ユリサカ用語集 - サ行

サービス、サービス♪
登場デモ・KOF

「KOF'96」「'97」で登場した、ユリの勝利ポーズ(ボイス)。
「KOF'96」ではかなり出現率の低いレアデモ(最終ラウンドでのタイムオーバー勝ちでしか見られない?)だったが、「'97」では通常の勝利デモの一つして登場する。
 サービスで手加減して叩きのめしてあげたのか、サービスで全力で叩きのめしてあげたのかは、謎である。

 元ネタは「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物、葛城ミサトが旧テレビ版や新劇場版の予告編で使った名フレーズであり、ミサトといえばこの台詞を思い出すファンも多い。
「この次も、サービスしちゃうわよ♪」という派生バージョンも含めて旧テレビ版では9回使われたが、このフレーズが使われたのは、まだ明るい内容が続いていたシリーズ中盤までで、一気にストーリーが重くなる後半は使われなくなる。テレビ版では16話、ビデオ版では18話が最後。

 余り意味はないが、葛城ミサトとユリの共通点を探してみると、

  • 誕生日が一日違い(ミサトは12月8日生まれ、ユリは12月7日生まれ)。
  • 人が変わったことがある(ミサトはセカンドインパクトの後、失語症になっていたことがあるが、大学時代には明るいキャラになっていた(※1)。ユリは、「龍虎1」→「龍虎2」→「KOF」と人が変わっている)
  • 酒癖が悪い(ただし、ミサトは酒に弱いわけではないようだが)。
 ……などなど?

(※1……ただし、新劇場版「序」「破」「Q」には、この設定はない)

 ちなみにまったく関係ないが、2009年の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のラストでもミサトさんが次回作「Q」の予告をサービスしてくれたが、2012年にその新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が公開されてみると、「破」の予告に出た映像がほとんどカットされていた(というか、予告とぜんぜん違う内容だった)、という驚異の現象が起きた。サービス詐欺は勘弁してほしい。

関連⇒あんたバカぁ?えいえいおーおー、じゃーんぷぶいぶい!バビッとやっつけちゃうぞ!

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砕破
名称・必殺技・KOF・CAPCOM vs.SNK

「極限流砕破」のこと。KOF以降、「極限流」が省略されて、この名で定着した。

関連⇒極限流砕破ちょう砕破

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さいれんと投げ
名称・投げ技・KOF

「美・サイレント投げ」のこと。「KOF'94」以降、「美・」が省略されてこの名称で定着した。

関連⇒美・サイレント投げ

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サウスタウン
名称・地域・餓狼伝説・龍虎の拳・KOF

 ユリ・サカザキ一家が居住し、極限流空手の本拠地があるアメリカ北部の大都市。
「餓狼伝説」で初めて登場し、「龍虎の拳」でその過去が語られ、「KOF」他多くのタイトルの舞台となったSNKゲーム史における要地。

 確かに「大都市」という設定だが、各タイトルの設定をつき合わせると、その巨大さがよくわかる。
 サウスタウン・ベイに面し、港湾地域、大型の空港(「餓狼伝説3」のフランコ・バッシュステージ)、2箇所のテーマパーク(「龍虎の拳2」のキングステージと、「餓狼伝説3」の望月双角ステージ)、世界遺産に登録されててもおかしくない大聖堂(「餓狼伝説3」のマリーステージ)があり、半ドーム式の本格的な野球場と、そこを本拠地にする野球チームまである(天獅子悦也「ギース・ハワード外伝」では、大リーグ球団らしい。背番号11はトルネード投法のアオキ投手)。
 郊外には牧場があり(「龍虎の拳2」のリョウステージ)、そこの主人はリョウに馬を一頭送っている(名前はタツマキ。既にタクマ・サカザキによって食されてしまったという異説あり)。
 街中をハイウェイが縦横に通り、交通の便もいいらしい。
 極限流空手をはじめ多くの格闘技の道場があり、何度も「キング・オブ・ファイターズ」の舞台となったことや、「パオパオカフェ」など交流の場の存在もあり、格闘家たちの天国になっている感もある。

 街は大別して6つの区域にわかれる。田舎的の雰囲気の残る北部エリア、経済の中心である南部エリア、犯罪の横行するダウンタウン(「餓狼伝説3」の山崎竜二ステージ)、チャイナタウンがある港湾地域(「龍虎の拳1」の舞台)、ギースタワーや大きな海浜公園があるサウスタウンベイに突出した出島イーストアイランド(「餓狼伝説1」の舞台)、竣工が始まったばかりの新興区域セカンドサウス(「餓狼 -MOW-」の舞台)である。ダウンタウンでも最も危険な区域は「ダウンアンダーエリア」と呼ばれ、香港の九龍城に似た雰囲気がある。
 チャイナタウンの実質的な支配者であるリー・ガクスウは、若き日にタクマ・サカザキと壮絶な死闘を演じ、「竜虎」と並び称された実力者。90歳を超える現在でも現役である。また、繁華街の西部区域は、アルバ・メイラなどの若いギャングによって取り仕切られているようだ。

 市長や議会の存在はあるが、裏ではギースのハワードコネクションや、マフィアの勢力がはびこり、「メフィストフェレス」のようなグループも多く存在し、残念ながら政治的にも経済的にも、健全な民主的政策が行われているとは言い難いのが現状のようである。
「KOF2000」ではネスツの衛星兵器により街の一部が吹き飛ばされ、「KOF Another Day」では草薙京のクローンによって大火災に見舞われている。

 その人口規模を推定するのは困難だが、アメリカの五大都市には入っていない事実を考慮すると、最大でも200万人は超えない。
 だが、その経済活動の規模を考慮すると50万人を切っているとは思えないので、結果的に100万人程度の人口を抱えているのではないかと推定される。
 また、どの州にあるかを各州の人口規模で推察すると、東海岸沿いのニューヨーク州、西海岸沿いのカリフォルニア州の二州のみが、この都市人口を内包可能である。
(太平洋岸か大西洋岸、州人口500万人以上、州最大都市人口100万人以上という条件に限った)

 SNKの格闘ゲームの歴史は、タクマ・サカザキがこの街で極限流の道場を開いたことから全てが始まったといっても、過言ではない。
 とにもかくにも、活発な経済都市、娯楽の豊富な遊興都市、そして犯罪都市など、様々な側面を持つ街だ。

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沙藤麻琴
人物・Days of Memories

 さとう・まこと。恋愛シミュレーション「Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜」、また同作のアフター小説「ふたり、武道の高みへ」の主人公で、私立雷門学園にかよう高校二年生。
 江坂にある極限流空手日本支部の古株門下生。極限流空手をリョウ・サカザキに師事している関係で、ユリとも顔なじみである。

 オレンジ色のショートボブの髪と同色の大きな瞳を持つ、元気いっぱいの女の子で、親友の朝永カオリとともに、よくバー「イリュージョン」やライブハウスなどに出没する。
 また草薙京やK'とは幼馴染じみで、自宅にはアルバ・メイラが居候しているなど、やけに屈強な異性と縁があるようだ。身長は158cm。

「Days of Memories 〜彼と私の熱い夏〜」のリョウのストーリーでは、格闘大会「武道天覧会」に、襲撃されたユリの代役としてリョウとのタッグで出場し奮闘。「ふたり、武道の高みへ」では、道場の古株の一人として、リョウやユリとともに、門下生の面倒をみているようである。
 リョウとの組み手をいつも楽しみにしているが、リョウには藤堂香澄や不破刃、如月影二など多くのライバルがおり、彼らの闖入にリョウをとられてはしょんぼりしている。

 これは私(=KEEF)の超絶ヒイキ目による個人的願望丸出しの予想だが、モデルは恐らく、「SNK vs.CAPCOM SVC CHAOS」で、デミトリのミッドナイトブリスを食らったときのリョウ・サカザキではあるまいか(註:冷静にいうと、同じなのは髪の色だけである)
 ちなみに、彼女の着る空手胴着はユリのものと似ており、ユリはノースリーブの胴着の下にブルーのインナーを着用しているが、麻琴はオレンジ色のインナーを着用している。

関連⇒極限流空手 日本支部周防順平藤堂香澄マリア村上大地

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三角飛び
名称・特殊技・KOF・龍虎の拳2

 格闘ゲームにおける特殊行動の一つ。画面端ちかくからジャンプして画面端にぶつかったとき、跳ね返るようにそのまま画面中央方向にむけて方向転換すること。二段ジャンプのように、ジャンプの最高到達点が上がることが多い。

「三角飛び」が基本システムとして全キャラクターに搭載されている格闘ゲームは稀で、身軽なキャラクターが独自の技として持っていることが多い。ユリも一部のタイトルで使用できるだけである。
「ストリートファイターZERO3」のロレント(メコンデルタエスケイプ)のように、通常のジャンプでは使用できないが、必殺技の途中に三角飛びの動作を含むキャラクターもいる。

