なつかしのゲームソング勝手にレビュー

 あえて懐かしいゲームソングを、基本的に10点満点でポイント付け。たまに、ゲーム中のデモと合わせて評価しているものもあります。また、家庭用、アーケード、PC成人向け、なんでもありです。そのへん、ご勘弁ください。
 また「テーマソング」にしぼってますので、「アイドルマスター」のように多数の楽曲が入ったゲームは今回は入れてません。バラードだのポップだの、音楽用語もいい加減です。

ポイントタイトル(シンガー、ゲームタイトル、機種)
殿
「Face the Fact」
(KOTOKO/「バトルフォースエグゼ」/PC)
実は遥か以前に某GAの名作MAD動画で聞いて、惚れこんでいた曲です。とにかく、それだけで一つの世界を完結させてしまった編曲の完成度に、ただただ脱帽。声、曲、歌詞のシンクロ率も抜群で、完成度高し。
殿
「Last regrets」
(彩菜/「KANON」/PC)
恥ずかしながら、自分自身とのシンクロ率が高すぎて、語りつくせぬほど感極まりました。
感謝、別れ、微笑み、涙、そして強さ。こんなに短い歌詞の中に、どれだけの想いが凝縮されているのだろう……。
10「LOVE SHIELD」
(奥井雅美/「恋する乙女と守護の楯」/PS2)
奥井さんのパワフルヴォイスと、メリハリ全開の編曲が完全マッチ。完璧なタッグです。しかし軽々に勢いだけを突っ込んでいるわけでもないところが好印象。お約束と言えば多分にお約束ですが、私は好きだなぁ、こういうの。
10「夢であるように」
(DEEN/「テイルズ・オブ・デスティニー」/PS)
もともとDEENが好きだというのもあるんですが、何回聞いてもいいですね。最後の「きっと二人の〜」のフレーズが印象的。歌唱力、アニメーションのいずれも、PS史上に残る最高峰のOPです。
10「遥かな空へ」
(浜野和子/「スカイガンナー」/PS2)
澄んだボーカルが素晴らしい、私好みのバラード。まったくチェックしてなかったゲームだった分、聴いたときの感動も大きかった。透明でありながら奥行きのある冒険を感じさせる、まず一級の名曲です。
10「御旗のもとに」
(日高のり子、島津冴子、小桜エツ子、井上喜久子、鷹森淑乃/「サクラ大戦3」/DC)
まさしく「サクラ大戦」であって「サクラ大戦」以外の何者でもない荘厳な合唱交響曲。正義とはかくあるべきかな、歌い手の歌唱力がとにかく素晴らしい。OPデモを最初に見たとき、マジで鳥肌が立ちました。あのOPムービー、3億円かかってるんですってね。
10「鳥の詩」
(Lia/「AIR」/PS2)
「Last regrets」ほどのインパクトはなかったものの、これも良い歌です。静から動へ移るイントロと、儚げな旅情と感情とを見事に重ねた歌詞が印象的。後に「アイドルマスター」でカバーされてましたが、オリジナルの方が良い感じがしますね。
9「Leaf ticket」
(KOTOKO/「パルフェ 〜ショコラ second brew〜」/PC)
凄く丁寧に作りこまれた編曲が、優しいメロディと歌詞を更に印象深いものにしています。
個人的にKOTOKOさんは少し当たり外れが大きいのだけど、これは当たりでしたね。
9「同じ空の下で」
(KOTOKO/「家族計画」/PC)
編曲が凄くいいですが、それ以上に歌詞に惹かれました。「問いかけて見上げる一瞬に、決してその一人じゃない夢があった」。なにげない日常に溢れた、さりげない絆と、それを共有できる素晴らしさ。家族ってそういうものなんでしょうね。私にも、わかるときがくればいいのですが。
9「恋愛CHU!
