
サイキョー流空手の創始者にして、格闘技界の生ける挑発神話。香港在住の日系人。
父親で、やはり格闘家だった火引強は、リュウに敗れる前の全盛期のムエタイの帝王サガットから右目を奪うほどの実力者だったが、そのサガットとの戦いで命を落としてしまう。
ダンは、父親の仇であるサガットを憎悪し続け、復讐の拳を幼少期から磨き続けた。戦国時代から伝わる暗殺拳を修得するため、剛拳に弟子入りするも、その怨念の強さから、破門されてしまう。
出会うことのなかった弟弟子リュウが、後に【殺意の波動】に魅入られてしまうことになるが、実力的なものはともかく、心理的な素質から言えば、むしろダンのほうこそ【殺意の波動】に相応しかったと思われる。剛拳が彼を破門した理由の中に、それへの憂慮がまったく含まれていないとは、断言はできない。
剛拳に破門されて後は、独自に修練を積みながら仇を追い求めている。自らもリュウへの復讐心に永く囚われていたサガットからは、仇討ちのみに翻弄される人生の無情さを悟るよう忠告されているが、頑なに理解を拒否している。
剛拳流の格闘術をベースにしながらも、心理的に相手を翻弄する術を重視する、まったく独自の格闘術【サイキョー流】を創始し、その発展と啓蒙に心血を注ぐ。
相手を惑わせるための【挑発】に力を入れすぎているためか、肝心の体術のほうが、かなりおろそかになり気味なのが欠点ではあるが、対戦相手に与えるインパクトは相当なもので、生来の性格も合わさって、常に必要以上の自信にみなぎっている。
基本的にはお調子者だが、春日野さくらに「気」の使い方をレクチャーしたり、身寄りの無いブランカに対して親身になって相談に乗ったりと、面倒見の良い一面もあるようだ。
ユリたち極限流一派とは、様々な意味で因縁浅からぬ縁があり、度々衝突している。
5月6日生まれ、香港出身。身長177cm、体重74kg。3サイズはB113-W83-H88。血液型O。
好きなものは挑発。苦手なものはワカメ、小悪党、気障な男。特技は瓦割とカラオケ。彼に瓜二つな妹が一人いる。
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なんというか、存在自体は非常に面白いのだが、少々コメントに困るキャラクターではある。
初登場の「ストリートファイターZERO」から、隠しキャラでありながら最弱性能という、ある意味前人未到の偉業を成し遂げ、以降も数々の伝説を残す。開発陣の「まあいっか、ダンだし」は超絶名言。
その風貌や勝利ポーズなどは、極限流一派を強く意識したものであり、カプコンとSNKが、ダンと極限流一派を通して、互いのパクリ具合を暗に皮肉りあうという、あまり褒められない風潮が、1990年代末まで何年か続いた。
(ただし、当時の両社の格闘ゲームには、他作品、他メディアからのあからさまなパクリキャラが何人もおり、どちらの罪が大か、ということは、一概には言えない)
2000年頃から両社の交流が始まり、ダンとリョウ、ユリが同じ作品で競演し始めると、ダンの極限流に対するライバル心が明らかになり、直接対決も見られるようになった。
カプコン、SNKのどちらが制作しても、とんでもない性能になるのがお約束で、ダンで勝利するには、かなりの機転と熟練を要する。
担当声優は、細井治氏(全ゲーム作品)、石井和之氏(OVA「ストリートファイターZERO THE ANIMATION」)
関連⇒春日野さくら、友達、よゆうッス! なんちて!、よゆうッチ!