 似たようなシステムでは「ヴァンパイア」のフェリシアなどが使う「壁はりつき」がある。名前どおり、ジャンプの途中で画面端にしがみつくことができるが、フェリシアはそのままずるずると画面端をずり落ちてしまうことがある。
 また、「ストリートファイター2」時代のバルログや、「餓狼伝説2」時代の不知火舞は、自分のステージのギミックを利用した特殊な三角飛び(からの必殺技)を使うことができた。

関連⇒

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シーグラップス
地名・龍虎の拳

「龍虎の拳1」におけるVS.ジョン・クローリー戦の舞台となる空母の名前。
 正式なスペックは不明だが、「龍虎1」の時代(1978年)に現役だった米空母「ジョン・F・ケネディ」と同じだとすると、

  • 基準排水量:60,728トン
  • 満載排水量:82,655トン
  • 全長 :320.6メートル
  • 全幅 :76.8メートル
  • 吃水 :11.5メートル
  • 最大速:32ノット
  • 乗員 :5630名
  • 搭載機:80機
 大体、これと同規模の空母だと思われる。
 しかし、妹が誘拐されていかに切羽詰っていたとはいえ、5000人以上の人間が搭乗している軍艦の中でストリートファイトをするのは、やはり目立ちすぎるのでやめたほうがいいと思う。
 それ以上に、どうやって空母に忍び込んだ?

関連⇒リョウ・サカザキロバート・ガルシア

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ジヴァートマ
人物・MAXIMUM IMPACT 2

「KOF MAXIMUM IMPACT 2」のボスキャラクターで、作中でキング・オブ・ファイターズを開催した主催者。地球の闇を覆う巨大組織「アデス」の幹部会議「コカベルの子供たち」の一員で、下部組織「クシエル」を率いる。自称「闇の爪」。
 長身痩躯、あざ黒い肌、顔に施されたヘビのようなタトゥー、慇懃無礼な言動、大股で歩く姿、伸び縮みする腕を用いた特殊な戦闘スタイルなど、かなりクセのある人物。

 各キャラクターとの掛け合いから当初より地球人ではないことを匂わせており、何らかの原因で数百年前に地球に不時着した宇宙人であると思われる。地球人よりも遥かに優れた文明力を有しているらしく、自分の星に帰るための一環として、優れた肉体を持つ格闘家を捕獲するためにキング・オブ・ファイターズを開催した。
 敵対しているルイーゼ・マイリンクには、一定の敬意を払いながらも嫌悪感をあらわにしている。またアルバ、ソワレのメイラ兄弟を「ユーダイム」と呼び、彼らが過去の記憶を失っていることを真剣に残念がっているため、かなり親しい間柄であったようだ。
 誰に対しても上から目線の慇懃無礼な言動をとるが、優れた才能には素直に敬意を持つようで、自分を倒した相手にはほぼ例外なく賞賛の言葉を贈っている。

 身長210cm、体重97kg、血液型B。格闘スタイルは「制裁」。出身地はインドネシアと設定されているが、これは「キン肉マンビッグボディ、カナダ出身」と同じくらい違和感を抱かせる。

 ……もうどこからツッコミを入れていいのか分からないほど面白不気味な、完全なネタキャラである。ラスボス戦前のデモではどのキャラクターにも「その肉体」「その肉体」と連呼しているせいか、KOFではハリウッド実写映画版のルガールとならぶ「シリーズ屈指のド変態」というイメージしかない。
 前作ではサウスタウンが舞台だったストーリーをいきなり宇宙レベルに拡大したうえに、四つんばいになってカサカサ動き回る戦闘スタイルは、どう見てもネズミかゴキブリである。服部半蔵との対戦前には「その身のこなし、遠い昔どこかで見たことがあるような気がするが……」などと語っており、18世紀末の日本に滞在していた可能性があるが、ポルトガルの宣教師やイスパニアの商人に混じって、江戸末期の日本にこんなやつがいたのかもしれないと考えると、笑いが止まらない。

 ちなみに、このシリーズ特有のアナザーモデルにすると、なんと超巨乳の女性キャラクターになる。しかし、その特徴的な動きやボイスはおっさんのままであり、世界一嬉しくない巨乳とも言われた。
 ユーダイムのほか、前作のボスキャラ・デュークやナガセに改造手術を施した者として「ジャランジ」という名を上げているが、続編の開発が中止になってしまっているため、今後「アデス」や「ジャランジ」の正体が明らかになる可能性は低い。

 担当声優は工藤恭造氏。

関連⇒

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ジェニファー・ブラウン
人物・龍虎の拳2

 私立エールランド・ハイスクール時代のユリの親友の一人で、ユリの幼なじみ。
 ファッションモデル志望で、その手のバイトに明け暮れながら学校に通っている。またバンドをやっており、ドラムを担当。
 ユリがなにか行動を起こすときには、エレンと供に必ずつるんでいる。
 また、ユリに「極限小町」と名づけた張本人との噂がある。


 左から二番目がジェニファーである。

関連⇒エレン・バークマン北崎まどか極限小町私立エールランド・ハイスクール

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刺燕
名称・特殊技・KOF

 ユリの特殊技。「しえん」と読む。「KOF2002」「KOF2003」「KOF11」で登場。
 右膝と右掌とを地面に着いた低い姿勢から、文字通り突き刺すように、リーチの長い左足払いを放つ。
 威力はさほどでもなくダウンも奪えないが、弱攻撃から連続ヒットし、更に必殺技・超必殺技でキャンセル可能で、「しゃがみB×2 → 刺燕 → 飛燕鳳凰脚」など、連続技の中継に活躍する。
 リーチはしゃがみBとしゃがみDの中間くらい。

 なお、同じ技かどうかは不明だが、「KOF MAXIMUM IMPACT」の連続技「スタイリッシュアート」には、この「刺燕」に似たモーションで相手の足元を襲うスライディングがある(歴代のユリが使う唯一のスライディング攻撃である)。

関連⇒燕翼昇燕旋回脚ゆり降りユリ雷神脚

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自家製梅干
プロフィール・好物

「KOF'99」から追加された、ユリの好物。
 完熟した梅の果実を塩漬けにした後に、(多くは)赤ジソの葉を加えて紅色にし、天日干しにした塩漬け。ちなみに、熟していない梅の果実を用いるのが「梅酒」で、天日干しにしていないものが「梅漬け」。また塩出しし、種を除いて砂糖を加えすりあげたものを「梅びしお」という。
 スーパーマーケットなどで売られている市販品は、添加物を用い、酢で漬けただけの「酢漬け」が多い。

 ユリが好むのは自家製ということだが、自家製の場合は往々にして市販品よりも辛味が増す。
 塩加減やシソの量、また漬ける期間によってかなり味は変わってくるため、製作者の好みや腕が端的に味に現れる。甘口好きのユリの漬ける梅干が「ひたすら辛い」とは限らないのである。梅干道は奥深いのだ。

 長期間の保存が可能な食物だが、日本で最も古い梅干は、奈良県の中家に伝わるもの。なんと1576年に漬け込まれたものが良好な状態で保存されているそうである。
 なお、減塩梅干を美味しく作るコツは、天然のニガリを用いた粗塩を、梅干の重量の18%〜20%の量で使うことだとか。

関連⇒甘口カレーかす汁ショートケーキ

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四条雛子
人物・KOF

 しじょう・ひなこ。KOFに出資もしている四条コンツェルンの愛娘で、名門の女子高校に通う生粋の「お嬢様」。
 であるのと同時に、女相撲の力士でもある意外な一面を持つ。
 不思議な思考回路とのんびりした口調、そのわりに強引な性格、周囲の状況がわからなくなるほどの妄想癖など、精神的に通常の感覚とは異なる部分も多いが、自らの女子高に相撲部を設立しようと尽力するなど、基本的に努力家。

「KOF2000」大会では、ユリ・サカザキ、不知火舞、藤堂香澄が実施した、恐らくKOF史上初となる「参加選手による選手オーディション」に、なんと女子高の制服で参加。呆気に取られ油断していたとはいえ、ユリを上手投げで降して、見事合格、晴れて「女性格闘家チーム」入りを果たした。
 以降、大会の常連となり、「2001」大会では旅行のために訪れていたサウスタウンで誘われ、舞、キング、李香緋とともに、前回と同じく「女性格闘家チーム」で参加。一時的とはいえ、舞やキングに相撲をさせることに成功したようだ。
 また、「2003」大会では、麻宮アテナに誘われ、まりんとともにKOF初の「女子高生」チームで出場。アテナのコンサートに乱入する(させられる)など、貴重な体験をしている。

