ユリサカ用語集 -タ行

ダイエット
BGM・龍虎の拳2・最強ファイターズ

「龍虎の拳2」「頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS CAPCOM」「KOF R-1」「KOF R-2」における、ユリのテーマ曲。
 アップテンポで元気な曲調が素晴らしい。「ちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃっちゃちゃ」で、たぶんファンには通じる。
 採用された作品数でも分かるとおり、様々なアレンジバージョンがあり、「KOF2002」では、女性格闘家チームのテーマ曲にもなっている。

 原曲では途中に「ワン、ツー、ワン、ツー」という合いの手が入るが、「KOF'98 アンリミテッドマッチ」でのアレンジでは女性の声(たぶん生駒治美さん)で「UP!DOWN!UP!DOWN!」「Let's Diet!」と入り、
 PS2版の「KOF11」でのアレンジでは、男性の声で「吸って〜、揉んで〜、吸って〜、揉んで〜、ワンツースリーフォー!」と聞こえる。
 たぶん英語の違う単語が空耳でそう聞こえるのだと思うが、どう聞いても「吸って揉んで」にしか聞こえない(そして一度聞こえたら、もう別の単語には聞こえない)。どこをダイエットさせるつもりなのか。

関連⇒Diet空耳

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大円振蹴り
通常技・特殊技・KOF・CAPCOM vs SNK

「KOF'94」の避け攻撃、「KOF'96」「CPACOM vs SNK」の遠距離立ち強キックのこと。「円振蹴り」は上半身を倒してのハイキックだが、この技は頭を動かさないミドルキックである。
 実際にやってみるとわかるが、滅茶苦茶難しい技である。

「円振蹴り」「大円振蹴り」

 なお「KOF'96」のユリはなかなかクセの強い技が多い。後に特殊技「昇燕」になったのは、「96」の垂直ジャンプ弱キック。

関連⇒円振蹴り

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タコ
プロフィール・苦手なもの

 軟体動物頭足綱のうち、八腕型目、コウモリダコ目の総称。日本人ならたぶん知らない人はいない、赤くて八本足の海生生物。
 生息地域・深度は様々で、日本近海では約40種が確認されている。世界では年間25〜35万トンの漁獲量があり、そのうち約60%を日本人が消費している。日本のように生で食べる風習がある国は稀で、ユダヤ教でははっきりと食べてはいけない動物とされており、キリスト教やイスラム教でも一部の教義では禁忌に触れると考えられている。
 無脊椎動物では初めて「道具を使う」という概念があることが2009年に発見されている(ココナッツの欠片や二枚貝、人工物などを防御に使う)。

 ユリのプロフィールには必ず登場する「苦手なもの」だが、下記の「タコみたいな男性」にもあるとおり、ユリのタコへの嫌悪感は過去のトラウマからくるイメージ的なもので、「MI」シリーズのアルバ・メイラの刺身嫌いとはやや趣が異なる。
 ユリが体質的にタコが食べられないかどうかは不明だが、自ら進んで食べることもないと思われる。

関連⇒タコみたいな男性

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タコみたいな男性
プロフィール・苦手なもの

「龍虎の拳2」で、ユリ・サカザキがプレイヤーキャラクターデビューして以降、プロフィールに必ず登場するユリの嫌いなもの。
 この言葉だけだとどんな男性なのか想像しづらいが、ユリの場合は「スキンヘッドの男性」のことである。
 17歳の時にMr.BIGに誘拐され、以降、彼のスキンヘッドがトラウマになっているようで、ことあるごとに「ハゲはいや」と発言しているし、「CAPCOM vs.SNK」に登場したときも「もーなんでこっちの人(カプコンキャラ)ってスキンヘッドなオジサンが多いのぉ!?」と文句を言っている。
 もっとも、「CAPCOM vs.SNK」のカプコン側のスキンヘッドというと、ダルシムとサガットくらいだが……。

 ちなみにそのダルシムはヨガを極めた高僧で、自由自在に手足を伸ばすことができる(設定によれば、体重まである程度自由に変えることができる)。
 そのタコを連想させるスキンヘッドと極端な軟体ぶりは、ユリにとっては悪魔の権化のように映るのか、ダルシムはユリに勝利したとき、
「おぬし、少々私を恐れすぎでは」
 と、かなり困惑を見せている。火神アグニの加護を受けた聖者ダルシムにとっては、ユリの反応は不本意なのかもしれない。

