ユリサカ用語集 - ア行

麻宮アテナ
人物・KOF・CAPCOM vs.SNK・他

 遥か昔、帝王ダンテを倒し、世界を救ったビクトリー王国の王女アテナ姫を祖先に持つ日本の女子高校生。一種の超能力を持つが、それはアテナ姫から隔世遺伝で受け継いだもので、他の家族は超能力を持たない。
 時期は不明だが中国にわたり、酔拳を駆使する拳法家、鎮元斎の元で中国拳法を修得。その間、同門の兄弟弟子である椎拳崇と共に、「光の戦士」として異種生物「屍愚魔」と戦闘を繰り広げ、これを封印している。

「屍愚魔」との戦闘から、「歌」を用いて超能力を制御することを覚え、これを通じて「歌の世界」に興味を持ち始める。
 ルガール・バーンシュタインが開催した「キング・オブ・ファイターズ」に参戦し、悪と戦い続ける傍ら、アイドルとしても活動を開始。「KOF」の主催者が神楽ちづるになり、商業ベースの世界大会となって以降、これに参加することでアイドルとしても飛躍的に知名度が増し、売れっ子への道を邁進している。

 基本的に明るく、正義感の溢れる性格だが、椎拳崇の超能力が戻るようにと願をかけて髪を切り、ショートカットにした際には、意外なファンの受けの悪さに意気消沈していたりなど、年齢なりの感受性の高さも持っている。
 その椎拳崇とは友達以上、恋人未満の微妙な関係が続いているが、本人は格闘家とアイドルの二足の生活を楽しんでいるようで、まだまだ拳崇との恋愛に専念するつもりは無いようだ。だが、全く気にならないわけでもなく、超能力を失った彼を気にして願をかけてみたり、拳崇が他の女性に興味を持った折は、嫉妬交じりに二階堂紅丸にデートに連れて行くよう迫ったこともある。
 そんな二人の関係は、世代を超えたもので、古代文明が滅びた異世界では、恋人同士として、また四賢者の一員として、共に世界を救う手助けをすることになる。
(真行寺たつや版「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94」では、やや小悪魔的な性格になっている)


「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94」
/真行寺たつや

 3月14日生まれの日本出身。身長163cm、体重50kg(49kg)。3サイズはB83-W57-H82。血液型B。
 趣味はホームページ作り、通販、星占い。好物はいちご大福、さくら大福、もみじ饅頭、チュロス、きな粉を牛乳で溶いたもの。嫌いなものはバッタ。大切なものは、ピーターラビットのティーセットとファンからの手紙。
「最強ファイターズ」では、春日野さくらと組むと「女子高生チーム」になるが、草薙京と組むと「留年チーム」になるなど、その誕生日と年齢を結構ネタにされる機会が多い。
(「3月14日生まれ」の「18歳」だと、すでに高校を卒業していることになるので、「女子高生」を名乗ったり、セーラー服を着て戦うのはおかしいことになる。「KOF13」では試合前のデモで草薙京が「セーラー服はプロモーションなんだろ?」とツッコミを入れているが、それに対してアテナは「こ、これ以上いったらホントに怒りますよ!」と、珍しく逆ギレしている)

 プレイステーションのADV「ザ・キング・オブ・ファイターズ京」では「十種神宝」の一つ「足玉」を司る存在とされている。
「KOF京」の漫画版では、ケンスウやユキ、京といっしょに遊園地やプールでおおはしゃぎしたり、八神庵の悲しみに触れて涙したりと、感受性の高さも垣間見せた。
 また1998年にテレビ東京系列で放映されたTVドラマ「ATHENA - アテナ -」では堂々の主人公。麻宮太郎、麻宮今日子という人物が登場するが、あいにく未見で家族かどうかは不明(ケンスウは未登場)。

 もはやSNKプレイモアを代表するキャラクターとして、良くも悪くも様々な作品でヒロインを演じるアテナである。
「KOF」本編ではユリと殆ど繋がりが無いアテナだが、面識はあるようで、更に携帯機のゲームでは何度かチームを組んでいる。ただそれだけでとりあげてみた(笑)。
 上の解説は、「アテナ」「サイコソルジャー」「KOF」「ゴッドスレイヤー」の設定を無理やり繋ぎ合わせたもので、かなり無茶があるため、信じてはいけない。ちなみに「紅丸にデートに連れて行くよう迫った」というのは「KOF96」のドラマCDから。
 ただ、「サイコソルジャー」のときは、拳崇から「アテナはん」と呼ばれていたが、「KOF」以降は呼び方が「アテナ」に変わっているので、新密度が上がっているのは間違いない。
 個人的には「カプエス」でベガと競演した折には、「サイコパワー」つながりで、もっといじられてもいい気がしたのだが、少々残念である。

 当初は毎年声変わりをすることで有名だったが、「KOF98」以降、池澤春菜氏に声優が固定されたことで、それまでの性格に「マイペース」という雰囲気が加わったような気がする。「KOF」が迷走した21世紀初頭は、衣装でも髪型でも言動でも様々な物議を醸した。
 個人的には「KOF2002」の「ぐるぐるゲッチュ!」や「ピーチ!」、「KOF2003」の「フリフリのアイドル衣装でのしゃがみ強キック」、「KOF MI」での一部のスタイリッシュアートなどは、見た瞬間に気絶するかと思うくらいのショッキングな光景だった。
「NEO WAVE」や「マキシマムインパクト」で、ようやく沈静化したかに思えたが、「12」でムチムチの足に真ピンクの髪が公開され、「プロフィールの体重を訂正しろ」などとファンから抗議メールが届くほどの衝撃を与えた(「12」のご意見コーナーでこの意見を取り上げた開発者も凄いが)。
 担当声優は、るしゃな氏(「サイコソルジャー」)、福井玲子氏(「KOF'94」「KOF'94 RE-BOUT」)、長崎萠氏(現・平良千春氏)(「KOF'95」)、弓雅枝氏(「NEO-GEO CD SPECIAL」)、さとう珠緒氏(「KOF'96」)、栗栖ゆきな氏(「KOF'97」)、池澤春菜氏(「KOF'98」以降)。
「サイコソルジャー」のテーマソングは、歌った人の数でも採用された作品数でも、ネオジオ関係の歌としてはトップクラスと思われる。