 3月3日生まれの16歳。日本出身。身長154cm、体重41〜42kg(かばんには5kgの重りを仕込んでいるらしい)、3サイズ83-56-83、血液型B。
 好物は専属コックのちゃんこ鍋、紅茶、プチフール。趣味はハーブを使った小物作りと、相撲の番付表集め。幼い頃にもらったテディベアを大切にしている。
 日本人だがブロンドの髪をしているのは、祖母にロシア人を持つクォーターのため。
 薙刀も扱えるのに、なぜ相撲に興味を持ったのかは不明だが、小柄で華奢な外見以上の腕力と突進力があり、数々の豪快な投げ技や足技を駆使する。
 また、相撲部開設のために自らスカウトも行っているのか、チャン・コーハンやシェルミーなど、相撲に向いた逸材を見つけてはチェックしているようだ。

 ……えー、とりあえず解説はしたものの、基本的に使ったことがないので、性能的なことをこれ以上詳しくは語れません。スマン。
 ただ、登場するたびに必殺技の仕様が大幅に変更されることが多く、新作のたびに別キャラのように操作感覚が変わる印象がある。個人的には「KOF2002アンリミテッドマッチ」の雛子がもっとも使いやすかった。
 個人的な感想だが、ゲームのエンディングなどの演出と、設定上のストーリーの扱いが天地ほど違うキャラ、ナンバーワン。
 格闘技が「相撲」というところが変わっているだけで、各タイトルのエンディングなどでは、そんなにはっちゃけた扱いをされている、という印象はない。
(「2000」のエンディングでも、はっちゃてるというよりも先に、雛子の朗らかな笑顔のほうが印象が強い)
 その代わり設定上のストーリーでは、強烈なデビューとなった「2000」以外、「2001」では殆ど出番がなく、「2003」では「天然」と「バカ」を取り違えられて悲惨な状態に陥っており、なんとなく不憫な感じが否めない。 個性的で良いキャラだと思うんで、使い方によってはとんでもない化け方をすると思うんだが……。惜しいな。
(なお、「KOF13」の女性格闘家チームのエンディングにも、ちらっと登場している)

 担当声優は川澄綾子氏。

関連⇒春日野さくらキング女性格闘家チーム不知火舞藤堂香澄友達まりんメイ・リー

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ジャストディフェンス
システム

「KOF14」から導入された特殊システムの一つで、相手の技があたるギリギリのタイミングでガードすることで、ガードの隙を減らすことができ、さらにパワーゲージがたまる。
 初出は「餓狼 - MARK OF THE WOLVES -」における同名のシステムで、後に「CAPCOM vs.SNK 2」や「KOF NEOWAVE」にも実装されている。
 似たようなシステムは多く、有名なのは「ストリートファイター3」の「ブロッキング」であろう。そのほかには「北斗の拳」のアジリティーディフェンス、「アクアパッツァ」のインパクトガード、「ブレイブルー」のギリギリガード、「鉄拳」のさばき、「ストリートファイターZERO」のタイミングガード、「ギルティギア」の直前ガードなど。

関連⇒ガードキャンセル

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ジャック・ターナー
人物・龍虎の拳

 自慢の怪力を武器に、サウスタウンを我が物にせんと暴走族「ブラックキャッツ」を結成した実力者。だが「組織」のMr.BIGに肝心のブラックキャッツを弱体化させられ、現在はやむなく彼に従っている。
「龍虎の拳2」で「組織」やMr.BIGと縁が切れた際には晴れて「ネオブラックキャッツ」を結成し、虎視眈々と野望の成就を狙っている。
 見た目どおりの荒々しい獰猛な性格だが、義理堅い面もあり、ユリを誘拐されたリョウを前にして「女子供には手を出さない」ことを明言している。
 10代の頃のキングと因縁があり、こちらも無法者の集団と化していたキングの一派と衝突、これを打ち破ってキングを「組織」に入れるきっかけを作った(この頃、ジャックはキングが女だと知らなかった)。
 これは天獅子版コミックだけの設定かも知れないが、サウスタウンで「STREET STARS」というバーの経営もしている。

 3月24日生まれの27歳(龍虎の拳2)、身長184cm、体重138kgという巨漢。血液型O。
 大切なものはグループの仲間とバイク。好きなものはジャンクフード、嫌いなものは中華料理。好きな言葉は弱肉強食。
 12歳のとき、襲ってきた熊を返り討ちにしたという過去を持つ。

 極ナックルパートや超ドロップキックなど、隙の大きな技をどんどん振り回す超パワーファイターだが、「龍虎2」では相手の防御を崩す「ブレインショックバット」の追加や隙の小さい気力無し極ナックルパートなど、小技も効くようになりさらに攻めやすくなった。
 天獅子版コミック「龍虎の拳」では、リョウの虎煌拳をものともせず、自動車を片手でブン投げ、パンチやキックで道路をえぐるという荒業を披露。しかもリョウの気合タメの一瞬の隙も見逃さずに攻撃に出るなど、尋常ではないケンカのセンスを見せ付ける(しかし、シリアスなシーンで突然「賢者モード」に突入する意外性も見せた(P80))。
 ゲームでは90年代前半の「龍虎の拳」「龍虎の拳2」「クイズ キング・オブ・ファイターズ」に登場するのみだが、設定としてはキングのプロフィールに「嫌いなもの:不潔なヤツ(ジャック)」と、21世紀の今にいたるまで生き残っており、キングはジャックに負けたことがよほど悔しかったものと思われる。
 担当声優は「龍虎1」、「同2」ともに資料がなく不明(龍虎2の攻略ビデオ(VHS)ではリョウ役の臼井雅基氏が代役で声を当てていた記憶があるが、定かではない)。93年のアニメ版では故・松尾銀三氏(1951-2001)がジャックを演じた。
 キャッチコピーは「熊殺しのマックス・デビル」(龍虎1)、「復活のマックス・デビル」(龍虎2)。

 コミックアンソロジー等では意外とユリと縁があり、ヒップアタック対決でユリを吹き飛ばしたり(しまんだきよの「どうするユリっぺ」/ホビージャパン)、腹をすかせたサカザキ一家に肉と勘違いされて食われそうになったり(同「貧乏家の人々4」/同)、ユリの挑発に乗って極ヒップアタックを出そうとして燕翼で吹っ飛ばされたりしている(もりしたかなめ「ユリちゃんのザ☆熱ケツ対ケツ!!」/同)。
 また、ユリがアルバイトをしているフィットネスクラブに入会してスマートになったり(桜瀬琥姫「IT CAN'T BE!」/新声社)、ユリに極ナックルパートをパクられたりしている(井上空「藤堂の逆襲」/光文社)。

(コミックアンソロジー各種についての情報提供:小濱太介様)

関連⇒キングバトルスピリッツ 龍虎の拳

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ジャン
人名

 キングの弟。明るい少年だが足が悪く、「龍虎の拳2」では歩くこともままならない状況だった。
 キングは彼の足を直す手術費用を稼ぎ出すために戦い続けていたが、リョウとロバートの支援によって手術を受け、歩けるようになっている。この件をきっかけにキングと極限流一派の和解が実現しており、ある意味、後の「KOF」女性格闘家チーム誕生のきっかけともなった。
(その後、事故によって再び歩けなくなった時期があるが、そのときは幸いにも後遺症もなく回復したようだ)

 鷹岬諒「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94外伝」では、ウェールズにある全寮制の学校に預けられていることになっている。「'94」大会イギリス予選の最中、グリフォンジムの者たちによって誘拐され、女性格闘 家チームを棄権させるための材料にされかけてしまったが、このときは草薙京たち日本チームの乱入によって救出された。

 キングとの縁で「KOF」の女性格闘家チームと縁が深く、そのストーリーやエンディングにたびたび登場するが、「KOF'97」の「'94女性格闘家チーム」のエンディングでは、よりによってユリのビキニのブラを奪うという、懲役200万年級の極悪犯罪を犯している。


 凶悪犯(左端)の決定的瞬間。

 ちなみに「KOF」には、ユリを含めて「妹キャラ」は多いが、意外と「弟キャラ」は少ない。
「KOF」関連でジャン以外の弟キャラクターというと、アンディ・ボガード、ウォルフガング・クラウザー、クリザリッド、ソワレ・メイラなど。ほかにストライカーとしてキム・ジェイフンがいる。
 ただし、「MAXIMUM IMPACT 2」でソワレに宇宙人疑惑が生まれ、クリザリッドは姉(的存在)のウィップが自分よりはるかに年下。ごく一般人としての「弟」はアンディとジェイフンくらいしかいない気がするが……。

