ユリサカ用語集 -ラ行

雷煌拳
名称・必殺技・全タイトル

 地上で気を練ってから飛び上がり、空中から斜めに気弾を撃ち下ろす飛び道具系必殺技。
 この技も数種類のバリエーションがあり、「龍虎の拳2」及び初期「KOF」では垂直に飛び上がって斜め下に気弾を撃ったが、「KOF96」〜「KOF98」では、斜めに飛び上がって気を込めた腕を振り下ろす突進技になり、更にそれ以降は空中入力の飛び道具になっている。

「龍虎の拳2」でユリが初登場したときから使っている技で、同時にユリが始めて公開したオリジナル必殺技である。
「餓狼伝説」や「龍虎の拳」の世界観では、空中で気を練って撃ち込むという行為は、ギース・ハワードやリョウ・サカザキなど、一部の天才・凄腕の人物しかできない至難の芸当である。それをユリは「地上で気を練った後、それを保持したままジャンプ、空中から撃ち下ろす」という見事な逆転の発想で解決した。このあたりが、兄も感心するセンスの良さなのだろう。
「KOF MAXIMUM IMPACT 2」で登場した超必殺技「天翔覇王翔吼拳」も、このアイデアの応用と思われる。

 名前は、恐らく「雷のように空から降ってくる虎煌拳」といったニュアンスで名づけられたもの。

関連⇒虎煌拳天翔覇王翔吼拳

理想体型
人体

 身長168cmのユリの場合、理想的な3サイズは、バスト87.4〜89.0cm、ウェスト62.2〜65.5cm、ヒップ89.0〜90.7cm。
 格闘家であることを考えると、もうちょっとごつくてもいいと思うが、そのへんはまァ、ゲームだしね(笑)。

(補足として。
 理想的な二の腕…24.4〜26.9cm、ふともも…48.7〜52.0cm、ふくらはぎ…33.6〜35.3cm、体重…56.4〜67.5kg。
(註…体重は、BMI指数で標準枠内とされる20.0〜23.9で計算。理想美容体重は、53.6kg。)
 つーか、私は一体、なにを冷静に計算機をつついているのだろう…。

関連⇒バストヒップ

リョウ・サカザキ
人物・龍虎の拳・KOF・武力ONE・餓狼伝説・他

 極限流開祖タクマ・サカザキの長男で、ユリの四歳年上の実兄。日本人の父とアメリカ人の母を持つハーフ。
「無敵の龍」の異名を持つ、現極限流師範代。後に極限流の総帥の地位と「Mr.KARATE」の名をタクマから受け継ぐ。
 母親の事故死、父親の失踪と、致命的なトラブルが続出する中で、若年ながら妹を一人で育て上げた、大変な苦労人。
 幼いころは父親の空手教育に対して、むしろ反発を抱いていたようであるが、自分とユリの生活のためにストリートファイトの世界に身を置いたことで、才能が一気に開花。実戦の中で腕を磨き続け、また、もともと努力を苦にしない生真面目な一面があるせいか、驚くほどの速度で強さを身に付けていった。
 時に下駄履きで大型バイクを乗り回すなど破天荒な一面も見せ、時に熱血が過ぎることもあるが、その実、安定した人格と包容力を持つ好青年。KOFシリーズでは、やや世間知らずとして描かれることがあるが、長年ユリを育ててきた手前、社会常識は持っていると思われる。
 苦労した時期が長く心配性が身についてしまっているせいか、最近では妹のやんちゃぶりに頭を悩ませる日々。
 また、火引弾や溝口誠など、一癖も二癖もある格闘家から、一方的にライバル扱いされたり「パチ物」扱いされたりと、極限流をめぐる苦労は絶えない。

 ライバルのロバートが足技に長けるのに対し、リョウは正拳突きに長け、新しいものをどんどん取り入れるユリやロバートに比べて、クラシカルなスタイルの空手を好むようである。
 8月2日生まれの22歳(龍虎の拳2)。身長179cm、体重68kg(後に75kg)。日本にいた時のことを殆ど覚えていない妹と違い、趣味は日曜大工、得意スポーツは相撲と、趣向に日本人的なところも残しているようだ。
 嫌いなものは足がいっぱいついた虫(幼少時、ロバートにしこたまラッキョウを食わせた報復として、顔面に投げつけられたから、という説有り)。
 愛用しているオレンジ色の胴着は、子供の頃、今は亡き母親から贈られたものを仕立て直したものだが、父親から「Mr.KARATE」の名を受け継いだ前後から、黒い胴着を着用するようになる。
 アニメ「バトルスピリッツ 龍虎の拳」では、黒髪で、胴着の上にジャケットを羽織って登場。これは「声優の別所哲也氏をモデルにした」という説と、「妹のユリが黒髪なのに兄が金髪ではわかりづらいから」という説と二説が存在する。