 なお、英語でユリの紹介をしているサイトを機械翻訳にかけてみたところ、「苦手:脊髄のない男性」という、なんとも当たり障りのある翻訳となった。

関連⇒Mr.BIGタコ

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脱衣KO
演出・龍虎の拳・KOF

 ユリ・サカザキとキングの二人のみに存在する、特殊敗北デモ。必殺技か超必殺技でKOされると、衣装の上半身部分が破れ、ブラジャーを露出してダウンする演出があった。
 キングは「龍虎の拳」から、ユリは「龍虎の拳2」から存在し、「KOF'94」〜「'95」に受け継がれる。一旦は削除されていたが、「KOF13」(2010)で15年ぶりの復活を果たした。
(ただし、家庭用では「KOF'94 RE-BOUT」(2004)で一足先に復活している)

 ただ無意味にユリとキングだけが脱がされているわけではなく、元は「龍虎の拳」において、男性として登場したキングが、倒してみると実は女性だった、ということをあらわすための演出だった。
 その後、脱衣KOは「龍虎2」「龍虎外伝」とシリーズで受継がれ、そのため「KOF」でも「龍虎」出身のユリとキングに脱衣KOが存在した。

 ユリは身体をひねってダウンするため、地面に倒れてからは下着は腕で隠れて見えなくなるが、キングは背中からダウンするため、倒れた後も下着が見える。また「KOF13」では、吹き飛びダウンKOだけでなく、崩れ落ちKOでもこの「脱衣」を見ることができる。
「KOF'96」以降、「KOF13」で復活するまでこの演出は削られてしまったが、理由はキャラクターの増加とカラーの増加に伴って、この専用デモのグラフィックに回せる容量がなくなってしまったため。
「龍虎の拳2」〜「KOF'95」当時、ユリとキングが相手だった場合、なんとか必殺技でKOして二人を脱がそうと躍起になって、逆にやられてしまうプレイヤーが続出したとかしなかったとか。

 なお、「龍虎の拳」シリーズでは、全女性キャラにこの「脱衣KO」が存在し、「KOF」では脱がされたことがない藤堂香澄も、初登場となった「龍虎外伝」では脱がされていた。
(香澄は胴着は破れるがTシャツは破れない。その代わりに袴が破れて生脚が露出する)

 余談だが、同じSNKの格闘ゲーム「風雲黙示録 格闘創生」でも脱衣KOが存在する。こちらではなんと、全男性キャラが脱がされるが、唯一の女性キャラのキャロルは脱がない。ただし、続編の「風雲スーパータッグバトル」では、条件は厳しいものの(※1)ロサに脱衣KOが存在する。
(※1……パートナーの残り体力が40ドット以下、かつ残りタイムが10秒以下のときにKOされること)

特設⇒伝説の脱衣KO

関連⇒キング藤堂香澄バストブラジャー

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脱衣勝利
演出・龍虎の拳・CAPCOM vs.SNK

 ユリは必殺技でKOされると衣装が破れる「脱衣KO」が有名だが、実は「龍虎の拳2」と「CAPCOM vs.SNK」シリーズでは、一定の条件で対戦相手をKOすると、勝利デモで自分から脱ぐ演出がある。
 試合が終わった後、胴着の腰紐を絞めなおそうとして逆にほどいてしまい、胴着がはだけて身体の前面が露出、それに気づいて泣きながら上半身を抱きしめてしゃがみこんでしまう、というもの。
「龍虎の拳2」と「CAPCOM vs.SNK」シリーズで見ることが出来るが、ユリの胴着の下がどうなっているのかわかる、貴重な演出である。

 なお出現条件は、「龍虎の拳2」はパーフェクト勝利(アーケード版では1/32という低確率。PS2版「龍虎の拳 - 天・地・人-」に収録されたバージョンでは100%見ることができる)、「CAPCOM vs.SNK」シリーズはファイネストKO、となっている。
(「ファイネストKO」の詳細な出現条件は基準がややこしすぎるので割愛。相手の必殺技にこちらのLv3スーパーコンボ(MAX超必殺技)をカウンターであわせてKOすると狙いやすい)

