ありがたいことに、好き勝手にやりたいことだけをやっている当サイトも、2017年で12年を迎えることができた。
これもひとえに、見捨てもせずこのサイトを読んでくれている方々、そしてツールなどを使ってくれている方々のおかげです。
改めまして、本当にありがとうございます。
さて、そのような大変寛大な方々に支えられている当サイトも、この12年間に様々なできごとに見舞われた。
中には、心底辟易させられるようなことも、なかったわけではない。
昔のことはちょっと記憶が曖昧なこともあるが、私が遭遇した「うへぇ」な出来事を、いくつか紹介したい。
私がサイトを始めて、ほぼ初めて遭遇した「うへぇ」な出来事。
当時、私はインターネット上の人間づきあいというものがよく分かっておらず、頂くものは全て、篤く礼を言って頂かねばならないと思っていた。
だから、例えそれがどんなものでも、サイトに掲載「させていただかないといけない」と思っていた。
そして事件が起こる。
ある日、いきなり見も知らぬ方から、データ付きメールを頂いた。
添付されていたのは、男キャラ×男キャラの、非常に濃厚な絡みのイラストだった。当然、両方とも全裸で、完全18禁ものである。
たしかに、当時からうちは成人向け小説はやっていた(今とはだいぶ体裁が違うけど。オールジャンルだったし)。
しかしそれはあくまで男性向けであって、決してBLではなかったし、男×男なんて私の趣味のはしっこにも引っかからなかった(一応書いておくが、私は粗末なものながらもチ○コ付きである)。
そして、そのイラストが添付されていたメールの内容が、また私には衝撃だった。
曰く、「このジャンルの大手の私に挨拶がなかった失礼は、今回は許してあげる。このイラストを上げるから、感謝して私のサイトの宣伝をしなさい」……とまあ、要約したらこんな、超絶「上から目線」の内容だった。
どうやら、某ジャンルの大手様らしいのだが(あくまで自称だから分からないけど)、当時の私のサイトは特定のジャンルなんてなかったし、失礼もクソも、同人から手を引いていた私は、この方の名前すらも知らなかった。
私はこの「男×男18禁」のイラストの処置に困り、「あなたのことはよく知らないが、このサイトの趣旨に反するので、このイラストは掲載できない」と、馬鹿正直にメールを返信した。
ところが、これがお相手の怒りを買ったらしい。
翌日、「よくもまあこれだけ書いたもんだ」という超長文の怒りメールが、立て続けに五通ほど届いた。
最初だけ内容を読んだが、「私のことを知らないなんてありえない。許せないから潰してやる」という内容が、延々と続いていた。正直「うへぇ」となって、残りのメールを破棄。
一ヶ月くらい、なにか嫌がらせがあるんじゃないか、潰されるんじゃないかとビクビクしながら過ごしたが、特に何事もなく、サイトは今に至る(恐らく、どこかのイベントなどに参加したら、何かされてたんじゃないかと思う)
これと似たような出来事に、自分の願望(なんと自分(女)と某キャラクター(男)の性的な絡み、バリバリ最強18禁である)をダラダラと書き連ねただけの、小説ともいえないような「私ノート」を贈ってこられて、「載せさせてあげる」となぜか上から目線でメールをくれた方が何名かおられた。
私は人の趣味まで否定する気はないが、正直にいうと「せめて投稿先を選べよ」という気分にはなった。これが原因で、私は一時期「腐女子」というものが大の苦手だった。
(だからと言って、もちろん、頂き物すべてに感謝していないとか、そんなわけではない。ほとんどの方は常識があり、有り難く読ませていただき、頂戴しています。ありがとうございます)
なにも、唐突に送られてくるのはイラストとは限らない。小説だってある。
このサイトは「King of Fighters」のファンコーナーがあることもあって、そういう内容の「SS(巨大掲示板でよくある、【キャラ名「セリフ」】の連続で構成されている台本形式の小説(?))」を頂いたことがある。
その方も、上記の方々と同じように、「管理人さんのサイトに、僕の小説を掲載させてあげます」という、なんともパターンどおりの居丈高というか、自信たっぷりのコメントがついていた。
