ユリサカ用語集 -ア行

宮アテナ
人物・KOF・CAPCOM vs.SNK・他

 遥か昔、帝王ダンテを倒し、世界を救ったビクトリー王国の王女アテナ姫を祖先に持つ日本の女子高校生。一種の超能力を持つが、それはアテナ姫から隔世遺伝で受け継いだもので、他の家族は超能力を持たない。
 時期は不明だが中国にわたり、酔拳を駆使する拳法家、鎮元斎の元で中国拳法を修得。その間、同門の兄弟弟子である椎拳崇と共に、「光の戦士」として異種生物「屍愚魔」と戦闘を繰り広げ、これを封印している。

「屍愚魔」との戦闘から、「歌」を用いて超能力を制御することを覚え、これを通じて「歌の世界」に興味を持ち始める。
 ルガール・バーンシュタインが開催した「キング・オブ・ファイターズ」に参戦し、悪と戦い続ける傍ら、アイドルとしても活動を開始。「KOF」の主催者が神楽ちづるになり、商業ベースの世界大会となって以降、これに参加することでアイドルとしても飛躍的に知名度が増し、売れっ子への道を邁進している。

 基本的に明るく、正義感の溢れる性格だが、椎拳崇の超能力が戻るようにと願をかけて髪を切り、ショートカットにした際には、意外なファンの受けの悪さに意気消沈していたりなど、年齢なりの感受性の高さも持っている。
 その椎拳崇とは友達以上、恋人未満の微妙な関係が続いているが、本人は格闘家とアイドルの二足の生活を楽しんでいるようで、まだまだ拳崇との恋愛に専念するつもりは無いようだ。だが、全く気にならないわけでもなく、超能力を失った彼を気にして願をかけてみたり、拳崇が他の女性に興味を持った折は、嫉妬交じりに二階堂紅丸にデートに連れて行くよう迫ったこともある。
 そんな二人の関係は、世代を超えたもので、古代文明が滅びた異世界では、恋人同士として、また四賢者の一員として、共に世界を救う手助けをすることになる。

 3月14日生まれの日本出身。身長163cm、体重50kg(49kg)。3サイズはB83-W57-H82。血液型B。
 趣味はホームページ作り、通販、星占い。好物はいちご大福、さくら大福、もみじ饅頭、チュロス、きな粉を牛乳で溶いたもの。嫌いなものはバッタ。大切なものは、ピーターラビットのティーセットとファンからの手紙。
「最強ファイターズ」では、春日野さくらと組むと「女子高生チーム」になるが、草薙京と組むと「留年チーム」になるなど、その誕生日と年齢を結構ネタにされる機会が多い。

 もはやSNKプレイモアを代表するキャラクターとして、良くも悪くも様々な作品でヒロインを演じるアテナである。
「KOF」本編ではユリと殆ど繋がりが無いアテナだが、面識はあるようで、更に携帯機のゲームでは何度かチームを組んでいる。ただそれだけでとりあげてみた(笑)。
 上の解説は、「アテナ」「サイコソルジャー」「KOF」「ゴッドスレイヤー」の設定を無理やり繋ぎ合わせたもので、かなり無茶があるため、信じてはいけない。ちなみに「紅丸にデートに連れて行くよう迫った」というのは「KOF96」のドラマCDから。
 ただ、「サイコソルジャー」のときは、拳崇から「アテナはん」と呼ばれていたが、「KOF」以降は呼び方が「アテナ」に変わっているので、新密度が上がっているのは間違いない。
 個人的には「カプエス」でベガと競演した折には、「サイコパワー」つながりで、もっといじられてもいい気がしたのだが、少々残念である。

 当初は毎年声変わりをすることで有名だったが、「KOF98」以降、池澤春菜氏に声優が固定されたことで、それまでの性格に「マイペース」という雰囲気が加わったような気がする。「KOF」が迷走した21世紀初頭は、衣装でも髪型でも様々な物議を醸した。
「NEO WAVE」や「マキシマムインパクト」で、ようやく沈静化したかに思えたが、「12」でムチムチの足に真ピンクの髪が公開され、更に一波乱ありそうな気がしないでもない。
 担当声優は、るしゃな氏(「サイコソルジャー」)、福井玲子氏(「KOF'94」)、長崎萠氏(「KOF'95」)、弓雅枝氏(「NEO-GEO CD SPECIAL」)、さとう珠緒氏(「KOF'96」)、栗栖ゆきな氏(「KOF'97」)、池澤春菜氏(「KOF'98」以降)。

