THE KING OF FIGHTERS ARENA 日本語版

発売機種発売日開発配信価格
Android/iOS/PC2022年11月14日配信開始Netmarble NeoNetmarble基本無料+アイテム課金

コラム

 ネットマーブルがSNKとタッグを組む二作目のゲーム。ジャンルとしては対戦アクションに入るのですが、ここでは便宜上「ブロックチェーンゲーム」として独立させています。 後日、「対戦アクション」に分類します。
 海外版はブロックチェーン対応ですが、2022/10/15、日本語版はブロックチェーン非対応であることが発表されました。
 新会社ネットマーブル・ネオが製作する第一弾(らしい)。「KOFオールスター」で培ったノウハウを活かしてキャラクターNFTやゲームトークンなどのブロックチェーンシステムを採用し、「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」に繋げます。そう、本作は「KOFのキャラを使って(試合に勝って)お金を稼ぐ」ゲームなのです。 日本語版では、これらの要素はなくなっていると思われます。
 KOFシリーズに登場するキャラクター(スタート当初は37キャラクターを搭載予定)の中からプレイキャラクターを自由に選択し、簡単な操作でリアルタイムPvPを楽しめるのが特徴だそうですが、画面上に表示される「攻撃」や「防御」などのボタン関係以外の要素は、ほぼ「KOFオールスター」からの流用ですませるようです。

 ユリは、基本コンビネーションとして「燕翼→雷煌拳→極限流砕破→ちょうアッパー」を使い、スキルとして「虎煌拳」「雷煌拳EX」「百烈びんたEX」「飛燕鳳凰脚EX」「龍虎乱舞EX」を使用します。

 対戦は「1対1(一人で3キャラクターを操作)」と「3対3(1人1キャラクター操作で、総勢6人で対戦)」の二つ。どちらのモードもLeague Pointを参照し、基本的に実力の近いプレイヤー同士がマッチングします。CPU相手の練習モードも完備。ただし、本作にはジャンプがありません。
 システムは、攻撃はそれぞれのボタン対応、ガードは格闘ゲームと同じくタッチパネルのレバーで行います。
 そうして試合を続けていきシーズンを消化、シーズン(期間)の成績によっても報酬があります。またそのシーズンの成績によって次期シーズンのグレードが変わります。
(本シーズンと本シーズンの間に短期のプレシーズンがあるようですが、プレシーズン中に獲得した報酬は本シーズンに持ち越せません)
 本作には「コントローラー」という重要な要素があり、このコントローラーを使用しなければ マイニングが不可能です。 日本語版は元よりマイニングができない可能性が大です。

 キャラクターの成長要素もあるのですが、ちょっと複雑なのでここでは割愛。ゲージを一つ消費して回避する「脱出」というシステムがあるのですが、何とこのシステム、連続技の途中だろうが乱舞技の途中だろうが、全く関係なく脱出できてしまいます。使いこなすのは難しいですが、ラグと合わせて試合が滅茶苦茶になりがち。
 またゲーム中のラグがひどく、ボタンを押してもキャラがワンテンポ遅れて動き、ガードもしづらく、6人対戦のチーム戦では自分の出番が来るまで何もやることがない(自分が大将だと、自分の出番が来る前に試合が終わってしまうこともある)など、総じて厳しい評価がでているようです。

 なお世界展開したかったのか、日本語以外にもアラビア語、中国語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タイ語、トルコ語、ベトナム語に対応しています。

(情報提供:Mr.Tea様)