(KOTOKO to AKI/「恋愛CHU!」/DC)
初っ端の「チュッチュチュ!」に完璧にヤラレました(笑)。あれは反則(笑)。歌詞もデモも、とにかくノリがよくて、ひたすら明るい歌です。イントロが強烈なせいか、後半になるほど冷めて聴いてしまうのは残念。
9「君のままで」
(元田恵美/「こみっくパーティー」/DC)
「アニメを使ったゲームのOP」ではなく、本物の「アニメのOP」を見ているような印象のデモがいいですね。しっかりと作りこんであります。安心して聴けるメロディの割りに、歌詞が寂しげに聞こえたのはなぜだろう。
9「コイスル☆フローライト」
(Akira/「ななついろ☆ドロップス」/PS2)
三曲分くらい突っ込んだような変則的な曲調ですが、とにかく歌がめちゃくちゃ上手いので、自然に聞こえます。激しくも無いけど嫌味も無く、メリハリは効いてるけど安心感のある、いい歌です。どこかで見たデモの絵柄だと思ってたけど、「ハルヒ」のいとうのいぢかー。
9「赤ちゃんはどこからくるの?」
(光吉猛修/「赤ちゃんはどこからくるの?」/NDS)
ゲーム同様、おバカなノリとふざけたテンションで暴走してますが、実はかなり良いことを歌っている、一曲で二度美味しい人生教訓系電波ソング。光吉猛修さん、素で楽しんでませんか(笑)。
※公式HPでもBGMとして聞くことができます。
9「嘆きノ森」
(彩音/「ひぐらしのなく頃に祭」/PS2)
いったい何が起こるのかわからない、悲しさとサスペンス調を併せ持つ暗いメロディと歌詞、力強い歌唱力が抜群。物語とマッチしすぎて、ぐいぐい引き込まれるパワーがあります。OPアニメ怖いですが。
9「君だけの旅路」
(Suara/「うたわれるもの」/PS2)
Suaraさん、本当に歌が上手いです。声に張りがあるし、よく通ります。アニメ版OP「夢想歌」ほどのインパクトはありませんが、力強く語りかけてくる魅力があります。
9「kiss me Good-Bye」
(アンジェラ・アキ/「ファイナルファンタジー12」/PS2)
あのエンディングで聴くからいい歌なんだよね。いろんなことがあったけど、みんな前へを向いて、それぞれの道を歩き出しました。そんな、未来へのリスタートを感じさせる歌です。
9「Day-break」
(TARAWO/「Myself;Yourself」/PS2)
めっちゃいいです。激しい編曲と歌詞、特にオープニングデモの演出方法はモロに私好み。もうちょっと歌が上手いと10点でした。でも、決して下手ではないです。好みの問題で。
9「Kiss the Future」
(SHIHO/「未来にキスを」/PC)
エロネタに走るわけでも、感傷に訴えるわけでもない、それまでのエロゲーの主題歌とはやや毛色が異なる名曲。テンポの良いメロディに乗せられた、意外と言えるほど深い歌詞が、心地よく耳に響きます。
一時期、MADムービーの作者さんの間でけっこう人気があったようで、多くのムービーに使われていました。
9「ふりつもる想い -Dream Snow-」
(Mayumi/「Natural2 DUO(DVD)」/PC)
ああ、私は本当にこういうタイプの歌が好きなんだな、と(^^;)。しっとりと聞かせる冬の歌です。にじみ出るような淡い想いが、ゆっくりと心に沁みます。
8「紅空恋歌」
(片霧烈火/「車輪の国、向日葵の少女」/PC)
夏の象徴ではなく、物言わず見つめるだけの存在として「向日葵」を捉えた歌詞と、同様に抑えつけた編曲が実に印象的。残念ながら、一番肝腎なサビが曲に圧倒されて聞こえづらい。そこが聞ければ……!
