ベストプレープロ野球オリジナルリーグ製作ツール 超!強化版

ベストプレープロ野球とは?

「ベストプレープロ野球」とは、プレイヤーが監督となって選手に指示を出す「シミュレーションゲーム」です。
 プレイヤーは監督なので、投げたり打ったり守ったり、というアクション要素は一切ありません。選手には「選球眼」「肩」「足」「長打力」など細かくデータが割り振られており、それぞれ能力が異なります。
 プレイヤーはこの選手達に指示を出し、試合に勝利して長いシーズンを戦い抜き優勝を目指します。

 このスクリプトでは、Windows用の「ベストプレープロ野球00」で使用できるデータを新しく作成したり、あらかじめ用意されたデータをダウンロードできます。
 このシリーズの歴史は長く、最初は1985年まで遡ることができます。

ベストナインプロ野球(1984)
 FM-7、PC-9801。セ・リーグのみ収録されており、データの仕様も現在と異なる。延長戦なし。
 製作者の薗部博之氏が、企画・プログラム・マニュアル・ユーザーサポートまで、すべて一人で担当していた。

新・ベストナインプロ野球(1985/1986年、1987年に新データを収録した追加ディスクを発売)
 FM-7、PC8801、MSX2。パ・リーグのデータを追加。

ベストプレープロ野球(1988/7/15)
 ファミリーコンピュータ。戦略性の高い野球シミュレーションの魁として注目された。開発時のタイトルは「ベストナインプロ野球スペシャル」だったが、商標の関係で変更された。
 セ・リーグ、パ・リーグ両方ともプレーできるが、裏技を使ってリーグを切り替えなければならない(両リーグ同時は無理)。

ベストプレープロ野球 新データ(1988/10/11)
 ファミリーコンピュータ。1988年夏時点の選手データを反映させたもの。なぜかゲーム関係の書籍では「ベストプレープロ野球」シリーズの歴史から抹殺されることがある。

ベストプレープロ野球II(1990/3/30)
 ファミリーコンピュータ。これまで名前だけの存在だった監督に思考ルーチンが実装され、球場も天然芝・人工芝から選択できるようになった。
 またスキップモードが搭載され、リーグの自動進行が飛躍的に速くなった。

ベストプレープロ野球'90(1990/12/13)
 ファミリーコンピュータ。選手が実名になり延長戦が18回まで設定可能に。またターボファイルを使用することで日本シリーズが可能になった。

ベストプレープロ野球 ターボファイル専用データROM(1989年/1990年)
 ファミリーコンピュータ。文字通りターボファイルIIを使用してデータを書き換えるための専用ROMで、通信販売のみ1000本限定で発売された。
「'89-Apr」の方にはプロ野球のデータの他にオリジナルチームが、「'90-Jun」の方には「ベスプレ1」「同2」の両方のデータが入っている。
 珍品中の珍品で、特に「'90」は都市伝説になるほど長い間実在を疑問視されていた。

ベストプレーベースボール(1991/1992年に新データ版が発売)
 PC-9801、FM-TOWNS、DOS/V。2リーグ同時進行が可能。選手が漢字名になり実在の11球場が再現されている。
 スキップモードで両リーグ6試合同時早送りが可能になるなど、現在のシリーズの基礎になった作品。
 また、FM-TOWNS版のみ、負けが込むと試合の観客が減るなどのギミックが追加されている。

ベストプレープロ野球スペシャル(1992/10/16)
 ファミリーコンピュータ。容量が大幅に増え、本拠地にドーム球場が追加。2リーグ同時進行が可能で、ターボファイルなしで日本シリーズも組めるようになる。
 この後にスーパーファミコン版「ベストプレープロ野球」が予定されていたが、「ダービースタリオン」の開発が優先されお蔵入りになった。

ベストプレープロ野球(1999/3)
 Windows。投手が一人増え、ネット対戦モードを搭載。スキップモードでの6試合同時進行や、外部テキストデータを読み込むことでの簡単なチームエディットなど、インターフェースやエディット機能が劇的に進化している。
 また日程、球場のエディットも可能で、WEB上でファンが様々な自作データを公開し、交流が進んだ。

べストプレープロ野球'00(2000/10/20)
 Windows。前作のマイナーチェンジだが非常に遊びやすくなった。前作同様幅広いエディットが可能で、現在ネット上で公開されているデータやファイルなどは殆どが本作を対象としたもの。
 しかしアスキーが本作発売後にPCソフト事業から撤退したため、現在では入手困難。オークションなどでは数万円の値がつくことも少なくない。
 このコーナーでは、本作のデータを扱っている。

ベストプレープロ野球(2002/10/25)
 ゲームボーイアドバンス。エンターブレインから発売。選手が実名でバランスもいい。データの変更がしやすいなど、UIに気が配られているが、ハードの特性上、漢字データの入力が困難。
 一軍の他に、選手数は少ないが「二軍」という概念が導入され、シーズン中にいつでも選手の入れ替えが可能になった。札幌ドームが採用されたほか、日程で2リーグ交流戦を組めるようになった。