 以下余談。最初にサイコソルジャーのテーマを歌った清水香織氏は、同名の人が後に管理人の個人的大ヒットアニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」(2007年)における最強の敵・如月千早役での強烈な演技が強く印象に残った。同一人物か?と思っていたが、千早役のほうの清水さんは、どうやら「サイコソルジャー」の頃には4歳であり、まったく別人でした。申し訳ありませんでした。

関連⇒春日野さくら四条雛子少女時代火引弾友達

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アカゲ
通称?・SNK GAL"S FIGHTERS

 八神庵のこと。
 彼の扮する「ミスX」が登場したとき、ユリは彼の正体を暴くために、
「あ! あなたキョウさんのともだちの…えーと…はち、はち、はちー…えーっと……アカゲさん?」
 と、わざと間違えて見せたが、それに対して八神庵は、
「ヤガミだ! はちはなんだったんだはちは! はちもちがうけど…キサマ! 5ねんも あっているひとのなまえを まだ おぼえてないのか!? だいたい オレとキョウがどうみたら ともだちにみえるんだ!」
 と、ユリの作戦通り、自ら正体を暴露してしまった。

関連⇒ゴンザレスナコナコ爆発アタマハチハッスルおやじ腹ぺこオオカミハリボテ漫才前屈みクンミスX

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アホ毛
用語

 キャラクターの頭部から一本だけ飛び出した、触角のような特徴的な髪の毛のこと。主にキャラクターの愛らしさを際立たせる特徴の一つとして使用される。
 元々は美容業界で使用されている業界用語で、まとめた髪の毛の表面からぴんぴん跳ね出ている短い毛のことを「アホ毛」といった。
 英語では「Frizz」。また「ジェニファー」と呼ばれることもある。

 漫画界での初出は不明だが、商業漫画「久美子&慎吾シリーズ」(山田南平。1990〜)で言及されたのが始めといわれる。
 また、「Fate / stay night」等の美少女伝奇ゲームで知られるメーカー「TYPE-MOON」の代表・武内崇氏によると、「オデコから生えているのが「触覚」で、つむじから生えているのが「アホ毛」」とのことである。

 つまり、 これがアホ毛で、

  これが触覚、ということだろうか?

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甘口カレー
プロフィール

 ユリの好きな食べ物。自作かレトルトかは不明だが、料理好きなユリなら自作だと思われる。

 ユリが甘口カレーを好むようになったのは、実は兄のリョウのせい。
 子供の頃、リョウが作ってくれたカレーが辛すぎてユリには食べられず、リョウが気を利かせて甘くしたのが原因。それ以降、ユリはカレーを思い切り甘く作るようになり、リョウが何度頼んでも戻してくれないそうである。
 リョウのプロフィールでは「甘口カレーが苦手」となっているが、これはあくまで「ユリが作った甘口カレー」のことで、普通の甘口カレーは普通に食べられる、というか、むしろカレーはリョウの好物である。それだけ、ユリの作るカレーが極端に甘いということだろう。
(更にいえば、父のタクマはジャガイモの入ったカレーが苦手。サカザキ家でカレーを作るのは大変である)

 本来、「カレー」という言葉は料理のことではなく、料理に用いる香辛料のことで、南方インドのタミル語で「スープの具」を意味する「カリ」が語源らしい。
 ユリの住むアメリカでは、19世紀半ばにはすでにカレーの存在は一部に知られてはいたが、現在に至るまで、あまり一般的なメニューではない。
 というよりも、一般的にカレーを家庭で食べるという習慣そのものが殆ど存在せず、あくまで「外国の食事」として認知されている。だから、例えば日本人がフランス料理やトルコ料理など、「あまり馴染みがない外国の料理を外に食べに行く」という感覚と同じで、能動的に食べる機会を作らないと、口にすることはあまり無いらしい。
 特に、アジアのように、元々カレーを食べる文化が無いヨーロッパ系のアメリカ人家庭は、その傾向が顕著のようで、大きなスーパーには日本製のインスタントカレーが販売されていることもあるが、殆ど日本人/日系人専用であるという話だ。
 また、ヨーロッパ系アメリカ人が「カレー」と聞くと、どうしてもインド風、タイ風カレーを思い浮かべるそうで、日本風のカレーは縁が薄いのだろう。アメリカの外食レストランには、カレーを置いてある店もあるが、やはりかなりアメリカナイズされていて、御飯はパサパサ、ルーの具が豊富で量が多く、スパイスがきつい味付けが多い。
(その代わり、日本で日本風のカレーにはまるアメリカ人も多いそうで、決して日本風が受け付けられていないわけではなく、ただ認知度が低いだけのことのようだ)
 だから、ユリが甘口カレーを好む、というのは、日本人としての趣向を色濃く受け継いでいる、良い証拠なのである。

 ちなみに付け加えると、日本の場合「甘口/辛口」の判断に関して明確な基準があるわけではなく、各メーカーの独自の基準にそっているそうである。
 また、単純に「甘口」と「辛口」を足しても「中辛」になるわけではない。メーカーは機械的な「辛さの基準」にこだわっているわけではなく、味覚のバランスを第一に考えてカレーや調味料の量を少しずつ変えているという。
「大衆受け」する味を作るのは大変なのだ。

関連⇒かす汁自家製梅干ショートケーキ

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天獅子悦也
人物・漫画家

 クールで切れる男を描かせたら天下一品の漫画家。1990年代前半から新声社とのタッグで、SNK格闘ゲームのコミカライズを手がける。
 その作風と、格闘ゲームというバイオレンスなジャンル、SNKタイトルの持つ深い世界性との相性は素晴らしく、「龍虎の拳」「同2」「ギース・ハワード外伝」「GEESE in the dark」「龍虎の拳外伝 カーマンに指令を」など、次々と名作を生み落とした。

 読者の対象年齢が比較的高めということもあったろうが、その作品群には、少年誌におけるゲーム作品のコミカライズにありがちな、「商品の知名度に頼り切ったいい加減さ」「作者の無知から来る粗悪なオリジナル設定」というものは微塵も無く、作品の設定を深く研究し、真摯に漫画化に取り組んだがゆえの魅力にあふれており、その完成度の高さから、天獅子作品内の設定をもって「SNK準公式設定」と認識しているファンも多い。
(その影響には、ストーリーテラーとして天獅子を補佐したゲーメスト編集長・石井ぜんじの多大な功績もある)