関連⇒春日野さくら四条雛子火引弾友達

口カレー
プロフィール

 ユリの好きな食べ物。自作かレトルトかは不明だが、料理好きなユリなら自作だと思われる。

 ユリが甘口カレーを好むようになったのは、実は兄のリョウのせい。
 子供の頃、リョウが作ってくれたカレーが辛すぎてユリには食べられず、リョウが気を利かせて甘くしたのが原因。それ以降、ユリはカレーを思い切り甘く作るようになり、リョウが何度頼んでも戻してくれないそうである。
 リョウのプロフィールでは「甘口カレーが苦手」となっているが、これはあくまで「ユリが作った甘口カレー」のことで、普通の甘口カレーは普通に食べられる、というか、むしろカレーはリョウの好物である。それだけ、ユリの作るカレーが極端に甘いということだろう。

 ユリの住むアメリカでは、19世紀半ばにはすでにカレーの存在は一部に知られてはいたが、現在に至るまで、あまり一般的なメニューではない。
 というよりも、一般的にカレーを家庭で食べるという習慣そのものが殆ど存在せず、あくまで「外国の食事」として認知されている。だから、例えば日本人がフランス料理やトルコ料理など、「あまり馴染みがない外国の料理を外に食べに行く」という感覚と同じで、能動的に食べる機会を作らないと、口にすることはあまり無いらしい。
 特に、アジアのように、元々カレーを食べる文化が無いヨーロッパ系のアメリカ人家庭は、その傾向が顕著のようで、大きなスーパーには日本製のインスタントカレーが販売されていることもあるが、殆ど日本人/日系人専用であるという話だ。
 また、ヨーロッパ系アメリカ人が「カレー」と聞くと、どうしてもインド風、タイ風カレーを思い浮かべるそうで、日本風のカレーは縁が薄いのだろう。アメリカの外食レストランには、カレーを置いてある店もあるが、やはりかなりアメリカナイズされていて、御飯はパサパサ、ルーの具が豊富で量が多く、スパイスがきつい味付けが多い。
(その代わり、日本で日本風のカレーにはまるアメリカ人も多いそうで、決して日本風が受け付けられていないわけではなく、ただ認知度が低いだけのことのようだ)
 だから、ユリが甘口カレーを好む、というのは、日本人としての趣向を色濃く受け継いでいる、良い証拠なのである。

 ちなみに付け加えると、日本の場合「甘口/辛口」の判断に関して明確な基準があるわけではなく、各メーカーの独自の基準にそっているそうである。
 また、単純に「甘口」と「辛口」を足しても「中辛」になるわけではない。メーカーは機械的な「辛さの基準」にこだわっているわけではなく、味覚のバランスを第一に考えてカレーや調味料の量を少しずつ変えているという。
「大衆受け」する味を作るのは大変なのだ。

関連⇒かす汁自家製梅干ショートケーキ

んたバカぁ?
ボイス

「KOF'96」から登場した、ユリの挑発ボイス。「言われたら腹が立つ」という意味では、まさに挑発にふさわ……しい?

 元ネタは、「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物、惣流アスカ・ラングレーの口癖。主に主人公・碇シンジの不甲斐なさに対して発せられる。
 原作「新世紀エヴァンゲリオン」劇中での登場回数は12回(情報求ム)。もっと多いと思っていたが、意外といえば意外である。
 これなら、「'96」稼動当時、全国でユリが挑発で言った回数のほうが多いように思われるが、それを言い出すと「アスカがいったい、全国の何万台のテレビで「あんたバカぁ?」を言ったか」を調べなくてはならなくなり、途方もなく無駄で、途方もなく無意味な労力が必要となる。

 ユリとアスカの共通点は不明だが、強引に上げるなら、共に日本人の血を引いている(アスカは独3/4、日1/4のクォーター)。

関連⇒えいえいおーおー、じゃーんぷぶいぶい!サービス、サービス♪バビッとやっつけちゃうぞ!

いってみようやってみよう
名称・テレビ番組

 ユリ・サカザキ(役のほりえかおりさん)が「ポッケ」役で出演していた子供向け番組。
 NHK教育にて放送していたが、残念ながら2003年に終了している。

関連⇒ほりえかおり

っくぞー、おー!
対戦前デモ・CAPCOM vs.SNK

「CAPCOM vs.SNK」シリーズで登場する、ユリの汎用登場デモの一つ。
 相手に背中を向けて正座した状態で登場、目を閉じたまま立ち上がって相手の方を向き、気合を入れて構えながらこのメッセージを放つ。

関連⇒こじゃんとくるっち!

