イタリアの富豪アルバート・ガルシアと妻シェリーの長男。将来を約束された地位を嫌い、帝王学の一環として父親に始めさせられた極限流空手にのめりこんだ。
父親が親友同士だったということもあり、リョウとユリのサカザキ兄妹とは幼馴染み。同い年のリョウとは終生のライバルであり、ユリとは相思相愛の仲である。
(ちなみに、ロバートがユリを好きな理由は、『地位や財産にとらわれず、ロバート・ガルシアという一人の人間として接してくれるから』だそうである)。
リョウという最強のライバルがいたせいか、めきめきと実力を伸ばし、後には『最強の虎』という異名を得、リョウと共に『極限の龍虎』と並び称される。
クラシック・スタイルの空手を好むリョウとは異なり、新しいものをどんどん取り入れる天才肌。その長い脚を生かした技に長け、「究極奥義」である龍虎乱舞にすら自らのアレンジを加えられる、恐るべき才覚の持ち主。そのファイトスタイルは、同じく天才肌であるユリに、強い影響を与えている。
幼い頃からサカザキ一家と接してきたせいか、厳しい父親に帝王学を叩き込まれたにしては気取ったところが無く、ざっくばらんに誰とでも打ち解ける性格。現在はイタリアの家を出、サウスタウンの郊外にある別荘に住んでいるが、後にイタリアに帰国。父親の名代、ガルシア財団の総帥代行として世界を飛び回る多忙な日々を送ることとなる。
タクマ・サカザキが失踪し、リョウとユリが苦労している時代のロバートの行動には、メディアによって「家出同然に修行の旅に出ていた」「リョウは辞退したが、秘かに援助していた」という二つの説があるが、ここでは断定しない(ロバートではなく、タクマが秘かに援助していた、という説もある。半公式扱いとなっている天獅子悦也「龍虎の拳2」では、ロバートの援助の申し出をリョウが断っていたが、その代わりタクマが名を隠してユリの進学費用を援助していた)。
身長180cm、体重85kg。クリスマス生まれのAB型。趣味は車のコレクション(龍虎外伝の公式ストーリーで乗っている車がACコブラ、龍虎2のステージにあるのが(たぶん)フェラーリ512テスタロッサ(どっちも家が買えるお値段)であることを考えると、半端ではない入れ込みようである)とニューコンセプトカーの開発。嫌いなものはラッキョウ。体格は、リョウよりもややゴツいようだ。
勝利ポーズで、コインを弾きそれをキャッチするものがあるが、このコインについてのエピソードが、「龍虎の拳外伝」の初回限定版に付属していた冊子で公表されている。
ちなみに、イタリア訛りの強い英語を表現するために、日本語表記では【関西弁】を喋るとされているが、実際に彼が話しているのは【関西弁】ではなく【河内弁】である(最も初期に公開された森気楼氏による「龍虎の拳」のオフィシャルコミックでは、共通語を話している)。
また、初登場となった『龍虎の拳』から、すでにリョウとは完全な別キャラだったが、KOFシリーズに進出して更にその傾向は強くなり、龍撃拳が我道拳になったり、技全体がそのまんまガイルにされたり、挙句にためキャラにされたりと、ほぼ毎年、ユリ以上に派手なマイナーチェンジを加えられている。2003になって、紐斬りの構えから龍撃拳を蹴りだした時は、どうしたもんかと思ったよ(笑)。
実は、「KOF2000」の勝利メッセージで、遠まわしにユリにプロポーズともとれる発言をしているが、ユリが気付いているかどうか。
ゲームでの声優は、『龍虎の拳』ではJames.W.Hove氏、『龍虎2』〜『KOF'95』では稲毛一弘氏、『KOF'96』以降は小市慢太郎氏、『バトルコロシアム』ではKay稲毛氏(稲毛一弘氏と同一人)。
テレビCMでロバートを演じたティモシー・ローウェル氏は、恐ろしいくらいに似ていた。アニメ版で声優を担当したのは池田政典氏。
容姿のモデルが、スティーブン・セガールであることは、わりと有名。
アニメ版で「スコッチをすこっち(少し)だけいただきまひょか」と言って窃盗(盗み飲み)に走った姿は、ファンの間では黒歴史になっているのではあるまいか。
関連⇒極限流空手、火引 弾、リョウ・サカザキ、ロバート・カルシア