THE KING OF FIGHTERS' World（拳皇世界）（旧）

　NESTSシンジケートの壊滅後、KING OF FIGHTERSの今後のトーナメントは世界各国の政府によって禁止されました。数年後、仮想戦闘シミュレーターの「THE KING OF FIGHTERS - CARD BATTLE（KOF-CB）」が開発され、一般の人々が身体的損傷を受けることなくトーナメントに参加できるようになりました。
　このシミュレーターは世界的に人気のスポーツになりましたが、何人かのユーザーが謎の失踪を遂げ、KOF-CB に関連した暴力的な騒乱の報告が出始めました。プレイヤーは KOF-CB の熱狂的なファンで、京、庵、その他の KOFヒーローたちを助けてトーナメントを取り巻く陰謀を暴きます。

「THE KING OF FIGHTERS' WORLD（拳皇世界）（旧）」は「KOF12」をベースにした、格闘要素を盛り込んだMMORPGとして企画されました。公式でも2009年に、

「「キング・オブ・ファイターズ ワールド」は、SNKの看板ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズのオンライン版であり、往年の名作「キング・オブ・ファイターズ」シリーズのゲーム内容をオンラインプラットフォーム「キング・オブ・ファイターズ ワールド」に移植したものです。
　また、マルチプレイヤー・ロールプレイング (RPG) モードも追加され、統合されます。
　従来の格闘ゲームと大規模マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイング (MMORPG) ゲームの2つの異なるゲーム タイプがあります。
　特筆すべきは、『ザ・キング・オブ・ファイターズ ワールド』のRPGパートには多くの中国要素が追加され、さらに中国での撮影も行われることです。
　SNKが中国文化を「ザ・キング・オブ・ファイターズ ワールド」の視点から解釈するのはこれが初めてです。
「キング・オブ・ファイターズ」は、世界に広がる中華トレンドに応えるべく、日本のオンラインゲーム史上の先駆的な作品でもあるので、期待して待ちましょう！」

　……と、力強いメッセージを発信していましたが、2011年2月のアンケート企画（？）を最後に公式の発言がなくなり、いつの間にか公式サイトも消滅してしまっていました。

　なお、この後の2017年に天津市永文化媒体有限公司によってタイトルが同じ「THE KING OF FIGHTERS' WORLD」というMMORPGの配信が開始されますが、本作との間に関連はありません。