「龍虎の拳」「龍虎の拳2」が出た当時は、荒々しい格闘家というイメージが強かったが、「KOF」シリーズに登場するようになってから、極限流丸ごとお笑い空手のイメージを定着させられてしまい、ファンとしてはややもどかしいです。ダンや溝口などの社外ライバルには恵まれていない、というよりは、もっと根本的なところで、社内の最も非常識なデザイナーに毎回、担当されている、という印象が強い。
 後に「武力 〜BURIKI・ONE〜」で「二代目Mr.カラテ」として登場した時は、黒道着+無精ヒゲ+凶悪な眼差しでファンの度肝を抜いたが、今のKOFの扱いに比べれば、遥かにカッコよかった。(そのためか、上のキャラクター解説は、かなり筆者のヒイキが入ってます)
 実は、ゲスト出演である「餓狼SP」「餓狼WA」や「CAPCOM vs」なども含めると、登場タイトルはネオジオキャラクターではトップクラスで、ユリよりも更に多い。「バトル・コロシアム」「KOF XI」に登場したことで、また記録を伸ばしている。
 ちなみに、「武力 〜BURIKI・ONE〜」出演時の設定によると、リョウは1967年生まれ。ということは、1953年生まれのギース・ハワードが26歳だった「龍虎の拳2」当時、リョウは12歳?? あの図体で12歳!? (龍虎2の設定では22歳)

 ゲームでの声優をされている臼井雅基氏は、ユリ役のほりえかおりさんと同じく「大阪テレビタレントビューロー」所属の声優・ナレーター。現在も奈良TVのサイトでプロフィールを閲覧することが出来ます(アナウンサールーム)。
 アニメ版の声優は別所哲也氏、実写版CMでの役者はヘンリーHE氏。外見のモデルはパトリック・スウェイジ。名前の元ネタは「アストロ球団」のリョウ・坂本ではないかと思うのだが、どうでしょう?

関連⇒極限流空手キングタクマ・サカザキ藤堂香澄藤堂竜白ロバート・ガルシア

リョウ・坂本
人物・漫画

 試合中に多数の死者が出ることでもはや伝説と化した超絶野球漫画「アストロ球団」の登場人物で、管理人が勝手にリョウ・サカザキのネーミングの元ネタではないかと思っている人物。

 ハワイ・オアフ島出身の日系三世。年齢不詳。堂々たる体躯にルパンヘア、飛び出し眉毛にケツアゴ、そのアゴまで達したもみ上げという、1960〜1970年代前半の剛健な日本男児を地でいく快男児。
 ロッテ・オリオンズ(当時。現・千葉ロッテ・マリーンズ)が、常識離れした強さを持つアストロ球団に対抗するために、金田正一監督が連れてきた「10番目の打者」。つむじ風を起こしながら登場した。
「神道無念流」という日本古武術を野球に用い、未だ打法を封じられたことがないという触れ込みで登場。科学を超越した理論で飛んでいく「消える打球」や、凄まじく男らしいけど明らかに野球のルールを無視した「坂本常識」などで、その漢らしさを遺憾なく発揮。
 最後は右腕一本を犠牲に堂々と勝負し、宇野球一のスカイラブ投法の前に敗れさった。

 …と、ここで終わっていれば良かったのだが…。
「アストロ球団」の連載が終了した後の特別読み切り編で、なぜか「ドラゴン・マグナム」と改名し、暴力野球を標榜するアメリカチームの監督として復活、非道の限りを尽くしてファンを落胆させた。
 しかし「ドラゴン・マグナム」…。ひょっとして「龍撃拳」…いやいやいや(笑)。

 ちなみに、この「アストロ球団」に登場する必殺技(野球漫画なのに必殺技)が元ネタとなった「KOF」の技は案外多い。怒チームのラルフ・ジョーンズやクラーク・スティルの通常技のネーミングにも垣間見える。

ロバート・カルシア
架空の人物・龍虎の拳外伝

 藤堂香澄が「龍虎の拳外伝」において、リョウを追いかけてグラスヒルバレーを放浪中、出会ったロバートを見てこう呼んだ。
 一説には「KOF2000」に登場した「アナザー・ロバート」の本名ではないかとも言われているが、真相は不明で、たぶん香澄の単なる間違い。

