スマートフォン対応アプリとして発表されたゲームです。いきなり主人公がホームレスになる前代未聞の乙女ゲー。今回はADVとしてKOFおなじみの男性キャラクターを攻略していくのですが、対象キャラクターが絞られているため、リョウ+ロバート+包など、かなり変則的なチーム編成になっています。
(草薙京やアンディ・ボガードなど彼女持ちが攻略可能キャラクターなのに対し、キムや大門などの妻帯者はさすがに攻略対象には入っていません)
登場キャラクターのパワーアップ&マネジメントをこなしながらストーリーを進めていき、エンディングを目指します。
立ちグラフィックはなかなよくボイスも多め。オリジナルストーリーもボリュームがあり、キャラクターの小ネタが多いのも良い感じ。ストーリーは「〜章〜話」という区切りでつながっていきますが、かなり小分けにされているので、時間がないときにちょこちょこつつくこともできます(一章につき30話以上あるので、章全体はかなり長く感じます)。
一本のメインストーリーとキャラクターごとのサイドストーリーがあり、キャラクターのレベルアップや信頼度アップによって徐々に解放されます。また、ボイスの有り/無しやスキップ、オート機能、ログの見直しなど、一通りの機能はそろっています。
ユリ・サカザキの出番は、リョウのサイトストーリーで一言セリフがあるのみで顔の登場もボイスも無し。ロバートのサイドストーリーに至ってはロバートが「(リョウの)妹」と言及する一言のみで、二人の関係は完全になかったことになってます。
以下、上記以外でちょっと気になった点。
2020年の「セカンドシーズン」から、新キャラクター「七枷社」「クリス」が追加。
2021年3月4日に、同月末をもって配信終了となることが発表されました。
2019年5月配信。以前から配信されている「THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH ONLINE」とほぼ同じシステムのタップアクションです。中国製。制作会社が違うもののシステム画面等もそっくりなので「パクリか!?」と思いますが、聞いた話によると「KOF'98UMOL」の制作会社を辞めた人が作っているとの話(あくまで噂)なので、あえて似せたのかこうするしかなかったのかは不明。
下の「KOF ALLSTAR」と同じSNKのゲームが対象ですが、本作はKOFだけでなく「サムライスピリッツ」「月華の剣士」などのキャラクターも登場! といいつつ、やっぱりメインはKOFで、それ以外のキャラクターはサブイベントやサブストーリーでお付き合い程度に出てきます(註、私がプレーした7章まで)。
ストーリーやガチャでキャラクターを入手し、アイテムやコインを用いてパワーアップさせていきます。キャラクターのレベルアップやパワーアップをさせやすいのはいいのですが、ストーリー展開によるのかレベルアップの上限がその都度あります。しかもそのストーリーで登場する敵がかなり強く、こちらが6人がかりでやっと1人やっつけても、残りの敵2人に瞬時に全滅させられる、なんてことが頻発するので、やっててあまりカタルシスはありません。
また「課金しろ」「課金しろ」「課金しろ」とあらゆるところでやかましく、私のように課金嫌いなユーザーには少し鬱陶しく感じました。
さて、本作はクソゲーというよりもむしろバカゲーとしての面が強く、中国語をそのまま機械翻訳したとしか思えない爆笑の日本語や、原作と性格の違うキャラ、かなり濃い目で絶妙に下手上手いイラストなどが、SNK原理主義者を激怒させたり呆れさせ、私のようなそうでもない層から爆笑されています。
(デタラメな日本語はアップデートで徐々に改善されていくみたいですが、現状、改善箇所が中途半端すぎて一瞬で人格や口調が変わってしまう二重人格のキャラクターが量産されているみたいです)
ただ、あえて言わせていただくと、これこそ90年代のKOFの雰囲気です。直訳の日本語はさすがにダメですが、90年代のKOFだってゲームに出てこないチームストーリーは「本当に日本人が書いたの?」と思えるほど酷い物がありましたし、「'97」のデモ絵や「2001」「2002」のキャラ絵なんて本作の絵のことを笑えません。
もともとゲームバランスなんて言葉とは無縁のシリーズだし、原作レイプとパクリなんてそれこそ当時のKOFの得意技であり、平常運行でしたしね。
「KOF」本編は最近ちょっとスタイリッシュになってきましたが、本作は90年代のKOFを強く受け継いでいるゲームですね。
(註:SNKファンは読まないほうがいいです)
長い歴史を持つ人気格闘ゲームを原作に、タップ連打で派手な連続技を決めてクリアを目指す横スクロールアクションゲーム。当サイトではこのシリーズに出てくる「ユリ・サカザキ」のファンコーナーをやっていることもあり、また先行登録で特殊な「ユリ・サカザキ」がもらえるということもあって、私がこのゲームをやらないという選択肢は最初からなかったんですが、実を言うと私はこのゲーム、最初からちょっと胡散臭い目で見てました。