 特に、ギース・ハワード、Mr.BIG、山崎竜二など、悪役の描写が素晴らしく、「ギース・ハワード外伝」「GEESE in the dark」におけるギースの台詞は、そのすべてが名言であると評しても過言ではない。
 その作風ゆえに、作品内に登場する女性キャラクターも「クールで強い」描写がなされている場合が多く、「龍虎の拳2」に登場するユリ・サカザキの描写も、他の作者の漫画作品とは一線を画している。
(ブルー・マリーに、ギースに忠誠を尽くすビリー・カーンのことを「ホモ野郎」などと言わせてみたり、タブーすれすれの際どいネタもあった)

 1999年に新声社が倒産してしまったこともあり、現在、この作品群を入手する手段は限られ、単行本化されなかった漫画作品もあるようで、残念である。
 現在の代表作は、「人鬼」こと「傀」を中心に、裏世界の高レート麻雀に関わる人物達を描いた群像劇「むこうぶち」(竹書房)。この作品でも「傀」がロンする時の名台詞「ご無礼」が、麻雀好きの間で流行語になっている。

 11月15日生まれ、神奈川県横須賀市出身。血液型A。地元では「兄貴」と慕われているらしい。

関連⇒Mr.BIG

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あら、可愛い子が入ったのね! これからもよろしくね!
勝利メッセージ・KOF99

「KOF'99」でユリを使ってサイコソルジャーチームを倒したときに見ることができる勝利メッセージ。ちなみに「可愛い子」とは、この年からサイコソルジャーチームに加入した「包」のこと。
 その特徴的な口調から、「お前はホストクラブに入りびたるマダムか」と、一部で突っ込まれた。

関連⇒麻宮アテナ

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アルバイト
商業/就労形態

 店舗経営に携わる者の就労形態の一。日本では「正社員ではない就労者」をさすことが多い。
 語源はドイツ語の「Arbeit」であり、意味は「労働」。英語では「パートタイムジョブ」「サイドジョブ」という。
 実は日本での語源は古く、明治時代にはすでに、学生の間で隠語として使われていた。

 ユリは「龍虎の拳」時代は学生であり、「KOF」シリーズで道場で師範代の地位に就くまでは、「龍虎の拳2」でフィットネスジムでアルバイトをしていた。「龍虎の拳2」のユリステージは、そのアルバイト先のフィットネスジムである。
 また漫画ネタだが、「ザ・キング。オブファイターズ'98 4コマギャグバトル」の藤井あお(藤丸あお)「ドリカム'98」の中で、ビリー・カーンの超必殺技「大旋風」で分裂(して見える)棍の数を数える、謎のアルバイトをしたことがある。
 意外と厳しく、数を間違えるとバイト料から引かれるらしい。
情報提供:小濱太介様

 あまり関係ないが、管理人は大型連休の特定の日に、特定の駐車場を訪れる車の台数と訪問客の人数を数えるバイトをしたことがある。
 二時間に一度、数百人の訪問客が何をしていたかを細かくジャンル分けしながら数えなければならず、待機中もその駐車場から離れられず(車の中で待機)、非常にしんどかった。しかも、これが朝五時から夜八時まで続く。
 それを思えば、いつ超必殺技が飛び出すか分からない試合中に、大量の棍の数を一瞬で数えるこのアルバイトも、そうとうに緊張感があると思われる。

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あん!あん!あん!お父さんごめーん
ボイス・一発ネタ

「KOF'96」で可能な一発ネタ(PS2版「オロチ編」で確認)。
「96」の挑発「あんたバカぁ?」は、発動後すぐにキャンセルすることができ、「挑発→前進→挑発→前進(前進しながら挑発ボタンを連打)」と繰り返すことで「あん!あん!あん!」とユリをもだえさせることができる。
 そこで、体力がほとんどない状態で、相手に挑発→前進→挑発→前進とにじり寄ったところで攻撃されてKOされると、「あん!あん!あん!お父さんごめーん」と背徳的なボイスを聞くことができる。

 あくまで、それだけのネタである。

 ここからの発展系として、「あん!あん!あん!虎煌拳!」などの「あえぎ必殺技」も可能。さらに、この「あえぎ必殺技」からカウンターでKOされることで、「あん!あん!あん!ひえんほうとうさん、ごめーん!」など、なぞの人物に謝罪しながら倒れるユリを見ることもできる。
 ただ、対戦で繰り返すとただの変態なので、あくまで個人での環境で再現することをお勧めする。

 ちなみに「'97」の「あんたバカぁ?」はキャンセルできるまでの時間が長く、同じことをやると「あんたば!あんたば!あんたば!お父さんごめーん」と、これはこれでシュールなボイスになる。

関連⇒あんたバカぁ?お父さん、ごめーん!

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あんたバカぁ?
登場デモ・KOF

「KOF'96」から登場した、ユリの挑発ボイス。
 腰に手を当てて少し前かがみになりながら、生意気な口調で「あんたバカぁ?」と言い放つ。「KOF」という長いシリーズを通して、ボイス・ポーズ共に、もっとも挑発らしい挑発といえるだろう。本当に誰かにやったら、たぶん殴られるので注意。
 新声社の「KOF'96 テクニカルマニュアル」で実施されたアンケートでは、ユリは「嫌いなキャラクター部門」で4位に入ってしまったが、その理由にこの挑発を挙げる人が多かった。特に女性プレイヤーに嫌われていたようで、得票の実に九割が女性票だった。
(「好きなキャラクター部門」では8位だった)
 さすがにやりすぎだと判断されたのか、「KOF96」「KOF97」の二作品でしか採用されていない。

 元ネタは、「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物、惣流(式波)アスカ・ラングレーの口癖。主に主人公・碇シンジの不甲斐なさに対して発せられる。
 原作「新世紀エヴァンゲリオン」劇中での登場回数は12回(情報求ム)。2009年に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」では、初登場時からシンジに連発しているが、アスカのシンジへの感情が変化するにつれて様々なニュアンスの「あんたバカぁ?」が聞ける。宮村優子バンザイ。