いづな落とし
通称・投げ技・龍虎の拳・CAPCOM vs.SNK

 ユリの空中投げ。
 空中で相手をつかみ、頭部を下にしたままほぼ垂直に落下する。「KOF」シリーズでは「燕落とし」と名前が変わるが、モーションはほぼ同じ。
 元ネタは、白戸三平の忍者劇画「カムイ外伝」の主人公カムイの使う投げ技「飯綱落とし」。

関連⇒鬼張り手燕落とし美・サイレント投げ

血族関係
[ 1 ]

 本人から見て傍系二親等の、年下の女性。普通は、同じ両親から生まれた女性のこと言うが、血縁でない両親のいずれかの連れ子の女性も、年下であれば「妹」になる。
「龍虎」「KOF」関係では 、もちろんユリが代表的キャラだが(断言)、ユリのほかには、リリィ・カーン、藤堂香澄、神楽ちづる、双葉ほたる、ローズ、ニノン・ベアール、草薙葵、八神庵の妹(設定のみ)、壱塚つぐみなどが該当。
 ……するのだが、香澄とちづるは、「妹キャラ」と言われてもあまりピンとこないのは確か。一方で、ほたる、ローズやニノンなどは強烈な妹個性を全開中で、「MI2」でついにリリィまでこれに参戦した。
(ローズは完全に兄アーデルハイドの存在感を食ってしまっており、逆にニノンの場合は本人も強烈だが、姉のミニョンのほうが更に強烈である)。
 妹萌えブームが来てはや数年、もはや「妹」というだけで生き残れる時代は過ぎてしまったのかもしれない。

関連⇒藤堂香澄

[ 2 ]

 言うまでもなく、ユリはリョウ・サカザキの妹である。
「極限流砕破」の元ネタに関し、琉球の文化を調べていて知ったのだが、琉球の民間信仰に、「おなり神(をなり神)」信仰というものがある。
「おなり」とは、すなわち「妹」である。兄と妹の関係の中には、親子や夫婦を含む、男女関係に関わる全ての要素が凝縮されており、おなりえけりを霊的に守護するものとしてとらえ、その「霊力」を神格化して「おなり神」と称するらしい。

 琉球では、男性よりも女性のほうが遥かに「霊力」が強いとされ、その霊力は特に「兄」に対して強く働き、守護すると考えられてきた。それが特有のシャーマニズムと結びつき、信仰になったという。
(後に、「政治を司る男」を守護する立場としての「神職を司る女性」という解釈が生まれ、琉球王国の祭政一致の政治形態に利用もされた)

 リョウとユリが苦労して生活していた幼少期、二人の関係は「親子と夫婦を足して二で割ったような兄妹関係」であったのではないか、と私(=KEEF)は考えているが、それはここでいう「おなり神」信仰における兄妹関係とよく似ていると感じたのは、たぶん私の妄想である。
(ただし、「おなり神」における「おなり」という言葉には、広義に血縁関係にある女性(つまり姉、妹、母など)全員が含まれることもあるらしい)

関連⇒極限流砕破リョウ・サカザキ

イリュージョン
名称・地域・KOF

 イギリス・ロンドンで、キングが開いているバー。
 店長・兼・バーテンダーであるキングの他に、エリザベスとサリーという双子のウェイトレスがいる。たまにキングの弟ジャンがやって来ている。またKOF落選組みが仲良く杯を傾けていることもある。
「KOF'95」の時に初めてバトルステージの一つになったが、それはもうとんでもない広さである。キングが、個人営業で一体どれくらいの集客能力を求めて店を開いたのか、一度聞いてみたい。
 KOFの開催直前の時期になると、メンバー調整に困った女性格闘家がとりあえずやってくるのが恒例行事。

関連⇒キング女性格闘家チーム

うぉーっす!
対戦前デモ・KOF MAXIMUM IMPACT

「KOF MI」シリーズで、兄リョウ・サカザキとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 気合を入れて「オス!」と構えるリョウに対して、完全にリラックスした口調で「うぉーっす!」と挨拶を返す。

関連⇒おっす!

裏空牙
名称・必殺技・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリ・サカザキの必殺技「ダブルユリちょうアッパー」の正式名称。

関連⇒空牙ダブルユリちょうアッパー飛燕烈孔ユリちょうアッパー

いえいおーおー、じゃーんぷぶいぶい!
ボイス

 ユリの勝ちボイスの一つ。
 ごめんなさい、これも元ネタがアニメなんですが、タイトルを度忘れしてしまいました。「姫ちゃんのリボン」でよかったっけ?

