TOP SPIN 2

2006年8月3日発売/マイクロソフト/80点

 最近まで読んだことが無かったので、まさか「テニスの王子様」がギャグ漫画だったとは思いもよらず、これまでの不見識をテニスラケットで尻を打たれてお詫びしてきます。

 本作は、Xbox版が人気を集めたテニスゲームの続編。世界の男女トッププレイヤー24人を収録しているほか、自由自在にカスタマイズ可能な選手エディットも搭載。ありとあらゆるショットが可能でLive対戦も可能と、スポーツゲームとしては定番の要素はほぼ突っ込んであります。
 名前しか知らなかったんだけど、ロジャー・フェデラーって、見れば見るほど「ウッチャンナンチャン」の南原清隆に似ているような気がするのだが…。

 プレイしての感想ですが、どうも「実際のテニスの緊張感」よりは「ゲーム的なスポーツの楽しさ」を優先したっぽいですね。駆け引きの要素は余り感じられませんでした。
 ショットは4種類のボタンを使い分けますが、これに慣れるのがけっこう大変。最初はかなり戸惑いますが、一度慣れてシンプルな操作で様々な打ち返しが出来るようになると、俄然面白くなってきます。流石に漫画みたいな必殺技は不可能ですが、豪華なグラフィックでラリーが続くだけでも感動モノ。スポーツゲームの基本的な面白さってこういうモンですよね。

 エディットモードはやたらと細かく設定でき、非常に時間がかかりますが、そのぶん選手に愛着は沸きます。この製作した選手で戦い続け、でランキング一意を目指すのが「キャリアモード」。
 トレーニングを繰り返してキャラを強化していくわけですが、トレーニングはミニゲームみたいな感覚で難しくはありません。しかしそればっかり繰り返しているとトレーナーやスポンサーから「試合に出ろ」などと催促されるあたり、いらんとこでリアル。

 グラフィックは前作から正統進化してますが、パーティーゲームがオフライン専用だったり、XboxLive対応なのにネット対戦がタイムラグがありすぎてまともな試合にはならない、ロード時間が非常に長い、基本的に前作と余り変わっていないなど、ちらほらと不具合というか気になるところもありますが、スポーツゲームとしては良く出来ており、「買って損した!」と言うことだけはないと思います。

(2006.10.01)