PS2 一言レビュー


はかれなはーと

 一時期、山のように発売された乙女向けアドベンチャーの一本です。
 主人公は事故によるけがの影響が心配され、謎の両親とともに謎の豪邸に引っ越してきます。ところが、次から次へと色男たち(+女装趣味の軍人)が襲い掛かってきたり、その襲撃から守ってくれる出来事が続出。彼らが言うには、主人公の持つ宝石「妖輝石」なる宝石が目的なのだとか。これは大変な価値の宝石であり、新次元のエネルギーを齎す未知の物体なのだそうです。
 もちろん主人公は「妖軌石」のことなんて知りません。で、次から次に主人公を襲って襲うメンバー、大魔術師にして怪盗、宇宙人、女装趣味の軍人、天使、忍者、殺人も辞さないクールな生徒、というグループが、なんと事件の翌日には主人公の母親の「思いつき」で、主人公と同じ家に同居することになってしまいます。
(この辺、敵側の人物からも「あの母親は何か怪しい」と警戒されているのが笑えますが、後に父親も「あの父親は何か知っている」と警戒されてしまいます。隠し事だらけの一家なので、周囲から見たら当然の警戒なのですが)
 こうして、「誰かが主人公を狙うと誰かが守る」という奇妙な人間関係が生まれていきます。各ライバルたちも仲が良いときは笑顔でつるみながらイベントに参加しますが、実戦となると容赦しません。
 ところが、主人公の学校で文化祭が開催されることになり、主人公の体調が徐々に悪くなり始めると、ここから一気にストーリーが展開していきます。
 ADVに搭載されるべきシステムはきちんと搭載されてますし、担当声優も超豪華。私は30円で購入しましたが、十分に楽しめました。「好きな人のためにすべてを犠牲にする」という基本に忠実な乙女ゲーを求める人にはいいかもしれません。

(2022.04.02)

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怪盗アプリコット

 主人公望月あんずの家系には、面白い教訓が伝わっています。曰く「長女は女怪盗となって世の中を陰から見守るべし」。こうして、あんずは八代目女怪盗アプリコットとなるべく試験を受けるのですが、この試験の内容が、「川村元気、周防篤、屋敷渉、松原大樹、一之瀬友明、この五人の誰か一人のハートを盗むこと」でした。
 全体的には軽いノリで、まず昼間の街でそれとなく五人と面識を作り、夜は怪盗アプリコットとして「明日の晩に会いに行きます」という予告状を窓にペタリ。
 大人気アイドルの川村元気、女怪盗を追い回す新聞記者一ノ瀬知明、男の子ばかりとつるんでいて女性には興味がない周防篤、タコ多焼き屋を営む細マッチョの屋敷渉、サッカー選手ながら不調から出番のない松原大樹まで、最初は女怪盗ということで話を聞いてくれようとしませんが、根気よく根気よく話を聞いていくと、徐々に本音を漏らすようになります。
 アプリコットは五人のハートを射止めて、試験に合格することができるのでしょうか?
 ライバルキャラが出てきたり、イベントCDも可愛く、メリハリはきいてますが、どうしても「ホストクラブの男の子の悩みを聞いてあげてお姉さんはイイコトをした!」というレベルのイベントが多いので、シリアスなのかコメディなのか割り切れていない点は残念。
 なお、限定版には、オリジナルドラマCD(1時間オーバーという超大作!)が付属してます……が、どうにも男の私が聞くには内容が恥ずかしくて(笑)。口から砂糖が出るのではと思えるほどもだえました。でもオリジナルソング二曲はいいできです。
 声優陣も夏樹リオ、石田彰、井上和彦、関智一、三木眞一郎、櫻井孝宏、結城比呂、となにげに豪華。

(2016.04.04)

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魁!!クロマティ高校 電脳編

 超絶シュールな同名ギャグ漫画のゲーム化。なにせPS2持ってない作者が大絶賛したってんだから期待度アップですよ。
 本作は原作を忠実に再現しようとした結果、ボードゲームになりました。なぜか野球部を作ることになったプレイヤーは、選手とアイテムをスカウトしながらゴールを目指します。ヤンキー漫画なので、登場人物の殆どはヤンキー。ヤンキー以外はロボとゴリラとハイジャック犯。………。
 プレイヤーの一人目は歯車ジョン。いきなり同作者の別漫画のキャラじゃねーか!!そして金髪ロン毛リーゼントがワルな石川、サングラスがワルな山本、存在自体がワルなハイジャック犯、その他佐々木、高橋の六名の中から最大四人を選んでゲーム開始。ちなみに、漫画では全員脇役。
 最初からチープさを前面に押し出しており、ルールは非常に明快。要するにスゴロク以外の何者でもなく、説明書なんていかにもワルらしく紙一枚ですよ。だから正確には説明紙になるんだろうけど。
 スカウトできる選手(ヤンキー)たちには個性と格が設定されており、選手同士でタイマン張って負けたら選手を奪われてしまいます。ちなみに、登場高校はクロマティ高校、バース高校、デストラーデ高校、マニエル高校。うん、何も言うな。
(わからない人のために書くと、すべて過去(70〜80年代)にプロ野球で活躍した外国人選手です)
 クロマティ高校の校歌のカラオケがあったり、順番待ちのプレイヤーはちゃんとヤンキー座りをしていたり、笑えるくらいくだらないミニゲームなど、こだわったバカゲーという感じ。
 大人数で集まってやるならともかく、一人でやるゲームじゃないですね(笑。

(2016.01.10)

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高橋尚子のマラソンしようよ!

 Qちゃんの愛称で有名なマラソンの五輪ゴールドメダリスト、高橋尚子選手の名を冠したマラソンクラブ経営シミュレーションです。最初は小さな地方クラブから始まり徐々に選手の能力と実績を上げて全国区を目指します。
 まずは本拠地設定。これ、全国のほぼすべての市町村が入ってんのかな? 私は地元の広島県福山市を選択。クラブ名、ユニフォーム、そしてオーナー(プレイヤー)名を決定してゲームスタート! 実は産まれて初めて本名プレイに挑戦です!
 最初に登場する高橋選手と小出監督が色々とアドバイスをくれるのですが、二人とも妙にくねくねうごいてイソギンチャクを思い起こさせますが、そんな失礼な思考は捨ててアドバイスに耳を傾けます。
 やることは選手の育成とクラブの経営。選手の育成はほぼおまかせでなんとかなるとして、難しいのは経営のほう。高いスポンサー料を出してくれるところほど達成条件がきつく、最初は悔し涙を幾度もぬぐうことに。当然選手も競技だけ行うわけではなく、様々なイベントに出て稼いでもらわなくてはなりません。
 肝心のマラソン部分は、戦術設定を行った後は見てるだけ。ただ、選手のスキルが無闇に多いので、調子のいいときは面白いようにグッとタイムが上がります。そんなときにミーティングで選手が声をかけてきます。
「このまちって田舎であんまり買うものないのよね」
 クビじゃキサマー! でも、福山市は確かに(市民的に)田舎ですが、あんなポツーンポツーンと家がまばらにあり車がたまーに走る程度の(山間部ならともかく)大平原は福山市にあまりないと思うぞ。どこだよあそこは。
 まあ、どの競技も関係なく、経営は厳しいということですかね。

(2016.01.10)

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KOF MAXIMUM IMPACT MANIAX

 人気格ゲー「KOF」のポリゴン二作目。私、このシリーズを遊ぶときに、どうしても気になることがあるんですよ。それは、アナウンスの「カッコつけすぎの日本語なまりの英語」。このシリーズ伝統なんだけど、どうも耳に残って遊びづらい。
 本作のタイトルでも、「ケイ・オウ・エ〜フ。マキシムァ〜ム、インパクツ!」とどう聞いても日本語発音で、最初に聞いたら笑えること間違いなし(このシリーズは全部こうで、続編の「2」「レギュレーションA」はもっと酷い)。
 本作は前作のバージョンアップ……といえるほどパワーアップしているわけではありませんが、特殊攻撃、回避行動行それぞれ揃っていて、格闘ゲームの体裁は揃ってます。前作は基本的に1対1でしたが、本作は3対3も選べるようになったので、ある意味原点回帰かもしれません。チャレンジモードもしっかり用意されてます。特殊技のスタイリッシュアートが面白くていい感じ(実戦的なものは少ないけど)
 ちなみに、8個用意されたコンテンツのうち、2つは次回作「マキシマムインパクト2」のPVです。お前ら、これがやりたかっただけやろ!

(2015.12.12)

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マッデンNFLスーパーボール2001

 アメリカ4大スポーツの1つアメリカンフットボールを、EAが全力でゲーム化! 全193チーム、2000人の選手がきます。
 全く区別つかないうえに、なにやってんだかもさっぱりわからなんけどな!
 隠すまでもなく宣言しますが、私はアメフトのルール、何ひとつわかりません。だから、最初から自分がプレイするのを諦め、CPU対CPUの対戦特化観戦に専念してます。
 ボールを持ったら相手ゴール目指して36選手が疾走! もとがガチムチだから、筋肉のぶつかり半端じゃない!それがボール持った選手めがけてすっ飛んでくるんだから、ある意味で怖いけどな!  グラフィックやムービーはEAだけあってよくできてます。私以上にルールに詳しい人がやればこのマッシヴ世界を堪能できるかもしれない。
 ところで、ニュージーランドチームが勝ったときに踊るマオリ族の伝統ダンス「ハカ」が好きなんだけど、あれってアメフトじゃなくてラグビーでしたっけ?