「SSって小説なのか?」という基本的な疑問はともかく、普通の作品なら、基本的に私もクレクレなので、喜んで掲載させていただくのです。
……が。
まあなんというか、率直に書くと、タクマ・サカザキ(父)が、息子のリョウと娘のユリを殺して、解体して、食べちゃう……という、なんともカニバリズムあふれる内容だった。しかも、全部で二十行ない。
他にも色々理由はあったものの(後述)、「うーん、これはうちの趣旨とは違うよなぁ」としばらく思っていたら、二日後くらいに、作者さんからメールが来た。
「どうして僕の小説を掲載しないんですか?」
という、ありふれた抗議から始まり、色々書いていくうちにヒートアップしてきたのか、作者さんはこんな主張を始める。
「わかりました。管理人さんも、僕の才能が怖いんですね? 確かに、これは僕が仕上げた最高傑作です。
管理人さんが圧倒されてしまうのもわかる気がします。でも、これが現実なんです。
管理人さんが早く僕の才能と自分の敗北を認めて、この小説を掲載してくれる日を待ってます。ああ、僕は自分の才能が怖いです」
(かなり要約。というか、この方のメールは支離滅裂すぎてほとんど日本語になっていないので、「こういう意味なんだろうな」と想像して「翻訳」した)
いや、凄い自信である。繰り返すけど、これは、セリフばっかり二十行ほど並んだだけの一品。もっと言えば、小説どころか作品ですらない、単なる妄想の羅列である(他のSSの名作とは、天と地どころか、比較対象にすらならない。上手い人は本当に、こっちが土下座するくらいに上手い)。
というか、「管理人さんも」って書いてるということは、他のところにも送ったって事か? 他のところではどういう対応をされたんだろう……。
他にも問題はあった。というのも、私は「断罪の剣」という小説を書いたときに、たまたま資料として佐川一政(ヨーロッパで白人の女性を殺してその肉を食べていた、本物のカニバリズム実践者)の「霧の中」という本を読んでいた。このSSは一から十まで、その「霧の中」の文章とほぼ一致したのである。このたった二十行がすべて「盗作」だった。
自信満々の作者さんにこの事実と、「この種類の作品は、うちの趣旨とあわないので、申し訳ないが掲載できない」という旨を伝えると、それ以降、ぱったりと連絡は途絶えた。
恐らく、偶然「霧の中」を読んだ中学生くらいの作者さんが、内容の一部を書き写して、その勢いで「俺すげー!」って思い始め、周囲に自慢していくうちに自分のオリジナルと勘違いしちゃったんじゃないかなぁ……。たぶん、ですけどね。
それとも、この作者さんは中学生などではなく、社会人だったりするのだろうか? 二十年以上の人生経験と、自分の持てる知識をフル動員して書いたものが、このセリフばっかりの二十行なのだろうか?
読んだ身としては、このSSよりも、作者さんの自信満々で支離滅裂なメールのほうが、よっぽど面白かったのだが。
思わず大層なタイトルにしてしまったが、実はそんなに大事ではなかった。
ただ、メールの送り主があまりに図々しいので、強烈に印象に残ってしまった。
当時、私はブログなどで、自分が○○県○○市に住んでいる、というところまでは公開していた。
(今はそこまで直接には言及していない。まぁ、読めばすぐに分かるとは思うけど)
そこである日、こんなメールが来た。
「私はあなたの小説のファンなのですが、今度、友人と倉敷に遊びに行くことになりましたので、泊めてくださいね。全部で七人です。あとで住所を教えてください」
一瞬、目が点になった。正気を疑うとはこういうことだろうが、私はまず、このメールを目にした自分の正気を疑った。
いやいやいやいや、いくらファンだからって(嬉しいけど)、いきなり見も知らぬ人を家に泊めるヤツがいるか!?
しかもなんだ、七人!? ちょっとしたスポーツチームができるやんけ!!
私はあわてて、「(当たり前だが)お断りします! 常識で考えてください!」と返信した。
すると、こんな返事が返ってきた。
「なんでそんな酷いこと言うんですか!? 人の心はないんですか!?
