プロ野球 ワールドスタジアム
大昔このゲームやってて、なぜか試合の決着がキャメルクラッチだったS岡君、お元気でしょうか。
ファミコンの野球ゲームに一大革命を齎した名作「ファミリースタジアム」のPCエンジン移植版。「きたへふ」などの特徴的な名前や、ずんぐりむっくりの選手のグラフィック(モデルは本作の開発者・岸本好弘氏)を覚えてる人も多いのでは。
ファミリースタジアムは、初代にして全てが完成されていたという、ある意味奇跡のゲーム。後に続編がいっぱい出て、選手エディットができたり、パラメータが細分化されたり、新モードがついたり、投高打低になったり、選手が実名でなかったり、という細かい変化はありましたが、投球や進塁などの基本的なシステムはその後の野球ゲームのデファクトスタンダードになるほどで、本作もそのへんは全て初代から受け継いでおり、完成度の高さは折り紙つき。
ま、明らかなパ・リーグ軽視の戦略だけは頂けませんでしたけどね。ナムコスターズやメジャーリーガーズ、漫画キャラのチームを入れる余裕があるんなら、パ・リーグ全部入れろよ、と、パ・リーグファンだったこともある私は思うのでした。
本作は、対CPU、対人、ウォッチの3モードしかない極めて単純な内容ですが、それゆえに野球ゲームとして基本的な面白さを堪能できます。
システムがしっかりしていることで面白いのが縛りプレイ。…あ、縛るのは身体じゃなくてルールね。投球はストレートのみとか、塁に出たら必ず盗塁しなきゃいけないとか、かなり無茶なルールを勝手に作って遊ぶのがかなり面白かったです。
ただし安打も得点も二桁は当たり前で、しかも決着はリアルファイトになりがちですが。
時期的に阪神タイガースが非常に強く、現在の阪神の強さとは違う、ホームランでボカスカ点が取れるむちゃくちゃさを堪能するのもいいかもしれません。

ジャンル:野球
メーカー:ナムコ
発売日:1988/05/20
価格:¥4900
KEEF'sPOINT:77
お勧め度:B