(2015.12.12)

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七人の侍 SEVEN SAMURAI 20XX

 世界的に有名な監督・黒沢明の「七人の侍」をリスペクトして、ファンタジー風に焼きなおして作られたとされる剣撃アクション。いやー、これ面白いわ!
 主人公ナトは、師匠ムサシから二刀流を教わったサムライ。そのナトのいる世界は、神聖な「天使」と12人の元老が治める世界。ところが、人間とは別にヒューマノイドという人類と敵対するロボがいます。
 ナトは自慢の剣劇でもってこのヒューマノイドを斬って斬って斬りまくります。ナトには「二刀流」という奥義があり、ゲージがたまっていれば一分強、カタナを二本にして暴れまわります。これがまた強いの何の。ゲージが切れて刀が一本に戻っても、ゲージが回復するのが異様に速いので、すぐさま二刀流で大暴れできます。
 市(シティ)にはナト以外にもサムライと思しき人物もいて、ストーリーで邂逅していきます。私は原作を見た事がないので、どこまでリスペクトしているのかはわかりませんが、へたに特殊武器を使わず、ただ剣のみで斬って斬って斬りまくる爽快感が尋常じゃありません。敵の数が半端じゃなく、難易度も高いですが、練習のしがいがあります。
 なお、海外で製作されたという設定なのか、セリフはすべて英語で、それが違和感のない世界になってます。

(2015.12.12)

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ザ・ラブスマッシュ!

 D3パブリッシャーお得意の、御色気スポーツゲーム。とはいえ、他のテニスゲームに比べて難しいスこれ。
 登場プレイヤーは、呉美齢、武田輝、双葉理保、シャルル・レノ、ジェニー・フォスター、ジャック・K・マンソン、ツェツィーリア・ロートリンゲン、レフトフック・スミスの8名+ブルー、プロレスラーみたいなマスクのおっさん。ちなみに、隠しキャラ扱いの二人はマニュアルの表紙にドーンと出ているので、隠しにもなんにもなってませんが。
「ラブ☆スマッシュ」なんだから全員女の子にすればいいのに、プレイヤーの半数はおっさんな意図は不明。
 テニスとしての難易度はちょっと高く、まずボールのスピードが異様に速いことと、選手の身体能力がそれにぜんぜん追いついていない。
 ラケットのグラフィックが小さく、帰ってきたボールをどこに当てていいか分からないうえに、横に動きながら返そうとすると勝手にスライディングしてくれる仕様の為、ラリーが物凄く難しい。
 また、CPUが左右に球を振るのが好きなんですが、球を豪快に画面外までふってくれる上に、軌道計算が間違っているのかキャラの特殊能力なのか、たまに球が極端に弾まないことがあるのも難易度を上げる原因になってます。
 試合中はお色気もなにもなく、そんなこと気にしてる暇もありません。また、隠しコスチュームを集める要素もあるんですが、そのためには相手を全員倒さねばならず、そのたびに恐怖のロード地獄に耐えなければなりません。しかもおっさんの隠しコスチュームは集める気にもなれんし、ちょっとモチベーションを上げる原因にはならんかなぁ。
 暗い部屋で怪しいジジイとババアがテレビを見ながら意味深な発言をしているエンディングも意味不明。

(2015.12.12)

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実戦パチスロ必勝法!KING CAMEL

 また出た!実在パチスロ機の家庭用移植版です。今回は特に実機と家庭用が同時発売(2003年)ということで、Sammyも盛り上げるつもりだったのでしょう。大仰なオープニングムービーや、パチスロがらみのミニゲーム、そしてキャラクター紹介、多彩なシミュレーションメニューなどなど、なかなか手が込んでいますが、興味がないのですっ飛ばして、ビッグチャレンジ!
 すまん、リールの絵柄が違う意外、他のパチスロと違いがわからん!「止まるのか!?スベるのか!?衝撃のリールアクションを見逃すな!!」というキャッチコピーがすでに滑っているように感じますが。
 パチスロド新人の私が驚いたのが、時々リールが上下逆に廻ることがあるんだよね。これが「噂のスペクタクルアクション」と自ら煽りまくってる「ドリームリール」?
 あと、登場人物のキングキャメルは二足歩行の身長2メートル近いガチムチのラクダ族で(コブはないけど)、特殊能力がなんと物質変換! 絶対出るゲームを間違えとるて!

キャメルチャンス
出現確率
出玉率
設定11/227.894.4%
設定21/199.197.8%
設定31/173.3102.2%
設定41/155.0106.6%
設定51/141.9109.3%
設定61/126.2119.9%

 ちなみに、風俗営業法の関係で、同じパチスロの筐体はホールでは3年間しか使えないそうです。なので、2003年発売の本作も、すでにホールで見る機会は無いはずです。

(2015.12.12)

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ザ・キング・オブ・ファイターズ―ネスツ編―

 1999年から2001年まで発売された人気格闘ゲーム「キング・オブ・ファイターズ」の「'99」「2000」「2001」を同時収録したパック商品。この三作品はKOFがもっとも迷走した時期にあたり(KOFはいつも迷走しているイメージはあるが)、それをアーケード版をそのまま移植しています。
 とはいえ、なぜか「'99」のみ、ドリームキャストで発売された改訂版「'99エボリューション」の移植で、最大の問題作である「2001」はそのまま収録と、わけのわからんチョイスになっています。
「2001」は、ノナの手がけた醜いイベントグラフィックが余りに不評で、単独でPS2版に移植された際にはすべて描き直されたのですが、本作はアーケードのママ移植なので、各キャラの強烈なご尊顔は昔に逆戻り。
 この「'99」から「2001」までストライカーシステム(簡単に言えばお助け専用キャラクター)を導入したため、これまでの1チーム3人制ではなく4人制になっています。使いかたによっては相手を強引に立ち上がらせたりして強烈な連続技も可能。
 とくに「2000」は、多彩なストライカーがいて、その総数はなんと80人! 古いネオジオファンでないとわからんネタも多く、どのゲームもバランスはイマイチなので、単純に格闘ゲームを楽しみたいなら、素直に別のタイトルを捜して買ったほうが得策です。

(2015.12.12)

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龍虎の拳〜天・地・人〜

 1990年代前半にマニアックな人気を集めた格闘ゲーム「龍虎の拳」「龍虎の拳2」「龍虎の拳・外伝」のパック商品。いや〜、当時は100メガショーック!って煽ってたけど、今じゃそれがDVD一枚に三作入っちゃうのね。
「龍虎の拳」「同2」は過去に移植がありましたが、「外伝」はこれが初めての移植。そのわりに出荷数が少なく、手に入れるのになかなか苦労しました。
 これらは、当時のアーケード版をそのまま移植しているので、家庭用の味付けはいっさいありません。SFC版「龍虎2」でボスキャラが使えた裏技も、当然使えません。そのくらい改善してくれよ。
 また、本作はマニュアルの力の入れどころが全く滑っているのも特徴。数多くの専用連続技がある「外伝」ではその説明が一切ない代わりに、過去に出た公式漫画のコラージュ画像がほぼ全ページに載ってます。これがまた寒いネタばかりで、今のSNKプレイモアがどういう状況にあるのかよくわかります。
 SNKプレイモアは2015年に中国企業に買収された後、社長が「ゲームファンをパチスロファンにしなきゃいかん」と大言壮語した直後にパチスロ業界から撤退を発表するなど、混乱の極み。2016年に「KOF」の新作が出るそうですが、さてどうなるものか。

(2015.12.12)

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シークレット・オブ・エヴァンゲリオン

 1995年のアニメ放送以後、絶大な人気を誇る「新世紀エヴァンゲリオン」。2015年は20周年ということもあって、スマホゲームとコラボしたり、エヴァ初号機カラーの新幹線が登場するなど、まだまだその人気は衰えることを知りません。
 本作は、一諜報員・剣崎(けんざき)キョウヤを主人公として、95年のアニメを裏側から追っていくオムニバスADVです。
 第三使途戦での爆発事故を運よく生き残った剣崎は、退院後早速、チルドレンに届けられた「脅迫状」の差出人を探し出す「任務」を与えられます。早速調査を開始するのはいいのですが、困ったことにネルフの人々は抽象的な回答で誤魔化すばかりで、さっぱり要領を得ません。
 それでも根気よく捜査を続けていくうちに、剣崎はエヴァ四号機、人類補完計画、そして「生き残った」のではなく「生き残らされた」自分の真実へとたどり着いていきます。
 シナリオマップはヘクスで表示され、正解のルートもあらかじめわかりやすく色が変わっています。しかし、厄介なのはどこに移動すれば正解なのかが解らない(ノーヒント)ことと、行動ポイントの存在。行動ポイントは移動するごとに減っていくのですが、これがなかなかシビアに設定されていて、寄道プレイはなかなかできません。
 しかし、その寄道プレイをしないとチルドレン(レイ、アスカ、シンジ)の好感度が上がらず、特定のエンディングが見られないというハードさ。
 シナリオはハードで、アニメでは描かれなかった裏話もあるので、ファンの方はプレイしてみて損はないと思います(旧版映画ネタまで補完してます)。キャラは全員フルボイスですし、CGもわりかし綺麗です。
 チュートリアルでは、碇ゲンドウが淡々とゲームシステムを解説してくれます。なんだか、質問でもしようものなら殺されそうな雰囲気で、思わず正座してしまいます。あと、「残酷な天使のテーゼ」のピアノアレンジはたいへんいい感じ。アスカの出番が多いのも○。
 ちなみに、エヴァキャラの名前は総て船にネタがあるのですが、本作の主役・剣崎は第二次大戦で祥鳳型軽空母一番艦・祥鳳(しょうほう)に改装された給油艦「剣崎(つるぎざき)」から(あ! 剣崎が「改造された」って、それが元ネタ!?)。オリジナルキャラの加賀ヒトミは、戦艦から改造された巨大空母「加賀」からです。
 なお、2015年末に某駅で「エヴァ新幹線って予約がいるんですか!?」と呆然とされていたご家族、その後、無事に新幹線には乗れたのでしょうか? ちょっと気になります。

(2015.12.12)

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OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuing SHOGO HAMADA