8「(a)SLOW STAR」
(SWINGING POPSICLE/「スマガ -STAR MINE GIRL-」/PC)
ゲーム内容がゲーム内容なので、少し構えてしまいますが、実は歌い手、歌詞、メロディ、どれもがかなり安定したポップ調のOPテーマ。歌は上手いし、思わず乗ってしまう編曲もいいのですが、独特のセンスのOPデモがかなり強烈なので、歌のことを忘れてしまいそうだ。
8「蜃気楼」
(長沢ゆりか/「ライトニングレジェンド 大悟の大冒険」/PS)
個人的に死ぬほど懐かしい楽曲です。確かプレステで最初に聞いた「ゲームソング」だったと思う。「忘れないで」で始まるイントロですが、本当に忘れてなかった(笑)。シンプルな編曲ですが、それだけに歌詞の意志の強さを感じます。
8「Mirage Lullaby」
(YURIA/「SHUFFLE!」/PC)
現実と幻想の間で揺れる歌詞の内容に合わせて、絶妙に下げた音程での纏め方は見事。テンポの刻み方もかなり良いです。惜しむらくは、全体的に長すぎ。イントロや間奏がそこだけで1分あります。
8「ベルデゼルバ戦記」
(新居昭乃/「ベルデゼルバ戦記」/PS)
優しくて儚い、新居さん本領発揮の劇中歌。静かなメロディの中で、色んな感情が織り交ざった戦いへの想いを語るように歌っています。空の男がひたすらピンチに陥るムービーもある意味必見。
8「時空を超えて」
(山本百合子/「タイムギャル」/MCD)
正直、今これがわかる人が何人いることか(笑)。ドット絵でフルアニメーションという暴挙に目がいきがちですが、ちゃんとアクションゲームの王道にのっとったナンバーです。ベタですが、今でも充分聞けるいい歌ですよ。
8「FEEL ME」
(米倉千尋/「REVIVE… 蘇生」/DC)
うーむ、デコのゲームとは思えん。ミステリアス、サスペンス溢れるストーリーを存分に感じさせますが、そのぶん「暗い」というか、凄く「悲しい」歌です。悲壮な覚悟の果てに……。歌唱力は抜群。
8LoveSong 探して」
(牧野アンナ/「ドラゴンクエスト2」/FC)
「復活の呪文の曲」といえば、ドラクエファンならすぐわかると思います。実際の歌は、ちょっとあのメロディーとは印象が違うけど。ちなみに歌っている牧野アンナは、名門音楽一家のサラブレットです。
8「あさきゆめみし君と」
(yozuka/「D.C.2 プラスシチュエーション」/PS2)
ADV界の真・三国無双、ダ・カーポです。慣れているだけあってか、唄・歌詞・編曲、共に安定感高し。安心して聞けます。それにしても、止め絵でこんだけ動かすなら、最初からアニメにすりゃあいいのに。
8Be Shining -太陽の贈り物-」
(flaque/「パニックパレット」/PS2)
いや、ギャグ乙女ゲーと侮るなかれ、上手いですわ。素直にびっくりした。イントロの後にちょっと違和感を覚えるリズムですが、聞き込んでみるとなかなかいい歌ですね。デモは好き嫌い分かれそう。
8「春 -feel coming spring
(原田ひとみ/「はるのあしおと」/PS2)
実は私のお気に入りです。いや、これいいですよ。タイトル通り春を感じさせる、素直に聞ける、いい歌です。ありがちといえば多分にありがちですが、なぜかグッときました。これ聞くと元気が出ます。
8「Heart - shaped chant」
(水樹奈々/「シャイニングウィンド」/PS2)
重厚な前半、力感溢れる後半、語るようなラストと、歌い分ける歌唱力は水樹奈々さんならでは。ゲームのデモでは、なんだか無理にブッた斬ったような印象があるので、ぜひフルで聞いてみたいですね。
8「Blood Drain」
(笑歌/「MELTY BLOOD Actress Again」/AC)
笑歌さんは普段は童謡などを歌っているそうですが、真反対のジャンルであるハイテンポなロック。イントロが変則的で、聴く以上に難しい歌です。歌詞はゲーム同様、流血方面に過激。
8「Heart To Heart」
(中山愛梨沙/「ToHeart2」/PS2)