 ボイスは「きゃああ、もうサイテー!」

特設⇒伝説の脱衣KO

関連⇒ブラジャー

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ダブルユリちょうアッパー
名称・必殺技・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリ・サカザキの必殺技の一つ。「空牙(ユリちょうアッパー)」からの連続入力による追撃技で、「空牙」で相手を打ち上げていったん着地してから、「空牙」とは逆の腕でによるジャンピングアッパーで追撃する。
 極限流における正式名称は「裏空牙」で、「ダブルユリちょうアッパー」はユリが勝手に名づけたもの。
「MAXIMUM IMPACT 2」では、さらに「闇空牙(トリプルユリちょうアッパー)」→「夢空牙(ユリちょうアッパーフィニッシュ)」へと派生可能。

 ボイスは「ダボー!」。
 ジャンプ強P(強K) → 立ち強P(強K) → 強・空牙 → 裏空牙 は、ユリの基本連続技のひとつ。

「ちょうアッパー」からの入力のタイミングにちょっとクセがあり、「ちょうアッパー」のジャンプの最高点あたりで入力しないと「ダブルユリちょうアッパー」は出ない(下降の動作に入ったら間に合わない)。慣れないうちは少し戸惑うかもしれない。
 ダメージの高さを生かして連続技に組み込むと吉……だが、「MI2」では上記のように「夢空牙(ユリちょうアッパーフィニッシュ)」まで出しきってしまうことが前提のためか、かなり威力が低く設定されている。

関連⇒裏空牙空牙飛燕烈孔夢空牙ユリちょうアッパーユリちょうアッパーフィニッシュユリブライダルフェアー

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丹下桜
人名・声優・作家

 ピクニック所属の声優。独特の声質で知られる。
 ドラマCD「電撃CD文庫L ザ・キング・オブ・ファイターズ '94」で、ユリ・サカザキの役を演じた。

 大ヒットとなった「カードキャプターさくら」の主人公・木之本桜など、主に元気な少女や後輩の女の子といった役割を演じることが多いが、一方で芯の強いかすみ(デッド・オア・アライブ)や、傍若無人な赤セイバー(フェイト/エクストラ)といった、真反対のイメージのキャラクターも担当するなど、演技の幅は広い。

 1973年3月24日生まれ。愛知県葉栗郡木曽川町出身、実践女子短期大学生活文化学科A系卒。
 1994年、青二プロダクションからデビュー。
 1998年に「アンドロイド・アナ MAICO 2010」のMAICO、「カードキャプターさくら」の木之本桜役で大ブレイクした。
 1999年にフリーとなり、個人事務所「プライムローズ」に移籍。
 2000年4月、いったん声優を休業し「WONDER-NET」を開設、ボイスヒーリングや朗読などの活動に入った(休業の理由は、現在でも語られていない)。その間、名義を「Little Seraph」→「ANGEL」→「さくら」→「たんげさくら」と変更している。
 休業前に丹下がレギュラーで演じていた役は、國府田マリ子、飯塚雅弓、桑島法子、釘宮理恵などが受け継いだ。2005年に結婚。

 人気絶頂期に長期休業に入ったためか(2005年に一時的な復帰はあったものの)逆にその人気が伝説化し、9年ぶりに本格的な声優業の再開となった2009年のゲーム「ラブプラス」の小早川凛子役では、その変わらぬ存在感でファンを狂喜させ、ゲーム自体も社会現象を巻き起こすほどの大ヒット作となった。丹下桜本人も凛子に強い愛着を持っており、ブログに直筆のイラストを公開したこともあった。
(作品の都合上、キャラクターの台詞がとにかく膨大(冗談抜きで台本が電話帳4〜5冊ぶんあったらしく、収録に一年かかったとのこと)で、復帰早々かなり過酷な収録となったそうで、そのぶん思い入れも深いという)
 また、2014年正月に大々的にCMをうったソーシャルゲーム「ガールフレンド(仮)」のクロエ・ルメール役でも、お茶の間に強烈なインパクトを与えた。

 アニメでの元気な少女役で有名だが、ゲームへの出演も多く、個人的に「トゥルーラブストーリー」の南弥生や、「メルティランサー」のアンジェラなどが、非常に印象深い。セガサターン版「メルティランサー」の初回版に付属していたドラマCDのアンジェラ役では、クロエや赤セイバーが霞んでしまうほどの壊れっぷりをみせている。
 また、ボイスヒーリングだけではなく、2008年からは絵本作家として活動する一方、「タツノコVS.カプコン」の主題歌に作詞家として参加するなど、多才な人である。