 なぜか突然やりたくなって、必死で探したこのゲーム。まずは浜田省吾でゲームを作ろうと言い出した福田裕彦氏に脱帽。グランエナジーという瘴気に満ちた世界「アレット」を、主人公と浜田省吾の二人で救ってしまおうという、しこたま金かけて作ったけど豪華なんだかよく分からない設定のゲーム(製作スタッフはめちゃめちゃ豪華です)。
 アレットの人々はグランエナジーの影響ですっかりすさんでしまっています。主人公は、アドベンチャーパートで町の人に声をかけてコンサートに誘い、アクションパートで「コリビス」という楽器怪獣を捕まえて、ようやくハマショーのコンサートに突入。
 アドベンチャーもアクションもわりと辛く、おらハマショーもなんかせえやとつっかかりたくなりますが、ハマショーはこの世界では救世主以外の何者でもなく無理もさせられないので、やむなく自分が集客からプロデューサー、マネージャー、果てはハンターまで総てやらねばなりませんが、実際の芸能界もわりとこんなもんですよね。結局「アイドルマスター」はファンタジーなわけですよ。
 しかし、そのぶんステージごとに行なわれる浜田省吾のコンサートは見ごたえ抜群、迫力満点です(ライブ中に花火やスモークを自由に出せます)。ポリゴン浜田が北斗の拳かと思いたくなる装甲服を着込んだ姿も斬新で、そのつたないしゃべり方にも男気を感じてしまいます(ハマショー役はハマショー自身がアテレコしています)。
 正直、2003年に浜田省吾でゲーム出してどのくらいのファンが食いついたのかは知りませんが、浜田省吾のカッコよさ(空気が悪い世界なのでコンサート以外はあまりしゃべれないという無茶な設定がナイス)と、なんともキテレツな住人、キテレツな怪獣、ハマショーコンサートで徐々に浄化でされる世界(「MONEY」「さよならゲーム」などの有名な曲を惜しげもなく歌います)、これらのワードに惹かれる浜田省吾好きな40代ならはまれるかもしれませんが、残念ながら現在は発売もとの関係で杯盤になってしまっており、入手は難しいかも。

(2014.10.17)

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ザ・キング・オブ・ファイターズ NEO-WAVE

 2004年7月に出たアーケード版からほぼ一年で移植された家庭用格闘ゲーム。
 アーケード版ではプラットホームをネオジオからアトミスウェイブに移してグラフィックが向上。PS2版ではさらに背景が完全3D化し、アーケード版よりもパターンが増えており、このあたりは純粋なパワーアップです(同じ背景で二パターンあるので、純粋に二倍になってる)。
 またアーケード版からキャラクターが増えて、ボスの若ギースを含めて全45キャラが使えますが、一定のキャラにカーソルを合わせてR1ボタンを押さないと使えない(つまり隠しキャラクター扱い)が10人以上いるのは、キャラ選択時にちょっと迷いますね(一応、取説でフォローはしてあるが、取説にはメイ・リーとルガールは載ってない)。
 今回はスーパーキャンセルモード(必殺技キャンセル超必殺技ができる。ただし、対応技は限られる)、ガードブレイクモード(追撃可能なガード不能攻撃が出せる。ただし、ガードにややクセがある)、MAX2モード(瀕死状態のときに超強力なMAX2という超必殺技が出せるが、緊急回避が不可能)という三つのモードを戦闘前に選択可能。個人的にはワイヤーダメージの狙えるガードブレイクモードが好きです。
 必殺技が妙に出しにくいので、適当なガチャプレイでは勝てません。こころもちゆっくりきっちり入力しないと技が出ない(どころか他の技が暴発することが多々)なので、スピード感はあまり味わえませんね。
 アーケード版とは違うところが多い(主にバグ方面。技表にすら間違いがある)ので、完全移植ではありませんが、座禅を組んで極めるつもりでなければそこそこ楽しめます。……いまどきネオウェーブのアーケード版があるゲーセンも珍しいとは思いますが。
 BGMは評価が高いものの、どうも私には似たような曲ばかりに聞こえて印象に残らなかったなあ。

(2014.09.22)

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ザ・キング・オブ・ファイターズ11

 文字通り格闘ゲーム「KOF」シリーズの11作目。前作「KOF2003」まではサブタイトルが年号でしたが、本作はその2003から間があいたため、ナンバリングになりました。
 毎回特徴的なシステムや(あまり褒められない意味で)あくの強いキャラを搭載してくるKOFですが、今回は「垢抜けたな」という印象ですね。システム周りの印象も、前作の「2003」くらいから目に優しいというか、洗練された感じになり、新キャラも見るに耐えないほどの嫌悪感がないほど良い普通さ。今回は唯一、各チームのエンディングデモの絵柄が見るに耐えないだけですね。(ちなみに、続編ではこうなりました。
 今回も3vs.3のチーム戦ですが、勝ち抜き戦ではなく試合中に自由に交代できるマルチシフトを2003から継承してます。ガードキャンセルから交代、攻撃キャンセル交代、攻撃を食らいながら交代など、かなり自由なタイミングで交代できるせいか、試合はキャラの入れ替わりの激しいせわしいものになりがちで、このスピーディーさはいい感じです。
 通常、「MAX超必殺技」として導入されることが多い超必殺技の強化版は、今回は「リーダー超必殺技」として、チームリーダーに選んだ1キャラしか使えませんが、それだけに強力な技が多く、必殺技→超必殺技→リーダー超必殺技という強烈な連続技も可能(キャンセルのたびに画面がエフェクトでえらいことになるが)。
 もともとジャンプ攻撃が強いシリーズですが、今回は(も?)追撃可能な必殺技が多いうえに、キャンセルからの必殺技が以前よりも入りやすくなっている感覚で、地上からでもちょっとの隙から連続技が簡単に狙えます。
 アーケード版からの追加キャラクターが多く、特殊なエンディングやチャレンジモードもやりがいがあります。BGM、効果音も前作からだいぶ改善されてて、これまでのKOFにしては珍しい「普通に遊べる」格闘ゲームですね。
 ただ、ラスボスのマガキのいんちきくさい強烈さや、微妙なチャレンジモードなどもあり、どちらかといえば対戦モードに特化して遊んだほうが面白いです。ちなみに、今回もラモンのやかましさには大笑いしました。ハスタラビィスタ!ハッハー!

(2014.09.22)

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ハイパーストリートファイター2

 カプコンの看板シリーズとして、1991年から発売されている「ストリートファイター2」の15周年を記念して製作されたタイトル。
 基本は一対一の対戦格闘アクションですが、「2」→「2´」→「2´ターボ」→「SUPER」→「SUPER X」と、細かくバージョンアップしてきたキャラクターを、モードを指定して戦えるのが大きな特徴。
 特に「2´ターボ」から「SUPER」になったときに、グラフィックやボイス、効果音などが大幅に入れ替えられており、SFC版で「ストリートファイター2」と「SUPERストリートファイター2」を遊び倒した身としては、グラフィックの変わりように少し戸惑いました。
 効果音やボイスまで当時のものを再現していて、このあたりは完全なおっさんホイホイであり、どのバージョンに反応するかでゲーム歴が分かってしまうかもしれません。
 特殊な機能がない分、攻撃力の高い初代勢が強いかな。一見、スーパーコンボ(超必殺技)を持つ「X」勢が強いかと思うんだけど、スーパーコンボゲージがなかなかたまらないので、正直あてにはできない。
 なお、モード選択はそのまま当時のシステム選択にもなっているので、初代モードだと四天王とSUPER以降の新キャラクターは使用できない。

 なお、本作の良いところのひとつに、資料的な価値の高さがあげられる。初代「スト2」〜「´ターボ」のOPやEDなんて、今はもうこのソフトでしか見ることができないんじゃなかろうか。
 また、私はこれが目的でこのゲームを買ったんだけど、94年のアニメ映画「ストリートファイター2 MOVIE」が、なんとほぼそのまま収録されている。ハリウッド版「ストリートファイター」や、その後の「レジェンド・オブ・チュンリー」など、実写映画は今でもレンタルで見ることができるが、このアニメ映画版だけは、(少なくとも私は)どこでもお目にかかったことがない。
 これ買ってからしばらく、うちのPS2は映画「スト2」専用の上映マシンと化してました(ただし、春麗のシャワーシーンだけは、製作側の超絶編集テクでカットされていた。ガッデム)

(2014.07.20)

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サクラ大戦物語 ミステリアス巴里

 確実にゲーム史に名を残すであろう不朽の名作ADV+SLG「サクラ大戦3」のちょっとだけ後日談と描いたアドベンチャー(SLG要素は無し)。公式に「本格推理ADV」を名乗ったが、それが仇となって後にめちゃくちゃ叩かれてしまったいわく付きの一品。
「サクラ3」の主人公・大神一郎が巴里から日本に帰国した後の物語で、日本の探偵・明智小次郎とその妹でシャノワールの見習いダンサー・明智ミキの二人を新主人公にすえたザッピング方式(視点を切り替えながら進む)を取り入れており、残念ながら大神さんの出番はありません。ミキの友人エルザの失踪から二人が事件に巻き込まれていく過程を描きます。小次郎は探偵という職業からかミキにはない「Life」という独自の数値が設定されており、荒事に巻き込まれての死亡バッドエンドが存在します。
「3」の主要人物が総登場しますが、大神さんが「3」でヒロインの心を鷲づかみにしたまま日本に帰ってしまったらしく、「サクラ」にしては珍しい事に、本作には恋愛要素がありません。逆に、各ヒロインの素の部分が見えるのは新鮮でいい感じでした。エリカって、大神さんが絡まないとああいう形の 残念なほうのアホの子 超天然になっちゃうのか、とか。「おはようボンジュール♪改」はファン必見。
 ただ、アドベンチャー単体としては、非常に残念な一品。コマンド総当り&移動できる場所は総移動しながら尺を稼ぐタイプのシナリオで、残念ながら「本格」的な「推理」が炸裂する部分は全くなく、基本的に力押しで解決します。一定のイベントが起こらないと時間が進まないのに、何の反応も無い場所をウロウロさせられることが圧倒的に多いせいか、正直、「体力と時間の無駄だなあ」と辟易させられることもありました。ヤリコミ要素が多いのはいいのですが、周回プレーをするには愛がいります(難易度は低いし、エンディング数も12と多い)。
 小次郎もミキも、「サクラ」の物語の根幹である「霊力」という力にも「光武」というロボにも全く無縁な一般人という立場であるせいか、「サクラ」のノリについていけていません(ミキにはわずかに霊力があるようですが)。そのわりに、当然ながら「サクラ3」をプレーしていないと全く分からないであろう単語もよく出てくるためか、(新参のファンのためにかなり気を使ってはありますが)盛り上がりが微妙に中途半端になっちゃってます。
 本作の一番の魅力は、クリア後に解禁される「サクラ3」の各オープニング&次回予告映像。ここだけは「愛の御旗のもとに!」と見た人全員の血が沸騰するでしょう。
(「サクラ3」って、オープニングアニメだけで3億円かかってるらしいですね)
 結局、本作をやっての感想は、「ああ、またサクラ3がやりたい!」でした。「サクラ3」をどうしても違う一面から見たい人と、浪川大輔が好きすぎてムラムラする人くらいにしかお勧めはできません。
 あと、ミニゲーム「前略モンマルトルにて」も絶対にいらない。あれこそ時間の無駄。残念でしかないアホ。「EVE - burst error -」のキャラをパクって作ったのはいいが、やらされた感想はマイナス1兆点。