OPまで、惑うことなき「ToHeart」の続編です。元気のいいテンポと、恋への憧れを歌う、恋愛ゲームのお手本とも言うべき歌。何より最初の「ずっとずっと憧れていた」が耳に残ります。
8「キミの記憶」
(川村ゆみ/「ペルソナ3」/PS2)
全編英語歌詞なんで、意味がよくわからないのが残念ですが、カッコいい歌です。はっきりと分かれた前半と後半の曲調の差も良いですね。OPアニメとの融合という意味なら出色のでき。
8「だいなあいらん」
(大谷育江、松下美由紀/「だいなあいらん」/SS)
楽しいポップで、タイトルと南の島の魅力をこれでもかと連呼する、ある意味で典型的なゲーム・ソング。歌の後半「だいな」と「あいらん」しか歌詞ないんじゃないか、これ(笑)。あー、南の島に行きてー。
8「Never say good-by」
(Sound Tower/「炎多留2 魂」/PC)
これ、普通に映画のエンドロールで流れてても不思議じゃない曲ですよ。派手ではないけれども、いつもバックで流れてるような、安心して聞ける歌です。これで炎多留2がホモゲーじゃなければな(笑)。
8「トゥルーラブ・ストーリー 恋のように僕たちは
(仲間由紀恵/「トゥルーラブ・ストーリー」/PS)
テーマを「転校」にしぼった珍しいOP。純心なヒロインが多いゲームですが、OP歌詞も、転校する相手に気を使いながら本心を言い出せない純粋さがよく現れています。記憶に残りやすいイントロもいい感じ。
8「どんなに遠くても…」
(JUJU/「戦場のヴァルキュリア」/PS3)
CMでよく流れましたね。信じることの強さを歌うバラード。静かな雰囲気の中にも力を感じさせる曲です。落ち込んだときなどに聴くと、ちょっと前を向かせてくれるでしょう。
8「アタラクシア」
(rhu/「Fate / hollow atraxia」/PC)
「カウントダウンTV」で見たときはびっくりした。TYPE-MOONらしい、メッセージ性の強い良い歌ですが、ひたすら暗いです。明るい要素も多いゲームなのに……
8「夢で終わらせない」
(渕上史貴/「バイオハザード」/PS)
男性ボーカルによるED。CMでも流れてましたっけ? 軽妙なロックで「くじけちゃいけない決意」を歌ってます。思わず口ずさんでしまう中毒性があります。
8「Thanks/you」
(M.Graveyard/「ひぐらしのなく頃に・解」/PC同人)
PS2版の「ひぐらしのなく頃に祭」とは違った感覚で聴かせます。全ての事件が解決した後にこそ聴きたい、スローバラードの名曲です。
8「TAO」
(Do As Infinity/「テイルズ・オブ・レジェンディア」/PS2)
実にDo As Infinityらしい、じわりじわり盛り上がげながらサビへ持っていく曲調が特長。タイトルどおり、まるで「タオ(道)」を進んでいるよう。ちょっと歌詞は暗めかな?
8「In The Sky」
(Miz/「グランディア3」/PS2)
力感のある女性ボーカルのパワフルでリズミカルなロックナンバー。あのクソゲーにはもったいない歌です(笑)。贅沢を言えば、他のゲームで聞きたかった。
8「Treasure」
(ICHIKO/「ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲」/PS2)
後腐れがなく、さっぱりしてて元気のいい歌です。ICHIKOさんの張りのある声も魅力的。
8「Pursuing My True Self」
(平田志穂子/「ペルソナ4」/PS2)
なんとなく前作と似たイメージ。ちょっと起伏に欠けるというか、前作のほうが盛り上がりが合ったような気もしますが、一本通った「ペルソナ」というブランドのクールな魅力を感じさせるOP。ニコニコ動画に投稿されてた兄貴版は、破壊力満点でした(笑)。
8「Real Emotion」
(倖田來未/「ファイナルファンタジー10-2」/PS2)
あの強烈なオープニングムービーとセットでのポイント。あれがなければ、ここまで印象に残ったかどうか。でもリズムがいいし、ノリやすくて覚えやすい、中毒性のある歌です。ユ・リ・パ〜!