 そういえば、この項を書くに当たってWikipediaや「Sakura A La Mode」を覗いてみたが、なぜか「KOF'94」のドラマCDの役のことは記載されていなかった。
 すべての仕事が列挙されていないだけなのだろうが、ちょっと残念。

関連サイト
Sakura A La Mode
さくらblog
さくら・ボイスヒーリング
WONDER-NET

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超ビール瓶斬り
名称・必殺技・KOF

「KOF MAXIMUM IMPACT 2」で登場したユリの必殺技。力をためて勢いよく水平チョップを放つ。
 ボタン押しっぱなしによる「タメ」も可能で、攻撃のタイミングをずらすことができるほか、攻撃力もレベル4まで上昇する。レベル3でヒット効果が「のけぞり」から「きりもみダウン」になり、レベル4までためるとさらにガード不能になる。
 ただし、それ以上にタメすぎると、ユリががっくりと膝を落とすモーションに移行し、大きな隙が出来てしまう。
(最後までタメるとユリが腰を深く落とす動作に移るので、すぐにわかる)
 ガードポイントが存在するらしく、相手の攻撃を受け止めつつ反撃することも可能。

 また、モーション中に「百烈びんた」コマンド(もしくはキックボタン)を入力すると、以降のモーションをキャンセルしてフェイントに使うことができる。

 ボイスは「びーるびん、ぎりぃーっ!」。
(フェイントにすると「びーるびん、売り切れ!」)

 なお、「MI」では上の通り、「虎煌拳」「覇王翔吼拳」「超ビール瓶斬り」は技の途中でモーションをキャンセルできるが、そのときのポーズが三つの技ですべて違う、という芸の細かさである。

 元ネタは「龍虎の拳」に登場したボーナスゲームの一「ビール瓶斬り」。左右に移動するゲージをAボタンで止めるもので、成功すると並んだ瓶五本を、手刀でスパッと豪快に一刀両断する(ただし、両断できずに倒してしまう可能性のほうが高かった)。
 ボーナス特典は、CPU戦での気力ゲージの一定量増加だった(「龍虎の拳」シリーズでは、必殺技に「消費気力」が設定されており、これが不足すると必殺技の性能が大幅に劣化する)。

 実は「KOF MAXIMUM IMPACT 2」の半年前に出た先行作品「KOF11」で、兄のリョウが、やはり「ビール瓶斬り」という必殺技を使用しており、それに影響を受けてユリも使い出したものと思われる。
 兄に対するユリの微妙な心情が如実に表れた、稀有な必殺技。

関連⇒リョウ・サカザキ

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ちょう砕破
名称・超必殺技・KOF

「THE KING OF FIGHTERS 14」から登場の超必殺技。全身を大きく包むように気のバリアーを放ち、最後に自分も勢いあまって後ろに吹っ飛ばされる。
 技の前後にやや隙があるが、パッチVer1.03より、少しだけ硬直時間が短くなった。
 どうやら「ちょう砕破」はユリによる命名のようで、正式名称は「極限流・雷破」というらしい(英語版の技表から抜粋)。
 ボイスは「ちょう!さいふぁ〜」「うわ〜」

関連⇒極限流砕破砕破

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ちょう!龍虎乱舞
名称・超必殺技・KOF

「KOF2002アンリミテッドマッチ」で登場した、ユリのMAX2にして、極限流空手の最終奥義。
 相手に向かって猛スピードでダッシュし、次々と通常技を連続で叩き込んだ後、「ユリちょうスラッシュ」→「ユリちょうアッパー」→「芯・ちょうアッパー」の必殺技メドレーで止めをさす。
 最初は「あのユリについに龍虎乱舞が……」と感動で見ているが、乱舞のとちゅうに「燕翼(ヒップアタック)」がまじるあたりで、たいていのファンは我に返る(笑)。

 これまでに登場した極限流空手家は、ユリをのぞいて全員がこの「龍虎乱舞」をすでに会得していたが、ユリだけはその境地に到達していなかったため、これまでは使うことができなかった。「龍虎の拳2」でのデビューから19年を経て会得したことで、ようやく兄リョウやロバートなどの兄弟弟子と肩を並べる存在となったといえる。
 実際、技のボイスでは「オラオラオラ〜!」「そりゃあ!」「チェストー!」と、それぞれリョウ、ロバート、タクマと同じことを叫んでいる。ユリもこの技を会得できたことに、感慨深いものがあるのだろう。