なにも、四日間つきっきりで案内しろとか言ってません! ベッドとご飯を用意してくださいって言ってるだけなんです! 私たちにはお金がないけど、それでも鹿児島から来るのに、なんでそんなに冷たいんですか!?」(要約)
四日間も七人で泊まって、しかもロハで食事までたかるつもりか、ワレエエエエ!
というか、なんで金もないのに、集団で鹿児島から岡山まで来るようなワイルドでヘヴンな計画を立てたァァァ!
君が! 泣くまで! 殴るのを! やめない!
いやもう、呆れるというか驚くというか。
しかもよく話を聞いてみると、お仲間の六人にはすでに「宿泊先は手配済み」「食事の心配もない」と言いふらしてしまったあとで、「いまさら変更できない」と一点張り。
「ここで断られると、今後の私の信頼に関わる」「常識があるなら泊めてください」ときたもんだ。頭ん中がヘヴン状態である。
もちろん、この方の仲間内での信頼など、私の人生にはまったく関わりのないことなので、常識の意味を諭しておいて、以降無視。
すると、最後の最後に「住所を調べて火をつけますからね」と送ってきたので、警察に被害届を提出しておいた。
いやあ、図々しい人間ってどこまででも図々しくなれるのねと、驚いた事件でした。
何が怖いって、ちょっとフェイク入れてますけど、実際はもっと長期間&もっと大人数だったんですよね……。
自分で言うと悲しいけど、この私が常識について人に説教するなんて、よっぽどのことだよ?
これは直近に起こった騒動なので、よく覚えている。
近頃、サイトのほうで「別名義で作詞活動もやっている」と書いた。
これは嘘ではない。ただ、ほぼ専属でお相手をしてくれているサークルがあるし、ここの活動とは無関係なことなので、詳細は省いた。まあ気まぐれで書いたようなものだ。
ところが、それをしっかり見てくれている方がいて、このサイト宛にご連絡を頂いた。
「私たちが結婚式で使う曲を作詞してほしい。私たちの出会いや詳細を歌詞に入れこんでほしい」
正直、このサイトではこの活動に関することは募集はしていないし、受け付けてもいないのだが、細かいところを見てくれていることは嬉しかった。
ただ、次の一文が気になった。
「期限は一週間」
このサイトを見ていただければ分かるとおり、私は極めて遅筆である。作詞活動のほうも、だいぶ余裕をもって発注してもらっているほどだ。
だから、見も知らぬ相手(こればっかりだな)の出会いとか詳細とかを、資料もないのに一週間で書けとか、私にとってはかなりハードルが高い。
そこで、一応「資料とかいただけますか? あと、曲のほうは送っていただけますか?」と、聞いてみた。
私にとっては「仕事の発注」なので、これくらいは聞いて当然だと思っていたのだが。
相手のお返事が、あらゆる意味で凄かった。
「はあ? 資料なんて一週間で用意できるわけないでしょ? 印刷代は払ってくれるわけ? 無茶言うな! 曲なんて、そっちが用意するもんだろ! あんたもプロなら何とかしろよ!」(要約してあるが、ほぼ原文ママ)
いや、私はプロじゃないし。サイトのどこを読んで、そんな勘違いしたの?
あと「印刷代云々」言ってるってことは、メールとかじゃなくて、膨大な資料を全部印刷して私の家に送りつける気か? どれだけの大作を作らせる気なの!?
