発売機種 | 発売日 | 発売元 | 価格 |
プレイステーション2(通常版) | 2004年12月28日発売 | SNKプレイモア | 6800円 |
プレイステーション2(限定版) | 2004年12月28日発売 | 7800円 | |
プレイステーション3(PS2アーカイブス) | 2015年1月21日配信開始 | 944円 |
プレイしてまず思うのは、純正の「KOF'94」とはまるで別物だということ。
背景グラフィックが完全3Dで新しく描きなおされており(攻撃避けをすると、キャラの向きが変わるのにあわせて、なぜかこの背景まで少し回転する)、プレイヤー選択画面も新しいもので、すこし癖のある絵柄ですがユリが従来のKOFのイメージとはちょっと違う可愛さで描かれているのは好印象。特に少し赤く染まった頬がいい感じ。
ネオジオ版「94」に比べればかなりマシですが、それでもコマンド入力(特に「タメ系のコマンド」)にかなり癖があり、ハイデルンの「ファイナルブリンガー」や、アンディ・ボガードの「超裂破弾」などは、出すのにかなり練習が必要です。
また、PS2のコントローラーのレバーに対応していないので、これらの難解なコマンドを十字キーで入力するには慣れが入りますね。
オリジナル要素は、オープニングムービーのほか、シングルモード、チームエディットモード、エンドレスモード、「オロチ編」と「ネスツ編」を独自にまとめたオリジナルムービーなど。
またキャラクターのカラーエディットも可能。パレットが少ないので、ユリをうまい具合に「CAPCOM vs.SNK 2」のような胴着+生足状態にすることはできませんが、兄と同じカラーリングなどは可能。'94のユリはかなり巨乳です。
なお、KOF'94で使用可能だったバグ(飛び道具連射、空中超必殺技、永久コマンド投げ、空キャン、必殺技の強弱入れ替えなど)はほとんど未調整で残っていますが、わずかに変更された箇所もある模様。
本作にはネオジオ版の「KOF'94」も収録されています。
●第四戦後
●ルガール戦前
●ルガール戦第二戦前