたって」チーム、
記憶の日、
元気少女、
殺伐としたサイコソルジャー、
四条雛子、
少女時代、
女性格闘家チーム、
不知火舞、
スーパーヒロインチーム、
ちょうヒロインチーム、
友達、
人気少女、
はおうしょうこうけん、
火引弾、
バニーズ、
ユリちゃん号、
リリリゥム