というのも、この「KOF」の著作権を持っているSNKという会社は、倒産したり復活したりとかなり激動の生涯を送っているのですが、2015年に中国系の投資ファンドに買収されてから撤退していた格闘ゲームの最新作を出したり、CGアニメに進出したり、漫画を何作も出したりと、チャイナマネーで潤ったのが丸分かりな羽振りのよさを発揮してました。
いや、それらの作品にはユリも出てましたし、キャラのファンとしては確かに嬉しかったですよ。しかし、このゲームは違います。
SNKは基本的にスマホアプリは中国か韓国の企業に 丸投げ 下請けに出しているのですが、本作は韓国に本社があるネットマーブルの製作。そこが本作のために打った販促(キング・オブ・キャンペーン)というのが、成金趣味丸出しの、「急に大金を手に入れた貧乏人がいかにも考えそうな」、ぶっちゃけ下品な(しかもゲームとほぼ無関係な)ものばかりで、私は「うわぁ〜……」という目で見てました。
で、本作。私は先行登録していたためか、本リリース前の数日前にインストール。……が、サイズがでけぇ! 初めてのスマホゲームで1.2Gですか! (その後、「Re:お城プロジェクト」のサイズにさらにびびる)
まぁ、別に横スクロールタップアクションとしては特に語ることも思い入れもありません。一応ストーリーはあるんですが、よく言っても「馬鹿の一つ覚え」。「ゲームの世界に迷い込んで記憶をなくした主人公が、記憶を取り戻す為にKOFに出場しようとするが、なぜか行く先々で敵に襲われ、コレを打ち倒す」、進むステージが延々とコレの繰り返し。本当に、馬鹿の一つ覚え以外の何者でもなく、知性のかけらも感じない。
また、ステージが進むごとに当然敵が出てきてそれを連続タップで攻撃していくのですが、いわゆる「スーパーアーマー」(こちらの攻撃を受けてものけぞらず、平気で攻撃してくる)のザコがものすごい勢いで増えていくんですよ。これが鬱陶しくて鬱陶しくて。
さらに、これはゲームが悪いわけじゃなく私の体質なのですが、無料ガチャで出てくるキャラが異常に偏る! 頑張ってポイントをためていよいよ10連ガチャを引いてみると……チャン、チョイ、チャン、大門、チョイ、大門、チャン、大門、チャン、大門。ごめん、全力で言うわ。こんな偏ったキムチーム、一人もいらねーよ!!!!
よく見るとステージのローカライズもいい加減だし、私にしては頑張ったほうなんですが、二日でウンザリしてアンインストール。結局、私が手に入れた女性キャラは先行登録特典の「ちょうソフトボール ユリ」だけでした。
あと、ゲームとは関係ないんですが、ちょっとこのゲームのことを検索しただけなのに、AbemaTVで流れるCMやスマホで見るニュースサイトのCMバナーが一時期「KOF ALLSTAR」まみれになりました。本気で殺意を覚えるとはこういう感情なんですね。
このシリーズはいわゆる「脱衣麻雀」というジャンルの草分けにして、非常に長くファンから愛されたゲームです。タイトルからも分かるとおりシリーズ第八作。前作「スーパーリアル麻雀P7」から実に21年振りという最新作。
これだけ長く間があいた理由は色々と取りざたされていますが、元もとの開発会社が消滅したことと、公式には「脱衣というジャンルが世間のニーズに合わなくなっていった」らしいです。が、最近の家庭用ゲームでは女の子の下着が丸見えなんて珍しいことでもなんでもなく、別に全裸でなくても需要があるのは間違いない。そこでの復活……ということだったのでしょうか?
サターンで出た前作は姉妹+麻雀の家庭教師+姉妹の別荘のお手伝いさんというメンバーでした。私は麻雀なんて全然分からない(七対子しか知らない)のにキャラデザに惹かれてケツの毛をむしられまくるまでプレイしました(全員脱がしましたが)。
今回は登場人物がアイドル! 最初は三名しかいませんが、章が進めば十名を超えるキャラが登場するらしいと聞いて、煩悩半分、懐かしさ半分で自分のスマホにインストール!
設定がアイドルということでいきなりアニメ全開のOPムービーが終わったあと、さっそく対戦! 「ストーリー解除キーの購入しないと1章しか見られません」といきなり不安を感じさせますが、エロ煩悩の前には小さな問題よ! そりゃ、チー! ポン!(基本、私は鳴き麻雀です)
えーとですね、結果から書きますとですね、私がプレイした段階では、チーやポンはできてもリーチやロンがどうやってもできませんでした。つまり役がそろっても上がれない! どういうことかというと、とりあえずテンパイしてから相手のノーテンに期待して流局にもちこみ、テンパイ点差でノロノロと勝ちを狙うしかないアホみたいな牛歩戦術を強いられます(相手は平気でリーチ→ロンしてきますので、大役を上がられようものなら忍耐心の限界を試されます)。
後にアップデートで搭載するつもりだったのかもしれませんが、これはそれ以前の話だ、クソバカ野郎どもがッッ!! いくらラインをそろえても全く消えないテトリスですよ。そのまま天井まで積みあがるのを待つしかありません。
また、一応アイドル三人とも対戦してみましたが、言ってるセリフがほぼ同じにしか聞こえませんでした。ひょっとして全キャラ台本共通? そんなアホな!
イラストレーターの絵柄の変化もあって、特別にキャラに愛着がわくこともなく、インストールから15分でアンインストールしました。(私がプレーした時点では)核爆弾クラスの地雷です。マイティークラフトのゲームは二度とやらねぇ。