関連⇒藤堂香澄ロバート・ガルシア

ロバート・ガルシア
人物・龍虎の拳・KOF

 イタリアの富豪アルバート・ガルシアと妻シェリーの長男。将来を約束された地位を嫌い、帝王学の一環として父親に始めさせられた極限流空手にのめりこんだ。
 父親が親友同士だったということもあり、リョウとユリのサカザキ兄妹とは幼馴染み。同い年のリョウとは終生のライバルであり、ユリとは相思相愛の仲である。
(ちなみに、ロバートがユリを好きな理由は、『地位や財産にとらわれず、ロバート・ガルシアという一人の人間として接してくれるから』だそうである)。
 リョウという最強のライバルがいたせいか、めきめきと実力を伸ばし、後には『最強の虎』という異名を得、リョウと共に『極限の龍虎』と並び称される。

 クラシック・スタイルの空手を好むリョウとは異なり、新しいものをどんどん取り入れる天才肌。その長い脚を生かした技に長け、「究極奥義」である龍虎乱舞にすら自らのアレンジを加えられる、恐るべき才覚の持ち主。そのファイトスタイルは、同じく天才肌であるユリに、強い影響を与えている。
 幼い頃からサカザキ一家と接してきたせいか、厳しい父親に帝王学を叩き込まれたにしては気取ったところが無く、ざっくばらんに誰とでも打ち解ける性格。現在はイタリアの家を出、サウスタウンの郊外にある別荘に住んでいるが、後にイタリアに帰国。父親の名代、ガルシア財団の総帥代行として世界を飛び回る多忙な日々を送ることとなる。

 タクマ・サカザキが失踪し、リョウとユリが苦労している時代のロバートの行動には、メディアによって「家出同然に修行の旅に出ていた」「リョウは辞退したが、秘かに援助していた」という二つの説があるが、ここでは断定しない(ロバートではなく、タクマが秘かに援助していた、という説もある。半公式扱いとなっている天獅子悦也「龍虎の拳2」では、ロバートの援助の申し出をリョウが断っていたが、その代わりタクマが名を隠してユリの進学費用を援助していた)。

 身長180cm、体重85kg。クリスマス生まれのAB型。趣味は車のコレクション(龍虎外伝の公式ストーリーで乗っている車がACコブラ、龍虎2のステージにあるのが(たぶん)フェラーリ512テスタロッサ(どっちも家が買えるお値段)であることを考えると、半端ではない入れ込みようである)とニューコンセプトカーの開発。嫌いなものはラッキョウ。体格は、リョウよりもややゴツいようだ。
 勝利ポーズで、コインを弾きそれをキャッチするものがあるが、このコインについてのエピソードが、「龍虎の拳外伝」の初回限定版に付属していた冊子で公表されている。

 ちなみに、イタリア訛りの強い英語を表現するために、日本語表記では【関西弁】を喋るとされているが、実際に彼が話しているのは【関西弁】ではなく【河内弁】である(最も初期に公開された森気楼氏による「龍虎の拳」のオフィシャルコミックでは、共通語を話している)。
 また、初登場となった『龍虎の拳』から、すでにリョウとは完全な別キャラだったが、KOFシリーズに進出して更にその傾向は強くなり、龍撃拳が我道拳になったり、技全体がそのまんまガイルにされたり、挙句にためキャラにされたりと、ほぼ毎年、ユリ以上に派手なマイナーチェンジを加えられている。2003になって、紐斬りの構えから龍撃拳を蹴りだした時は、どうしたもんかと思ったよ(笑)。
 実は、「KOF2000」の勝利メッセージで、遠まわしにユリにプロポーズともとれる発言をしているが、ユリが気付いているかどうか。

 ゲームでの声優は、『龍虎の拳』ではJames.W.Hove氏、『龍虎2』〜『KOF'95』では稲毛一弘氏、『KOF'96』以降は小市慢太郎氏、『バトルコロシアム』ではKay稲毛氏(稲毛一弘氏と同一人)。
 テレビCMでロバートを演じたティモシー・ローウェル氏は、恐ろしいくらいに似ていた。アニメ版で声優を担当したのは池田政典氏。
 容姿のモデルが、スティーブン・セガールであることは、わりと有名。

 アニメ版で「スコッチをすこっち(少し)だけいただきまひょか」と言って窃盗(盗み飲み)に走った姿は、ファンの間では黒歴史になっているのではあるまいか。

関連⇒極限流空手火引 弾リョウ・サカザキロバート・カルシア