(2014.05.30)

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KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION"A"

 これも死ぬほど遊び倒したなあ。格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズを3D化した「MAXIMUM IMPACT」の最新作にして、2014年現在最後のゲーム。
 完全新作ではなく、前作「KOF MI2」のバージョン違い(バージョンアップではない)で、新キャラの追加はもちろん、既存のキャラにも新技を追加しています。前作は1対1のシングルマッチでしたが、今作では従来の2Dシリーズと同じく3対3のチーム戦を採用。最初の1キャラの対戦時のみ、キャラクター同士の掛け合いがあります。
 登場キャラクターは全41名と多いのですが、ちょっと困ったことが。キャラクター選択場面で似たような顔が似たようなアングルで並んでいるので、キャラがどこにいるかよくわからん!! 金髪の隣が金髪とか、おっさんが横一列にズラリと並んでいたり、草薙京が二人並んでいたり。
 このシリーズのオリジナルキャラクターは、最初に登場した新主人公、アルバとソワレは好感が持てるものの、それ以降の新キャラクターはプロデューサーの変なセンスもあってか、なかなか好きになれません。ミニョンとかニノンとかハイエナとか、技表を開くと「アイタタタ」と顔を覆いたくなります。厨二病全開だった昔の自分を見ているようです。
 追加キャラクターのアッシュや溝口も、原作2D版よりかなり気持ち悪い(寒い)仕様変更がされており、センスって大事だなぁと実感。OPムービーはせっかく曲は良いのに、映像は一ファンが作ったMAD動画みたい。
 3Dということもあって、カメラアングルがグリグリ動き、ハデで楽しいのはいいものの、技によっては目が回ります。全キャラに装備されたオリジナル連続技「スタイリッシュアート」は、独特の動きが多く、使っていて楽しいです。
(ただ、壮絶な先行入力を要求されるものが多く、先読みで出すのは無理。タイミングよくポンポン押しているだけだと、途中で動きが止まって猛反撃の的になります)
 ただ、前作に比べてストーリーモードの削除、チャレンジモードの削除、アナザータイプの数が大幅に削られるなど、実質的には調整を加えつつ大幅にグレードダウンしており、対戦に特化した作りになってます。特に魅力ある新キャラもいないので、一人で時間つぶしに使うのなら、前作「KOF MI2」で充分です。

(2014.05.18)

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ザ・キング・オブ・ファイターズ'94 RE-BOUT

 10年以上続く長い人気格闘ゲームシリーズ「キング・オブ・ファイターズ」の、第一作目のリメイク版。シリーズ10周年記念タイトルのうちの一作。最初はネオジオで発売されたもので、実は「'94」の他機種移植はこれが初めてだったりします(「'95」以降はPSやサターンに移植されています)。
 もともと格闘ゲームとしてはかなり大味で、今の格闘ゲームに比べればコマンド受付も厳しく必殺技も出しにくいゲームでしたが、リメイクに当たってかなりバランス調整を施したらしく、そこそこ技は出しやすくなっています。ただ、もともとコマンドそのものが +BDとか、+BCとか、かなり難しいので、やっぱりかなり練習はいるけどね。ユリの飛燕鳳凰脚は血がにじむような練習でほぼ確実に出せるようになりましたが、アテナのシャイニングクリスタルビットとか、アンディの超裂破弾とかは、未だに確実に出せる自信はないわ。
 登場キャラクターはボスキャラのルガールと草薙柴舟を含めて26人と、後の同シリーズに比べれば少ないですが、他の格闘ゲームに比べれば十分に多いです。本作の最大の特徴は3対3のチーム戦。当時は不可能だったチームエディットが可能になり、好きなキャラクターでチームを組めます。私はユリ、舞、キングのデフォルトのイギリスチームが好きなのですが、そりゃもう泣けるくらいに弱いので、舞の代わりにハイデルンを入れて使っています。
 グラフィックはすべてハイレゾ化されてかなり綺麗になっていて、とくに背景はすべて3Dに描きなおされて完全に別物。「'94」独自の防御動作に「避け」というのがあり、体をそらして相手の物理攻撃を避けるのですが、このときなぜか背景まで斜めにずれる演出になっています。3Dだからこその力技ですが、さすがに不自然では?

(2014.05.18)

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新撰組群狼伝

 中古で50円で買ったうえに説明書がついておらず、詳しいことは全くわからず。とりあえず、パッケージを書いたのは「るろうに剣心」で有名な和月伸宏。ただ、ゲーム中の3Dモデルは全く似てない。
 セガが2005年に発売した剣劇アクションで、製作したのはレッドカンパニー。レッドといえば「サクラ大戦」の印象が強いが、いまこういうのを手がけてるのレッド……。
「新撰組」と名がついているからには99%の日本人が気づくように、その日本刀で斬って斬って斬り殺しまくる惨殺ゲーム。この一言だけでゲーム内容の八割は説明済み。
 基本的に「新撰組の誇り高きヤングタイガー」こと沖田総司(異論は認める)を操り、幕府に反抗する不貞浪士たちを斬って斬って(以下略)。
 攻撃のキモはなんといっても「見切り」。このテクニックを身に着けないと、このゲームはどうにもなりません。相手をロックオンして正対し、相手が攻撃を仕掛ける直前に「レバー+×」動作に成功すると相手の攻撃をかわすころができます。ここからが「群狼伝」沖田の真骨頂!タイミングよく□ボタンを連打して斬る斬る斬るKILLLL!!!
 この「見切り」→「連撃」のコンビネーションがかなり爽快で、なれるとほぼノーダメージでステージクリアも可能。「ストリートファイター3」のブロッキングもびっくりの万能振りです。
 毎回、沖田と組む隊長を選べるのが面白いところで、選んだ隊長によって沖田の能力値がかなり変化します。しかし、この選んだ隊長は沖田とともに戦ってくれるわけではないようで、一緒に奥義を打つときのみ出てくる模様。その代わり、この「奥義」がまたド派手。「地球壊滅的B級ツンデレZ」こと近藤勇(異論は認める)との合体技「滅殺金剛剣」なんてもうめちゃくちゃである。
(パッケージを書いたのは和月氏だが、本作の斎藤一は「るろうに剣心」の斎藤とは別人)
 やれることは多く、爽快感も凄まじく高いものの、ストーリーがかなり短いのが難。また基本的に操れるのは沖田一人なので、飽きやすいかもしれない。明らかなボリューム不足は残念ですね。

(2013.10.08)

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フロントミッション4

 すいません、あまりの超難度に、途中で投げました。
「ヴァンツァー」と呼ばれる人型機動兵器をチームで駆使しながら数々の戦場を戦い抜くシミュレーション。シリーズで世界観は共有しているものの、ストーリー的にはつながりはないようで、時系列では「オルタナティヴ」(2034-2035年)、「2089」「2089-2」「2089BoM」(2089年)、「フロントミッション」「FMO」「DRIVE」「DOG LIFE & DOG STYLE」(2090-2092年)、「4th」(2096年)、「2nd」(2102年)、「3rd」(2112年)、「エボルヴ」(2174年)となっている……らしいです
 で、この「4」はPS2としては初のシリーズ参戦作品。西暦2096年のヨーロッパを舞台に、ダリルとエルザ、二人の主人公の視点から一つの真実へとたどり着きます。
 キャラはフルボイスながら、全員英語。字幕はありますが、やはり聞き取れたほうが面白いかも。戦闘フィールドはかなり広大で投入できる部隊も最大6人と前作よりも拡大されており、さらに他のパイロットとあらかじめリンクさせておくことで最大4対4の対戦ができるようになってます(前作までは基本的に1対1)。
 パイロットセットアップでは戦闘で獲得したポイントを使ってパイロットを成長させることができるが、これがまた膨大な組み合わせが可能な上に解説がわかりにくく、最初はかなり戸惑う。ただ慣れるとかなり無茶なパワーアップも可能。またヴァンツァーの装備の変更によるセットアップの変更も可能だが、全体的に攻撃力が低めなため、戦闘がかなり長引くのが難。
 重厚なストーリーは男なら読んでて興奮すること間違いなし。

(2013.10.08)