新ベストプレープロ野球(2003/9/25)
 プレイステーション2。現状、最新・最後のベストプレープロ野球。視点が3Dになり、ストライクゾーンやボールの反発力など、設定できる要素や表示できる成績がヤケクソに増えた。スキップモードによる自動進行はPC版に比べて遥かに遅い。

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アスキー規定とは

「アスキー規定」とは、複数人でオリジナルチームを持ち寄ってオリジナルリーグを開催する場合などの「オリジナルチーム製作用のルール」です。全員が一定のルールに基づいてチームを作れば、公平なリーグになります。
 このルールは最初、雑誌編集部によるリーグ戦用として、ファミコン時代に「ファミコン通信」や「ログイン」で発表され、その後ゲーム(PC版、PS2版)の仕様変更にあわせて「新ベストプレープロ野球公式ガイドブック」で「改訂版」が発表されました(ただし同書内において「アスキー規定」という表現は無く、「たとえばこんなルール」と書かれています)。

新アスキー規定(投手が1チーム12人のタイトル用ルール)

1チームは野手16人、投手12人。
パラメータのSからEを点数に置き換える。
S=6点、A=5点、B=4点、C=3点、D=2点、E=1点。
打者
条件1 打者の打席「R(右打ち)」「L(左打ち)」は自由。ただし、「B(両打ち)」は3人まで。
打者の「P」「S」は自由。
条件2 守備力 「S」「A」は合計3個まで。1チーム合計で84点以下。
ただし「-」は67個以下。
条件3 打者信頼度はチーム全体で「±0」。
ただし、信頼度「0」が8人以上。
また、信頼度「-2」の選手は「足」「巧打」「長打」のうち一つ以上が「B」以上。
条件4 対左。左バッターは「-1以下」。
ただし、1チーム一人以上は「-2」であること。
両打ちは必ず「0」。+4を右打者に振り分ける。
条件5 打撃指数。指数の合計が1チーム「4320点+(左打者の数×10)点」以下。
(例 左打者が8人なら、合計が4400点以下となる)
ただし、230〜340の範囲内。300以上は1チーム3人以下。
投手
条件6 投手の利き手「R(右投げ)」「L(左投げ)」は自由。タイプも自由。
条件7 球速は128km/h〜158km/h、回復は20〜28の範囲内。
ただし、球速と回復の合計が1チーム1964点以下。
全体
条件8 「S」「A」は合計で14個以下。「E」は28個以下。
条件9 「肩」「眼」「巧打」「球質」「技術」各項目の合計が216点以下。
条件10 「足」「長打」「切れ」「制球」「安定」各項目の合計が204点以下。
条件11 「実績」「スタミナ(打者)」「スタミナ(投手)」各項目の合計が132点以下。
「新アスキー規定」に基づいて製作されたチーム例がこちら。

旧アスキー規定(投手が1チーム11人のタイトル用ルール)

1チームは野手16人、投手11人。
パラメータのSからEを点数に置き換える。
S=6点、A=5点、B=4点、C=3点、D=2点、E=1点。
打者
条件1 打者の打席「R(右打ち)」「L(左打ち)」は自由。ただし、「B(両打ち)」は3人まで。
打者の「P」「S」は自由。
条件2 守備力 「S」「A」は合計3個まで。1チーム合計で84点以下。
ただし「-」は67個以下。
条件3 打者信頼度はチーム全体で「±0」。
ただし、信頼度「0」が8人以上。
また、信頼度「-2」の選手は「足」「巧打」「長打」のうち一つ以上が「B」以上。
条件4 対左。左バッターは「-1以下」。
ただし、1チーム一人以上は「-2」であること。
両打ちは必ず「0」。+4を右打者に振り分ける。
条件5 打撃指数。指数の合計が1チーム「4320点+(左打者の数×10)点」以下。
(例 左打者が8人なら、合計が4400点以下となる)
ただし、230〜340の範囲内。300以上は1チーム3人以下。
投手
条件6 投手の利き手「R(右投げ)」「L(左投げ)」は自由。タイプも自由。
条件7 球速は128km/h〜152km/h、回復は20〜28の範囲内。
ただし、球速と回復の合計が1チーム1800点以下
全体
条件8 「S」「A」は合計で14個以下。「E」は27個以下
条件9 「肩」「眼」「巧打」「球質」「技術」各項目の合計が210点以下
条件10 「足」「長打」「切れ」「制球」「安定」各項目の合計が195点以下
条件11 「実績」「スタミナ(打者)」「スタミナ(投手)」各項目の合計が129点以下
赤字の部分が新旧アスキー規定の変更点。