 ちなみに、ユリとアスカの共通点を強引に探すと、

  • 二人とも日本人の血を引いている(アスカは1/4、ユリは1/2が日本人)。
  • 二人とも母親を亡くしている(アスカの母親は自殺、ユリの母親は事故死)。
  • 二人とも日本語を話せるが、漢字は苦手(アスカは飛び級で大学を出ているが、漢字が読めないため、日本語のテストは苦手。ユリは「真」と「芯」を書き間違えている)。
  • 二人とも12月生まれ(アスカは4日、ユリは7日)。
  • アメリカでの居住経験がある?(アスカはドイツ語を話すが、国籍はアメリカ)
 ……などなど。
 ただし、アスカの設定は旧テレビ版、旧劇場版、新劇場版と細かく変わるため、これがすべてではないかもしれない。特に新劇場版(序、破、Q)の各作品では、恐らくこれらの設定は無かったことにされているか、大幅に変わっている(ミサトが「ユーロのエース」と言っているので、ドイツ国籍のままの可能性が高い)。

関連⇒えいえいおーおー、じゃーんぷぶいぶい!サービス、サービス♪バビッとやっつけちゃうぞ!ユリちょうスラッシュ

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アンチ極限流チーム
団体・KOF

「KOF11」で初登場したチーム。ともに極限流空手の打倒・超克を目指す如月影二、藤堂香澄、まりんという異色のメンバーによって結成された。
 この奇妙な人選は如月影二によるもので、実際のところは「目的が一致すれば誰でもよい」と考えていたのではないかと思われる。
 天衣無縫なまりん、生真面目な香澄、孤高を貫く影二と、どこからどう見てもチームワークなど微塵も生まれそうにない面子だが、「11」のエンディングでは、三人そろって(しかも計画的に)リョウとキングのデート現場を襲撃している(そして仲良く撃退されている)ことから、激しい戦いを通して、それなりの連帯感は生まれていたようである。

 公的のストーリーとして登場したのは「KOF11」のみだが、「KOF'98UM」で如月影二、藤堂香澄、Mr.BIGの三人でクリアすると、「アンチ極限流チーム」として特殊な一枚絵を見ることができる。

関連⇒Mr.BIG極限流空手藤堂香澄まりん

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イグニス
人物・KOF

 秘密結社「ネスツ」の創設者ネスツの長男で、「KOF2001」のボスキャラクター。同組織の幹部に名を連ねるが、実際には数年前にネスツを殺害しており、実質的に組織を動かしているのはイグニスである。
 ネスツの死後、組織の実権を握ってから自らを神とするための計画を発動し、世界中の博士号所有者を誘拐しては、クローン人間、改造人間、人造人間など、人体改造の研究を開始する。そのため、その産物であるK'、マキシマ、クーラ、K9999たちのことを「モルモット」と呼ぶ。
 自らも「音巣対流拳(ネスツリュウケン)」という格闘技を体得しており、高性能の擬似生命体「イーリスランス」「ガーリアンソード」を内蔵したバトルスーツを着込み、数々の飛び道具と斬撃技を駆使した隙のない戦いで相手を圧倒する。
「KOF2001」の時点ではまだ研究は完成しておらず、大会の優勝者たちを自らの要塞衛星にまねき、戦いを挑む(ただし、それが計画にどう影響するのかは不明)。

 10月19日生まれの56歳。身長189cm、体重85kg。血液型AB。大切なものも嫌いなものも「神」。
 趣味はUFOウォッチング、得意スポーツは座禅。好物は宇宙食。
 謎の女性ミスティー、飛賊の裏切り者・龍とは協力関係にある。

 特殊技こそ持たないものの、イカサマくさいほど強烈な必殺技でプレイヤーを恐怖の底に叩き落した「ネスツ」の長である。
 必殺技のほとんどが特殊追撃判定を持ち、なおかつ多段ヒットするため、必殺技を適当に連発するだけで近づくことができず、運よく近づいても必殺技→必殺技(主にチェーンブレイドシリーズ)で半永久連続技に持っていかれる。
「KOF2001」の家庭用では一定条件でのみ使用可能。「KOF2002UM」でも一定条件を満たすことで使えるようになるが、必殺技こそ強烈なものの、やや隙が大きくなり、また通常技がかなりクセが強い。

 なお、飛び道具を撃つときにドイツ語ふうに「ファイエル!」(撃て!)と叫ぶことがあるが、これは声優つながりネタで、アニメ「銀河英雄伝説」の銀河帝国軍上級大将(のち元帥)オスカー・フォン・ロイエンタールの名セリフから(もっとも、銀河帝国軍の将帥なら、大抵の人は言ってるが)。
 しかし、この「ファイエル!」は実は「銀河帝国語」であり、正しいドイツ語ではない(ドイツ語での発音は「フォイヤー!」である)。

 56歳には見えない外見や、渋すぎる若本ボイスもあいまって、かなり威厳のあるボスに見えるが、50代にして神を自称したり、一度戦いに負けるとヤケになって要塞ごと相手を道連れにしようとするなど、若干メンヘラ気質の上にメンタルが弱い。
 なお、このような美形ボスになったのは、KOF2001当時のスポンサーであるイオリス社から「美形にするように」という命令があったからだそうである。そりゃ、「韓国版アテナ」「美少女ファイター」を作れといわれて、仮面ライダーとど根性ガエルを悪魔合体させるようなスタッフに好きに作らせると、どんなバケモノ・地球外新生物が誕生するかわかったものではない(KOF13の鎮のように、きたねぇジジイにされた可能性大)。ここはイオリス社が賢明だった。

 担当声優は若本規夫氏。

関連⇒ネスツメイ・・リー

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いってみようやってみよう
名称・テレビ番組

 ユリ・サカザキ(役のほりえかおりさん)が「ポッケ」役で出演していた子供向け番組。
 1985年4月9日から2004年3月15日まで放送された特別支援学校向けの番組。ほりえかおりは三代目「ポッケ」役で出演した。
 NHK教育にて放送していたが、残念ながら2004年に終了している。

関連⇒ほりえかおり

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いっくぞー、おー!
登場デモ・CAPCOM vs.SNK

「CAPCOM vs.SNK」シリーズで登場する、ユリの汎用登場デモの一つ。
 相手に背中を向けて正座した状態で登場、目を閉じたまま立ち上がって相手の方を向き、気合を入れて構えながらこのメッセージを放つ。

 モーションは「ストリートファイター3」に登場する空手少女・まことの登場デモのパロディ。

関連⇒こじゃんとくるっち!