 キングと同じく、ファミリーネームは不明。実は「ジョー・東」の幼名ではないかとの説もある。詳細は「キング」の項目を参照。

関連⇒キングジョーさんの全部女性格闘家チーム

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ジャンル
用語

 種類。領域。フランス語の「genre」はラテン語の「genus」(種属)を語源とする「共通の性質をもつ一群」のこと。
 特に、文芸、芸術作品の様式、形態上の分類についていう。

 テレビゲームにおいても、全ての媒体において、格闘アクション、アドベンチャー、RPG、シューティングなどの様々なジャンルがあり、さらに「テイルズ」シリーズのように様々な冠詞がついたりして、時に分かりやすく、時にファンを混乱させる。
 だが、究極のところ、ゲーム業界における「ジャンル」というものは、大別して二種類に分類することができる。

 すなわち、「ユリ・サカザキが登場する良いゲーム」と、「ユリ・サカザキが登場しない良くないゲーム」である。

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シューズ
衣装

 ユリは基本的に赤いオックスフォードタイプ(甲部で紐を締める型の短靴)のスポーツシューズを愛用しているが、実は作品ごとに微妙にデザインが異なる。


1997年(KOF'97)

1998年(KOF'98)

2000年(KOF2000)

2000年(カプエス)

2002年(KOF2002)

2003年(KOF2003)

2004年(MAXIMUM IMPACTアナザーモデル)

2007年(KOF MI レギュレーションA)


2010年(KOF13)

 なお、「龍虎の拳 外伝」のストーリーモードで、リョウについて私服で歩いていた際にも赤いシューズをはいているので、状況に関係なく、基本的にこのタイプが好みなのだろう。
 ただ、ハイスクール時代はまた違う趣味だったのか、DS版「Days of Memories 3」では、イエローのシューズをはいている。

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昇燕
名称・特殊技・KOF

 ユリの特殊技。立った姿勢から上体を後方に倒し、片足を上空に向けて突き上げる。
 強攻撃から連続ヒットするが、この技の特徴はなんといっても、特殊追撃判定を残したまま相手を打ち上げることが出来ること。
「ゆり降り → しゃがみC → 昇燕 → 空牙 → (遅め)空牙 → 裏空牙 → (一段目SC)芯!ちょうアッパー」(KOF2003)というアッパー尽くしの連続技も可能。

 よーく見ると、ほんの一瞬だが、振り上げた蹴り脚を下ろす直前、バランスを崩し転びそうになって焦っている。ラストの一瞬のガッツポーズは、うまくバランスを戻せた安心感だろうか?

 ボイスは、「KOF2002 アンリミテッドマッチ」では「うりゃー!」。

 立ち技ではないが、モデルはおそらく「KOF'96」でユリ自身が使っていた垂直ジャンプB。空中で真上を蹴り上げる特殊な技だった。
 立ち技では、技の姿勢では「KOF'94」で父のタクマが使う遠距離立ち強キック「ハイキック」が最も近い。こちらもほぼ真上を蹴り上げる技だが、ユリのほうがバランスが悪いのは、熟練度の違いによるものか。

関連⇒燕翼刺燕旋回脚ゆり降りユリ雷神脚

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ジョーさんの全部
価値観・人生観・KOF13

 ユリがこの世で恥ずかしいと思っていること。曰く、

ジョー「おい、ユリちゃん! どうせ真似るんだったら、兄貴やテリーなんかじゃなく俺にしときな!」
ユリ「えー? ジョーさんの真似はちょっと……その、恥ずかしいっていうかぁ〜……」
ジョー「何だと!? おい、ちょっと待て! ムエタイのどこが恥ずかしいんだよ!?」
ユリ「えーと……ムエタイがじゃなくて、その……、ジョーさんの……ぜ、全部?」
ジョー「……て、てめえ、もう勘弁ならねえ! タイに連れ帰ってシゴキ倒してやらあ!」

 さすがの爆発頭もこれには怒ったらしい。

関連⇒爆発アタマ

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少女時代
名称・宿命・KOF98OL

 中国語版「KOF98ONLINE」で、Nユリの持つ「宿命」。ユリを麻宮アテナ、不知火舞と同時に持つと攻撃力が20%アップするもよう。
 ちなみに、日本語版では「少女たち」と変更されている。
 しかし、アテナはギリギリ少女といえるかもしれないが、他の二人は……(ここでこの記述は終了している……)。

 かゆ うま

 名前の元ネタは、恐らく韓国の同名の9人組アイドルグループ。
 2007年に「また巡り逢えた世界(into the new world)」でデビュー。2009年の「Gee」が大ヒットし、一躍時の人となった。
 韓国国内のみならず、中国や日本、台湾などのアジア各国で活動し、2011年からは欧米にも活動の場を広げている。
 略称は「SNSD」、もしくは「ソシ」(いずれも「少女時代」の韓国語読み「ソニョシデ」の略称)

関連⇒麻宮アテナ不知火舞

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ショートケーキ
プロフィール・好物

「KOF2003」から追加された、ユリの好物。
「ショートケーキ」というと、日本ではスポンジケーキを土台に、つなぎと外装にホイップケーキを、味付けにいちごを使ったものを一般的に言うが、ユリの住むアメリカでは実は別物。
 アメリカで言う「ショートケイク」は、スポンジケーキではなく「ビスケット(小麦粉にショートニングやラードを加え、重曹とベーキングパウダーで膨らませたもの。日本のビスケットより、イギリスのプレーンのスコーンが近い)」を甘めに味付けし、刻んで砂糖を振ったいちごを挟み、更にその上からいちごやホイップクリームでトッピングしたものを言う。
 ただし、日本のショートケーキもアメリカでは受け入れられているので、ユリがどちらを好んでも「ショートケーキ」で間違いではない。

 これがキングの祖国であるフランスでは、また別のものになるのが面白いところで、フランス版ショートケーキは、スポンジにアーモンド入りのしっとりしたものを用い、外装にはクリーム、バタークリーム、クレーム・ムースリーヌなどが使われる。中身は、主にいちごを挟み、ピンク色に染めて薄く延ばしたマジパンで表面を覆うのが一般的。
 日本では、このフランス版ショートケーキを「フレジュ(フランス語で「いちご」)」と呼んで出す店もある。

関連⇒甘口カレーかす汁自家製梅干

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女性格闘家チーム
名称・チーム


初代「女性格闘家チーム」。
左から不知火舞、ユリ・サカザキ、キング。
(「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94外伝」
/鷹岬諒)

「KOF」シリーズに登場する、常連チーム。通称「女格」。
「KOF'94」において、チームメイトに困っていた不知火舞に、同じ悩みを抱えていたユリ・サカザキがキングを紹介したことがキッカケで結成され、以降、KOFの一勢力として長らく君臨した。
 キングと不知火舞が中心メンバーであることは恒例だが、その他のメンバーの出入りがかなり激しいのが最大の特徴。

 ユリは「'94」「'95」「2000」「2002」「NEO WAVE」「13」の各タイトルで、このチーム所属でKOFに出場している。
「'94」の頃は、兄やロバートがチームを組んでくれず、似たような境遇だった舞と出会ったことでのチーム結成だったが、後には父や兄がチーム結成を強制し、女性格闘家チームから出場できないことを残念がっている。やはり話が通じやすい同年代同性の存在は大きいらしい。

「KOF'94」がコミカライズされたさいには、華のあるメンバーだったため、「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94」(真行寺たつや)、「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94外伝」(鷹岬諒)など、主役級の扱いで登場することも多かった。

 なお、「女性格闘家チーム」とは別に、KOF2003には「女子高校生チーム」、KOF2002UMには「美少女格闘家チーム」というチームもエントリーしている。
 キングとユリが極限流チームに入り、不知火舞が不参加だった「KOF11」にてついに消滅したが、生まれ変わった新生「KOF13」にて、「元祖」メンバーで復活した。
(間に「KOF98UM」「KOF2002UM」にて復活しているが、これらはリメイク版である)

 ちなみに、各年度の所属メンバーは以下の通り。
「'94」……キング、不知火舞、ユリ・サカザキ
「'95」……キング、不知火舞、ユリ・サカザキ
「'96」……キング、不知火舞、藤堂香澄
「'97」……キング、不知火舞、神楽ちづる
「'98」……キング、不知火舞、神楽ちづる
「'99」……キング、ブルー・マリー、藤堂香澄、李香緋
「2000」……不知火舞、ユリ・サカザキ、藤堂香澄、四条雛子
「2001」……キング、不知火舞、四条雛子、李香緋
「2002」……不知火舞、ユリ・サカザキ、メイ・リー
「2003」……キング、不知火舞、ブルー・マリー
「NEO WAVE」……キング、不知火舞、ユリ・サカザキ
「2002UM」……キング、不知火舞、藤堂香澄
「'98UM」……キング、不知火舞、神楽ちづる
「13」……キング、不知火舞、ユリ・サカザキ
「14」……キング、不知火舞、アリス
※'99〜2001は、ストライカールールが適用されたため四人制。