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エレメンタルジェレイド - 纏え、翠風の剣 -

 東まゆみによる人気コミック「エレメンタルジェレイド」シリーズの格闘ゲーム化作品。
 中世的な世界を舞台に魔法に似た特殊能力を操る少年少女たちのファンタジーバトルものだが、銃や飛空挺なんかも登場するファイナルファンタジー系世界観。いわゆる「紅」版「蒼」版の二つが存在するが、主にアニメ化・ゲーム化されているのは「紅」版のようですね(「蒼」版は中東風の世界が舞台となっている)。
 思い切り要約すると、武器に変身するパートナーとともに相手をボッコボコにする3D格闘ゲーム。動きがややもっさりしている感じはするけど、技のコマンドが非常に簡略化されていて、とっさに技が出しやすいのが長所。ただ総じて隙が大きいので、大暴れまくり、というよりは隙の探りあいになりがち。
 最大の見せ場は、ゲージMAX時にのみ繰り出せる必殺技「朋踊の歌」。発動するといきなりパートナーと二人きりの世界になり、突然二人で和歌を読み出します。呆気にとられていると、ゆっくりと二つの台詞が重なっていきます。これが二人のココロの言葉のようで、二人の心が重なる瞬間にぴったりとボタンを押せれば成功。すべて上手く良くと恥ずかしいほど超威力の技が発動する代わりに、失敗が増えると威力も落ちます。
 ストーリーモードや隠し衣装発見などのやりこみ要素もあります。多少バランスの悪さと物足りなさを感じるゲームですが、そんなに悪いところもなく、暇つぶしにはぴったり。

(2013.10.08)

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此花4 - 闇を払う祈り -

 主人公・恵とパートナーたちとともに、修学旅行中先で殺人事件に巻き込まれていくアドベンチャー。
 このシリーズにはいっさい触れた事がなかったが、「4」まで出たということはそれなりに評価は良かったということなのだろうか。
 全体的に雰囲気はよく、怪しげな場所で怪しげな人物が怪しげなことをやらかしたあと、何か不安を感じていると怪しくない人が死んでいく、というわかりやすいといえばわかりやすいストーリー(ただ、一部に超展開がある)。
 ストーリーはやや短めでヒントも多く、難易度はあまり高くありませんが、バッドエンディングを含めてエンディングの数がやたら多いのが笑った(40近くあるもよう)。ここにこるなら、もっとシナリオ詰め込みましょうよ(笑)。
 そのことは自覚があったのか、新作フルプライスで3990円という、(シンプルシリーズを除けば)PS2のゲームにしては異色の安さ。前半と後半の難易度が極端に違う、微妙にキャラが小さく感じる、BGMのボリュームが調整されてなくてばらばらに聞こえる、などの難点はあるが、コストパフォーマンスを考えれば及第点。また、唐突過ぎるバッドエンドも、怒りを通り越して笑えるところもあり。

(2013.10.08)

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アポクリファ/0

 スタックソフトウェアが2001年に出したカードバトル型アドベンチャー。キャラクターデザインはゆうきあずさ。
 双子の王子アレクとプラチナのうち一人を選択して、仲間や参謀、部下を集めていき、選ばなかったほうの王子をメッタメタに蹴落とすのが目的のゲーム。先行発売のPC版では「アレク版」「プラチナ版」の2バージョンがあったが、PS2移植に当たって合体(意味深)して発売された。
 弱肉強食の世界「奈落」の王を決める物語。奈落の王の力が弱まりつつある現在、より強い王の座を求めてアレクとプラチナは争いを繰り返すことになる。
 絵柄は乙女ゲー全開で花があるものの、ストーリーは切なく、展開が予想のつかない場面が多いのが○。脇キャラも非常に良い味を出しているキャラクターが多くていい(^^)b。また基本フルボイスで、声優陣は超豪華。
 ただ、肝心のカードバトルが若干わかりにくく面倒に感じた。また、片方の王子のストーリーをやると、もう片方の王子のストーリまで若干読めてしまうところがあり、二周目にはいけなかった。

(2013.10.08)

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ゼノサーガ・エピソード2 - 善悪の彼岸 -

 モノリスソフトが開発し、ナムコ(当時。現バンダイナムコゲームス)が2004年に発売した、何もかもを間違えちゃった感が大きなRPG。
 前作の直接的な続編なのに、なぜかスタッフ総入れ替え、キャラクターデザインも総入れ替えというあわただしさに、いったい現場で何があったんでしょうか。
 見事な演出や大人っぽい台詞回しなど、見せ方は相変わらず上手いが、だからといって二周目にはプレーしようかとはちょっと思えない残念なゲーム。超長いムービー→移動マップ→イベント→戦闘(ほぼ以下繰り返し)。とにかくムービーが多い&超長いので、格好はいいんだけどゲームしている気分にはなれず。
 キャラクターデザインの変更は、ちょっとひどいセンかなあ。シオンもモモも完全に別人だけど、コスモスはいったいなにがあった。ゲーム中では邪神モッコスとまではいわないものの、やはりかなり違和感がありますね。
(シオンが眼鏡じゃなくなってたのが違和感炸裂だった。あれは、かなり重要アイテムじゃなかったか?)
 やってて一番かったるいのは戦闘です。まずエンカウントから戦闘に入るまでが長い。長すぎる。
 また前作とは戦闘のシステムがかなり変わっており、攻撃には有効な範囲が決まっており、敵には弱点となる範囲が存在する。弱点を効果的に使えばブレイクという状況となり、戦闘が有利になる。……ぶっちゃけ、ここからもできることは多いんですが、ややこしいうえにゲージ関係の行動がひたすら、本当にひたすら面倒なので割愛。
 シナリオ中にはG2キャンペーンといういわゆる「お使いランニング」イベントがあり、貴重なアイテムがもらえたり、貴重なスキルが獲得できたりするわけですが、これも長い上に面倒。ちょっと私は投げた。申し訳ない。
 率直な感想は、クソゲーでした。

(2013.10.08)

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リーヴェルファンタジア - マリエルと妖精物語 -

 2002年にビクター・インタラクティブ・ソフトウェアが出したファンタジーアクションRPG。開発はインフィニティ。
 主人公マリエルは、妖精の姿を見ることができる女の子。町の人からの依頼を受け、妖精の力を借りてアイテムを合成をしながら、父親の作った借金返済を目指す。
 どっかで聞いたような設定だけど、このゲームの特徴は、とにかくなにもかもが可愛いこと。主人公マリエルの天然ボケや、それに対する妖精フィオナのツッコミ、ドルチェのヤキモチなど、全編にわたって毒の無い明るさで充たされてて、やっててホンワカします。
 面白いのは、合成するのがアイテムだけではなく、それに適した妖精まで全部自分で生み出さなければならないところ。依頼をこなすためには様々な難関を突破しなくてはならないのですが、その状況を突破できる能力を持つ妖精を誕生させるところからが仕事です。
 この妖精たちも毛色の違うポケモンみたいでかわいいのですが、生み出すには特定のアイテムが必要。ということは、
「アイテムを合成するために必要なアイテムを探すために必要な妖精を生み出すために必要なアイテムを探す」
 と、依頼の起承転結が頭の中でごちゃごちゃになります。
 また、マリエルのアクションは非常に可愛くていいのですが、操作性そのものは劣悪。マリエルは走り出すまでの予備動作が長く、また動作にはいちいち妙な慣性がつきます。要するに「走りたいところで走れず、止まりたいところで止まれない」のですが、そのわりに細かい操作を要求される場面が多いので、RPGとしては簡単なのに、アクションとしては難易度が高い、というおかしなことになります。
 カメラワークが悪すぎるのも痛いところで、特にがんばって作りこんである街中での行動が一苦労。まさしく、「どうしてこうなった?」
 ゲーム中はほぼフルボイスで、演出的にはかなり頑張ってます。劣悪な操作性の壁がかなり高いですが、それさえ乗り切ってしまえば、長く遊べる佳作です。これ、本気でリメイクしてくれないかなぁ。

(2011.11.14)

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涼宮ハルヒの戸惑


破壊力抜群のロング長門!

「ゲームを作るわよ!(一ヶ月で)」と、相変わらず無茶を言い出したハルヒに、キョンはじめSOS団が振り回される、ゲーム製作アドベンチャー。
 アニメの第二期ですさまじい物議をかもした原作の一エピソード「エンドレスエイト」の設定を引っ張って来たようで、終わり無き一ヶ月を、ハルヒが満足するゲームが作れるまで、何度も何度もループします。
 ハルヒが立てた製作スケジュールをキョン(プレイヤー)がいじっていき、ゲームの完成度を上げていくわけですが、誰にどの作業をさせるかで、ゲームの完成度(進捗度)が変わり、その過程でギャルゲーらしい様々なイベントが発生します。
 ややこしいのは、予定に組み込める「作業」の数がとにかく膨大で、かつ専門用語だらけ。途中まで、自分達がどんなジャンルのゲームを作っているのかすら分からないので、ちゃんと誰にどの作業をさせればどのような結果になるかを頭に入れておかないと、狙ったジャンルのゲームを作ることができません。
 また、イベントの起こし方が分かりづらいのも難。現在までの全体的なゲーム完成度が、一日に一度、キョンの部屋でしか確認できないので、スケジュールの管理がさらに難しくなっています。
(さらに、まれにハルヒが勝手にスケジュールを組み替えてしまうのも厄介)
 完成したミニゲームはクリア後に遊ぶことができます。ドラクエそのまんま(一部ポケモン)の「RPG」や、プリンセスメーカーそのまんまの「育成SLG」、スーパーロボット大戦そのまんまのSLGまで、「いいのかこれ?」という色んなゲームができますが、プレイ中にSOS団のツッコミやボヤキが入りまくるのが面白い。冷静にバグを指摘する長門や、ゲーム中に無い裏設定を語り始める古泉など(おまえはグランディア3の高橋秀信Pか)。
 また、ミニゲームのバグや完成度をかなりこまかくいじることもできて面白いのですが、そのミニゲーム自体がかなり長く、途中でタイトルに戻れないのは難。またいじりようによってはホントにバグってリセットするしかなくなることも。
 アドベンチャーとして形態は古いところもありますが、基本的にフルボイスで、会話中のよそ見など面白いシステムもあります。ヤリコミ要素も多く、難易度はかなり高いです。ギャルゲー、キャラゲーだと舐めてかかると、痛み目を見ます。
(なお、アニメ二期では全14話中8回が「エンドレスエイト」でした。続き物のストーリーではなく、ほぼ同じ内容の話が8週連続で流れるという放送事故スレスレの実験作でしたが、DVDの売り上げは第一期の半数にまで落ち込んでしまいました)
(2011.04.01)