 龍虎乱舞は「極限流空手の奥義」と解説される場合も多いが(ユリも「極限流奥義!」と叫んでいる)、天獅子悦也「龍虎の拳」では、純粋な闘気に支配されたリョウが無我夢中で連撃を放ったあと「なんだ、いまの感覚は」と驚いている場面があり、放とうとして意識して放つ単純な必殺技ではない可能性が示唆されている。
 また同じ作者の「龍虎の拳2」では、ギース・ハワードがリョウが無意識に放った「龍虎乱舞」を一目見て「デッドリーレイブ」を完成させるという驚くべき才能の一端を見せたが、それでも乱舞が完全にならなかった。その理由について「ギースは天才ゆえに、技を選ぶ余裕があった。それは体が無意識に技を放つ龍虎乱舞とは違う」というような解説がなされていた。

 一応「最終奥義」となっているが、漫画などに極限流キャラクターが登場すると、わりとほいほい出てくる。特に鷹岬諒「KOF'94外伝」では、龍虎チームがメキシコ予選から決勝トーナメントまで、出し惜しみすることなくほぼ毎試合で披露する大サービスぶりだが、実はこれがテリーら「餓狼チーム」との最終決戦における壮大な伏線になっていた。

 ちなみに、ユリの「ちょう!龍虎乱舞」は、名前もコマンドも、父・タクマの使った「超龍虎乱舞」と同じである。素直に「超」としないところに、ユリの素直になりきれない感情が見て取れる。
 また、ポリゴンとなった「KOF14」では、リョウやロバートの龍虎乱舞と異なり、一発一発にカットインが入る形式になっており、間に挑発やちょうアッパーを交えながら「よゆうっチ」で絞める。完全な魅せ技であり、どちらかというと「ストリーファイターEX」シリーズの乱舞技に印象が近い。

関連⇒燕翼極限流空手芯!ちょうアッパーユリちょうスラッシュリョウ・サカザキロバート・ガルシア

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地を這うベース
BGM・KOF'95

「KOF'95」における、ユリの所属するイギリスチームのBGM。

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っち
口癖

 ユリの主要作品が「KOF」になってからすっかり定着してしまった語尾。
 まぁ、ね。なんというか(笑)。
 初出は「龍虎の拳2」から登場の勝利ボイス「よゆうッチ!」から。
「龍虎2」では、このボイスでしか使われていないが、「KOF」ではキャラクター性をはっきりさせるためか、やたらと乱発するようになり、結果的にキャラの改悪に拍車をかけた。
「龍虎」開発スタッフによると、特に元ネタらしいものはなく、元気なイメージで創作したらこうなった、とのこと。決して舌打ちしているわけではない。

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動物・イメージ

 ユリ・サカザキという存在をイメージする象徴、シンボル。「KOF」以降、主に特殊技の命名に用いられる。
 リョウ・サカザキの「龍」、ロバート・ガルシアの「虎」、タクマ・サカザキの「鬼」「不敗」など、他の極限流空手家の絶対的なイメージシンボルには及ばないものの、素早く鋭い動きを連想させる。

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燕落とし
名称・投げ技・KOF

 ユリの空中投げ。「龍虎の拳2」における「いづな落とし」とほぼ同じ技。

関連⇒いづな落とし鬼張り手鳳翼美・サイレント投げ

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電撃ビンタ(仮)
特殊技・KOF NW

「KOF NEO-WAVE」のガードブレイクモードでのみ使用可能な特殊技。防御不能攻撃。コマンドは「 + R1」(PS2版)
 身体全体を電撃をまとって一瞬構えた後、全力でビンタをかます。平たく言えば強化版「ふっ飛ばし攻撃」。
 隙は大きいもののガード不能で、画面端まで弾き飛ばした相手は食らい判定を残したまま跳ね返ってくる、という特徴がある。
 ビンタを当てたときの相手と画面端の距離によって跳ね返ってくる距離も変わってくるため、「どの状況でも決まる追撃技」はない。遠距離ならば飛燕鳳凰脚が、近距離なら弱・ちょうアッパーやしゃがみC、遠距離Dが定石だろう。

 なお、作品的には繋がりはないが、ユリは前作の「KOF2003」では、やはり全身を帯電させた後に気弾を放つ大技「雷神 覇王翔吼拳」を開発しているが、「雷神 覇王翔吼拳」は技の隙が大きすぎ、性能も安定しなかった。
 その基本を生かしつつ、あれこれと応用してコンパクトにまとめた結果、この電撃ビンタが生まれたものと思われる。
(ただし、この「防御不能攻撃」は全キャラクターが使用可能)