 参加回数は、以下の順に多い。
1位 14回 不知火舞
2位 13回 キング
3位 6回 ユリ・サカザキ
4位 4回 藤堂香澄
5位 3回 神楽ちづる
6位 2回 ブルー・マリー
6位 2回 李香緋
6位 2回 四条雛子
9位 1回 メイ・リー
9位 1回 アリス

関連⇒キング四条雛子不知火舞藤堂香澄メイ・リー

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不知火舞
人物・餓狼伝説・KOF・CAPCOM vs.SNK・他

 しらぬい・まい。飛騨の不知火流忍術を継承する、現代のくノ一。不知火半蔵の孫娘。
 高飛車でワガママ、恋愛感情は開けっぴろげ、という賑やかな性格に思われがちだが、本来は祖父母に厳しく育てられた、引き際をわきまえた淑女。忍術を極め、和裁や料理を完璧にこなし、外大をきわめて優秀な成績で卒業した、スーパー大和撫子である。
 黙って祖父の下から去ったアンディ・ボガードを追いかけ、一族の掟を破って不知火の里を出るなど、情熱的な行動力の持ち主でもある。

 タン・フー・ルーの紹介でアンディが半蔵に弟子入りした際、アンディに日本語を教える役を買って出、以降、真面目でストイックな彼に惹かれていくことになる。そして、結果的にそれが舞とキング・オブ・ファイターズを結びつける切っ掛けとなった。
 アンディを追いかけてKOFに参加したのを切っ掛けに大会の常連となる。秦の秘伝書やギース・ハワードの亡霊など、曰くつきの大会に毎回参加して大変な目に合いながらも、一途に彼を追い続けている。
 ……の、ではあるが、舞の情熱にストイックなアンディがついていけず、恋愛的には案外報われていないのが実情。
 同じく大会常連のブルー・マリーとは最初(一方的に)反目していたが、いつの間にか「お姉さま」と呼ぶような関係になっている(一時期、テリーのことも「お兄ちゃん」とか呼んでいた)。

 KOFがチーム制になって以降、アンディとチームを組むことを夢見ながらも一度しか適わず、主にユリやキングたちと、女性格闘家チームとして活躍したが、こちらでもオロチやネスツなど、なかなかに波乱の格闘人生からは開放されないようだ。
 アンディとチームを組めないことは本当に残念がっており、アンディが登場しなかった「2003」では、グリフォンマスク(身長215cm、体重118kg)に「そのマスクを脱いだら実はアンディ…。なんてことないか。はぁ。」などとムチャと知りながら愚痴る場面もある(アンディは171cm)。
(女性格闘家チームからの出場回数は、全キャラトップの14回を誇る)
 アンディの引退に合わせ、自らも引退。北斗丸などの弟子を育てることになるが、それはもう少し未来の話である。

 1月1生まれの19歳。血液型B型。身長164cm(→165cm(KOF99〜))、体重50kg(→46kg(KOF2002)、48kg(KOF2003))。3サイズは85-54-90(→87-54-90(KOF99)、87-55-91(KOF13)、89-54-90(ネオジオバトルコロシアム))。(餓狼シリーズのみ、1974年生まれ。つまり、既によんじゅう……くぇrちゅいおpp@)。
 多彩な才能の持ち主で、国立外国語大を優秀な成績で卒業しているほか、茶道(裏千家準教授)、華道(池坊準教授三級)、弓道二段、書道八段、英検1級、その他、珠算、簿記、秘書検など、様々な資格を持っており、本人にその気があればどこの企業からも引く手あまただと思われる。
 また、普通免許のほかに、中型二輪、小型特殊免許を持っている。

 家族構成は、祖父の不知火半蔵(故人)については明らかになっているが、両親の存在は明かされていない。『夭折した』との説もあるし、餓狼SP時代には『父はSNK社のサラリーマンで、母は専業主婦』という説もあったが、依然として詳細は不明。
 祖父不知火半蔵の死去後は、半蔵の弟子であった「五大老」が師匠筋にあたるが、舞はこの老人達を苦手にしている。また、祖父の友人であった柔道家、山田十兵衛とも親交がある。


「ハイスクールコレクション」

 色々と物議をかもしたハリウッド実写映画版「キング・オブ・ファイターズ」では主人公として大活躍するが、こちらではなんとCIAの捜査官として登場。同僚(上司?)であるテリー・ボガードの命令によって「KOF」に選手として紛れ込み、かつての名選手だった八神庵と主催者である神楽千鶴に接近した。
 一般人のバイク修理工でしかなかった草薙京(日米のハーフ)の覚醒を促し、最後は倒れた神楽千鶴の代わりに「ヤタの鏡」を使い、八神庵、草薙京とともにルガールを倒し、オロチを封印した。

「餓狼」時代は、なんだかんだ言っても安定したキャラ性能と、やや性格と衣装が先行しながらも、そんなに極端な性格のキャラクターではなかったんだけど、KOFに進出してからは、キャラクター性を強調させるためか、その色気と「アンディを追いかけている」という一面が極端にクローズアップされ、ずいぶんと賑やかなキャラクターにされてしまった。
(ハリウッド版ではアンディがまったく出てこない代わりに、八神庵、草薙京との微妙な三角関係が描かれるが、吹き替えを担当した小清水亜美氏は「きっとアンディに出会う前の物語に違いない」という独自の推論を展開した)
 しかも、「KOF」の他のキャラクターは、当初の悪意に満ちた設定変更が年を追うごとに改善される傾向があるが、舞はその逆で、年々どこかが悪化しており、「KOF13」ではこれまでよりもさらに露出度が上がり、ニュートラルポーズもやけに胸の谷間を強調した前傾姿勢にされてしまった。
 SNKの知名度の上昇にもっとも貢献した一人と思われるが、そのわりに扱われ方は特殊。

 格闘ゲームにおける「巨乳キャラクター」の元祖だが、「リアルバウト餓狼伝説」のエンディングで披露した入浴シーンやTシャツ姿からは、数字以上にボリュームのあるバストが伺える。
 作品によって微妙にサイズが変わるが、意外なことに舞のバストが90cmを超えたことは一度もない(ただし、ウェストが55cmを超えたこともない)。

 担当声優は、曽木康代氏(現・曽木亜古弥氏)(「餓狼伝説2」〜「KOF2003」)、三石琴乃氏(アニメシリーズ)、林原めぐみ氏(ドラマCD「KOF'94」)、小清水亜美氏(「KOF13」、ハリウッド版「KOF」の吹き替えも担当)。
 ハリウッド版で舞を演じたのはマギー・Q氏。
 ちなみに、バストのモデルは細川ふみえ氏、ヒップのモデルは故・飯島愛氏(1972-2008)。
 ユリ・サカザキとは、実写CMで同じ女優(晴山ミキ氏)が演じているという、意外な共通点もある。

関連⇒キング少女時代女性格闘家チーム四条雛子藤堂香澄友達バスト晴山ミキヒップ

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シリウス
ペット・設定(アニメ)

 1993年のアニメ「龍虎の拳」以降(劇中の設定で)、サカザキ家で飼われている猫。その特徴的な目鼻立ちから、ほぼシャム猫で間違いないと思われる。なかなかの美形。
 アニメオープニングで、リョウは「スーザン」という猫の捜索を500ドルで請け負ったが、そのスーザンと間違えてこのシリウスを捕獲してしまい、そのままリョウの傍にいついてしまったらしい。

 名付け親は、恐らくユリ。古代エジプトでは、猫という「動物」とシリウスという「星」の両方が神聖視されていた、という事実と、誘拐事件の発端となった宝石「シリウスの瞳」にひっかけて名づけられたようだ。
(エジプトのことは、ユリ自身が明言している。妙なことに妙に博識なところはユリらしい)

 リョウの仕事(なんでも屋)が終わった後に、ユリにお風呂に入れてもらうのが日課。

 

関連⇒藤堂竜白バトルスピリッツ 龍虎の拳

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真行寺たつや
人物/グループ

 しんぎょうじ-。日本の漫画家。当初は「富本起也(たつや)」という名前でアダルトアニメのアニメーターとして活動。「くりぃむレモン」(1984〜)ではキャラクターデザインを、「エスカレーション」(1984〜1987)では作画監督を、「黒猫館」(1986)では原作・脚本・絵コンテ・作画監督を務めるなど、マルチに活躍した。

「THE KING OF FIGHTERS'94」が複数の雑誌でコミカライズされた際には、月刊少年エース版を担当。ストーリー原案として協力したスタッフの腕がイマイチだったのか、ギャグもシリアスもどっちも寒いという残念な漫画になってしまったが、作者特有のお色気ワールドは全開。むちむちの女性キャラの生着替えや露出、脱衣KOなど、多くの場面で見ることができ、特にユリはビルの間やタクシーの中など、何度も露出着替えを余儀なくされている。
 また、KOF公式の漫画化ではおそらく唯一、オリジナルキャラクターの全裸脱衣KO(乳首アリ)を実現している。

(各コミックスの巻末では、ストーリー原案・堀川裕之氏のコメントが掲載されている。が、どれも読んでいて背中がむずがゆくなるような内容である。また、原作愛を大きく取り上げている割には、作品中、技の間違いがかなり多い(漫画オリジナルの必殺技ではなく、既存の技が丁寧に間違えられている)。このあたりは間違い探しなどしてみると面白い)

 現在は体調を崩されているようで、主だった活動は確認されておらず、公式サイトも2008年に閉鎖している。ときおりpixivなどにイラストを上げておられるようだ。

関連⇒木戸警官フレディ・マーキュリー(偽)マルコ

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人生180度ターン娘
通称?