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いづな落とし
通称・投げ技・龍虎の拳・CAPCOM vs.SNK


「KOF13」(燕落とし)

 ユリの使う空中投げ。空中で相手をつかみ、頭部を下にしたままほぼ垂直に落下する。「KOF」シリーズでは「燕落とし」と名前が変わるが、モーションはほぼ同じ。
 かなり強い技で、ジャンプ中にレバーを仕込んでおけば、間合いに応じて強パンチが自然に空中投げに化けるため、使いやすい。

 本来、極限流空手には空中投げはなく、ユリだけが持つオリジナル技である。特に鷹岬諒の漫画「ザ・キング・オブ・ファイターズ'94外伝」でのvs.ラッキー・グローバー戦で、この設定がうまく生かされている(技名は原作どおり「燕落とし」となっている)。
 ラッキー・グローバーはバスケットボールから空手に転向して全米チャンプにまで登りつめた異色の格闘家だが、どの大会に出ても「極限流が出ていれば勝てなかった」と陰口を叩かれていた。ラッキーは極限流空手の打倒に執念を燃やして研究に研究を重ねており、ユリは試合前半、技と言う技をすべて読みきられて一方的に圧倒された。
 しかし、ラッキーには全く心当たりのないことでユリがいきなり逆ギレすると、形勢は逆転。最後は「ヒップアタック→百烈びんた→燕落とし」というオリジナル技のオンパレードで、全米チャンプを相手に大金星を上げた。
 チャンプの辞世の句は「こ……こんなの……」「極限流…じゃ…ねえ…」。

 元ネタは、白戸三平の忍者劇画「カムイ外伝」の主人公カムイの使う投げ技「飯綱落し」で、「変移抜刀霞斬り」と並ぶカムイの代表的な必殺技。主に樹上での空中戦から相手を地面にたたきつける形で用いられたが、高空バックドロップのような地上戦タイプもある。
(高所から頭から落とすのだから必殺の威力があるのは当たり前だが、落下の瞬間にはたいてい「グシャ」とか、洒落にならない効果音が描いてある。ユリが使った場合でも、前述のvs.ラッキー戦では身長差が54cmもあったせいか(ラッキー222cm)、相手の両腕を封印して後頭部・脊髄をマットに叩きつけるエグイ結果になっている)

 名前にある「飯綱」とは、「イイズナ」という頭胴長15〜25cmくらいのイタチの一種で、北アメリカ、北アフリカからユーラシア大陸にいたる広い地域に生息している(日本では北海道、青森、秋田、岩手、山形などに分布。「コエゾイタチ」とも)。動きが早く性格は獰猛で、カムイはこのイイズナ(イズナイタチ)が、小鳥に跳びついて仕留めている様から「飯綱落し」を開発した。
「カムイ外伝」での初出はおそらく、「週刊少年サンデー」1965年6月13日号(25号)に掲載された連載第二回「飯綱落し」。そのほか、アニメ版やラジオドラマ版のサブタイトルになったこともある。
「カムイ外伝」は半世紀も前の漫画だが、その内容は今でも考えさせられることが多い。今なら復刻版もあり、興味があるならぜひ読んでみて頂きたい。ただ、古い漫画ゆえにエグい表現もかなり多いので、メンタルの弱い方はご注意。

 この「飯綱落とし」は格闘ゲーム、特に(カムイ外伝の影響か)忍者系のキャラクターが使うことが多く、特に「デッド・オア・アライブ」シリーズのリュウ・ハヤブサの代名詞ともいえる技である。他には「バーチャファイター」の影丸、「アルカナハート」のこのはなども有名。古くは「カイザーナックル」の月光などが使用している。

関連⇒鬼はりて燕落とし美・サイレント投げ

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血族関係
[ 1 ]

 本人から見て傍系二親等の、年下の女性。普通は、同じ両親から生まれた女性のこと言うが、血縁でない両親のいずれかの連れ子の女性も、年下であれば「妹」になる。
「龍虎」「KOF」関係では 、もちろんユリが代表的キャラだが(断言)、ユリのほかには、リリィ・カーン、藤堂香澄、神楽ちづる、双葉ほたる、ローズ・バーンシュタイン、ニノン・ベアール、草薙葵、笑龍、壱塚つぐみなどが該当。八神庵、矢吹慎吾にも妹がいるが、こちらは設定だけの存在で、現在でも詳細は不明(ちなみに慎吾には姉もいる)。また「MAXIMUM IMPACT」のデュークにも妹がいたが、幼いときに病死している。
 ……ただ、香澄とちづるは、「妹キャラ」と言われてもあまりピンとこない。一方で、ほたる、ローズやニノンなどは強烈な妹個性を全開中で、「KOF MAXIMUM IMPACT 2」でついにリリィまでこれに参戦した。

「MI2」のリリィ(ほとんどの必殺技に「兄さんといっしょ!」という冠詞がつく)と「餓狼MOW」のほたる(ことあるごとに「お兄ちゃん」と叫ぶ)の二人にはかなり強度のブラザーコンプレックス疑惑がある(ただこの二人は、それぞれの兄との関係が荘厳すぎて、軽率に「ブラコン」ネタに絡めることははばかられる)。
 また詳細は不明だが笑龍もデュオロンや龍(ロン)との間に複雑な因縁があるようだ。

 ローズは同じくブラコンっぽいが、完全に兄アーデルハイドの存在感を食ってしまっており、「KOF13」ではついにバーンシュタイン家の代表としてKOFを開催するに至る。
 ニノンも「姉への執着が強い」という意味ではシスコンの素養はあるにはある。が、ニノン本人も強烈な人物だが、姉のミニョンが(ビリーや牙刀とは違う意味で)ニノンに輪をかけて強烈なキャラクターである。こればかりは実際に「MI2」をプレイしてみてもらわないと分からない。

 そのうち、「Days of Memories 〜兄と妹の暑い夏〜」とかいった新作が発売されるに違いない(妄想)。

関連⇒藤堂香澄ブラザーコンプレックス

[ 2 ]