関連⇒鬼はりて百烈びんたふっとばし攻撃雷神 覇王翔吼拳

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天翔覇王翔吼拳
名称・超必殺技・KOF MAXIMUM IMPACT 2

「KOF MAXIMUM IMPACT 2」に登場の超必殺技。「覇王翔吼拳」とついているが、純粋な飛び道具ではなく、突進打撃技である。
 相手に突進し、膝→肩を次々と踏み台にして空中に舞い上がった後、相手の頭上後方から覇王翔吼拳をお見舞いする。カメラアングルがぐるぐる変わるので、見ていても楽しい。
 長い無敵時間があるので、カウンター技として非常に心強い。なお、この技と飛燕鳳凰脚は、いわゆる「覇王タックル」が起こる。

 ボイスは
「いっくぞぉ〜!(ダッシュ)」
「よっ、はっ、吹っ飛べ〜!(覇王翔吼拳)」

 相手の身体を駆け上る部分の元ネタは、恐らく「グラップラー刃牙」の最大トーナメント編、「愚地克己 vs.花山薫」戦で、「空手界のリーサルウェポン」こと愚地克己が見せた「水月を踏み台にして肩へ駆け上り、顎に蹴りを食らわせて、トドメに顔面にエルボー」という、ファンタスティックな超荒業。この「トドメに顔面にエルボー」の部分が覇王翔吼拳に代わっている。
 作中における作者の注釈によると、正気を失うほどの荒行と引き換えに、なんとこの技は実在するらしい。ゲージさえあればそれをあっさりやってのけるユリは……。

関連⇒空中版天翔覇王翔吼拳覇王翔吼拳覇王翔吼拳・燕覇王タックル覇王雷煌拳雷煌拳雷神 覇王翔吼拳

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電神 覇王翔吼拳
名称・リーダー超必殺技・KOF2003

 PS2版「KOF2003」の取扱説明書に登場する謎のリーダー必殺技。
 恐らく、身体を帯電させてから雷鳴を纏わせた覇王翔吼拳を放つ技と思われるが、この技はゲーム自体にも登場せず、攻略本にも解説がないため、詳細はいっさい不明である。
 あるいは、ユリが長い間封印している幻の必殺技「ユリチョップ」と関連があるかもしれないが、ユリはこの技についていかなるメッセージも残していないため、我々は想像するしかない。

 というかぶっちゃけ「雷神 覇王翔吼拳」の誤植。元ネタが「電刃波動拳」のため、素で間違えたのかもしれない。

関連⇒雷神 覇王翔吼拳ユリチョップ

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天婦羅 - Tempura -
BGM・KOF MIA

「KOF MAXIMUM IMPACT Regulation"A"」における、「極限道場」ステージのBGM。ユリ・サカザキの専用BGMというわけではないが、縁の深いステージということで。
 ゲーム中では、「JAPANESE - COURT - ROCK」というジャンルに分類されている。

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藤堂香澄
人物・龍虎の拳・KOF・Days of Memories

 藤堂竜白の次女で、藤堂流古武術の継承者。藤堂流古武術に誇りを持ち、一本気で無鉄砲、融通のきかない性格をしている。
 将来の藤堂流古武術、第十七代当主になる存在だが、普段はコロッケ好きの普通の女子高生。

 サカザキ父子に敗れ、行方不明となった父・竜白を探して、本人も放浪を繰り返している。
 竜白の手がかりと敵討ちを求めて、サウスタウンからグラスヒル・バレーを訪れ、リョウ・サカザキと闘うも、母・志津子のとりなしで勝負なしとなり、リョウに鉢巻を託し、再戦を約束して日本に帰国した。
 だが、その後も「KOF」に参加するなど、各地を飛び回っているが、父の行方は知れないようである。とりあえず訪れた土地で父の行方を尋ねるのが癖になっているようだが、英語は苦手のためか、まったく会話にならない時もある。しかし、本人が気にしている様子はない。
(「SVCカオス」では、よりによってレッドアリーマー(悪魔)やツキヨノヨルオロチノチニクルフイオリ(絶賛暴走中)にまでたずねまわり、話が通じないと逆ギレしている)。