 故・新声社「餓狼伝説の謎」のP178、「ようこそ!格闘技の街サウスタウンへ!!」の項の欄外において、龍虎の拳の簡易説明と共にユリに与えられた通称。
 その後にも『捕われの人生から一転、有頂天キャッピー小娘になろうとは、お釈迦様でも想像できなかったであろう』などと、納得すればいいのか、怒ればいいのか、笑えばいいのか、非常に微妙な説明が続いていた。

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芯!ちょうアッパー 
名称・超必殺技・KOF

 ユリの超必殺技の一つ。まず重い一撃で相手の動きを止め、逆の腕による強烈なアッパーカットで相手を打ち上げる。最初の一撃は、「KOF'99」から「KOF2002」までは左ショートアッパー、「KOF2003」からは右ボディブロー、「KOF'98UM」の裏ユリはフック気味の左ショートアッパーとなっている。
「KOF2003」までとそれ以降では一撃目と二撃目の腕が逆になっており、後期「芯!ちょうアッパー」の二撃目は左アッパーとともに左ヒザを叩き込むエグい技になっている。
 一段目のボディブローがヒットしなかった場合、そのまま腕を振り上げてアッパーに変化する(多段ヒットするが、至近距離で当たったときよりもダメージが大幅に下がる)という特殊な性能があるが、見た目よりかなりリーチがあり、一キャラ分離れていても(=明らかに当たっていなくても)全段ヒットするタイトルもある。またヒットストップがかなり長く、この技の相打ちからの追撃も可能。

 基本的に3ヒット技で、2ヒット目で大ダメージを与え、3ヒット目でダウンを奪う。「KOF'99」のみ至近距離では4ヒットし、視覚効果もどハデ。また「KOF2003」ではライオンの鳴き声のような効果音がつく。
 全段ヒットしたときには凶悪なダメージを誇り、さらに連続技にも組み込めるなど、意外なほど高性能。……というか、空中の相手に対空に使うと、1ヒット目だけが当たって相手が吹き飛んだり、1ヒット目と3ヒット目だけが当たってダメージの高い2ヒット目が当たらないなど効果が安定しないため、主に割り込みか連続技に使用する。
(ただし、地面からギリギリ浮き上がっているくらいの低空の相手になら全段ヒットする。また「KOF2003」のみ、初段が外れるとその後に裏空牙を出すようになっており、こちらは対空に使える)

「芯!ちょうアッパー」は当然ユリによる命名であり、極限流における正式名称は「滅鬼斬空牙」。正直に言うと、この名前も正式名称もどうかと思う(笑)。
 ちなみに「芯」というのはユリが「真」と言う字を書き間違えたもの。日本語は苦手か?

 元ネタはもちろん、「ストリートファイター3」のリュウが使うスーパーアーツ「真・昇龍拳」。根元がヒットしたときとヒットしなかった時の演出が異なる点も同じ。「KOF2003」での外れたときに裏空牙を出す仕様も同じで、「KOF2002UM」ではヒットしたときのエフェクトまでそっくりになった。

関連⇒裏空牙空牙ダブルユリちょうアッパー滅鬼斬空牙ユリちょうアッパー

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鍼!飛燕鳳凰脚
名称・MAX2(超必殺技)・KOF

「しん・ひえんほうおうきゃく」と読む。「KOF2002」「NEO WAVE」に登場するMAX2で、超必殺技「飛燕鳳凰脚」の大幅なパワーアップ版。「NEO WAVE」ではMAX2モード選択時のみ使用可能。
「2002」では黄金のエフェクト、「NEO WAVE」では雷鳴のエフェクトをバックに猛スピードで突進し、相手の身体を駆け上がるようにキックを連発する。
 コマンド、モーションともに「KOF'95」における飛燕鳳凰脚を再現したもので、突進スピードが非常に速く、ガードされてもほとんど隙がないなど、驚くほど高性能。ヒットした瞬間に画面が一瞬だけ止まる演出も見もの。
(飛燕鳳凰脚は他の超必殺技と同様、「KOF'96」からコマンドが簡略化されている)

 ただ、+BDというややこしいコマンドのせいか、連続技には用いるにはかなり慣れがいる。(それでも「龍虎2」よりは格段に出しやすい)
 一応、相手と画面両はしまで離れて「弱・覇王翔吼拳 → 鍼!飛燕鳳凰脚」が簡単に連続技になる。「KOF2002」「NEO WAVE」ともに可能。

関連⇒空中飛燕鳳凰脚飛燕鳳凰脚

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スーパーキャンセル
システム

 格闘ゲームのシステムの一つで、必殺技の終わり際の隙を省略(キャンセル)して超必殺技につなげること。もしくは、超必殺技の隙をキャンセルしてそれ以上の技につなげること。
 現代の格闘ゲームでは必須のシステムの一つであり、たいていどの2D格闘ゲームにも(形を変えながら)搭載されている。
 KOFでは、特定の必殺技のみ該当している場合が多いが、必殺技→超必殺技→リーダー超必殺技(KOF2003)や、必殺技→NEO MAX超必殺技(KOF13)など、ゲージを消費するものの派手な連続技ができる。
 なお、システムとしてスーパーキャンセルを初めて取り入れたのは「ストリートファイターEX」(1996/カプコン)である。

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周防順平
人物・Days of Memories

 恋愛シミュレーション「Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜」の主人公で、ユリの同級生。
 飛びぬけた才能を持ちながらも、なかなか普通の高校に馴染めない問題児が集まるという「覇天高校」に通っており、クラス副委員を務める(クラス委員はユリ)。
 他のクラスメートに、神鷺はるか、不知火舞、真鏡名ミナなど。
 いわくつきの覇天高校に通っているが、飛びぬけて不良というわけではなく、「どちらかというと根は純粋で良い人間」だそうである。
 短気なところがあり、行動が空回りすることも多い。口癖は「まかりとおすぜ!」

 恋愛シミュレーションの主人公、ということで突飛な面は無く、設定的にはおとなしい。
 周囲に八神庵やギース校長のようなアクの強い人物が多いので、学生生活は苦労が多いと思われる。

関連⇒沙藤麻琴覇天高校

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すごいヤツらが帰ってきた!
キャッチコピー

 1993年12月に放映された「龍虎の拳2」のテレビ実写CMで用いられたキャッチコピー。
 このCMには二通りのパターンがあり、いずれもロバート(ティモシー・ローウェル)、リョウ(ヘンリー・HE)がバイクで襲ってくる悪漢を返り討ちにする、という内容。
 激しいバトルの合間にゲーム画面がはさまれ、「すごいヤツらが帰ってきた!」「スーパーリアルアクションゲーム、龍虎の拳2!」と続く。
 確か前年だと思うが、「餓狼伝説SPECIAL」の実写CMが「狼は眠らない」と渋さを押し出したのに対して、こちらはひたすらアクション性を押し出した。
 原作の面影も無いザンバラ黒髪のリョウと、原作完全再現のロバートというミスマッチも合わさって、記憶に残るCMになっている。今でもYOU TUBEなどで見られるはずである。