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ストリートファイターEX3

 カプコンがプレステ2のローンチタイトルに持ってきた格闘ゲーム。ポリゴン「スト2」の三作目。
 うーん、確かに元が元だから面白くないわけじゃないんだが……正直、微妙。
 グラフィックは格段の進歩を遂げてますが……キャラクターの数が減ってないか? しかも、減らされたのはEXシリーズ独自のキャラクターばかりで、まずそこが残念。スト2キャラも悪くはないんだけど、このシリーズ独特の「濃さ」をスポイルしちゃったら何にもならないと思うんだが。なんでブレアが消されるかなー。
 対戦システムも大幅に変わってますが、CPU戦の仕様の変化もかなり微妙。1対1という戦いは基本的に無く(これは対人も同様)、最初のステージがいきなり1対3、以降も激しく人数が入れ替わります。
 そのステージで最後に倒したCPUキャラを「仲間にすること」ができ、以降の戦いに連れて行くことができるのですが、誰を仲間に入れるかを任意に選ぶ(狙って最後に倒す)ことは難しく(仲間にするかどうかは選択可能)、下手をすれば自キャラ以外に使えるキャラを仲間にできず、最後のサガット→ベガの連戦を一人で戦わなきゃいけないことに。
 また、必殺技などで相手を派手に吹き飛ばすと、画面外まで吹っ飛んでいってしまうのですが、いちいちプレイヤーキャラがそれを追って走っていく(操作不能時間になる)ため、試合のテンポも悪いです。
 さらに、ステージのグラフィックが多重スクロールするのですが、キャラが動くと、背景手前が右にスクロール、背景奥が左にスクロール、と、かなり不自然な動きをします。実は、これが微妙な違和感になって、ちょっと試合に集中できません。
 このシリーズおなじみのキャラクタークリエーションも、今回は微妙。
「波動拳を10回連続で壊せ!」など、出される問題を解いてポイントをため、必殺技を「購入」して付け替えするのですが、はっきり言って購入可能な技というのが、魅力の無いものが大半。そのため、強い技を買ってつけてしまうと、あとはやることがなくなってしまいます。
 また、「ギャラクシーを決めろ!」と言われても、その「ギャラクシー」という技のコマンドが説明書にもゲーム中にも一切無いという仕様で、ひょっとして攻略本を買えということですか?
 ダランやロッソ(なんでこの人が隠しキャラになってるのかも不明)など、濃いセンスは相変わらずで、格闘ゲームとして悪くは無いのですが、やりこむだけの魅力があるか、といわれたら微妙ですね。

(2011.02.10)

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ライゼリート エフェメラルファンタジア

 プレステ2の初期に登場した音楽ゲーム付きRPG。南国の楽園の主に招待された、放浪の音楽家となって、謎めいた島の秘密を解いていく。
 同じ期間を何度も何度もループして島の謎を解き、徐々に徐々に状況を良い方向に持っていく、というスタイルは当時としては斬新で、「プリズマティカリゼーション」のようなグダグダ感もあまりなく、展開も意外。なあなあのうちに終わらないのは凄くいいです。
 ただ、その「味」が分かるまでが一苦労。最初は本当に、何がどう進んでいるのか全く話が見えません。
 個性溢れる多くの仲間がいるのもいいのですが、彼らを仲間にする手段が非常にわかりにくく、また個性が溢れすぎてウザいヤツも多いので、ちょっと胃にもたれます(主人公もかなりキてますが)。
 また、リアルタイムで時間が流れている中で行動しなきゃいけないのに、島がとにかく広大、ひたすら広大なので、移動するだけでも大変。情報集めなんて一苦労です。
 2000年のゲームなのでポリゴンが力不足なのは仕方ないけど、カメラワークが最悪だし(複数の視点が選べますが全部最悪)、一部、非常に特異なセンスが炸裂しているので(「炸裂」としか言いようが無いのが凄いけど)、ついていけない人もいるかもなあ。戦闘も画面が暗いし。
 とにかく個性的なRPGです。

(2010.01.10)

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鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー

 このパッケージに騙されて泣いた人がいったい幾人いることか。メーカーがコーエーだってこともあって、多分誰もが硬派な戦略シミュレーションを期待して買ったはず。と言うか、「提督の決断」と間違えて買った人もいるのでは。
 それが開けてみたら戦艦アクションシューティングだった日にゃ、箱を投げつけたくなる気持ちも分かります。
 しかも、組み立て感覚はプラモデルで、操縦感覚はラジコン。
第二次世界大戦を、思いっきり箱庭エモーションに凝縮しちゃいました。
 自分なりの戦艦を自由自在にカスタマイズできるのは良いんですが、戦艦の操作に慣れるまでが大変で、しかも、弱いうちは本当にメチャクチャ弱いので、一ステージをクリアするのに膨大な時間がかかります。
 しかし、一度クリアしたステージは何度でも挑戦できるし、マイ戦艦は金をかけたぶんだけ正直に(しかもアホみたいに)強くなっていくので、後半になればなるほど難易度が下がるという事態が起こります。
 荷電粒子砲搭載ッ!! 超怪力光線照射ッ!! パルスレーザー発射ッ!!
 これはどこの星の「第二次大戦」だッッ!!!
 弱い序盤は立派な苦行ゲームで、強くなりすぎる終盤は出てくる敵をひたすら叩き潰す焼肉パーティー。こんなに印象が変わるゲームも稀です。
 慣れてくると、あらゆるものがめちゃくちゃすぎて、ひたすら笑えます。

(2010.01.10)

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ワイルドアームズ アドヴァンスド・サード

 西部劇の時代に魔法を組み合わせた独特の世界観が光る、ガンマスターたちの活躍を描いたRPG。
 このシリーズは毎回、アクション風味のギミックが色々凝ってるんですが、それは本作でも健在。ダンジョンの中にはこれでもかと様々な仕掛けが待っています。
 どれもこれも決して難しいということは無いんですが、ぶっちゃけてしまうと、途中から面倒くさくなってきます。もっとストーリーを楽しませろ。
 というか、こういうギミック系RPGで操作性が悪いのは、最悪の弱点だなあ……。せめてダッシュと会話を別のボタンにしてくれ。
 無闇に迷うことが多く、しかもエンカウント率がキチガイじみて高いので、操作性の悪さとあわせて、とても謎解きに専念できるような環境じゃないです。人間関係も、期待したよりは軽薄で、あんまり重みは無い。
 あと、ギャロウズの登場のとき、可愛げな三つ編みのキャラが「行ってしまうのですか兄上」と出てきて、「三つ編みの妹キャラ登場ッ!! ウシウシウシッ」と勇んでいたら、なんと弟キャラでした。声をつけろ、声を!

(2009.06.30)

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ローグ・ギャラクシー

「ドラゴンクエスト8」やDSの「レイトン教授」などでお馴染みの「レベルファイブ」が製作した、大宇宙縦横無尽(をやりたかったと思われる)のRPG。通称「グギャー」。
 マニュアルの3ページには、代表取締役社長の日野晃博氏の素晴らしいコメント(クリックで開閉)が載っており、氏や社のやる気がバンバン伝わってくるんですが、残念ながら、それをひとつもゲームに生かせてません。
 日野氏のメッセージにもある通り、グラフィックは決して悪くありませんが、それ以外の全て要素が、一つ残らずウンコレベル。
 つまりは、寒い、キモい、単調、面倒くさい、無闇に長い、センスが古い、意味もなく目立つ脇役が多すぎ……と、見事すぎるくらい見事に、四拍子も五拍子も揃ってしまった、コテッコテの完全無欠のクソゲー。
 他のRPGにはない本作の良い点として、初めてのプレイでもムービーを飛ばせるというのがありますが、銀河公社の一連の「MIOちゃん」イベント以降、私は気持ち悪すぎて、ほぼ全てのムービー反射的にスッ飛ばしました。反射的に飛ばさなかったものは、途中まで見てから耐えられなくなって飛ばしました。
 セーブデータをロードするたびに見せられる「あらすじ」、うすら寒い上にしつこいくらいに繰り返される「そのときスティーブは……」「ここにお父ちゃんがいるの?」にいたっては、もう「邪魔」を通り越して「嫌がらせ」でしかありません。素人じゃあるまいし、この21世紀に、ベタベタのお約束をベタベタのままで使う馬鹿がいるか!
「映画が持っていない「ゲーム」本来の楽しさを感じていただきたい」「ついついやめどころがわからず気がつくと徹夜してしまう」「それが僕にとっての最高のゲーム」という日野氏の高邁な理想。「自信を持ってお贈りする、最高のエンターテインメント作品」というその理想への回答が、このひたすら、ただひたすら腹が立つクソゲーなわけですか? やりきれませんね。

(2009.06.30)