8「Wing of Destiny」
(富田真帆/「ギャラクシーエンジェル2 絶対領域の扉」/PS2)
めちゃめちゃ明るくて前向きな、元気が出る歌です。楽しそうに歌っているのが一番いいですね。
7allegretto 〜そらときみ〜」
(KOTOKO/「この青空に約束を」/PC)
強烈な印象こそないものの、ごく自然に受け入れられて、「よし、頑張るか」という気にさせてくれる良い歌です。
けど「舌足らず」というか、KOTOKOさんは時々何を歌っているのか分からなくなる。それだけが凄く惜しい。残念。
7「アララト」
(WHITE-CLIPS/「群青の空を越えて」/PC)
ひたすら街中での戦闘機の飛行シーンを描いた、異色中の異色OP。破りきれない殻にもどかしさ感じながらも、いつかはそれを飛び越えられる日を信じて、翼を動かし続ける。
歌は上手いとはいえませんが、ぐっと抑えた曲調で淡々と歌うこういうスタイルも十分にアリかな、と。
それにしても、歌を聴いてもデモを見ても、ここまでゲーム内容もキャラもさっぱりわからんというのも、ある意味驚異。
7「Runbling hearts」
(栗林みなみ/「君が望む永遠」/PC)
例が古すぎて恐縮だが、Letitgoの「200倍の夢」を少し物悲しくしたらこうなるかなーという感じ。
少し物悲しさはあるけれど、それだけではない何かを感じさせる部分があるのはよし。少なくとも、PS2版よりは遥かに聞ける。それにしても、栗林さんの歌唱力にひたすら拍手。
7「贈る言葉」
(上戸彩/「三年B組金八先生 伝説の教壇に立て!!」/PS2)
「金八先生」といえばこの歌です。海援隊の名曲を上戸彩がカバーしてます。歌唱力は普通ですが、耳馴染みがいいので安心して聞けるのがいいですね。オープニングアニメの絵柄はわりと悲惨なので、歌だけ聴くのが吉。
7「SHORT CIRCUIT」
(KOTOKO/「さくらんぼキッス〜爆発だも〜ん〜」/PC)
こういう声の加工の仕方好きですね。ゲームタイトルの割りに普通に抑えてある編曲ですが、サビがちょっと早口。あと、セリフは無くてもいいような気がする。
7「劇薬流刑地」
(石井真/「プリンセスナイトメア」/PS2)
ダークな色男がいっぱい出てくるダークなOP。Janne Da Arcみたいなジャンルの歌。特徴を言えと言われると難しいな。良く聴いてみると、ちゃんとゲーム内容に沿った歌詞で感心しました。
7「闇の彼方」
(霜月かなた、rita/「アオイシロ」/PS2)
雰囲気的に「Natural2 -DUO-」の「ふりつもる想い」に近い印象のある編曲です。あちらは「雪」ですが、こちらは「水」。色んな伝奇ゲームにモロに影響を受けてる感のあるOPデモですが、いい感じにまとまってます。
7「Seven Rainbow」
(ZARD/「ときめきメモリアル3」/PS2)
イントロだけで「ZARD」とわかる黄金パターンを感じさせる楽曲ですが、ちょっとまとまりすぎたかな、という印象。マネキンが動いてるようなデモは、正直言って気持ち悪い。
7「レッツゴー!陰陽師」
(矢部野彦麿&琴姫 With 坊主ダンサーズ /「新・豪血寺一族 煩悩解放」/PS2)
カルト的な人気を博した、前代未聞のダンシング陰陽師ソング。もう矢部野彦麿の、勢いと破壊力とヒゲ面が全ての、妙に頭に残る困った歌です(笑)。なんでラップなんだよ(笑)。妙に良い事を歌っているのも腹が立つ(笑)。
7「WORLD'S LOVE」
(Mi/「シャイニングフォース・イクサ」/PS2)
ちょっとイントロのギターがうるさい気もしますが、壮大な願望と、相反する厳しい現実が感じられる曲です。Miさんのパワーのある声に引き込まれます。
7「Melty Blood」
(来兎/「MELTY BLOOD」/PC同人)
人気同人格闘ゲーム(無印)のOP。アルクェイドを歌った儚げな歌詞が凄く好みなんだが、ちょっと声が鼻から抜けすぎな気も。MintJamによる「1stGIG#Awake」でのアレンジはいい感じ。
7「With you」
(Sound Tower/「炎多留2 魂」/PC)
ピアノ伴奏と共にしっとりと歌い上げる英語歌詞の曲。凄くいい歌です。PS2版には日本語バージョンが収録されているようです。
※公式HPからショートバージョンがDLできますが、ホモゲーのサイトなので注意。
7「SINCLAIR」
(榊原ゆい/「終末少女幻想アリスマチック」/PS2)
なんと言っていいか難しい歌。決して下手じゃないし、歌詞も特徴的なんだけど、あまり印象にも残らない。もっと弾けてもよかった?
