発売機種 | 配信日 | 発売元 | 価格 |
Android | 2019年10月17日配信開始 2020年10月15日配信終了 | SNK | 基本無料 (アイテム課金) |
iOS |
2019年10月配信のタワーディフェンス型RPGです。ちっちゃなキャラクターが大勢出てきてワチャワチャするタイプのゲーム。
主なモードは、改変されたKOFの歴史を解決する「クロニクル」、過去のKOFシリーズのストーリーを追体験していく「ストーリー」、オリジナルストーリーを搭載した「クエスト」を含む「シングル」、プレイヤー同士で様々な形で闘う「対戦」など。各モードでキャラルターを育て、そのキャラでデッキを編成してモードを進めていきます。
なお、キャラクターイラストは2013年9月にサービスを終了したMobageのカードゲーム「KOF(KOF×餓狼伝説)」のカードイラストを流用、システムとドット絵は2014年4月から配信されている「メタルスラッグ・ディフェンス」の流用です(KOFコラボの時に使用されたドット絵)。
基本的に左図の@の「SP」をコストにしてファイターを召喚し戦わせたり必殺技を撃ったりして相手のファイターと戦いつつ、相手の猛攻を潜り抜けて左右の端で光っているAのシンボルを先に破壊したほうの勝利です。
コストは時間とともに回復していき、ファイターごとに召喚に必要なコストが決まっています。ですが、コストはファイターの召喚以外にも関わってくるため、戦闘力の高い高コストファイターは試合終盤まで出せないどころか、試合に出ないまま終わってしまうこともしばしば(コストの回復速度はCPUのよりも遅い(これはアイテムで解決可能))。
オリジナルのストーリーが展開する「クロニクル」は、捻じ曲がったKOFの歴史を草薙京がタイムスリップしながら正していくのですが、「'94」「'95」でルガールに倒され洗脳されたのが柴舟ではなくタクマだったりとか、チャンとチョイが鎮元斎の元で修行してたりとか、かなり面白いことになってます。
また「KOF'94」等(2019年10月現在「'96」まで実装)の各チームストーリーを追っていくモードは、エンディングに至るまで忠実にしているうえに、バトルの合間には格ゲー本編では語られなかった小エピソードも盛り込まれているなど、かなり意欲的です。
2019年11月には、リョウ・サカザキ(+極限流一派)の期間限定イベントが開催、リョウが記憶を失いユリが誘拐されるという「龍虎の拳1」のセルフカバーのような重い内容でした。リョウが藤堂香澄とキングを相手にナチュラル・ジゴロぶりを発揮しながらも、優しい性格のリョウがなぜ戦いを始めたかを改めて思い出すという、軽妙なユーモアを挟みながらも良いストーリーが展開しました。
また続く2019年12月〜2020年1月に前後編にかけてユリとアテナにスポットをあてた「キング・オブ・忘年会」関連のイベントが開催。大騒ぎのイベントの裏で二人が助け合って事件を解決しながら、お互いの原点を見直す、という読み応えのあるストーリーが展開しました(本イベントでは、ユリとアテナは「顔見知りではあるが深い交流はない」程度の関係の模様)。
これらのイベントは、開催期間終了後でもストーリーを読み返すことができます。
残念ながら1周年を迎える2020年10月15日に配信終了。
ユリ・サカザキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ユリ・サカザキ(PS) | |||||||||||||||||||||||||||
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