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Fate / unlimited codes

 アニメ化もして大ヒットしたPC用アドベンチャー 「Fate / stay night」 および 「Fate / hollow ataraxia」 の格闘ゲーム。
「第五次聖杯戦争の「if」を体験せよ」というキャッチコピーを打ってましたが、それだけに、サーヴァントを召喚したこともなければ英霊でもない身としては、CPU戦の難易度高すぎて猛スピードで脱落確定です。
 ゲームの感覚としては、3Dで描かれながら2Dの要素を強く残す「闘神伝」スタイル。原作がエロゲーなだけに、スタイル抜群な英霊・魔術師が多く、筋肉要塞のバーサーカー(男性、身長253cm、体重311kg)が浮きまくり。
 本作はアーケードからの移植ですが、製作したのがキャビアらしく、移動システムが使いにくい、空中コンボが異常に長い(一回連続技を食らい出したら、牛丼を食いにいける)、空中ガードが無い、投げが異常に強い、と問題点がありすぎてゲームとしてはイマイチ。売りであるはずのジャンプ仕込みキャンセルもなぜかやけに判定が厳しく、なかなか使えません。他のゲームで叩かれたときに勉強せんのか、キャビアは?
「淑女のフォークリフト」ことルヴィアゼリッタ、「Fate / hollow ataraxia」の事実上の主人公といえるバゼットを登場させたセンスは評価できますが、さすがにセイバー・リリィはやりすぎだ
 アーケードでも撤去の早かった本作。もしも聖杯戦争を勝ち抜いて願いをかなえるなら、神龍に「ギャルのパンティおくれ」と言わんばかりに「別の会社で作り直しておくれ」と速攻でお願いしてしまいそうです。

(2009.06.30)

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キングダムハーツ

 今でも、様々な続編が登場している人気RPGシリーズの一作目。まず、「FF」と「ディズニー」をコラボさせようという発想に拍手。よく思いついたな、といつも思います。
 ディズニーキャラとFF8〜10のキャラ(一部)が競演するお祭り巨編。でもただ明るく騒いでいるだけでなく、しっかりとした、どちらかというと暗めでシリアスなストーリーを構築しているあたりはさすが。ディズニーとFFの「明るさ」も「暗さ」もひっくるめて調理しているあたり、「よく分かってるなあ」と感心しましたね。
 ま、ディズニーは怒らせたら怖いからね。手は抜けないんですけど。
 でも、「なにも難易度までアメリカンにすることはなかったんじゃ……」とも思います。
 なにせ、アクションRPGデス。この時点で既に退場宣告を受けたも同然ですが、ものの見事にアクションの難しさとFFの欠点を結び付けてしまっていて、「どこで何をすればいいのか分からない」と途方に暮れることがままありました。
 あと、なんといっても「グミシップ」。なんとかなりませんでしたか。

(2009.06.30)

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くまうた

 育てる対象が「女の子」から「熊」になった「アイドルマスター」です。以上、終わり。
 ……とか書いて本当にプレイする人がいたら(いないと思うけど)、あとでタコ殴りにされそうなので訂正。
「演歌を歌いたい」という、存在理由が根底から間違っているような気がする「くま」のプロデューサーとなって、自分が作詞をしながら歌謡賞を目指します。書いてて、「くま」の存在以外も、何もかもが間違っているような気がしてきました。
 この「くま」、確かに愛嬌があるっちゃ、愛嬌があるんですが、「アイマス」の真みたいに、
「ボクの恥ずかしいは、ただの恥ずかしいとは違うんです! プロデューサーの前でだけは……」
 と頬を赤らめて言われても、
「私の「怖い」も、普通の「怖い」とは違うんだよ! きみ(熊)の前でだけは……」
 とか答えようものなら、熊爪で一発殴られて死にそうな感じ。
 で、肝心な内容ですが、自分で歌詞をチマチマと入力し、それを「くま」がアレンジして歌い、そのとんでもなさを楽しむ……と、コレダケ。確かに、その余りの「とんでもなさ」に、最初のうちは笑えるんだけど、あくまで「一発ネタ」。驚くぐらいあっという間に飽きます。
「アイマス」も大してゲーム性が深いわけではないのですが、本作はそれどころじゃありません。更に育てるのが女の子でもなんでもない(どころか人間ですらない)ので、テンションを上げようが無い。アイデアだけは光るけれども、調理を一切されて無いクソゲー、という感じ。
 そもそも、「アイマス」と比べること自体がどうかしていると、思わないでもありませんが。

(2009.06.30)

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探偵神宮寺三郎 Innocent Black

 おー、渋い、渋いぜぇ!(発狂)。
 ファミコン時代から続く、息の長い「ディテクティブ・アドベンチャー」シリーズの、確か8作目。
 私は「イノセント・ブラック」で初めて触れたんだけど、いやー、これは渋いわ。
 ゲーム的には、よくある「コマンド総あたり」の、ものごっつ人が死にまくるアドベンチャー。「煙草吸う」コマンドが目を引く程度で、珍しいところはありません。
(ところで劇中、何箇所かで神宮寺が、「最近禁煙場所が増えた」とか愚痴ります。顔色がどうも鉛色に見えるときがあるのは、強制的な禁煙によるストレスなんでしょうか)
 でも、大人の香り炸裂なシナリオはもちろん、世界観にマッチした声優のチョイス、そして激シヴなBGMなど、兎に角システムが気にならないくらい魅力は満点です。そして主役・神宮寺三郎の声を当てた小杉十郎太さんと、長髪の暗殺者(名前忘れた〜チクショウ)を演じた子安武人さんボイスが、私の脳天直撃(笑)。
 特に、子安武人さんは、最近某格闘ゲームの影響で三枚目ボイスが頭に残っていたので、「こんな声もできるんだよな」と、思い出させてくれました。この声を聞くためだけにプレイするのも、間違いではない!
 ちょっと真面目な話、小説やシナリオを書いてる身としては、こういう「大人の雰囲気」のあるゲームの表現方法や台詞回しは、たいへん参考になります。
「謎の事件簿」は、スルーしちゃっていいですか?(^^;)。

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ソウルキャリバー2

 ソウルエッジ、ソウルキャリバーに続く、シリーズの続編。
 アーケードでヒットを飛ばし、家庭用(PS2/GC/XBOX)への移植のさいには、それぞれの機種のオリジナル・キャラクターが話題になりました。
 正直、ポリゴン格闘としてはかなり大味。もともとこのジャンルって大味なゲームが多く、先手を取られると反撃しにくいものですが(あくまでKEEFの個人的な感想です。やりこんだ方のツッコミは勘弁してください^^;)、キャリバーUはその三竦みシステムと相まって、特に極端に感じました。一発食らうと反撃不能のまま体力七割、とか。
 ……が、それを補うように(違う?)、ゲーム中のサービスの量は度外れて凄いです(^^;)。
 格ゲー版RPG(?)とも言うべきウェポンマスターモードを始め、一人当たり10種類も用意された武器、多くの隠しコスチューム、隠し演舞などなど、本気で集めようと思ったらかなり時間がかかってしまうこと請け合い。
 特に、女性キャラクターのエロ度(特にパンチラ度)は、色っぽいと評判のテクモの某乳揺れポリゴン格闘勝るとも劣りません。修正ゼロでも充分OKな(なにが?)アイヴィーをはじめ、身体にぴっちりにも程があるタキ、パンチラ(つーか既にモロ)でお馴染みのアレクサンドル姉妹などなど。
 ただ残念なのは、各機種のオリジナルキャラクターのボイスの少なさ。全機種共通の新キャラ・ネクリッドは仕方ないにしても、PS2の平八やGCのリンクには叫び声と呻き声しか無いのでは? XBOX版は解らないけど、スポーンじゃなぁ。期待は出来ないと言うか。
 この辺、キャラが立ちまくってるだけに、非常に残念。もうちょっと力を入れて欲しかったところ。

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アウトモデリスタ

 これ、レースゲームが苦手な私がプレイしてみたこのジャンルの中では、比較的普通に遊べるシロモノです。
 個人的にレースゲームというと、『最初のコーナーでコーナリングに失敗したら即リセットでやり直し』という求道者感覚溢れる本格モノか、『色々セッティングできるけど出来ることが多すぎてレース以前に大変』なそれか、そもそもデキがアレでナニか、という微妙な択一状態だったのですが、これはその全ての部分が適度にヌルめ。
「DRIVING EMOTION TYPE-S」なんかがそうなんですけど、レースゲームというのはリアルな挙動を追求しすぎると、とてもゲームにはなりゃしないんですが、これはそのへんを上手く誤魔化してまして、けっこうアバウトなハンドリングでも、それなりにゲームになります。
 また、かなり本格的にセッティングできるメンテナンスなんか、本来ならドライブは好きだけど車の知識ゼロな私には投げ出したいところなんですが、どれもこれも丁寧な解説付きで、また簡単な質問に答えるだけで自動セッティングしてくれるモードもあり、軽い感覚で楽しめます。
 今なら中古で500円前後で買える本作、レースゲームというジャンルが苦手な人や、とりあえず手軽に楽しみたい人にお奨めしたい一本です。

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アラビアンズ・ロスト 〜The engagement on desert〜

 女の子向け恋愛シミュレーション、というジャンルで纏めるには、やや毛色が変わったゲーム。
 犯罪大国ギルカタールの王女、盗賊王の娘であるアイリーンになって、天才暗殺者だのギャンブラーだの密輸商人だのといった「婚約者」と渡り合いながら、婚約を破棄するために大金を稼ぎ出す。
 いやー、私はこの主人公、好きですよ。容赦ないツッコミの嵐がいい味だしまくり(笑)。出てくる人間がみんな悪人、というのも、恋愛シミュレーションとしては斬新。
 婚約を破棄、といっても全員を嫌っているわけでもなく、時には誰かと協力してイベントをこなしていくことも。イベントの数はかなり多いんじゃあるまいか。
 ピカレスクドラマ的な傾向が強いので、好き嫌いはかなりあるかな。女性向けとしては異質で、面白いゲームだと思います。

(2009.02.01)

