最初に『やみ』があった。 『やみ』は寂しさの中で苦しみ、『なみだ』を流した。 その『なみだ』から『剣』と『たて』の兄弟が生まれたが、『剣』と『たて』は対抗心から七日七晩戦い続けた。 『剣』は『たて』を切り裂き、『たて』の欠片は大地となった。 『たて』は『剣』を砕き、『剣』の欠片は空となった。 また、戦いで生じた火花は星となり、『剣』と『たて』を飾っていた27の宝石が『27の真の紋章』となって世界が動きはじめた。
そして。伝説は歴史へと変わる。
(初:18.11.06)