 言うまでもなく、ユリはリョウ・サカザキの妹である。
「極限流砕破」の元ネタに関し、琉球の文化を調べていて知ったのだが、琉球の民間信仰に、「おなり神(をなり神)」信仰というものがある。
「おなり」とは、すなわち「妹」である。兄と妹の関係の中には、親子や夫婦を含む、男女関係に関わる全ての要素が凝縮されており、妹(おなり)は兄(えけり)を霊的に守護するものとしてとらえ、その「霊力」を神格化して「おなり神」と称するらしい。

 琉球では、男性よりも女性のほうが遥かに「霊力」が強いとされ、その霊力は特に「兄」に対して強く働き、守護すると考えられてきた。それが特有のシャーマニズムと結びつき、信仰になったという。
 旅に出る男性は、姉妹から贈られた手ぬぐいや毛髪などを、お守りとして身につけた。
 後に、「政治を司る男」を守護する立場としての「神職を司る女性」という解釈が生まれ、琉球王国の祭政一致の政治形態に利用もされた。国王の姉妹は「聞得大君(きこえおおきみ)」と呼ばれる最高のおなり神として、国政にも参加している。

 リョウとユリが苦労して生活していた幼少期、二人の関係がまさに、ここでいう「親子や夫婦を含む、男女関係に関わる全ての要素が凝縮されて」いた関係だったのではなかろうか。
(ただし、「おなり神」における「妹(おなり)」という言葉には、広義に血縁関係にある女性(つまり姉、妹、母など)全員が含まれることもあるらしい)

関連⇒極限流砕破ブラザーコンプレックスリョウ・サカザキ

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イリュージョン
名称・地域・KOF

 イギリス・ロンドンで、キングが開いているバー。サウスタウンや日本にも支店がある模様。
 店長・兼・バーテンダーであるキングの他に、エリザベスとサリーという双子のウェイトレスがいる。たまにキングの弟ジャンが来店する。
「KOF'97」ではブルー・マリーが常連の一人という設定があるように、KOF出場者の常連は多いようで、KOF落選組みが仲良く杯を傾けていることもある。
「KOF'95」の時に初めてバトルステージの一つになったが、それはもうとんでもない広さである。キングが、個人営業で一体どれくらいの集客能力を求めて店を開いたのか、一度聞いてみたい。
 KOFの開催直前の時期になると、メンバー調整に困った女性格闘家がとりあえずやってくるのが恒例行事。

関連⇒キング女性格闘家チーム

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うぉーっす!
登場デモ・KOF MAXIMUM IMPACT

「KOF MI」シリーズで、兄リョウ・サカザキとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 気合を入れて「オス!」と構えるリョウに対して、完全にリラックスした口調で「うぉーっす!」と挨拶を返す。

関連⇒おっす!

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裏空牙
名称・必殺技・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリ・サカザキの必殺技「ダブルユリちょうアッパー」の正式名称。

関連⇒空牙ダブルユリちょうアッパー飛燕烈孔夢空牙ユリちょうアッパーユリちょうアッパーフィニッシュユリブライダルフェアー

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雲外蒼天
BGM・KOF MIA

「KOF MAXIMUM IMPACT Regulation"A"」における、「極限道場 - ver.yozakura -」ステージのBGM。ユリ・サカザキの専用BGMというわけではないが、縁の深いステージということで。
 ゲーム中では、「JAPANESE TECNO BEATS」というジャンルに分類されている。

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えいえいおーおー、じゃーんぷぶいぶい!
登場デモ・KOF

 ユリの勝ちボイスの一つ。「KOF'96」から登場。腕をグルグル回して小さく飛び上がったあと、ピースサインでキメ。
 このボイスは「'96」からだが、勝利ポーズのみは「'95」から登場していた(ボイスは「よゆうっち!」)

「KOF'99」「KOF2000」のストライカー動作「飛援烈孔」でも、最初のキックがあたらなかった場合にこのモーションでプレイヤーを応援するが、ポーズが微妙に違い、腕をぐるぐる回す部分が省略されている。
 また、「2000」のみ、声が微妙にユリのものではないようにも聞こえる。ほりえかおりさんではなく、別人の声だろうか?

 元ネタは水沢めぐみの魔法少女コミック「姫ちゃんのリボン」(1990年〜1994年)。1992年にはアニメ化もされている。
 スポーツ万能で家事は苦手という元気娘・野々原姫子が主人公で、魔法のリボンを使って数々の事件を元気に解決したり、ややこしくしたりする漫画。
 魔法少女もののスタンダードな体裁をとりながらも、友情や恋愛といったテーマに深く切り込んだ内容が特徴的。また、原作とアニメでは中盤以降のストーリーがまったく異なる。
 少女漫画の中でも高い人気を誇り、2009年10月〜2010年12月まで「姫ちゃんのリボン カラフル」として続編の連載が始まっている。

 ただし、原作でのキメ台詞は「いけいけゴーゴー、ジャーンプ!」らしく、「ぶいぶい!」はおまけらしいです。ポーズはほぼ共通。

関連⇒あんたバカぁ!?サービス、サービス♪バビッとやっつけちゃうぞ!飛援烈孔ほりえかおり

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エイミー・ウォールズ
人物・声優

 もしくは「エミー・ウォールズ」。「KOF MAXIMUM IMPACT」「同2」の北米版でユリ・サカザキの声をふきかえた声優。
 いろいろと調べてみたが、詳細なプロフィールがわからなかった。

 同一人物かどうか不明だがYouTubeに同名人物の動画が一本だけ投稿されていた。この「エイミー・ウォールズ」さんなら、かなりよい声の方のようである。
 なお、北米版「KOF MAXIMUM IMPACT」で競演した何人かの声優さんとは、2002年のゲームキューブ用ソフト「Bomberman Jetters」でも競演されている。
 全力で情報を募集中です。

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エレン・バークマン
人物・龍虎の拳2

 私立エールランド・ハイスクール時代のユリの親友の一人。
 ユリがなにか騒動を起こすときは、必ずジェニファーとともにつるんでいるもよう。
 ユリのクラスメートで、将来の目標は医者。しかし、血を見ると倒れてしまうのが悩みの種。成績優秀。