でも、ここまで開き直られると、逆に爽快ですな。意味が分からなくて、むしろすっきりする。
とはいえ、私は資料もないのに特定の他人(完全に、全くの他人である)の人生なんて書けないし、作曲なんてスキルもない。どう足掻いても一週間では不可能だ。
その旨をメールで伝えた。同時に、(これも重要だが)怖いことを聞いてみた。
つまり「もしやるとしても、ボランティアというわけではない。ギャラや経費などはどうなるのか」ということである。
この時点である程度予想はしていたが、お相手は大爆発だ。
「は―――――!? まさか、お金とるつもり!? たかが一曲で!? 常識を考えろ、金の亡者! 日本人じゃないだろ! 日本人は謙遜が美徳なんだ! お前が日本人のふりをするな! 殺すぞ!」(要約してあるが、ほぼ原文ママ)
「じゃあ、このメールもって警察に行きますね。こんな私でも、殺されるのは怖いので」
「冗談だよ! それくらい察しろよ!」
いやー、凄いね。ついに外国人判定、ついでに殺人宣言まで出ちゃったよ。
しかし、「たかが一曲」とはよく言ったものだ。そのたかが一曲の積み重ねで生活している人も、数えきれないくらいいるだろうに。
まあ当然だが、私がお断りする前に、ブチ切れしたお相手のほうから話を断ってきました。「冗談を悪意で拡大して、警察ざたにするような人間を信用できない」んだそうです。
しかし、なんと言うか……。見たこともない相手が、自分たちのために無料で歌を作ってくれるとか、本気で考えていたんだろうか?
同人のボイスアクターだって、よほど親しい関係でもない限り有料だと思うんだが……。
上の金無し鹿児島七人組じゃないけど、人間って果てしなく図々しくなれるんですね……。
(上にも書いたとおり、このサイトでは作詞活動についてのお仕事の募集はしていません。
興味がある方は、音楽系のサークルさんを探してください。運が良ければめぐり合えるかもしれません)
読んだままである。実はこれはよくあることで、今年(2017年)に入っても二〜三件ご意見を頂戴した。
どういうことかというと、二次創作の世界もなかなか複雑で、どうにも公式の設定が気に入らない、という方がいらっしゃる。
中には自分の好きな設定で原作の世界を構築しなおす、という、パワーあふれる方も少なくない(というか、それこそ二次創作の醍醐味であるのかもしれないけど)。
これは、私も時々やる。例えば「幻想水滸伝4」の長編を書いたときに、どうしてもまだ原作では明らかになっていない国を舞台とする必要があり、その国の歴史と現在と地名を捏造した。
ただ私は、原作の設定そのものをぶっ壊すような勇気はない。それをやってしまうと、原作に対するリスペクトがなくなってしまうようで、怖いんである。
特に「幻想水滸伝」ような、長い歴史を持つシリーズなどは。
ところが中には、「自分の考えた設定こそ正義」と強烈に思い込んでいる方がいらっしゃる。
まあ、ご自分の創作範囲でやるからには、それに文句をつけるなど、無粋なことをするつもりはない。ある意味で、なんでも許されるのが二次創作のいいところだ。
だが同時に、その「俺設定」を人に押し付けなければ気に食わない、という困った方もいらっしゃるのである。
上記の「幻想水滸伝4」の長編を連載していた八年間、そういう方が年に何人かいらっしゃった。中にはすごく情熱あふれる方もいて、かなり長文の(だが「幻水」の世界観を完璧に壊している)「MY設定」を送ってこられて、脅迫まがいの文面で私の小説の世界観の変更を求められた(もちろん無視したけど)。
例を挙げると、
・「ミドルポートは性病が蔓延して住人が全滅」……いきなりこれである。原作では群島でもかなり豊かな都市国家。
・「リノ・エン・クルデスはホモのダメ人間」……原作にそんな表現はまったくない。むしろ、シリーズ屈指の名国王であり、娘も息子もいる。
・「グレアム・クレイは両腕が義手、両目も義眼」……これも原作にはない。左腕が義手なだけ。
・「クレイの息子は主人公たちに陵辱され、殴り殺された」……原作では、はるか昔に真の紋章の暴走で亡くなった。というか、主人公を貶める必要がどこにある?
・「主人公はスノウに性的虐待を受けていた」……家庭用のゲームで、そんな設定ができるわけないやん……。
・「主人公は見習い時代から夜な夜な娼婦を買いあさっていて、夜の街では有名な存在」……よっぽど主人公が嫌いなんやなぁ……。
・「フレア王女は窃盗の常習犯で、国民から嫌われている」……もちろん原作にそんな設定はない。「あなたが嫌っている」の間違いでは。
・「ダリオは実は190cmの超イケメン」……原作から2年で35cmも身長が伸びました。(小説内では)37歳なのに。
・「キカはダリオを後継者に考えている」……などと、犯人は意味不明の供述をしており……。
・「ナレオはダリオの本当の息子」……まだ続く謎のダリオ推し。「本当の父親ではない」って、原作で明かされてただろ。
・「真の紋章のエネルギー源はフォースである」……ダース・ベイダーでも出せというのか?
