ナインティナイン・ナイツ
うーん、発売前からけっこう話題を振りまいたゲームだったんですが…。
結論から先に述べてしまうと、物凄く作りが荒いです。
ぶっちゃけ、「これ、製作途中のα版と違うの?」というのが正直な感想。
発売前から比較されていたように、システムは真・三国無双に比較的似ています。
バッタバッタと敵を薙倒すアクションなんです。
が。とにかくまぁ、画面がごちゃごちゃしすぎ。
乱戦になる割りに敵味方をの判別がしにくい、死んだ敵がすぐに消えずに残ってしまう…このあたりは、テストプレイしてりゃ、すぐに気付くと思うんだけど。
また、折角のアイテムが取れない場所に出現することも多い、オーブスパーク(必殺技)中にイベントが挿入されると必殺技の効果が強制キャンセルされるのにゲージだけは消費する、など、このあたりもテストプレイの不足を如実に物語っています。
ストーリーやキャラクターも非常に薄く、説明不足・掘り下げ不足の感は否めません。
確かに、グラフィックは大変美麗でサウンドも素晴らしく、そのあたりはXbox360のマシンパワーを感じさせてくれます。
それだけに、内容が着いていけなかったのが非常に残念です。
私が本作に対して一番カチンときたのが、開発者・水口哲也氏のコメント(言い訳)。
「使い勝手の解らない製作キットだったため、不満点も結構ある」
いや、あのさ。
そんなことは、お金を出してゲームを購入するプレイヤーにとってはなんの関係もないことでしょ?
次回作や続編でもっと完成度を上げられると言っても、それが税込み7000円以上出して現行作を買ってしまったプレイヤーへの慰めになるとでも言うんでしょうか?
環境がどうあれ、製作者が不満に思うものをプレイさせて、プレイヤーから高い評価が得られるはずもないと思うのですが(あれだけ発売日を伸ばしに伸ばしてるんだから、「納期が云々」といった言い訳も効かないと思いますし)。
大体さ、製作キットくらいきちんと研究してからゲームつくろうよ。海図も無しに意気だけ高く航海に出て、結果をプレイヤーに丸投げしたって、誰も褒めてくれませんよ、水口さん。
とにもかくにも、自分が設定した発売日に足を枷られて発売された未完成作品、といった感じ。
だけど、このゲームが如実に物語ってますが、ゲーム業界ほど自分で設定した発売日に無責任な業界も珍しいよね。

ジャンル:ファンタジーアクション
メーカー:マイクロソフト
発売日:2006/04/20
価格:¥7800
KEEF'sPOINT:42
お勧め度;C