 一番右がエレンである。

関連⇒北崎まどかジェニファー・ブラウン私立エールランド・ハイスクール

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円振蹴り
通常技・龍虎の拳2・KOF

 ユリの遠距離立ち強キック(「龍虎の拳2」では立ち弱キック)で、上半身を大きく倒しての上段後ろ回し蹴りである場合が多い。隙が大きいものの、中間距離でのけん制には欠かせない技。
 シンプルな技に見えるが、かなり柔軟さが要求される。

「龍虎の拳2」「KOF'99」「CAPCOM vs.SNK 2」

「KOF'96」までは「龍虎2」のモーションだったが、「KOF'97」からかなり動作が大きくなった。ただ、ほぼ「龍虎の拳2」と同じ技であることがわかる。
「CAPCOM vs.SNK 2」では、後ろ回し蹴りである点は同じだが、頭の位置が動かないので、蹴る位置がややミドルキック気味に見える。ひょっとしたら、名称も異なるかもしれない。「KOF'96」や「CAPCOM vs.SNK 2」で取り入れられたミドルキックは「大円振蹴り」である。

関連⇒大円振蹴り

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燕舞脚
必殺技・龍虎の拳2

「龍虎の拳2」にのみ登場した、ユリの必殺技。
 左ストレート→左立ち下段蹴り→右ストレート→左後ろ回し蹴りのコンビネーション攻撃を繰り出す。

「龍虎の拳2」には「気力システム」というものがあり、気力ゲージの残量によっては必殺技の特性が変化する(飛び道具が飛ばなくなったりする)のだが、この技の性能はその気力の残量の影響を受けない。
 ただし、性能そのものは必殺技というよりは特殊技に近く、相手のガードの上から体力を削ることはできないし、四発の攻撃は連続でヒットしない(二段目と三段目の間に隙がある)。

 必殺技としては「龍虎2」にしか登場しないが、「MAXIMUM IMPACT」シリーズでは特殊連続技「スタイリッシュアート」の一つとして再現されている(ただし、こちらは右ストレート→左立ち下段蹴り→左しゃがみアッパー→左後ろ回し蹴りと、やや構成が異なる)

関連⇒RUSHスタイリッシュアート

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燕翼
名称・特殊技・龍虎の拳・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリの特殊技。ショートジャンプからヒップアタックを敢行する。
「龍虎の拳2」当時の立ち強キックが「KOF」になって特殊技になったもので、以降すべての作品に登場する。当初は名称も「ヒップアタック」だった。基本的に中段判定(しゃがみガード不能)を持っているが、作品によっては上段技。
 初登場の「龍虎2」で、史上稀に見る漢ゲーであった前作のイメージを一人で覆した感のあるユリの存在だが、その代名詞のような技。「龍虎2」ではかなり高い位置までジャンプするが、「KOF」以降はやや打点が低い。

 使い方を誤ればバランスを崩し、一転してピンチに陥りそうな技だが、ユリはこの技を相当に使い慣れており、「MAXIMUM IMPACT」に搭載された特殊連続技「スタイリッシュアート」では、それを遺憾なく発揮。

  • スライディング → 燕翼 → 蹴り上げ → ダブルサマーソルトキック
  • スライディング → 燕翼 → (前転) → 立ち上がりアッパー
  • スライディング → 燕翼 → (後転) → 踏み込みミドルキック
  • 燕翼×2 → 側転蹴り → 裏ムーンサルトキック
 ……など、スライディング(「刺燕」に似た技)や蹴り上げ(微妙に「昇燕」に似た技)とのあわせ技で使うことが多く、どれもインパクト抜群である。

 どうしてこれに「燕の翼」という名前がついたかは謎だが、2010年12月に寄せられたWEB拍手のコメントにてある方から、
「【 燕 】という字のこの部分が、「ユリのヒップアタックのモーション」と「翼のイメージ」の両方を同時に表現しているのではないか」
 という解釈を頂いた。確かに「燕」の漢字の成り立ちでは、「北」の部分は燕の翼を表したものだし、「コ」「ヒ」と片側ずつを見ればユリの燕翼の動作とも酷似している。説得力もあるし、なにより面白いので、当サイトではこの説を起源として採り上げたい。

 さすがに本物の空手の試合でヒップアタックを見る機会はないが、プロレス(特に女子プロレス)では伝統的な技。
 お尻、というよりは正確には「腰骨」をぶつける技で、フィニッシュに用いられることは少ないが、試合中盤に繋ぎ技として使用されることが多い。


「バンプー」

 ちなみに、ゲーム業界におけるヒップアタックの元祖は、 恐らく「アンダーカバーコップス」のキャラクター、ローザの「バンプー」であると思われる。
 実は、「アンダーカバーコップス」(1992年)の6年も前に出た「極悪同盟ダンプ松本」(1986年/セガマーク3)という女子プロレスゲームで、主人公のダンプ松本が用いる必殺技の中に「ヒップドロップ」が既に登場している。現在私(=KEEF)が調べうるものの中では、この技がアクションゲームにおけるヒップアタックの元祖である。
 最近では2D、3Dに関係なく、ヒップアタックを持つ女性キャラクターは多いが、格闘ゲームでは、「痛快GANGAN行進曲」のキサラ・ウェストフィールド、「ストリートファイターZERO3」のレインボー・ミカが、実に多くの種類のヒップアタックを使い分けており、このジャンルの第一人者といえる。
 また、男性キャラクターでは、なんといっても「ヴァンパイア」シリーズに登場するビクトル・フォン・ゲルデンハイムが嚆矢にして至高の存在である。通常技、投げ技、必殺技とあらゆる場面でヒップアタックを使用しているが、「通常技のボタンを押しっぱなしにすると、技が電撃をまとう」という彼独自の特殊な仕様ゆえに可能になった「しゃがみキック→立ちケツ→立ち電撃ケツ」という衝撃のチェーンコンボや、「相手をケツでつかんで、家族ぐるみで電撃アタック」というショッキング極まりない必殺技など、多彩な尻攻撃を持つ。
 彼のごとき尻技の使い手はこれまでもいないし、おそらくこれからも二度と現れないだろう。

