発売機種 | 発売日 | 発売元 | 価格 |
業務用(MVS) | 1999年11月26日発売 | SNK | 149000円 |
+家庭用 |
かつて戦いに全てをかけた男達がいた……。
一方は復讐に身を焦がし、もう一方は野望を胸に抱き……。彼らに正義など関係なかった。ただ、自分の信念を拳に込めて戦い……そして己に決着を付けた。
今は昔の物語……。あれから10年の月日が経とうとしていた。
その招待状が届いてから、ずっと少年は迷っていた。
……キング・オブ・ファイターズ。
世界中の格闘家を一堂に集めて開かれる格闘技の祭典。しかし、主催者であるギース・ハワードが謎の死を遂げて以来、一度も開催されていないと言う。
……それが何故?
少年はもう一度手紙の文面を読み返した。
「Maximum Mayhem キング・オブ・ファイターズ」
開催のお知らせ
この度、10年ぶりに「キング・オブ・ファイターズ」を開催することが決定いたしました。前優勝者である貴方様にはディフェンディングチャンピオンとして出場して頂きたく存じます。
それから是非、お連れのロック様もお出で下さいます様お願い致します。ロック様の強さは噂で聞いております故、出場して頂ければ盛り上がること間違いございません。
なお、優勝された場合には前回以上の多額の賞金を用意しております。
さらに主催者である我が当主から、特別の優勝商品がございます。
それは……
前回と同様、少年はここで目をつぶった。しかし一度空を仰ぎ見ると、再び先を進めた。
ロック様のお母様について……とだけ今は申しておきます。
詳しくは、優勝された時に全てお話しいたします。
それでは、良い返事をお待ちいたします。
ハインライン家執事 アーノルド・セバスチャン
少年は手紙を全て読み終えると、再度目をつぶった。そして数秒の後、何か決心した風に目を見開くと、旅支度をしていた男に言った。
「いいよ……決めた」
「そうか、どうする?」
少年は椅子から立ち上がり答えた。
「ああ、セカンドサウスへのチケットは2枚にしてくれ、テリー」
90年代を代表する格闘ゲームである「餓狼伝説」シリーズの、実質上最後の作品 2023年に新作の続編「餓狼伝説 City of the Wolves」の開発が進んでいることが明かされました。
極限流空手の使い手であるマルコ・ロドリゲスが出場していた関係か、ドリームキャスト版のオマケ要素「ギャラリー」にて、餓狼の時代設定に合わせた極限流空手のポスターが公開されているのですが、その中にユリ・サカザキの姿があります。
髪を少し切り、落ち着いた表情は、他のゲーム中での元気なユリとは違う魅力がありますね。(誰かに似てるような気がするんだけどなー……)
ただ、時代設定では、この年、マルコ40歳、リョウ48歳。
……とすると、必然的にユリは44歳ということになるのですが、いくらなんでも若々しすぎるだろ(笑)。
ところで、このポスターに描かれているロバート、名作ヤクザコミック「代紋TAKE2」に出てきた台湾マフィア「王傑臣」にそっくりなんですけど……。
なお、旧SNKがなくなってしまったため本作の続編はお蔵入りになってしまいましたが、シナリオはきちんとエンディングまで完成しており、キャラクターも新キャラを含め、ロックやジェニーの新技も完成していたそうです(黒木信幸氏。ファミ通のインタビューから)。
後、2018年に「SNKヒロインズ」にも関わった小田泰之氏も「定年までには作りたい」と言っている模様。
なお続編「餓狼伝説 City of the Wolves」2025年4月発売予定で、2024年9月現在、公式からどんどん情報が出てきている状況でファンの期待を煽っています。