Virtua Fighter CG Portrait series

1995年10月13日〜1996年3月1日発売/セガ/80点

 これ、何かというと、世に名高い3D格闘ゲーム『バーチャファイター2』キャラクターの日常生活を、描き下ろしの3DCGと歌で紹介してしまおうという、どちらかというとかなり酔狂な企画モノです。

 マ、一言で片付ければ、金をかけたカラオケソフトなんですが、とはいえ、もともと定評のある3DCGと、同じくそのキャラクター専用に書き下ろされた歌はなかなかの出来栄え。
 私もバーチャは殆どやったことが無いくせに、この歌が気に入って、一時期は(デュラルを除く)10キャラクター分を全部持ってました。
 歌を歌っているのは本物の歌手ではなく、セガのゲームミュージック担当の人らしく、決して「上手い」と断言はできませんが、そこはかとなく味があります(光吉猛彦さんだけは、かろうじて名前知ってました)。
 私は「ラウ・チェン」のテーマ曲『金色の雨』、同じく「舜帝」の『崑崙の夢』という、激しくシヴい二曲がお気に入りで、よく聴いてましたね。

 ただ、やはりゲームではなくコレクターズ・アイテムといった類であり、好き嫌いはかなり分かれると思います(バーチャファイターファンは特に)。また、あくまでキャラクターソングなので、爽やかに書き起こされたサラやパイの歌以外の歌詞には、ツッコミどころ満載です。
 ゲーム用のプログラムとしてだけではなく、音楽トラックとして歌だけを聴くことも出来る本作、限定のうえ非売品だったデュラル以外なら、現在は殆どタダ同然で手に入ると思います。
 好みの歌が多いので、私は80点つけてますが、基本的に歌は素人(それなりに上手いけど)だし、なによりゲーム要素は一切無いので、購入の際はよくご検討を。

 ちなみに全シリーズは以下の10曲。

Vol.キャラクターポイント
1サラ・ブライアント『Dancing Shadow』★★★★★★★☆☆☆
2ジャッキー・ブライアント『Believe In Love』★★★★★★★☆☆☆
3結城晶『夏の嵐』★★★★★★☆☆☆☆
4パイ・チェン『Oh'My Shinin' Star』★★★★★★★★☆☆
5ウルフ・ホークフィールド『CHAIN REACTION』★★★★★★★☆☆☆
6ラウ・チェン『金色の雨』★★★★★★★★★
7舜帝『崑崙の夢』★★★★★★★★☆☆
8リオン・ラファール『Winner or Loser』★★★★★★☆☆☆☆
9影丸『誰も知らない』★★★★★★★☆☆☆
10ジェフリー・マクワイルド『あの波を超えて』★★★★★★☆☆☆☆