関連⇒ケツ刺燕昇燕スタイリッシュアート旋回脚ヒップゆり降りユリ雷神脚

参考⇒尻攻撃馬鹿一代

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燕流避
特殊行動・KOF

「KOF'94」から登場した、ユリの「攻撃避け」。半身の構えから上半身を反らして、相手の攻撃をかわす。
「攻撃避け」は打撃に対しては無敵時間を持つが、投げ技に対しては無防備で、無闇に連発していると接近されて投げられてしまう。
 ちなみに、「KOF'94」のリメイク版である「KOF'94 RE-BOUT」では背景が全て3Dに描きかえられており、攻撃避けを出すとなぜか背景まで斜めにずれる。3Dならではの力技だが、さすがにちょっと不自然な気もする。

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おっす!
登場デモ・CAPCOM vs.SNK・KOF


[ 1 ]

 「CAPCOM vs.SNK」シリーズで、春日野さくらとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 ユリが足を曲げてしゃがみこんだ姿勢から飛び上がって「おっす!」と言うと、さくらが困ったようにお辞儀をしながら「こちらこそ、よろしくお願いします」と返す。
 実はカプコンの「ヴァンパイア」シリーズに登場するキャットウーマン・フェリシアの登場デモのパロディ。
 ちなみに、フェリシアとユリの共通点は、

  • 身長が同じ(168cm)。
  • 二人ともドラマCDで丹下桜が声を担当したことがある(電撃CD文庫EX「ヴァンパイア」 / 電撃CD文庫L「KOF'94」)。
  • 設定上、友人が多い。
  • 二人とも他人に頼る必殺技がある(プリーズヘルプミー/ファミリータイズ)。
 などなど。

 時代が前後するが、この登場デモの対戦相手である春日野さくらがフェリシアのファンである、という縁もある(ナムコ×カプコン)。

関連⇒春日野さくら丹下桜ばみょーん!

[ 2 ]

 「KOF」シリーズで、兄リョウ・サカザキほか、極限流門下との対戦前に交わされる試合前登場デモ。気合を入れて「オス!」と構えるリョウに対して、やや可愛い口調で「おっす!」と兄と同じ構えで挨拶を返す。
 父タクマが相手のときは、同じく「おす!」とするときと、ユリの挨拶を見て腕を組んでうなずく場合がある。

関連⇒うぉーっす!リョウ・サカザキ

[ 3 ]

「KOF」シリーズのユリの勝利ポーズの一つ。左回し蹴り→左ストレート→右ストレートと放った後、右腕を突き上げて「おす!」と気合を入れる。
 作品によっては「左ストレート」が「左ショートアッパー」に変わったり、ボイスが「やりぃー!」になったりする。
 特に「MAXIMUM IMPACT」シリーズでのカメラ目線は必見。

関連⇒やぁりー!

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お父さんより強い人
プロフィール

「KOF13」で明らかになった、ユリの「理想の恋人」。
 ユリのお父さんといえば、当然、タクマ・サカザキのことである。
 タクマは、プロフェッショナルの傭兵総帥ハイデルンや、韓国テコンドー界の至宝キム、元柔道金メダリスト大門五郎、そして中国拳法界の重鎮・鎮元斎などから一目置かれる人物であり、同時に、若い頃は裏社会の大物Mr.BIGやギース・ハワードを散々に苦しめるほどのメチャクチャな強さを誇った鬼神「ミスター・カラテ」でもある。
「KOF13」の対デュオロンの勝利メッセージでも言っている通り、ユリの「強さの基準」はこの父や、さらにその父を超えたといわれる兄・リョウである。ユリの心を射止めるには、彼らをさらに超える強さが求められるのだ。

 ブロリーくらいしか思いつかんぞ、そんなヤツ。

関連⇒Mr.BIG極限流空手ブラザーコンプレックスリョウ・サカザキロバート・ガルシア

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お父さん、ごめーん!
ダウンボイス

 ユリのファイナル・ダウンボイス。
 両親を尊敬している「龍虎の拳2」ならともかく、ハチャメチャなストーリーが毎年続く「KOF」でこれを言われても……。

関連⇒あん!あん!あん!お父さんごめーん

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お兄ちゃん、勝負っち!
登場デモ・CAPCOM vs.SNK

「CAPCOM vs.SNK」シリーズで、兄リョウ・サカザキとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 ユリが「お兄ちゃん!」と言った後、くるりと回って兄に「勝負っち!」と構えを向ける。これに対して、リョウは困った表情で、顔を手で覆う。

関連⇒リョウ・サカザキ

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鬼はりて
通称・投げ技・龍虎の拳・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリの投げ技の一つ。相手をとっつかまえて張り飛ばす。
 モーションが良く似た「KOF」のふっ飛ばし攻撃は「一撃張り手」。
 ずいぶんといかめしい名前がついているが、張り飛ばす瞬間だけ掌が大きく見えるのは管理人の気のせいですか?

関連⇒いづな落とし燕落とし美・サイレント投げ百烈びんたふっとばし攻撃

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親父ゴールド
色名・龍虎の拳

 PS2版で龍虎シリーズ三作品が遊べる「龍虎の拳〜天・地・人〜」の取り扱い説明書、カラー変更の解説のページの欄外漫画でタクマ・サカザキが希望したカラー。
 しかしリョウに「そんな色はない」と一蹴されてしまったため、どのような色なのかは不明。

関連⇒リョウ・サカザキ

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親は関係ねーだろうが、親はっ!!
ボイス・山崎竜二

「CAPCOM vs.SNK」における、山崎竜二のvsユリ限定の勝ちボイス。
 ユリのファイナルダウンボイス「お父さん、ごめーん!!」というのに返したもの。
 山崎さん、最近のKOFでは挨拶しただけで「キェーッ!!」とぶっ殺されそうな狂気全開ですが、まだまともなことが言えたんだと、しみじみ。

 ちなみに、台詞の元ネタは「公権力横領捜査官 中坊林太郎」という、原哲夫氏の漫画からと思われる。

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女らしゅーなりまヒョZ
薬品・コミック

 ガルシア財団グループの一企業「ガルシア製薬」の錠剤。掌サイズの小瓶で販売されており、一度に2〜3錠を服用することで効果がある。
 女性ホルモンを(大量に?)配合しており、空手の鬼タクマ・サカザキに自分の意思で「余裕っチ!」とやらせるほどの 破壊力 効能がある。
 ちなみに、ロバートはこれをユリに服用させようと持ち歩いているもよう。

「NEO・GEO GALS COMIC ANTHOLGY Vol.2」内「極限流SPECIAL'95」(下北沢鈴成・著)に登場。

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