7「Kiss in the dark」
(奥井雅美/「封神領域エルツヴァーユ」/PS)
奥井さんらしい、アップテンポのパワーとスピード感溢れる歌。アクションアニメを強く意識した歌詞ですね。デモの女の子、おっぱい揺れまくり。
7タイトル不明(OP
(志方あきこ/「アルトネリコ2」/PS2)
高音域で朗々と続く、一種の宗教歌のような歌。印象に残ると言えば確かに印象に残りますが、歌詞がわかりにくいのが残念。最後の1フレーズと、OPアニメが微妙なエロさを感じるのはいいですね。
7「兄貴と私」
(?/「超兄貴」/PCE)
「兄貴!兄貴!兄貴と私!(ボディビル!)」 濃い!とにかく濃い!パワフルなアニキソングを聴きたい人にはいいかもしれませんが、フルコーラス聞くとヘトヘトになります(笑)。
7「檄!帝国華撃団」
(横山智佐、富沢美智恵、高乃麗、西原久美子、渕崎ゆり子、田中真弓/「サクラ大戦」/SS)
皆に問う、正義とはなんぞや!? 当時は強烈なインパクトがあった「檄帝」です。歌詞でゲーム内容を、メロディでゲームジャンルを過不足無く表した、代表的なゲームソングですね。
6「カナリア」
(桜井麻衣子/「カナリア この想いを歌に乗せて」/DC)
凄くノリのいい女性ボーカルですが、色んなところが惜しい。いや、歌詞は前向きなんだけど、音程が本当に絶妙に外れているので、聴いてて何かが微妙にズレる。OPアニメが微妙に見えるのは、絵柄が合わないのかなあ。
6「紫陽花色のダイアリー」
(吉野茜、長崎みなみ/「きゃんゃんバニープルミエール2」/SS)
デートの一日にあったことを、朝から晩まで順に歌ってます。なんというか、歌詞も編曲も歌唱力もデモも、えらい素朴な歌です。ハマッたゲームなので思い入れはありますが……。すまん。
6「Eternal Destiny」
(榊原ゆい/「夜明け前より瑠璃色な」/PC)
イントロからサビにかけて、えらくテンポが変わりますね。良い歌詞なんだけどなー。惜しむらくは、何回聴いても印象に残りません。何が悪いんだろう。
6タイトル不明(OP
(?/「胸騒ぎの放課後」/PS2)
すいません、タイトルも歌手も分かりませんでした。悪い歌じゃないんだけどなあ。声はいいんだけど、微妙な音の外れ方に、ちょっとガクッときます。デモのおっぱいばかりが印象に残りました。
6「鐘を鳴らして」
(BONNIE PINK/「テイルズ・オブ・ヴェスペリア」/Xbox360)
超絶に微妙。暗い歌じゃないんだけど、微妙に変わる曲調が延々と続き、どこがサビなのかすらわからないまま、本当に淡々と終わる。曲が単調すぎでアニメも同期できてないし、なんじゃこれ?
6「すばらしき新世界」
(Flair/「NAMCO × CAPCOM」/PS2)
ゲームの華やかさにくらべたら、ちょっと暗いかもしれません。歌詞はいいんですが、時々音が外れるし、歌は微妙。
6「雲の向こう」
(Sentimental Graffiti Tears/「センチメンタルグラフィティ」/DC)
普通に聞ける、本当に「普通」の歌。ただ、特徴をあげろ、といわれたらすごく困る。強烈過ぎるオープニングアニメの暗黒太極拳に圧倒されて、ほとんど記憶に残らないのも残念。
6「風のゆくえ」
(栗林みな実/「君が望む永遠」/PS2)
めっちゃ暗いです。ある意味でゲーム内容とマッチしていると言えなくもありませんが、これを聞いて明るい恋愛をしようという気には、ちょっとなれません。
6「カルマ」
(BUMP OF CHICKEN/「テイルズ・オブ・ジ・アビス」/PS2)
少々テンポをこねくりまわすような、かなり難しい歌なので、親近感が沸きにくいのが残念。それがバンプっぽさですけどね。歌詞はいいです。
6「きみとぼくのうた」
(菊地志穂/「トゥルーラブ・ストーリー リメンバーマイハート」/PS)
「TLS」らしい、派手でもないけど角も無い安定した曲だが、良く聴いてみるとちょっと暗いかも。菊地志穂さんは、あまり歌には向かない気がする。
6「教えてほしいの」
(畑亜貴/「悠久幻想曲」/SS)
うーん、ヒロインがたくさんいるゲームだから、歌は上手い声優さんに頼んだほうが良かったかもしれない。ちょっと少女チックですが、悪い歌じゃないです。