関連⇒浜崎歩リョウ・サカザキロバート・ガルシア

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スタイリッシュアート
システム

「KOF MAXIMUM IMPACT」シリーズに搭載されたボタン連続押しによる特徴的な連続技。「SA」と省略される。
 一キャラクターにつき10以上、キャラによっては20個以上もあり、その特性も「魅せ技」から実用的なものまで様々である。殆どの場合、連続技の途中でも必殺技でのキャンセルが可能で、SA→必殺技や、途中で止めて別のSAへ目押しでつなげることもできる。
 中には突然しゃがみこんで鼻歌を歌いだしたり、うつぶせに寝転んで痙攣しはじめたりと、奇怪な動きのものも少なくない。
 全部覚えるのは大変なので、実用的なものを2〜3個覚えておけば問題ないが、実用的なものは壮絶な先行入力を求められるものも多く、適当にボタンをポンポン押しているだけだとすぐに途切れて隙だらけになってしまう問題点もある。
 なお、ユリのちょうナックルやちょう回し蹴り、極限流燕舞脚など、必殺技としては没になってしまった技がSAのパーツの一部として再現されている場合もある。

関連⇒RUSH燕舞脚燕翼

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スパッツ
衣装

 伸縮性に富む素材で制作された、身体に密着するパンツのこと。ユリは基本的なファッションとして愛用しているが、最近はレギンスと呼ばれることのほうが多い。
 ユリは、試合の時にはブルーのロング・スパッツ(1P)の上からレッグウォーマーを着用しているが、「龍虎の拳外伝」の演出を見ると、日常でもハーフ・スパッツを愛用していることがわかる。

 タイツとスパッツの違いは、足先を覆っているかどうか。
 両方ともパンティストッキング状のパンツだが、スパッツは基本的に膝下7〜8cmまでを覆い、タイツは足先まで下半身全体を覆う。また、タイツのような形状で足先とカカトが露出し、土踏まずの部分にひっかけて着用するものが「トレンカ」、逆に足先から太ももまでを覆うものが「ニーソックス」。
 進歩の経緯から、正確にはタイツは衣類に、スパッツは下着に分類されるそうである。

 元々、日本では1950年代から「ズボン下」という名称で流通していたが、1980年代以降、「スパッツ」の名称が定着したらしい。「スパッツ」という単語の原義は、「靴を含めた足元を寒さや衝撃から守るゲートル」。
 その後、基本的に女性の下着として発展したが、スポーツにも取り入れられ、男性も着用する機会が増えている。下着とユニフォームの間に穿くものとして、野球の「スライディングパンツ」のように、各種競技によって細かく進歩した。
 ちなみに、スカートの下にスパッツを穿いて「見せパン」のような使い方をしたり、スカートと一体化した「スカッツ」などの使い方をするのは、日本独自の文化である。

 欧米では本来、パンツ状のものをカルソンやレギンスなどと称するが、日本での呼称はわりといい加減で、タイツと混同されたりした。
 その後、密着しないものをカルソンパンツ、お洒落なスパッツをレギンスと言うようになった時期もあるが、最近ではスパッツそのものを指してレギンスと称するそうである。
 だから、スパッツと呼ぶかレギンスと呼ぶかで、センスの新旧がバレてしまうことも。要注意。

 実は、ユリがユニフォームとして使用しているパンツが、タイツかスパッツのどちらかは、けっこう微妙なところである。
 ユリが靴を脱いだ公式絵を、管理人が見たことが無いため、現在の段階ではいずれかと断定することはできない。私はスパッツであると思ってはいるのだが、足先を覆わないロングスパッツの上からレッグウォーマーを穿いて暴れると、けっこう微妙な感触になったりするのでは、と思わないでもない。
(しかもユリの場合、年を追うごとにレッグウォーマーがゆるゆるになっているので、余計に違和感が心配である)
(ただし、学校のジャージのように、くるぶしまでを覆うパンツから土踏まずに引っ掛ける「紐」が出ているものも「スパッツ」に入るらしいが、このあたりはトレンカとごっちゃになってよくわからない)

関連⇒鉢巻

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聖チャベス女子学園
地名・漫画

 漫画版「龍虎の拳」(天獅子悦也)の劇中で、ユリが通っているハイスクール。まるで教会のような校舎が特徴。住所はサウスタウンの郊外か、隣接する別の街だと思われる。
 財閥の御曹司であるロバートをして「高額な学費」と言っていることからも、かなりのお嬢さま学校であることがわかる。
 この高額な学費は、名を隠してサカザキ兄妹を支援している者がおり、その条件として「匿名であること」「定期的にお金を正しく使っていることを報告する義務」の二つがサカザキ兄妹に課せられている(そのためにユリは、定期的にサウスタウンの弁護士の下を訪れている)。
 この「支援者」が誰なのかは、劇中では明らかにされなかったが、恐らく失踪中のタクマ・サカザキではないだろうか。
 この頃はキングもユリのことを「ただのお嬢さま育ち」と認識しており、後にKOFで暢気に暴れまわる姿を誰も予想できなかったようだ。

関連⇒キング覇天高校ロバート・ガルシア

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背が高くって、かっこよくて、スポーツマンで、面白くて、私のことを大切にしてくれる人
プロフィール

「龍虎の拳2」でユリが「理想の恋人」としてあげた人物像。

 というか、ここまで細かく自分の好みが分かってて「ロバートさん」と断言してあげないのは、さすがにかわいそうな気がする。
「よくわかんないっす」とは言っているが、続編の「龍虎の拳 外伝」での行動(イタリアに帰るロバートを単身追いかけた)を思えば、すべてを分かった上で、照れ隠しで誤魔化していた、と思えなくもないが。

関連⇒ロバート・ガルシア

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旋回脚
名称・特殊技・KOF

 ユリの特殊技の一つで、右上段回し蹴り→左上段後ろ回し蹴りのコンビネーションキック。蹴り足を大きく振り上げるのが特徴。
 一発目の右回し蹴りは、「ストリートファイター・ゼロ」に登場する女性キャラクター、春日野さくらが使う「フラワーキック」が原型だと言われているが(その指摘も間違いではないだろうケド)、実は実際にある技らしく、極真会館の塚本徳臣選手がよく使っていたという話。
「KOF'99」から「KOF2001」までは独立した特殊技として、「KOF MAXIMUM IMPACT」シリーズでは「スタイリッシュアート」という連続技の一部として登場。グラフィックの一部は、「KOF2003」から登場する「昇燕」に継承されている。

 他の特殊技と同じく、通常技から連続で繋げて、必殺技などでキャンセルすることができ、「立ちC(立ちA) → 旋回脚 → 芯!ちょうアッパー → ユリちょう燕舞」など、超必殺技を複数絡めた派手な連続技ができる。
 また、「KOF MAXIMUM IMPACT」シリーズでも、「旋回脚 → ユリちょうアッパー → ダブルユリちょうアッパー → トリプルユリちょうアッパー → 芯!ちょうアッパー → (追い討ち)空中版天翔覇王翔吼拳」など、ゲージさえあれば無茶な連続技が可能。

関連⇒燕翼春日野さくら空中版天翔覇王翔吼拳昇燕ゆり降りユリちょう燕舞ユリ雷神脚

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潜在能力
勝利メッセージ・CAPCOM vs.SNK

 肉体や精神に秘められた、その固体が本来持つ真の能力。
 世界の裏側を支配する秘密結社「シャドルー」の総帥ベガは、リュウなど潜在能力の高い人間には目がないが、それは極限流の奥義を一年で身につけたユリ・サカザキにも向けられている。だが、その朗らかな(朗らか過ぎる)性格に、潜在能力を測りかねているようである。
 ……というか、

ベガ「(この娘、潜在能力は高いはずだが……)」
ユリ「イェイ! ぶいぶい!! V(^^)V」

 格闘ゲームの勝利メッセージで顔文字使った人、はじめて見た。

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組織
組織・龍虎の拳・餓狼伝説・KOF

 サウスタウンの闇を牛耳る巨大犯罪組織。「龍虎の拳1」当時はMr.BIGが主導権を握っていたが、やがてギース・ハワードの台頭によって勢力地図は風雲急を迎える。
 大幹部であるMr.BIGによって極限流空手とタクマ・サカザキを付け狙う陰謀が実行され、サウスタウンの闇に大きな影響を与えた。

 正体不明の大ボスの下にギース、BIGを含む四人の大幹部がおり、世界各地に散らばる300人程度の構成員がいる。主な資金源は武器の横流しや麻薬の密売。
 幹部にジャック・ターナー、ジョン・クローリーなど。またユリが誘拐されていた一時期、タクマは「Mr.KARATE」の名でBIGに(しぶしぶ)従っていた。
 なお、Wikipedia「サウスタウン」等によると、ギース・ハワードは組織で台頭する前からハワード・コネクションを率いていたようで、組織とコネクションとは直接のつながりはない模様。またMr.BIGも、「組織とマフィアの一部」を束ねており、マフィア(イタリア系)とは異なる別の勢力であることが示唆されている。
 正式な組織名は不明で、天獅子悦也「龍虎の拳」では単に「組織」という呼称が用いられた。またゴッセージ「龍虎の拳」では「MASK」という組織が登場するが、これが同じ組織なのかどうかは不明。
 1993年のアニメ「バトルスピリッツ 龍虎の拳」では、ユリの誘拐はMr.BIG一味による犯行ということになっており、上位組織らしきものは出てこない。

関連⇒MASKMr.BIG

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ソッチ系
比喩・CAPCOM vs.SNK

 ユリが「CAPCOM vs.SNK 2」で競演したイーグルに対して用いた言葉。「男色家」の暗喩。
 イーグルは二本の棒を巧みに操る英国紳士だが、本作では「男色家(っぽい)ナルシスト」という設定が加えられており、男性キャラに勝ったときは紳士的に色目を使う一方で、女性キャラに勝利したときは露骨に厳しい態度をとっている。
 ユリの兄リョウに対しても「肉体だけでなく精神も鍛えているのか。なるほど……君に興味がわいてきたよ」。リョウ、はやく逃げてー!