関連⇒あんたバカぁ!?バビッとやっつけちゃうぞ!サービス、サービス♪

燕翼
名称・特殊技・龍虎の拳・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリの特殊技。ショートジャンプからヒップアタックを敢行する。
 龍虎の拳2当時は通常技扱い(強キック一発で出た)で、KOFから特殊技になった。基本的に中段判定を持っているが、作品によっては上段技。
 史上稀に見る漢ゲーであった初代「龍虎の拳」のイメージを、根底から覆した感のあるユリの存在だが、その代名詞のような技。
 打点が低く速度も遅いので、余り威力はなさそうだが、可愛いので許す。どうしてこれに「燕の翼」という名前がついたかは謎。

 ちなみに、ゲーム業界におけるヒップアタックの元祖は、恐らく「アンダーカバーコップス」のキャラクター、ローザの「バンプー」であると思われる。元祖でありながらその破壊力は現在でも恐らくNo.1で、鉄柱をひん曲げ、サイボーグを粉砕するなど、他の追随を許さない。
 格闘ゲームでは、「痛快GANGAN行進曲」のキサラ・ウェストフィールド、「ストリートファイターZERO3」のレインボー・ミカが、実に多くの種類のヒップアタックを使い分けており、このジャンルの第一人者といえるが、最近では2D、3Dに関係なく、ヒップアタックを持つ女性キャラクターは多い。

関連⇒刺燕昇燕ヒップゆり降り

おっす!
対戦前デモ・CAPCOM vs.SNK・KOF
[ 1 ]

 「CAPCOM vs.SNK」シリーズで、春日野さくらとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 ユリが足を曲げてしゃがみこんだ姿勢から飛び上がって「おっす!」と言うと、さくらが困ったようにお辞儀をしながら「こちらこそ、よろしくお願いします」と返す。
 実はカプコンの「ヴァンパイア」シリーズに登場するキャットウーマン・フェリシアの登場デモのパロディ。
 ちなみに、フェリシアとユリの共通点は、

  • 身長が同じ(168cm)。
  • 二人ともドラマCDで丹下桜が声を担当したことがある(電撃CD文庫EX「ヴァンパイア」/電撃CD文庫L「KOF'94」)。
  • 設定上、友人が多い。
  • 二人とも他人に頼る必殺技がある(プリーズヘルプミー/ファミリータイズ)。
 などなど。

関連⇒春日野さくら

[ 2 ]

 「KOF」シリーズで、兄リョウ・サカザキとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 気合を入れて「オス!」と構えるリョウに対して、やや可愛い口調で「おっす!」と兄と同じ構えで挨拶を返す。

関連⇒うぉーっす!リョウ・サカザキ

お父さん、ごめーん!
ボイス

 ユリのファイナル・ダウンボイス。
 両親を尊敬している「龍虎の拳2」ならともかく、ハチャメチャなストーリーが毎年続く「KOF」でこれを言われても、あまり説得力が無い。
 個人的には「お兄ちゃん、ごめーん」のほうが良かったかもしれない。

お兄ちゃん、勝負っち!
対戦前デモ・CAPCOM vs.SNK

「CAPCOM vs.SNK」シリーズで、兄リョウ・サカザキとの対戦前に交わされる試合前登場デモ。
 ユリが「お兄ちゃん!」と言った後、くるりと回って兄に「勝負っち!」と構えを向ける。これに対して、リョウは困った表情で、顔を手で覆う。

関連⇒リョウ・サカザキ

鬼はりて
通称・投げ技・龍虎の拳・KOF・CAPCOM vs.SNK

 ユリの投げ技の一つ。相手をとっつかまえて張り飛ばす。
 モーションが良く似た「KOF」のふっ飛ばし攻撃は「一撃張り手」。なんか、張り飛ばす瞬間だけ掌が大きく見えるのは管理人の気のせいですか?

関連⇒いづな落とし燕落とし美・サイレント投げ

親は関係ねーだろうが、親はっ!!
ボイス・山崎竜二

「CAPCOM vs.SNK」における、山崎竜二のvsユリ限定の勝ちボイス。
 ユリのファイナルダウンボイス「お父さん、ごめーん!!」というのに返したもの。
 山崎さん、最近のKOFでは挨拶しただけで「キェーッ!!」とぶっ殺されそうな狂気全開ですが、まだまともなことが言えたんだと、しみじみ。

 ちなみに、台詞の元ネタは「公権力横領捜査官 中坊林太郎」という、原哲夫氏の漫画からと思われる。
(情報提供:DirtyBearさん)。