6「檄!帝〜最終章(フィナーレ)」
(陶山章央、横山智佐、富沢美智恵、高乃麗、西原久美子、渕崎ゆり子、田中真弓、岡本麻弥、伊倉一恵、日高のり子、島津冴子、小桜エツ子、井上喜久子、鷹森淑乃/「サクラ大戦4」/DC)
東京・巴里の両花組全員参加という、実に豪華な顔ぶれのファイナル「檄帝」。というか、人数多すぎ! 惜しむらくは、前作「3」の「御旗のもとに」が偉大すぎた。大神一郎フリークなら+2点。
6「ココロの矢印は上向き」
(川澄綾子、野川さくら、仁後真耶子、麻川悠、有島モユ、河合久美、桑谷夏子、望月久代、新谷良子、かかずゆみ、小林晃子、釘宮理恵/「らぶドル Lovery Idol」/PS2)
ラブドル12名によるED。冒頭部分が低すぎて、誰の声域にも合ってないのが残念。なんというか、みんなが好き勝手歌ってる印象だなぁ。ひょっとして別録り? 良い歌なんだけど。
6「モノクローム」
(YURIA/「グリーングリーン」/PC)
なんと言えばいいのか、メロディはメタルっぽくて歌はポップ(?)というのか、ちょっと変な感触の歌。編曲があってないのかな? でも元気があってよろしい。
6「Princess Bride!」
(KOTOKO/「Princess Bride」/PC)
テクノ系でノリは良いし、楽しい歌なんだけど、中途半端に弾け切れなかった印象。作曲に合わなかった編曲がちょっと残念でした。
5「きみのなかで…」
(さかこしめいこ/「種をつける男」/PC)
静かなイントロから徐々に盛り上げていき、サビで最高潮に達する、ごくごく普通の歌。
良く通る声なんだけど、惜しむらくは無理やり上手く歌おうとして、失敗しちゃったような印象がある。たぶん、さかこしさんはナチュラルに歌ったほうが上手い。
5「MELODY」
(FEEL/「シスタープリンセス」/PS)
ゲーム中のブッ壊れた設定に比べれば歌は割と普通、というかむしろ地味で、デモの時間も短め。だが歌に合わせて「お兄様」「兄上様」と延々と呼び続けられるため、洗脳度は高い。
5「男なら」
(FEEL/「おまかせ!退魔業(セイバーズ)」/SS)
とりあえず、ゲーム特有の「実写ムービーの破壊力」満点です。男ならこうあるべし、と女の子三人組が歌っています。分かるのだ。言いたいことは分かるのだが……ッ。
5「ハマってサボっておーまいがっ!」
(平野綾、加藤英美里、福原香織、遠藤綾/「らき☆すた 陵桜学園桜藤祭」/PS2)
「らき☆すた」らしいひたすら賑やかでひたすら元気な曲ですが、とにかく歌詞を詰め込みすぎて、なに歌ってんだかよくわかりません。あれだけ早口で歌えるのも、歌が上手いからなんだろうけどね。
5「月光」
(Tatsh feat.星野奏子/「beatmania IIDX」/AC)
これは「テーマソング」に分類していいんだろうか? アップテンポのテクノ。もうちょっと声に張りがあったら最高だった。
5「北へ。」
(千葉紗子、大谷育江、広橋圭以、豊口めぐみ/「北へ。White Illumination」/DC)
すいません、好きなんですコレ。北海道振興のためだけに作られた最強のバカソング(ほめ言葉)。メロディはいいんですが、歌詞があまりにも北海道の観光方面にド直球です。蟹がホタテがらんららん。さすが広井王子。
4「夢のつばさ」
(本井えみ/「夢のつばさ」/DC)
メロディはいいんですが、声がか細すぎて、歌詞が全くわかりません。これは歌い手の特徴なのか、録音が悪いのか。聞き取れる部分は、やけに半音が多く、妙な寂寥感があります。
4GO! GO! ウェイトレス」
(長崎みなみ、栗原みきこ、及川ひとみ/「Piaキャロットへようこそ!!2」/DC)
本当にすいません。ハモりがあまりにフリーダムで、「短いスカートひらひら」のとこ以外、なに歌ってるんだかさっぱりわからん。一人ずつ順番に歌ってもらえば、こんな「大惨事」は防げたのでは……。
2「ドキドキしすたぁパラダイス」
(ドキドキしすたーず/「ドキドキしすたぁパラダイス」/PC)
確かにド直球でエロゲーっぽいと言えばぽいですが、これはちょっと強烈。歌、デモ、セリフ、どれをとっても充分にキワモノの一品です。キャラの立ち絵が乱舞するアリサマは「海底のワカメ」としか……。