 竜白を打ち負かした極限流一派を、時間も場所も関係なく襲撃するほど一貫して敵視しているが、なぜかユリ・サカザキとは友人関係にある(ときもある)。
 ユリの空手があまりにもアレンジされており、正統的な極限流とは認めづらいこともあると思われるが、一方で同じくアレンジを加えているロバートに対しては敵意を向けているため、性格的なものもあるのだろう。


普段は普通の女子高生
(SNKハイスクールコレクション)

 3月29日生まれの16歳。日本出身。身長154cm、体重45kg。3サイズは75-54-74(後、75-54-78)。
 好物は、学校の帰り道にある肉屋のコロッケとナポリタン。趣味は、ホラービデオ鑑賞。得意スポーツは、合気道と弓道。
 苦手なものは、母親仕込みの稽古。時折、神社の巫女や占い師などのアルバイトもやっているようである。
 父親の藤堂竜白が広島県出身なので、香澄もその可能性がある。「龍虎の拳外伝」における威勢の良さは、広島人特有の気風の良さかもしれない。
 常に白胴着に紺の袴、紅白の鉢巻で戦闘に臨む。「KOF'99」から、ロングの髪をポニーテールにするようになった。

 ユリがよく「KOFで人が変わった」と言われているが、実はKOF登場初期の香澄はユリ以上に人が変わっていた。
「龍虎外伝」から性格的にすっかり大人しくなってしまい、威勢のよさが抜けてまったくの別人になってしまった。どちらかといえば、「SNK VS.CAPCOM SVC CHAOS」のほうが、(少し極端だが)原典に忠実である。
「KOF'96」以降のユリとの友人関係については疑問を呈する声もあるが、生真面目な香澄と明るく無邪気なユリとでは、案外凸凹コンビで気が合うのではないかと思われる。明るいユリに毒気を抜かれた香澄が、なにかある都度、振り回されているのではないだろうか。
(はっちゃけた性格の姉と、しっかりものでツッコミ体質の妹、といった雰囲気をどうしても想像してしまう)

 一方で「龍虎外伝」でのエンディングから、リョウには執着があるようで、「外伝」の後、リョウが日本に行ってから何らかの進展を見せる可能性があったものの、続編の発売が絶望的な現在、その展開は永遠に謎に包まれたままである。
「KOF2000」以降、公式のストーリーではキングがリョウの嫁候補になりつつあるが、香澄をリョウの嫁に推すファンも多く、キングと香澄がライバルとして扱われる二次創作も多い(たいてい、ユリが状況をややこしくする。また、ユリ自身が加わって四角関係になったり、なぜか凄い漢・不破刃や如月影二が参戦する場合がある)。
(ただし、香澄本人は知らないと思われるが、父親の藤堂竜白は、香澄の婿に「ストリートファイター2」の人気キャラ、エドモンド本田を迎えようと考えているようだ。「CAPCOM vs.SNK2」の勝利デモより)
 担当声優は弓雅枝氏。

 家族は、父・竜白、母・志津子、姉・瑞穂。
 両親はかなり早くからゲームに登場していたものの、姉の瑞穂は表舞台には現れず、「病弱」という設定以外は、長らく謎の存在とされてきた。
 だが、恋愛シミュレーション「Days of Memories -恋はグッジョブ!-」にて、ついに瑞穂の出演が確認された。香澄と会っていない状態で香澄の家に電話をすると、瑞穂が電話を取ることがある。

関連⇒アンチ極限流チーム極限流空手キング四条雛子女性格闘家チーム不知火舞藤堂竜白友達マリアリョウ・サカザキ

△目次

藤堂竜白
人物・龍虎の拳・餓狼伝説?・KOF?・CAPCOM vs.SNK2

 藤堂流古武術の第十六代当主で、藤堂香澄の父。極限流空手にもっとも因縁のある格闘家のひとり。
 若かりし頃は日本(おそらく広島県)で道場を開いていたが、道場破りに来たタクマ・サカザキに敗れた後、再戦を求めタクマを追いかけて渡米。
 サウスタウンに居つきストリートファイトに身を投じながら、貪欲に相手の技術を吸収、自らの拳を磨き続けていたが、ユリ誘拐事件でサウスタウンを回っていたタクマの長子リョウに敗れ、自らの不甲斐なさを痛感。目標を極限流一派の打倒に定め、鍛錬のために行方を絶った。
 次女の香澄が、彼の行方を追って世界を回っている。いつもすんでのところで出会えずにいたが、香澄が参加して再会を果たせなかった「KOF2000」以降、2001年のミリオネア・ファイトに竜白が出場した際、香澄が応援に駆けつけているので、その間に一度、再会を果たしているようだ。
(「KOF2000」には「UNKNOWN」という仮面の古武術家がストライカー参加していたが、正体は不明。またそれ以降、再び行方をくらましている)。

