前作でオロチ編のストーリーが一応の終息をみて、改めて「オールスター」という原点に帰った意欲作。数あるKOFシリーズの中でも、群を抜くキャラクター数と、奇跡的なゲーム・バランスで、今でもシリーズ最高傑作にあげる人が多い名作です。
システムは「エキストラ」「アドヴァンス」の2モードがありますが、基本的に前作を調整した程度で、大きな変更はありません。
肝心のユリはというと、今回は表裏二つのバージョンがあり、表は基本的に「KOF'97」仕様、裏は「龍虎の拳2(というか、KOF'95)」仕様となっております。表は百烈びんたがなくなった代わりに燕翼の中段判定が復活、裏は相手のガードを崩す手段を多く持ち、どちらもガンガン責められる気持ちいいキャラになっています。
本作のプレイステーション版には、オリジナルのアニメーション・オープニングムービーがありますが、これがかなりいい出来。後の「KOF'94 RE-BOUT」よりも良く出来てるんじゃないでしょうか。京と庵の闘いを中心に、全キャラが登場します。
余談ですが、そのプレイステーション版、パッケージが目を開いた草薙京のバストアップなのですが、確率的に1%の割合でその京が目を閉じているバージョンがあります。将来、値打ちがでる…かも?