・「主人公の真名はマイケル・ジャクソン」……まさかのキング・オブ・ポップ降臨。「真名」って、聖杯戦争でもやってんの?
・「この世界は「這いよる混沌」に支配されている」……クトゥルフ神話だっけ? ギャグ作品ならともかく、なんでシリアスもので無理やりまったく別のコンテンツを混ぜようとするのか。
・「それと神々は対立している」……「幻水」には神々なんて出てこなかった気が。その代わりに「真の紋章」が出てくるのでは……。
・「アクセルはホモの(以下略)」「イザクはホモの(以下略)」……ホモネタはもういいっつーの!(このネタは、とにかくしつこく出てきた)
・「イスカスは半魚人を犯すのが趣味」……哀れなイスカス、ウォルター以上の変態に……。というか、「ラプソ」の時点でイスカス死んでるんですが。
・「ポーラは強姦されてリシリア(うちのオリジナルキャラクター)を生んだ」……うわぁ、さすがにドンびき。ポーラ19歳、リシリア10歳なんだけど……。
これらはほんの一例である。こんなのが百項目くらい続く。書いてみて改めて思ったけど、こんなに偏った二次設定、よく他人に押し付ける気になるなあ……。
「スターウォーズ」以外にも「スタートレック」ネタがあったし、SFファンで、ホモネタ大好きで、オカルトファンで、プロレスファンで、人気キャラが大嫌いで、「Fate」のファンで、ロリ(男女問わず)強姦ネタ好き? ごめん、リアル社会じゃ、絶対にお近づきになりたくない。
(どうもメールの文面から察するに、私の小説に「原作担当(設定担当?)」として名前をクレジットさせるつもりだったらしい)
別の方だが、「オリジナル真の紋章」という設定を送ってくださった方もいた。「主人公が巨大ヒーローに変身する効果がある」んだそうだ。この設定がまた長ったらしくついていたが、ここでは省略する(一応書いておくと、「幻想水滸伝4」はファンタジーRPGである)。
また「主人公の名前を変えろ」というご意見は、実はこれ以外にも数件頂いた。中には「俺のオリジナルキャラクターの名前にしろ」という人まで……。図々しいな、おい(笑)。
面白いことに、こういう方々に限って、「考えてあげます」 or 「考えてあげました」と、ずいぶん恩着せがましく言ってくることが多い。
正直に言うと、(この小説だけではなく全体的に)こういう方の考えた設定ほど、(ダメな意味で)トチ狂っているか、うすら寒い。もしくは、原作を理解してない。
確かに「幻想水滸伝4」は、シナリオも設定もペラッペラなゲームだけど、だからと言って「ボクのかんがえたさいきょうのオリジナルせってい」が誰にでも受け入れられるとは限らないんだが……。
そんなにその設定が好きなら、誰かに強制なんかせず、自分で書けばいいのにねぇ。
これもよくある。「あなたのホームページを、今後は私が管理してあげますね」というヤツだ。
私の経験上、これにはいくつかパターンがある。
……と、多いのはこんなパターンだ。こういうのが、一年に一件は必ず来る(それが多いのか少ないのかはわからないけど)。
自分のやりたいようにやるからサイト運営は楽しいし、そんな人のサイトを見ているのも楽しい。
自分でやりたいようにやらず、他人のサイトをパクってきて楽しいか? 正直、私には理解できん。
以上の話は、少しずつフェイクが入っていますが、ほぼありのままです。
うーん、こうして並べてみると、私がただ図々しい人間につけまわされやすいことを再確認しただけのような……。
ただ、この12年は、本当に楽しかったです。願わくばこれ以降の数年も、楽しく過ごせますように。
(初稿:2017/07/10)