 9月30日生まれ。日本、広島県出身。身長174cm(龍虎1)→172cm(CVS2)、体重65kg→70kg(同)。血液型A。
 好物は梅干、おでん、日本酒。趣味は俳句、カラオケ(演歌一筋)、洗濯。特技は書道。得意スポーツは、走ることと古式泳法。
 嫌いなものはタクマ・サカザキ。お父さん、根に持ってます。
 家族は妻・志津子、長女・瑞穂、次女・香澄。志津子は厳しいが、和装がよく似合う日本美人である。

 サウスタウンに移住してから後は、原作では料亭「かるた」(天獅子悦也「龍虎の拳」では寿司バー「繁盛」)などの事業で成功し、裏世界にもそれなりに顔が利く実業家として描かれ、アニメ「バトルスピリッツ 龍虎の拳」ではなんと刑事の職についていた(ロバートからは「ハラキリ警部」と呼ばれていた)。
 どちらにしても、格闘家としての才能と同等か、それ以上の商才を持っているのは間違いない。しかし、「CAPCOM vs.SNK2」に出場した折、ユリ・サカザキの「ユリチョップ」によって格闘家生命を絶たれてしまった可能性がある。
 また、実は極限流の内部に(おそらく研究のために)潜入している可能性があり、極限流関係者の集合写真が撮られると、必ず彼らしき人物が一緒に映っている。

 旧SNKファンならば、恐らく誰でも知っている「キング・オブ・背景」。そういう意味でなら、たぶん出演作品の多さはネオジオキャラクターではトップクラスで、あらゆるゲームのあらゆるステージに出没している。
 その凋落……苦難の歴史は「龍虎の拳2」で、容量不足と、如月影二とキャラクターが被る、という理由で削られてから始まった。それ以降、修行のために訪れた土地で偶然に、あるいは次女・香澄を応援するために、背景の影からそっと戦士たちの戦いを見守っていた。
 ただ、ストイックに徹していたかと言えば、決してそうでもなく、パオパオカフェにいたり、キングのバー「イリュージョン」でヘヴィD!やダック・キングといつの間にか飲み友達になっていたり、各国の観光地に顔を出したりと、それなりに放浪生活を楽しんでいるようである。「龍虎」の設定に従えば元実業家ということで、それなりに金はあるのだろう。
 だが、やはり裏方に徹する生活は彼の心を蝕んでいたのか、10年ぶりにプレイヤーキャラクターとして復活した「CAPCOM vs.SNK2」(2001)のエンディングでは、「わしはもう日陰者ではないぞ」と、魂からの叫びを放っている。

 一作だけ世に出て、話題にならずに廃れていくゲームや世界観が数多くある中、10年以上も忘れられることなく話題(あるいはネタ)にされる彼の立場は、ある意味において、非常に幸福である。

 担当声優はAKIRA GOTO氏(龍虎の拳、KOF2000)、故・青野武氏(1936-2012)(CAPCOM vs.SNK2、アニメ)、Carter Cathcart氏(海外版OVA「BattleSpilits Art of Fighting」)。

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トド流
名称・流派?・CAPCOM vs.SNK2

「CAPCOM vs.SNK」において、ユリが「藤堂流古武術」を略して言った言葉。
 当然のように藤堂竜白から怒られた。もちろん、正しい発音は「トゥードゥー」。
 ……すいません、最後のはウソです。

関連⇒藤堂竜白ユリチョップ

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友達
名称・交友関係

 ユリの大切なものの一つ。「龍虎の拳」では直接的には描かれてはいなかったが、学生時代はソフトボールのエースを務めたり、学級委員をしていたりと、クラスのリーダー的存在だったため、確かに友達は多そうだ。
「龍虎の拳2」のエンディングにも数人登場している。

 ひょっとして、龍虎2の専用ステージにいるマッチョマンたちも友達?

 左から北崎まどか、ジェニファー・ブラウン、ユリ・サカザキ、エレン・バークマン。

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