スーパーロボット大戦XO
これもシリーズ長いですね。数々のロボットアニメのロボットやキャラクターを、オリジナルのシナリオ上に登場させた、クロスオーバー・シミュレーション。ある意味、究極の二次創作作品です。
1991年4月に初代がゲームボーイで登場して以降、他人の褌で相撲を取り続けて15年半。もはやバンプレストの看板タイトルにまでのし上がり、「第●次」「COMPACT」「α」「OG」など数々の続編が登場しています。
本家張り出し大関のエドモンド本田よろしく、笑えたり笑えなかったりする豪快なエピソードを多く残しつつも、たとえ他人の褌とはいえ、頑張って続ければ大関ぐらいまではいけるんだ、という指針にもなってます。いい意味での指針か悪い意味での指針かは断言しませんが。
最近では「ロボットアニメのみ」というカテゴリーさえ廃止され、ロボットが登場さえすれば、それが主題でなくてもアニメ・ゲーム関係無し、「電脳戦機バーチャロン」から「機動戦艦ナデシコ」に至るまで、貪欲に取り込んでいます。
(ただ、いわゆる「特撮モノ」は、ごく一部を除いて未登場。また一部のロボットアニメ・ゲームの開発者の間では好ましく思っていない人も多いようで、某「S大戦」のプロデューサー・H井O子氏などは自作品のロボ&キャラを「僕が生きている間は、絶対に登場させない」と明言してますし、某アニメのプロデューサーからは「二度とあそことは仕事をしたくない」と公言されたこともある)。
しかし、その意気込みとは裏腹に、ゲームとしては毎回必ずどこかに問題を抱えた、製作側のクンフー不足が目立つデキであるのも確か。本作は、特に作り込みが甘くバグが多いために評判が悪かったゲームキューブ版「スーパーロボット大戦GC」の移植版です。
確かに、バグの修正、グラフィックの修正、シナリオの追加修正、カットインの追加など、かなり改善点はありますが、他に選択肢はなかったでしょうか? まあいいけど。
オリジナルストーリーは全59話(+サブシナリオ)とボリュームがありますが、登場作品自体は
- 「蒼き流星SPTレイズナー」
- 「重戦機エルガイム」
- 「機動戦士ガンダム」
- 「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」
- 「機動戦士ガンダム第08MS小隊」
- 「機動戦士Zガンダム」
- 「機動戦士ガンダムZZ」
- 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
- 「銀河疾風サスライガー」
- 「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」
- 「最強ロボ ダイオージャ」
- 「超獣機神ダンクーガ」
- 「無敵ロボ トライダーG7」
- 「機甲戦記ドラグナー」
- 「銀河烈風バクシンガー」
- 「銀河旋風ブライガー」
- 「マジンカイザー(OVA)」
- 「未来ロボ ダルタニアス」
- 「絶対無敵ライジンオー」
つーかすいません、ガンダムシリーズ見たことないし、他の作品も、古過ぎて殆ど元ネタわかんないです。なので、原作を比較的忠実に取り入れているらしいストーリーの「味」も殆どわからず。
こういうのは、やはり知ってたほうが格段に面白いんでしょうね。ガンダムキャラとか、殆どネタとしてしか知らないからな、私は。「親父にも【ピー】されたことないのに!」とか「残念だけどこれが戦争ってレベルじゃねぇぞ!」とか。
確かに、余りにも酷かったGC版に比べれば大幅に改善されていますが、やはり元が元だけに、という感じは否めません。相変わらずゲーム内表記の「%」は全然アテにならないし、操作性の悪さも変わらず。最初は兎も角、中盤辺りからこちらの戦力が充実してくると一方的な撲殺ショーになるのも、バンプレストの伝統ですね。
その割りに41話の難易度がかなり高く、一度そこで諦めてしまうと、再プレイの食指動きませんでした。すいません。
また、スタッフの間に「OPムービーのキャラクターをそのまま戦わせたい」という意思があったそうで、2Dでは無く今回もポリゴンになったんですけど、個人的にはスパロボは2Dがいいな〜と思います。
やはり、ファンによるファンのためのゲーム、かな。あと超絶乳揺れカットイン。

ジャンル:シミュレーション
メーカー:バンプレスト
発売日:2006/11/30
価格:¥7140
KEEF'sPOINT:38
お勧め度;C