(ただ、チャン・コーハンは「私は外見で判断しないよ」と許容しているわりに、ザンギエフには「その肉体には特別な感情は沸かない」と拒絶している。サガットには「すべてを委ねてみたい」と言っているし、その趣味がよくわからない)

「CAPCOM vs.SNK 2」でのユリは、あのベガですら自分の世界に引きずり込む究極のマイペースぶりを発揮しているが、そんな彼女を困惑させた唯一の相手が、このイーグルである。

「おじさんソッチ系……デスカ。ユリ、さすがの好奇心も引き気味デス」

△目次

蕎麦打ち
プロフィール

 ユリの父タクマ・サカザキの趣味。プロフィールには記載されていないが、ユリはこれを苦手にしている。
 理由は、「少しでも褒めると、一日中蕎麦を食わされるハメになるから」。
 そのため、サカザキ家では「蕎麦」は禁句なんだそうである。

 よく見ると、'99や2003のストーリーでは褒めなくても蕎麦を打っているし、'98の「サカザキ親子チーム」のエンディングでは、あろうことか胴着のまま蕎麦を打っている。どうもタクマの中では「趣味」という枠を超えて、日常生活の一部になってしまっているようだ。

 なお、2016年の「KOF14」の極限流チームストーリーでは、タクマは本格的に経営者として「極限焼肉」という焼肉屋を経営しているが、その前にソバ屋を営業して一軒たたんでしまったらしい。これは、何らかの理由でたたんだのか、営業不振のため倒産したのかは不明。

関連⇒極限焼肉

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ソフトボール
プロフィール・スポーツ

 ユリの得意スポーツで、ポジションはピッチャー。
 めちゃくちゃノーコンだが、その荒れ球で逆に相手を翻弄、というのをどうしてもイメージしてしまう。まがりなりにも格闘家の腕力だから球速もあるだろうし、それなりに試合になってしまいそうだ。

 日本ではかつては「インドア・ベースボール」と呼ばれていた。野球を冬の時期に屋内でも行えるように工夫しようと、19世紀末〜20世紀初頭に考案されたらしい。
 ルールは野球とほぼ同じだが、ボールの大きさや上手投げの禁止など、細かな違いもある。
 また、女性の競技人口が非常に多いのも野球との違いで、オリンピックで正式種目になっているのは女子ソフトボールのみ(男子は野球が正式種目だった)。
 1949年に「国際ソフトボール連盟(ISF)」が創設され、国際スポーツへの道を切り開いた。

 日本でも注目のスポーツであるソフトボールだが、ユリの住むアメリカでは、日本以上に盛ん。一説には競技人口が一億人に達すると言うから、もう国民的スポーツである。オリンピックの代表選手とモデルを兼ねたり、スポーツ番組のキャスターとして活躍する有名選手もいる。
(日本に駐留している在日米軍基地でも、兵士によるリーグ戦が行われている)

 日本で「ソフトボールのピッチャー」というと、腕を回す投法(いわゆる「ウィンドミル投法」)から豪速球を投げ込むパワフルなスポーツ、という印象があるが、アメリカでは少し事情が異なるのが面白いところ。
 アメリカで一般的に「ソフトボール」というと、スポーツとして極める「ファストピッチルール(日本でソフトと言うとこちら)」ではなく、レクリエーションとして楽しむプレー(スローピッチルール)のほうが主流で、色々とルールも異なる。

 幾つか上げると、

  1. 投手はやまなりのゆるやかな球を投げなくてはならない(地面から1.8メートル以上、3.0メートル以下としている場合が多い)。有名なウィンドミル投法や速球は禁止。
  2. 2ストライク後のファールはストライク扱いとなり、三振アウトとなる。
  3. バント、盗塁、スライディング、ホームでのクロスプレーなどの激しいプレーの禁止。
  4. デッドボールはなく、投球が身体に当たっても、一塁に進塁してはならない。
  5. 守備は、通常の9人に1人を加えた10人で行う。10人目の選手(ショートフィルダー)は、投手・捕手以外のどこを守っても良い。

 ……と、いったところ。基本的に、純粋に打撃を楽しむためのルールである。
(これ以外にも大会やリーグによって、「11人目のバッターである「エクストラヒッター」を任意でスタメンに入れてもよい(前述の「ショートフィルダー」を加えると、先発メンバーは10〜11人となる)」など多数のローカルルールがある)。
 日本では、2012年から中学の体育の授業のソフトボールにこの「スローピッチルール」が採用されたが、一部の週刊誌が「甘やかしすぎな新ルール」など無知丸出しの記事を書いて失笑を買った。

 ユリがピッチャーをしていたのが、「ファストピッチルール」か「スローピッチルール」かはわからないが、個人的には前者での豪快な投球を見てみたいものである。
 でも、結構古い設定なのに、草薙京の「アイスホッケー」や矢吹真吾の「水球」と同じくらいネタにならないよね。

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空耳
ボイス・人体

 ボイス付きのゲームで、避けて通れぬのが空耳である。SNK関係でも、古くは真・サムライスピリッツの「んラブリィ〜」など、ファンの耳に残るインパクトの強いものは少なくない。
 管理人の空耳だと、「KOF MAXIMUM IMPACT 2」のものが強烈で、

草薙京クラシック闇払い「買え!」
大蛇薙「裏切り…やがれぇ!」
182式「これに違ぇねえ!」
草薙京神威「この効果で奪い取れ!」
八神庵豺華わかめぇーッ!
ワイルドウルフパワーダンク「ピーナッツ!」
パワーゲイザー「父さーん!」
ニノン・ベアールサラマンデルの抱擁庵のカバディーLOVE!!
テリー・ボガードライジングタックル「外人さん!」
ファイヤーキック「鯛焼き!」
パワードライブ「ファーストラーイブ!」
セス脚取りめたるぞ、オラ!
リリィ・カーン物干し竿中段打ち追加攻撃「ソナチネ!」
雀落とし「阿部さん!」
リアン・ネヴィルアサルトタイプ・クロト「ちゃんとツナパイ?」
ギース・ハワード鬼殺不動拳「エム! 五杯目だ」
ルイーゼ・マイリンク挑発「なんぼになる?」
天羽のワルツ「腰乗せテレコム!」
別離のオーバチュア特許下着よ! ホア――ッ!!
ビリー・カーン三節棍中段打ち「るすばーん!」
アルバ・メイラ雷方拳「夜間来訪件!」
麻宮アテナガーディアンクリスタル「かまって、ちょうだい!」
ヒーリング・アテナ避妊具!
スタイリッシュアート@あ、さ、み、や、ア、テ、ナ、ヘンタ−イ!
ミニョン・ベアールワンレボリューション「まりも」
キトゥンスタイル「クリリン」
ソワレ・メイラ挑発「木っ端、食らえよ!」
ホルツハッケン・
ダイナミッシュ
逆転!
ザルト「右行ってみろよ!」
ナガセナガセスパイラル「パクるよ! そーれ!」
ミラージュアサルトスカートめくり! にんにん!
ラルフ・ジョーンズスタイリッシュアート「実った!」
クラーク・スティルマウントタックル「今田!」(まんま)
K'クリムゾンスターロード
(受身成功)
黒田、真っ直ぐ
服部半蔵臓撃、輪殺「委員で済ます!」
禁じ手・微鹿隠れ「鯡(にしん)、都市へ!」
デュークダイヴボマー「ここ見てよー!」
グラウンドゼロ「爪弾っく〜!」
Mr.カラテ龍仙拳ド臭ぇー!
ハイエナ今世紀最大にして最凶の演技選挙だぎゃー! げげ下剤!?
ジヴァートマ挑発「フッ、淡谷」
神愚羅こち亀、きたねぇ!
無煉爪「似合わんわぁ!」

 ……などが、忘れられない。

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