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ペルソナ4

「ポートピア」だから真犯人は「ヤス」。わかりやすくて好きです(笑)。
 人気RPG「ペルソナ3」のシステムを発展させた、別のシナリオのゲーム。「2」→「3」も基本的に関連が無いストーリーでしたが、今後もこの方針でいくのかな?
「雨の真夜中0時に消えたTVを見ると、運命の人が映る」という、マヨナカテレビの噂。そして連続して起こった不可解な殺人事件。田舎の町に転校してきた主人公はこの2つの出来事の渦中に巻き込まれていく。
 本当にマヨナカテレビを見ようとした人、手を上げて。シーン。
「ペルソナ」、というか「女神転生」シリーズの伝統として、戦闘はもう誰も彼もが殺意満点で、ちょっとやそっとでは切り抜けられません。ザコ戦ですら、もてる能力を全て解放しないと瞬殺されますが、これでも「ペルソナ3」より死んだ回数が減ってるような気がするんだから、もう狂気の花園です。
 難易度エキスパートって、本当にクリアできるんか?  「ペルソナ3 FES」は救いようがないくらいダークというか、鬱な内容だったけど、それにくらべれば幾分マシかな、と。まあ比較の問題ではあるけれど、多少は明るいです。ミスコンはちょっとアレでしたが(笑)。
 あと、仲間が絡むコミュが増えたのは嬉しいのですが、発生条件がややこしくて、気づかずにいってしまいがち。もったいない。
「3」同様、クールなオープニングデモはたいへん好み。

(2009.02.01)

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みんな大好き塊魂

 ほのぼのとしたゲーム内容に騙されがちだが、やけに挑戦的なタイトル。この俺を、「大好き塊魂」にできるかな!?
 いや、前作ですでに敗北してるがな。
 基本のアクションは変わりませんが、やれることが増え、ステージ内容が増え、キャラクターが増えている正常進化。ただ、新鮮味はない。
 それにしても、大王はいい味出してるなあ……。

(2009.02.01)

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我が竜を見よ

 タイトルに卑猥なものを感じた私は、死んだほうがいいかもしれない。我が死に様を見よ。
 精霊が暴走し、とんでもないことになっている世界で、精霊を止めることができる唯一の存在である竜を育てながら、事件の真相に近づいていく。
 やっててまず感じたこと。チュートリアルが凄く長い。親切すぎ。本筋にいくまでに、まず一回飽きる。
 本筋に入ってからはそれなりに良好なんだけど、飽きてからやるまでに時間がかかるなぁ。本作最大のウリである「竜の育成」は、意外とできることが少なく、こちらも飽きるまでに早いかもしれない。広告にやや偽りアリだ。

(2009.02.01)

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塊魂

 毎度おなじみの、小さなボールから色々くっつけて大きくしていくアクション。酔った勢いで惑星を破壊って、どんなオヤジだよ。
 音楽も雰囲気も楽しくていいんだけど、なれないうちはめちゃくちゃ酔う。いまどき、3Dには慣れてたはずだったんだが、どうやら自分が思っていただけらしい。
 ひたすらころころするだけなのに、時間だけは経っていく不思議な中毒性があります。単純で豪快、
 ただ、凄い人格者のように見えるオヤジ(というか、何も考えてないだけかもしれないが)が、平然と毒舌をはくことがあり、変なタイミングで現実に引き戻される。

(2009.02.01)

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School Rumble ねる娘は育つ

 マガジンで9ページ連載していたの人気コミック/アニメのアドベンチャーゲーム化。一時期ハマっていたのでプレイしてはみたんですが……。
 よく言えば基本に忠実、悪く言えばめちゃめちゃ古いタイプのアドベンチャーです。画面が綺麗なこと以外は、PSやSSの初期か、20世紀末の発売って言っても充分、通用します。
 典型的な「原作やキャラクターによりきったゲーム」。「ネギま!」のようなアクション性も無く、メッセージスキップも不親切。声付きの「スクラン」がプレイしたい人以外は、やらないほうがいいかもしれません。
 ……というか、スクランっていつ終わったんだ?

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School Days L×H

 青春学園アドベンチャー! というジャンル名から想像できる明るさを全部とっぱらっちゃった鬱系ADV。
 それにしても、暗い! 暗すぎる! 強烈なインパクトがあるので、確かに印象には残りますが、かなりの確率でトラウマになるレベルです。テイルズ・オブ・リバースなんて相手になりません。
 西園寺世界も桂言葉も、ヒロインは魅力的なんだけど、いかんせんストーリーが暗すぎて嫌になります。世界なんてすぐに目のハイライトがなくなるほど鬱状態になるし(泣)。
 フルアニメーションは綺麗でいいんだけど、選択肢の制限時間が5秒と、病的に短いので、なかなか思い通りのストーリーにいけません。
 これやってたら、「誠死ね!」という流行語の意味がよくわかります。

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プロジェクト・ミネルヴァ

 藤原紀香をヒロインに持ってきた狙撃アクション。三人一組のチームを従え、紀香とともに狙撃しまくるのですが、とりあえず、足を引っ張りまくってくれる味方のチームを纏めて真っ先に狙撃してやりたい。
 障害物にひっかかりまくるわ、命令を切り替えるまで索敵と攻撃のどちらか一方しかこなせないわ、あげくにガードしているはずの紀香に全力で救援させるわ、NHKの「ロボコン」のロボットよりポンコツだよこいつら!
 海外のシューティングみたいに、豪快に脳ミソぶちまけて痙攣する死体をリアルに描け! などとは言わないけど、狙撃する対象がアンドロイドで、リアクションが味気ないというのは、狙撃アクションの面白みを思い切り消していると思うのだが。

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KOF MAXIMUM IMPACT2

 長い歴史を持つ格闘ゲームのポリゴン番外編。前作は著名な格闘家が大都市サウスタウンでのマフィアの勢力争いに巻き込まれる、というはなしだったんだけど、続編の本作では、なんでかしらんがストーリーがいきなり宇宙にいっちゃったよ……。
 対戦システムは基本的にこれまでと同じですが、新システムとして相手の攻撃をそらすことができる「捌き」が加わりました。……が、そのおかげで、対戦中に捌きしか狙わないという現象が続出したのはいいんだか悪いんだか。
 グラフィックは格段に良くなり、キャラクターが増え、ユリ・サカザキがいくらかでも復権したのは好印象。
 だけど、新キャラのセンスはもう、絶望的に酷いです。シリーズの特徴とも言える斜め上に狂ったセンスですが、ニノンとかナガセとか、ウケると思って入れたんだろうか? 案の定、ターゲットにしてたはずのアジア地域でも総スカン食いましたが。
 ジヴァートマ以外、新キャラの声の演技もまた壊滅的。前作から登場したオリジナルキャラクターは好きなんだけどなぁ。なんでこんなにいっぺんにひどくなってしまうのか。
 相変わらず対戦バランスもスタッフの頭の中もメチャクチャですが(いいかげん、同人感覚で仕事するのやめろよなー)、スタイリッシュアートなどわりと連続技は簡単だし、ヤリコミ要素も充実しています。ヘタにKOFを知らない人の方が、逆に楽しめるかもしれない。

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ザ・キャットファイト 〜女猫伝説〜

 KOF2003買うつもりでショップに行って、帰宅時にはなぜかこれが手元にありました。
 3D格闘アクションとしては、あまりクセもなく……と言いたいところだけど、機関銃は勘弁してくれ(笑)。昔の『キン肉マン』よろしく、場外からアイテム(つーか武器)が投げ入れられることがあるんですが、これ、当然CPUも取ることができます。取られたら最後、一方的な虐殺ショーが始まることに。
 美女が水着でプロレス(?)、クリアでコスチュームが増えて……という視点自体は悪くなかったと思うので、もうちょっと難易度が低いとよかったのに……と、ヌルゲーマーの私は思ってたのだけど、知り合いから「これ以上ヌルいと、ゲームとして成立しない」などと。えっ、私ってそんなにゲーム下手??
 あと、下着表現規制の緩んだ『ねぎま!』が出た後に、いっそのこと超えられるところまで超えちゃった続編をモトム

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機動新撰組 萌えよ剣

 えー、REDの某広井さんが暴走しちゃった怪作。というか、ゴメンナサイ。
 何回やっても萌えなんだ。
 まず、明治時代に政府が作った組織に「新撰組」と名付ける設定に無理ありすぎ(当然ですが、「新撰組」は江戸幕府が幕末に作った京都守護のための組織で、「見廻組」とならんで明治政府(以前の薩摩・長州)にとっては怨敵中の怨敵です)。
 あと、設定が弱いのかシナリオが弱いのか、高橋留美子デザインにしては、キャラクターに花が感じられないのです。攻略しようにも、キャラがどこに居るのかすらわからないというのは……。
 広井さん、その有り余るプロデューサー魂がたまに暴走してしまうのか、二足歩行の人型の犬にミュージカルをさせてみたりとか、たまに気持ちいいくらい派手に滑ってくれますが、本作もそんな一本。
 残念ながら「サクラ大戦」の再来はなりませんでした……。

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雷電2

 いやぁ、これもよくプレイしましたなぁ(^^)。
 最近よくある弾幕系シューティングではなく、実にオーソドックスな縦スクロールシューティング。破壊した敵機が気持ちいいくらい派手に吹き飛んでくれる爽快感が実に良かった。
 メイン武器は7WAYショット、1WAYレーザー、そして半自動追尾型レーザーの三種類で、それぞれ八段階(サブ武器は四段階)までパワーアップ可能。
 一番安定して使いやすいのは初期装備でもある7WAYショットでしたが、私は、その『ぐに〜』と極太のレーザーが不自然に曲がる様がなんだかユーモラスで、専ら自動追尾レーザーばっかり使ってましたね。
 ゲーム自体の難易度は、けっこう高いです。自機のスピードが中途半端に遅いのでアドリブが利きづらく、敵の位置を覚えて効率的に破壊していかないと、速攻でGame Over。また、得点による残機の増加が無いのも、ちょっとキツかったですね。
 ……まぁ、私の腕ですから、この難易度であれば、得点による残機アップがあっても、そこまでいけたかどうかは疑問ですけど(笑)。
 今なら、PSで廉価版も出ていますので、比較的手に入れるのも簡単です。ちなみに、前作「雷電」は、PCエンジンやメガドライブ、スーファミはもちろん、リンクスにジャガーにFM-TOWNSにと、驚異の移植ラッシュでファンを驚かせました。

(2005.06.09)

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