日本版で言うところの「MAXIMUM IMPACT 2」です。なぜタイトルが年号になったのかは不明。「KOF11」は海外でも「11」なので、海外版では以降は「MAXIMUM IMPACT」シリーズが正伝ということになるんでしょうか?
（ただし、「MAXIMUM IMPACT 1」は、海外版でも「MAXIMUM IMPACT 」)
海外ではこのシリーズは大人気で、「MI1」は10万本以上売り上げています。当時のSNKプレイモアUSA社長ベン・ハーマンは
「KOF2006はスピード、美しさ、まったく新しいストーリーを組み合わせた完璧なゲームになるだろう。我々のファンは2Dであろうが3Dであろうが格闘ゲームに様々なスピードを期待している。KOF2006がそれを失望させることはない」
とものすごい自信を見せていました。確かに面白かったけどね。
日本版はおまけとして全四話の短編アニメ「KOF Another Day」のDVDが同梱されていました（極限流一派は登場しないので、詳しくは触れませんが）。
当初海外版では、EBGamesとGameStopでの先行予約特典としてアニメDVDが付属するはずでしたが、発売元の手違いか、発売時にはゲーム本編にアニメはついていませんでした。これに怒ったファンからの苦情に突き上げられて、少数の特典ディスクがEBGamesとGameStopの店頭に並んだものの、多くのファンは買う事ができなかったようです。
「PSXE's 2006 Game of the Year Awards」のベストファイティングゲーム部門にノミネートされましたが、残念ながら「Tekken 5: Dark Resurrection（「鉄拳5」）」に破れました。
前作の北米版「MAXIMUM IMPACT」とはキャストが大幅に入れ替わっていますが、理由は不明。しかし安いな……。